毛皮買取2025年07月16日

毛皮は売れない?高額で売れる毛皮の種類や高く売るコツを解説!

毛皮は売れない?高額で売れる毛皮の種類や高く売るコツを解説!

毛皮製品は、ファッションやステータスの象徴として長い間愛されてきました。

しかし、動物愛護や環境保護・サステナビリティの意識が高まり、毛皮の需要が減少しつつあります。さらに、ブランド方針の変化もあり、「毛皮は売れにくい」と言われるようになり、高値で取引されないケースも増えてます。

しかし、すべての毛皮が売れないわけではありません。ミンクやセーブルなどの高級毛皮は、今でも高額査定される傾向があります。

この記事では、毛皮の需要が下がった理由や高額で売れる毛皮の種類、少しでも高く売るためのコツについて具体的に紹介していきます。

不要になった毛皮を手放す際には、市場の動向や売却時のポイントを理解することが重要です。毛皮の買取査定を検討する方は、ぜひ参考にしてみてください。

なお、累計買取実績数300万点超えのウリエルでは、毛皮の無料査定を実施中。査定をご検討の方は以下のメールや電話からお気軽にご相談ください。豊富な知識と確かな目利きを持つ査定士があなたのお品物の価値を正確に査定いたします。

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「毛皮は売れない」と言われる3つの理由

「毛皮は売れない」と言われる3つの理由

近年、動物愛護への意識やブランド方針の変化によって、毛皮を取り巻く環境は大きく変わりました。「毛皮は売れない」と言われる主な理由は、以下の3つです。

  • ・動物愛護団体やデモ活動で人気が低下したため
  • ・有名ブランドによる自主規制のため
  • ・流行が終わってしまったため

順番に解説します。

動物愛護団体やデモ活動で人気が低下したため

動物保護への関心が世界的に高まり、毛皮をファッションとして用いることに対する批判の声が強まっています。

動物愛護団体によるデモ活動やSNS上の抗議が広がったことで、毛皮離れを加速させています。消費者の減少を受けて、ブランド側も需要減少を実感するようになりました。

たとえば、インターネットの普及によって、毛皮が製造される過程が可視化され、動物を犠牲にした製品に対する抗議の声が強まりました。

結果、毛皮の市場価値が下がり、リセールバリューも低下傾向にあります。

有名ブランドによる自主規制のため

複数の高級ブランドが「毛皮の使用廃止」を宣言し、製造過程から毛皮素材を完全に排除する方針を打ち出しています。

たとえば、グッチは2018年に毛皮使用の廃止を発表し、動物保護団体の国際連盟「Fur Free Alliance」に加盟しました。

プラダは2020年春夏コレクションから毛皮を使用しない方針を打ち出しています。

有名ブランドが次々と毛皮の使用を廃止した背景には、動物愛護の意識の高まりや国際的な批判の影響が大きく関係しています。

これまでステータスの象徴として高値がついていた毛皮も、有名ブランドの方針転換を受けて、毛皮製品の需要が減少傾向にあります。

有名ブランドが手を引いてしまったことで市場価格が下落し、全体的な価格の低下につながっています。

流行が終わってしまったため

かつては豪華さやステータスの象徴として人気を集めていた毛皮製品ですが、現在のアパレル業界では軽量で機能性に優れたアウターや、環境への配慮を意識したサステナブル素材が主流になっています。

たとえば、バブル期の日本では毛皮のコートやショールが大流行しましたが、現在では街中で毛皮製品を着用する人を見かけなくなりました。

時代の変化にともなう流行の移り変わりによって毛皮製品の需要が大幅に落ち込み、市場価格の下落につながっていることも事実です。

売れない毛皮の特徴

売れない毛皮の特徴

中古市場で査定価値が認められにくい毛皮の種類には、いくつかの特徴があります。売れない毛皮の特徴は、以下の5つです。

  • ・フェイクファー(偽物)
  • ・状態の悪い毛皮
  • ・名前入り・オーダーメイドの毛皮
  • ・ノーブランドの毛皮
  • ・法律的に売れない毛皮

順番に解説します。

フェイクファー(偽物)

