欠けたダイヤモンドの価値は下がる?かしこく売却する方法も解説!

ダイヤモンドは宝石の中でも圧倒的な硬度を持ちますが、扱い方によっては衝撃で小さく欠けてしまうことがあります。
こうした欠けが生じると、ダイヤモンドの価値が大幅に下がってしまうのか気になる方も少なくないでしょう。
この記事では、欠けたダイヤモンドの価値がどのように評価されるのかをはじめ、欠けの種類や修復の可否についてご紹介します。
賢い売却のコツについても詳しく解説するので、ぜひご参考にしてください。
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目次
欠けたダイヤモンドの価値は下がる?

欠けたダイヤモンドは、その程度や場所によって価値への影響が異なります。
たとえば、テーブル面やクラウン部分など目立つ場所に欠けがある場合は、大きく価値が落ちる可能性があります。
一方、小さなキズ程度であれば、見た目や輝きにほとんど影響せず、大きな減額にはならないケースもあるのです。
欠けたダイヤモンドの価値は、見た目だけでは正確に判断できないため、売却時には専門家による査定を受けることが重要です。
ダイヤモンドの傷や欠けの種類と価値への影響

同じように見える欠けでも、大きさや石の内部まで亀裂があるかどうかでダイヤモンドの輝きや耐久性に与える影響度が異なります。
査定を受ける際も、欠けの内容や状態が査定額に直接結びつくため、その違いを理解しておくことが大切です。
ここでは、ダイヤモンドの欠け方の種類と価値への影響をご紹介します。
インクルージョン(Inclusion)
インクルージョンは、ダイヤモンドの内部に存在する内包物を指します。結晶の混入、曇り、羽のように見える亀裂などが代表例です。大きさや位置によっては透明度や輝きに影響しますが、小さく目立たないインクルージョンであれば、価値への影響は限定的な場合もあります。
ブレミッシュ(Blemish)
ブレミッシュは、ダイヤモンドの表面に見られる傷や欠点の総称です。研磨の過程や使用中に生じるスクラッチ(擦り傷)、ニック(小さな欠け)、ピット(小さな穴)などが含まれます。表面に現れるため視認性が高く、はっきりと見えるブレミッシュは減額要因となりやすいです。
チッピング(Chipping/Chip)
チッピングはダイヤモンドの表面が一部はがれ落ちたり、わずかに削れたりした状態を指します。小さな欠けであれば肉眼ではわかりにくいこともありますが、光の反射を損なう要因になり、査定でもマイナスポイントとして見られがちです。それでも、チッピング程度であれば再研磨などである程度回復する可能性が比較的高いとされています。
クラック(Crack)
クラックとはダイヤモンド内部に走る亀裂のことで、深刻な場合には光の反射率を大きく低下させます。クラックは広がるリスクもあり、宝石としての耐久性よりも安全性を懸念されることがあります。表面上の欠けよりも修復が困難なケースが多く、査定額にも大きく響きやすいのが特徴です。
ダイヤモンドの欠けの場所と価値への影響

ダイヤモンドの欠けはどの場所であっても査定に影響しますが、ガードルやテーブルなどの主要部位に欠けが生じる場合は、特に深刻なダメージとみなされやすいです。
さらに場所によっては再研磨の範囲が広くなり、結果的にカラット数の減少や形状の変化につながることがあるため、価値にも大きな影響を及ぼします。
以下では、ダイヤモンドの主要な部位別に、欠けがあった場合の影響を解説していきます。あくまで一般的な傾向であり、実際の査定は石の状態や査定士によって異なる点にご注意ください。
ガードル(Girdle)
ガードルはダイヤモンドの外周部分であり、衝撃を受けやすくチッピングが起こりやすい部位です。カット全体の安定性を保つのに重要な役割を果たしており、ガードルに欠けがあると、さらなるダメージを受ける可能性もあるのです。そのため、専門家はガードル部分の欠けに対しては特に注意深く査定を行います。
キューレット(Culet)
キューレットはダイヤモンドの先端部分にあたる場所で、ガードルと並んで欠けが生じやすい箇所です。ここに欠けがあると、ダイヤモンド全体のシンメトリーや光の抜け方に影響を及ぼすことがあり、査定時にもマイナスポイントになりやすいです。ただし欠けの大きさが小さければ、見た目への影響は限定的な場合もあります。
テーブル(Table)
テーブルはダイヤモンドの最上面で、光を取り込む面積が広いため最も目立つ部分ともいえます。テーブルに欠けがあると輝きが失われやすく、外観上のダメージが大きく見えるのが特徴です。そのぶん査定でも大きく減額される可能性が高いため、テーブル面の傷や欠けは特に注意が必要です。
クラウン(Crown)
クラウンはテーブルとガードルの間にある斜面部分を指し、ダイヤモンドの輝きを引き立てるために重要なカットが施されています。クラウン部分に欠けや傷があると、光の入り方が変わってしまい、本来の美しい輝きを損ねてしまうことがあります。外観上の印象が損なわれるため、査定時にも注意深く確認されます。
欠けたダイヤモンドは修復可能?

