お酒買取2024年04月17日

ワインのアルコール度数は高い?美味しいワインはどれくらい?

「赤ワインと白ワインはどちらが飲みやすいの?」と疑問に思う方も多いと思います。

ワインは食事に合わせて飲み分けるのが一般的ですが、アルコール度数の違いや味わい、風味の特徴などを知っていればよりワインを美味しく楽しめるでしょう。

本記事では、ワインのアルコール度数についてご紹介するとともに、アルコール度数に違いが生まれる理由も詳しく解説していきます。美味しいワインのアルコール度数についても解説していますので、ワイン選びの参考にしてみてください。

なお、買取ウリエルは、ウィスキー・ブランデー・ワイン・シャンパン・焼酎・日本酒など数多くのお酒に関する専門知識をもち、豊富な査定経験から経た知見やノウハウを基に説明します。

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ワインのアルコール度数はどれくらい?

ワインのアルコール度数はどれくらい?

種類アルコール度数の目安
赤ワイン約12〜16%
白ワイン約5〜14%
スパークリングワイン約11%

厚生労働省はワインのアルコール度数の目安を12度としています。

ワインは同じ醸造酒のビールと比べて、比較的アルコール度数の高いお酒です。しかし、赤ワイン、白ワイン、スパークリングワインでアルコール度数に違いがあり、ワインの中では赤ワインが最もアルコール度数が高くなる傾向にあります。

製造工程やワインの原料となるブドウの品種などによって、アルコール度数に違いが生まれるためです。下記では赤ワイン、白ワイン、スパークリングワインのアルコール度数を詳しく解説していきます。

赤ワイン

赤ワインのアルコール度数は12〜16度程度であり、白ワインよりもアルコール度数が高い理由は2つあります。

  • ・発酵時間が長い
  • ・飲む時の温度が高い

ワインは発酵時間が長いほどアルコール度数が高くなります。赤ワインは原料となるブドウの糖分が完全に分解されるまで発酵を行うのに対し、白ワインは発酵を途中でストップさせるためアルコール度数に違いが生まれるのです。

ワインは飲む時の温度が高いほど、香りやアルコール度数を感じやすいとされています。一般的に「赤は常温、白は冷やして飲む」と言われ、ワインの特徴を生かした適温で飲むことで本来の渋みやコクの感じ方が変わるとされています。

白ワイン

白ワインのアルコール度数は5〜14度程度であり、赤ワインよりもアルコール度数は低い理由は2つあります。

  • ・発酵時間が短い
  • ・ブドウの糖度が低い

白ワインは製造途中で発酵を止めるケースがあり、発酵されなかった糖分はアルコールに変わらず残ります。残った糖分があれば甘口、糖分がほぼアルコールに変われば辛口のワインが生まれるのです。

ブドウの糖度が低いと分解する糖分が少ないため、アルコール度数が低くなります。ワインの製造工程である「発酵」は、ブドウ果汁の糖分に酵母を加えて、アルコールと二酸化炭素に分解する「アルコール発酵」と呼ばれます。

分解する糖分がなくなると自然に発酵は止まるため、糖度の低いブドウの場合はアルコール度数が低くなりやすいと言えるでしょう。

スパークリングワイン

スパークリングワインのアルコール度数は11度程度であり、スティルワイン(発泡性のないワイン)と比べるとアルコール度数は低いものが多いです。

スパークリングワインに使われるブドウの収穫時期が、スティルワインに使われるブドウよりも早いことが理由の一つです。早めに収穫されたブドウには酸味があり、炭酸との相性が良いことからバランスのとれた風味や味わいになります。

熟度の低いブドウを使うことで、糖度やアルコール度数の低いスパークリングワインが生まれるのです。

ワインと他のお酒のアルコール度数比較

ワインと他のお酒のアルコール度数比較

分類種類アルコール度数の目安
醸造酒ビール約5%
ワイン約10〜15%
日本酒約15%
蒸留酒焼酎約20〜25%
ウイスキー約37〜50%
ブランデー約37〜50%
ウォッカ約40%
テキーラ約35〜55%
低アルコール飲料チューハイ約4〜6%
カクテル約4〜40%
ハイボール約7〜9%