フェイクファーは見た目こそ本物の毛皮に似ていますが、人工素材で作られているため、一般市場での評価は低い傾向にあります。

特にノーブランドのフェイクファーは価値自体が低く、中古市場での需要も限られているため、ほとんど評価されません。そのため、多くの買取業者では実質的に買取対象外となるケースがほとんどです。

また、「エコファー」と呼ばれる環境配慮型の毛皮製品もありますが、毛皮素材としての価値が低いため、高額査定は難しいでしょう。

一方、有名ブランドのフェイクファー製品は中古市場での需要があるため、買取される可能性があります。その際は正規品であることを証明できる書類や購入履歴と一緒に査定依頼することが重要です。

状態の悪い毛皮

毛皮製品は天然素材でデリケートなため、時間の経過とともに劣化が進みやすく、状態によって査定額が大きく変わります。

汚れやカビ・抜け毛・虫食い・異臭のする毛皮は修復が難しい場合があり、買取対象外となるケースも少なくありません。また、変色やベタつき・内側の硬化・たばこや香水の強いにおいなども査定額の減額対象となります。

毛皮は一度傷んでしまうと元の状態に戻すことが難しく、修理やクリーニングに高額な費用がかかる場合もあるため、買取業者にとってリスクが高い商品です。そのため、状態の悪い毛皮商品は買取を断られたり、大幅な減額が発生したりする可能性があります。

名前入り・オーダーメイドの毛皮

購入者のイニシャルやフルネームが入っている毛皮や、オーダーメイドの特注デザインであっても、基本的に買取は可能です。

多くの買取業者は、名前入りやオーダーメイドの毛皮製品も査定対象としています

しかし、目立つ位置に名前が入っていたり、需要が特定の層に限られたりする場合は再販時に買い手を選ぶ必要があるため、査定額に影響が出る場合もあります。

査定において最重視されるのは、毛皮の素材や状態・ブランド・希少性です。

たとえば、ロシアンセーブルやミンクなどの高級毛皮商品であれば、名前入りでも高価買取が期待できることもあります。「名前が入っているから売れない」とあきらめず、まずは毛皮専門の買取業者に相談してみることがおすすめです。

ノーブランドの毛皮

ノーブランドの毛皮製品は、有名ブランドのものと比べて査定額が大幅に減少する傾向にあります。

ミンクやセーブルなどの高級素材を使った毛皮製品でも、査定時にはブランドの有無が評価に直結します。ノーブランドの毛皮製品は高級ブランドに比べて市場の人気度が低いため、高値での買取が難しいです。

また、ノーブランドの毛皮製品は再販時の需要が少ないため、相場価格が低い傾向にあります。たとえば、定価数万円~10万円程度のノーブランド毛皮が、査定時にフォックスコート5,000円、ミンクコート15,000円程度にしかならなかったケースもあります。

ただし、ノーブランドの毛皮でも保存状態が良ければ、想定以上の査定額がつく可能性があります。

法律的に売れない毛皮

毛皮製品の中には、ワシントン条約や日本の「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」により、国内外の法令で取引が規制され、売買が禁止されているものがあります。

特にヒョウ・トラ・チーターなど、絶滅の恐れのある動物の毛皮は、厳しい規制があり、買取業者も取り扱うことができません

過去に流通していた毛皮でも、法律改正や条約の追加指定によって売却不可となるケースもあるため、注意が必要です。

許可証や輸入経路が不明な毛皮は違法品とみなされる可能性があり、フリマやオークションに出品しただけでも罰則の対象となります。

【価値あり】高額で売れる毛皮の種類

【価値あり】高額で売れる毛皮の種類

毛皮の需要が減少している毛皮製品が多い一方で、高い価値を保っている毛皮も存在します。現在、高額で売れる毛皮の種類は、以下7つです。

  • ・ミンク
  • ・チンチラ
  • ・セーブル
  • ・フォックス
  • ・ムートン(ラム)
  • ・ラビット
  • ・カシミア

順番に解説します。

ミンク

ミンクは毛並みの滑らかさと美しい光沢があり、高い耐久性から長年愛用されている代表的な高級毛皮です。保温性・保湿性に優れ、軽量で加工しやすい特性から、コートやショールなどさまざまなアイテムに使われています。