欠けたダイヤモンドの修復方法として代表的なのが再研磨です。再研磨ではダメージ部分を削り取り、新たなカットを施すことで輝きを取り戻せます。
ただし、その分だけ石のサイズが小さくなるため、カラット数の減少や形状の変化は避けられません。再研磨により必ずしも購入時と同等の状態に戻るわけではないため、事前にリスクを把握してから判断しましょう。
専門のジュエラーや宝石鑑定士とよく相談し、どこまでの修復を望むかを明確にしておくことが重要です。
欠けたダイヤモンドを賢く売却する方法

欠けていてもダイヤモンドは売却可能ですが、査定時に少しでも評価を高めるためにはいくつかの工夫が必要です。
特におさえておきたいポイントは以下のとおりです。
- ・査定前に簡単なお手入れをする
- ・付属品をできるだけそろえる
- ・買取キャンペーンを利用する
- ・ダイヤモンドに詳しい買取業者に依頼する
- ・出張買取を利用する
ここでは、欠けたダイヤモンドを賢く売却する方法について、順番に解説していきます。
査定前に簡単なお手入れをする
査定を受ける前に、ダイヤモンドの汚れやホコリを落としておくと、見た目の印象が良くなります。
柔らかいジュエリークロスや眼鏡拭きで表面を優しく拭き、油膜が目立つ場合は中性洗剤を薄めたぬるま湯で軽く洗浄します。柔らかいブラシで隙間の汚れを落とし、水でよくすすいでから柔らかい布で水分を取り除きます。
力を入れすぎたり、研磨剤入りの布を使用すると傷がつく恐れがあるため、必ず優しく扱うことが大切です。
自宅でできる簡単なお手入れでも十分効果があるので、査定前のひと手間を惜しまないようにしましょう。
付属品をできるだけそろえる
ダイヤモンドの価値は、>石そのものの品質に加え、付属品の有無によっても変動します。特に鑑定書や保証書は、品質を証明する重要な資料として査定額を左右します。
そのほか、購入時に付属していたブランドケースや外箱、領収書、購入証明書なども揃えることで、再販時の信頼性が高まり、査定価格のアップが期待できます。
欠けたダイヤモンドでも、もともとの品質を証明できる書類がそろっていればその分評価が高まりやすいです。買取店に持ち込む前に、手元にある付属品を確認しておきましょう。
買取キャンペーンを利用する
買取業者によっては、特定の時期やイベントに合わせて買取価格アップのキャンペーンを実施している場合があります。こうしたキャンペーンを上手に利用することで、欠けたダイヤモンドでも通常より高い価格が期待できるのです。
キャンペーンの種類には、査定額が10〜20%アップするものや、複数点を同時に売却することで加算される「まとめ売りボーナス」、初回利用特典などがあります。
タイミングよく利用するためには、事前に複数の買取店の公式サイトやSNSをチェックしておくと効果的です。
ダイヤモンドに詳しい買取業者に依頼する
ダイヤモンドの評価には専門知識が不可欠なため、ダイヤモンドに詳しい業者を選ぶことが大切です。
宝石専門の鑑定士(G.G資格保有者など)が常駐し、最新の鑑定機器を導入している業者を選ぶことで、正確かつ公正な査定を受けられます。
また、市場の最新相場や流通ルートに精通している業者ほど、海外市場を含めた販売チャネルを持ち、高値で買い取れる可能性が高くなります。
査定を依頼する前には、公式サイトや口コミでスタッフの資格や実績を確認しておくと安心です。
出張買取を利用する
自宅にいながら査定から現金化まで完結できる出張買取は、複数のジュエリーや大型アイテムを持ち運ぶ手間を省ける便利な方法です。
特に高額なダイヤモンドは持ち運び中の紛失や破損のリスクもあるため、自宅で安全に取引できるメリットは大きいです。
さらに、自宅で専門スタッフに直接ダイヤモンドを見てもらいながら説明を受けられるので、欠けの状態や修復歴などもスムーズに伝えることができます。
安全面や時間面でメリットが多いため、初めての方でも安心して利用できる方法です。
欠けたダイヤモンドの無料査定は買取ウリエルにお任せください

欠けたダイヤモンドでも、買取ウリエルなら専門の鑑定士による正確な査定が受けられます。
4Cをはじめとする評価基準を熟知したスタッフが、欠けの場所や程度を丁寧にチェックし、公平な査定額を提示いたします。
もし再研磨や修復を検討している場合でも、プロの見地からメリットとデメリットの両面を踏まえたアドバイスを行います。無理に買い取りを勧めることはありませんので、安心して無料査定をお試しください。
まとめ
欠けがあるダイヤモンドでも買い取ってもらえるケースが多く、程度や部位によっては修復も可能です。
ただし、欠けがカットや耐久性に深刻な影響を与える場合は大幅な減額になる可能性があるため、専門家にしっかりと見てもらうことが大切です。
買取ウリエルでは、欠けたダイヤモンドをはじめ、宝石の石のみ(ルース)や鑑定書のないものまで幅広く買取させていただきます。
他社で評価されなかったダイヤモンドについても、お気軽にお問い合わせください。
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