醸造酒の中ではビールよりアルコール度数が高く、日本酒よりはやや低めであることから、お酒全体的に見てもアルコール度数は中間的なポジションに位置しています。

焼酎やウイスキーなどの蒸留酒は、醸造酒を蒸留して発酵させるため醸造酒よりアルコール度数が高くなります。しかし水や炭酸水で割って飲む場合は、アルコール度数を調整できるため、実際に飲むアルコール度数はワインの方が高いと言えるでしょう。

ワインのアルコール度数はどのように決まる?

ワインのアルコール度数はどのように決まる?

アルコール度数に違いが生まれるのは、原料となるブドウや製造方法に理由があります。とくに、ブドウによって味わいや風味が大きく変わるため、理解しておくことでワインの魅力をより楽しめますよ。

ワインのアルコール度数の違いは、 次の4つのポイントで決まります。

  • ・ブドウの品種
  • ・ブドウの収穫時期
  • ・ブドウの産地
  • ・発酵方法

それぞれ詳しく解説していきます。

ブドウの品種

ブドウの品種により糖度が変わるため、使うブドウの品種でアルコール度数が変わります。ブドウに含まれる糖度が高いほどアルコール発酵をする量が増えるため、甘いブドウからはアルコール度数の高いワインが製造されやすいと言えるでしょう。

赤ワインでよく使われるブドウの品種はこちらです。

  • ・カベルネ・ソーヴィニヨン
  • ・メルロー
  • ・ピノ・ノワール

次に、白ワインでよく使われるブドウの品種はこちらです。

  • ・シャルドネ
  • ・リースリング
  • ・ソーヴィニヨン・ブラン

品種によって糖度や渋みなどに違いがあるため、好みの品種からワインを選ぶのも良いでしょう。

ブドウの収穫時期

ブドウの収穫時期が変わると糖度に違いがあり、アルコール度数に影響を与えます。アルコール発酵の際に、ブドウの熟度が高ければアルコールへ生成される量が増え、熟度が低ければアルコール量を抑えたワインが生まれるためです。

アルコール度数を高めるために、ブドウの収穫時期を1週間以上遅らせる「遅摘み」と呼ばれる栽培手法を行う生産者もいます。収穫時期が早いブドウからは、新鮮なブドウの酸味と甘味とのバランスが良く取れたワインが生まれます。

ブドウの糖度が高いほどアルコール度数が高く、糖度が低ければアルコール度数の低いワインが生まれやすい傾向にあり、風味や味わいにも変化が生まれるのです。

ブドウの産地

産地によって栽培環境が異なるため、ブドウの糖度に違いが生まれてアルコール度数に影響を与えます。ブドウの糖度が高く育ちやすい産地には、次の3つの特徴があります。

  • ・日照時間が長い
  • ・気温が高い
  • ・昼夜の温度差が大きい

育成期間中に1,300〜1,500時間以上の日照がある地域だと、糖度の高いブドウに育ちます。ブドウは光合成をすることで糖分を蓄えるため、十分な日照の確保が重要となるのです。

温暖な地域で生産されたブドウは糖度が高く、寒涼の地域では糖度が低く酸味の強いブドウに育つ傾向にあります。年平均温度が10〜16度の気候であることが良いとされています。

ブドウに糖分を蓄積させるためにも、昼夜の温度差は重要です。夜温が低ければブドウのエネルギー消費量が減り、昼に作られた糖分を使わず蓄積できるため、甘いブドウに育ちます。

発酵方法

赤ワインと白ワインは発酵の方法が異なるため、アルコール度数に違いがあります。アルコール度数は発酵が進むにつれて上昇し、発酵期間が長い分だけアルコール度数の高いワインが生まれるためです。

赤ワインはブドウの糖分を最後までアルコール発酵させるため、ブドウの糖度が高ければ高いほど発酵期間が長くアルコール度数が高くなる傾向があります。

白ワインはブドウの糖分を完全に発酵させずに途中で止めるため、アルコール度数が低くブドウの甘さが残ったワインが生まれます。

アルコール度数が低いワインはあるのか?