中古市場でも一定の需要があり、毛皮の状態が良いものや、人気ブランド製品のものであれば、高額で査定される可能性が高いです。

たとえば、シャネルやフェンディなどの高級ブランドや、「サガミンク(SAGA MINK)」のような高品質ラベルがついた毛皮製品は、高値での買取が期待できます。

チンチラ

チンチラの毛皮は非常に柔らかく、密度の高い毛質と優れた保温性があり、「幻の毛皮」と言われるほど希少価値の高い高級素材です。

市場に流通する量が少ないことや、飼育が難しく養殖品が中心で供給が限られているため、買取相場が保ちやすい特徴があります。

毛質が繊細で傷みやすく、わずかなダメージでも査定額に影響します。チンチラは他の毛皮と比べて保管状態が重要なため、取り扱いには注意が必要です。

セーブル

セーブルは美しい光沢と細くしなやかな毛質が特徴の柔らかな手触りで、チンチラやリンクスと並ぶ「世界三大毛皮」のひとつとして高く評価されています。

特にロシアンセーブルは「毛皮の王様」と称され、流通量が少ないことから希少価値が高いです。

コートやショールなど高級ブランドで採用されるセーブルは中古市場でも人気があり、高価買取につながりやすいのが魅力です。

フォックス

フォックスの毛皮は、太く密度の高い毛によるふんわりしたボリューム感と、豊富なカラーバリエーションが特徴です。

襟巻きやポンポン・コートなど多彩なアイテムに使用されています。また、マフラーやショール・小物などに加工しやすいため、根強い人気があります。

耐久性があり、年数が経過していても保管状態が良ければ商品価値は下がりにくいため、高額査定になる可能性が高いです。

ムートン(ラム)

ムートンやラムの毛皮は、羊の毛をなめして作られた素材で、軽量でありながら高い保温性を持ち、ブーツやコート・手袋・インテリア用品など幅広い商品で使用されています。

ふんわりとした質感や加工・染色のしやすさなど、実用性とデザイン性を兼ね備えた毛皮素材として根強い人気があります。

スペイン産のメリノムートンやイタリア産のトスカーナムートンなど、高品質な種類は高額査定の可能性が高いです。

また、シャネルやフェンディなどのブランド品で、保管状態の良い美品であれば、買取業者から高く評価される傾向にあります。

ラビット

ラビットの毛皮は比較的手頃な価格ですが、やわらかい肌触りや軽さ・加工のしやすさで人気があります。

たとえば、レッキスラビットやアンゴラのような高品質な種類は、毛が抜けにくく保湿性も優れているため、高く評価されています。

毛並みの整った高品質なラビットを取り扱う高級ブランドもあり、製品の状態やデザイン次第で査定額が上がる可能性が高いです。

カシミア

カシミアはヤギの毛から作られた天然繊維で、毛皮とは異なる素材です。

しかし、毛皮と同様に希少価値の高い天然素材として扱われています。柔らかく保温性に優れるため、高級素材としてセーターやストール・コートなど幅広い商品に使われています。

毛玉や傷みが少ない状態の良いカシミヤ製品は毛皮同様に高く評価されやすいため、中古市場でも、高い査定額が期待されます。

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毛皮を少しでも高く売るコツ

毛皮を少しでも高く売るコツ

毛皮を売る際、いくつかのポイントを押さえておくと、高価買取が期待できます。

毛皮を少しでも高く売るコツは、以下の6つです。

  • ・査定前に簡単なお手入れをする
  • ・付属品をそろえる
  • ・まとめ売りする
  • ・買取キャンペーンを利用する
  • ・毛皮に詳しい買取業者に依頼する
  • ・出張買取を利用する

順番に解説します。

査定前に簡単なお手入れをする

毛皮の査定前には、毛皮表面の簡単なお手入れをすることが重要です。

ブラッシングで毛並みを整えたり、ホコリを軽くはたいて落としたりすることで印象が変わります。特に毛の艶やふんわりした質感は査定額に大きく影響するため、柔らかいブラシを使って定期的にお手入れすることをおすすめします。

汚れがある場合は、軽く湿らせた布でやさしく拭き取ってから査定に出しましょう。

強くこすらないように注意してください。毛皮は表面の状態で価値が決まるため、査定前に整えておくことが大切です。

付属品をそろえる

購入時のケースや証明書・ブランドタグ・保管袋などの付属品が残っている場合は、査定時に必ず一緒に提出するのがおすすめです。

付属品は正規品であることの証明と同時に、毛皮の信頼性やブランドの価値を裏付ける大切な資料となります。

特にシャネルやフェンディなどの高級ブランド品は、ギャランティーカードやラベルの有無が査定額に大きく影響します。付属品が揃っていれば、比較的高い評価を得やすいです。

まとめ売りする

毛皮のコートだけでなく、ショールや襟巻・マフラーなどのファー小物やアクセサリーをまとめて査定に出すと、買取金額が上がる可能性があります。

買取業者の中には「おまとめ買取キャンペーン」など、条件付きの優遇制度を実施しているところがあります。

複数の毛皮商品を同時に売却することで、全体の評価が上がりやすいため、まとめて査定依頼するのがおすすめです。

買取キャンペーンを利用する

買取業者が実施するシーズン前や期間限定で行われる高額買取キャンペーンを利用することで、査定額が高くなる場合があります。

特に毛皮の需要が高まる秋口の10月から11月は、冬に向けて在庫を確保したい買取業者が多く、通常より査定額の上乗せが期待できる時期です。

キャンペーンの多くは期間限定の場合がほとんどのため、買取業者の公式サイトや問い合わせ窓口で最新情報をこまめにチェックしておくことが大切です。

毛皮に詳しい買取業者に依頼する

毛皮を高く売却する際は、専門知識や査定経験が豊富な買取業者を選ぶことが重要です。

ミンクやフォックスなど、希少性の高い素材やブランド製品の付加価値を正しく見極められる買取業者なら、適正価格で査定してくれます。独自の販売ルートを持つ買取業者であれば、市場の需要に応じた高価買取も期待できるでしょう。

一方、一般的なリサイクルショップやフリマアプリでは、毛皮の特性や市場価値を正確に判断できないことがあります。

適正な価値を見極めるためにも、毛皮専門の鑑定士が在籍する買取業者に依頼することが大切です。

出張買取を利用する

毛皮を大量に所有していたり、自宅からの持ち運びが難しかったりする場合は、出張買取の利用がおすすめです。

買取業者の査定士が直接訪問し、その場で査定から買取金額を提示してくれるため、大型のコートなどを持ち込む手間が省けます

また、ショールやケープなどの小物をまとめて査定することが可能となり、複数商品を同時に売却することで買取金額が上がる可能性があります。

査定額に納得すればその場で現金を受け取ることもできて便利です。

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また、出張買取や宅配買取にも対応しており、忙しい方や遠方にお住まいの方でも安心してご利用いただけます。追加の査定料や出張費用などは一切かかりません

「まずは見積もりだけ知りたい」「売るかどうかまだ迷っている」という方も歓迎しております。毛皮の買取をご検討の際は、ぜひ一度「買取ウリエル」へお問い合わせください。

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まとめ

今回の記事では、毛皮は需要が減少している現在でも、種類や状態によって高額査定が期待できることについて解説しました。

近年では、動物愛護や環境保護・サステナビリティの意識の高さ、高級ブランドの方針により、市場では「毛皮はもう売れない」という方向に変わりつつあります

しかし、ミンクやセーブル・チンチラなどの希少性と高級感を兼ね備えた毛皮製品は、現在でも高価買取が期待できる場合があります

売却を検討する際には査定前に毛皮の状態を整えたり、付属品を確認したりすることで、査定額アップにつながる可能性があります。

また、保存状態が悪いまま放置すると価値が下がってしまうため、できるだけ早いタイミングで査定や買取依頼をすることが大切です。

毛皮の売却を検討した際は、今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひ「買取ウリエル」へお気軽にご相談ください。この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

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