アルコール度数が低いワインはあるのか?

口当たりが軽く、飲みやすい味わいのアルコール度数10度以下のワインも製造されています。低アルコールのワインは爽やかな味わいで、あっさりとした料理との相性が良く、食事と一緒に飲むのはもちろん食前酒としても人気です。

低アルコールワインとして次の3種類のワインを紹介します。

  • ・モスカート・ダスティ(アルコール度数5%前後)
  • ・ランブルスコ(アルコール度数8〜10%前後)
  • ・リースリング(アルコール度数7〜9%前後)

アルコール度数の高いお酒が苦手な方は、モスカート・ダスティのようにビールやカクテルと同程度の低アルコールワインを選ぶと良いでしょう。赤ワインで低アルコールのものであれば、スパークリングワインのランブルスコが飲みやすいです。

ドイツで栽培されたブドウを使ったワインは、アルコール度数が低く甘口に仕上がる傾向にあります。ドイツ産のリースリングはアルコール度数が10度以下であり、酸味とブドウ本来の甘味とのバランスが良いため飲みやすいのが特徴です。

美味しいワインの適切なアルコール度数

美味しいワインの適切なアルコール度数

濃厚で甘みのあるワインはアルコール度数の高いワインに多く、ブドウ本来の甘味を感じたい方はアルコール度数15度以上のワインを選ぶと良いでしょう。熟度の高いブドウを使ったワインは、芳醇な風味と濃縮されたブドウの甘みを感じられるためです。

しかし、風味の種類に優劣はないため、アルコール度数の高いワインだけが美味しいというわけではありません。酸味がありフレッシュな口当たりが好きな方は、アルコール度数の低いワインを選ぶと良いでしょう。

アルコール度数はワインの味わいや、風味、インパクトなどを表す指標となるものです。アルコール度数の程度は、自分の好みに合わせてを選ぶことで、より美味しくワインを味わえるでしょう。

ワインは買取でも大人気!

ワインは買取でも大人気!

ワインは世界的に愛されているお酒で、ブランドの知名度や希少価値の高いワインは中古市場で高価買取されます。

とくに、高額で買取されるワインの中で「当たり年」に造られたものは、数十万円も取引金額に差が出る場合があります。当たり年とは、最適な天候で栽培された良質なブドウができた年のことです。

「ロマネ・コンティ」は生産数が少なく希少価値が高いため、どのボトルでも高額買取されています。買取相場は30万〜150万円であり、当たり年やヴィンテージものはさらに買取金額が上がる場合があります。

その他にも「シャトー・ラフィット・ロートシルト」や「スクリーミング・イーグル」も中古市場で需要の高いワインです。

家に飲まずに保管しているワインがある方は、信頼できる買取業者に相談してみると良いでしょう。買取ウリエルでは洋酒・古酒・国産酒の高価買取の実績が多数あり、専門知識と経験豊富な査定士が無料で査定を行います。

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まとめ

ワインのアルコール度数は、ビールよりも高く日本酒よりも低いため、お酒全体的に見ても中程度のポジションに位置しています。

ワインにとってアコール度数は味わいや風味、インパクトを左右する指標となるものです。

濃厚で芳醇な香りとブドウ本来の甘みを感じるものや、酸味があり上品に引き締まったものなど、アルコール度数の変化で味わい方も変わります

アルコール度数を意識してワインを選ぶことで、味わいの幅が広がりワインをより楽しめるでしょう。

ワインは中古市場でも需要があり、人気のブランドや知名度の高いものは希少で貴重なため高価買取されます。状態の良いものや付属品がそろったものであれば、より高価買取に期待ができますよ。

お酒の買取では出張買取が便利です。買取ウリエルでは出張買取も対応しており、出張費、査定料、キャンセル料など無料でご利用できます。ぜひお気軽にご相談ください。

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