【諦めないで!】カビ・虫食い・シミのある着物は買取できる!

カビや虫食い、シミがある着物は、見た目が悪くなってしまうだけでなく、「もう査定額はつかないのでは」と感じてしまう方も多いかもしれません。
しかし、着物は素材や作家の価値、リメイクの可能性などを多角的に評価するため、ダメージがあっても買取可能なケースは数多く存在します。シミやカビが部分的に付着している程度なら、それほど査定に影響しない場合もあります。
本記事では、カビや虫食い、シミのある着物がなぜ買取してもらえるのか、買取相場や注意点、そして少しでも高く売るためのコツを詳しく解説します。
なお、累計買取実績数300万点超えのウリエルでは、着物の無料査定を実施中。査定をご検討の方は以下のメールや電話からお気軽にご相談ください。豊富な知識と確かな目利きを持つ査定士があなたのお品物の価値を正確に査定いたします。
目次
カビ・虫食い・シミのある着物でも買取可能な4つの理由

着物は、状態が悪いように見えても完全に価値を失うわけではありません。特に高級素材を使用していたり、人気のある産地の織りや染めだったりすれば、その素材自体に需要が残っている場合が多いです。
一見価値が無さそうに見えるダメージ品でも買取可能な理由は以下の4つです。
- ・「素材」そのものに価値があるケースがあるため
- ・修復できるレベルであれば再度着用できるため
- ・リメイクして販売できるため
- ・海外で需要があるため
ここでは、なぜカビ・虫食い・シミがある着物でも買取が可能なのか、その理由を4つご紹介します。
「素材」そのものに価値があるケースがあるため
正絹(シルク)のような高級素材は、生地自体が希少であり流通量も限られています。そのため、シミやカビがあっても解き洗いし、新しい形に仕立て直すことで価値を生かせる場合があります。
特に織りが美しい西陣織や染めが華やかな友禅などは、素材にこだわりを持つ方々から根強い人気を得ているのです。
また、苧麻(ちょま)や紬といった独特の風合いをもつ生地の場合も、再利用する加工技術が進歩しているため、ある程度の痛みなら買取が期待できます。素材そのものに魅力がある着物は、ダメージが目立っても諦める必要はありません。
着物の素材価値は、見た目の状態だけでは判断できません。生地の質、織りの技術、作家性といった要素が複合的に評価されるため、カビやシミがあっても諦めずに専門業者に査定を依頼することが大切です。
修復できるレベルであれば再度着用できるため
着物には、仕立て直しや部分的な補修を行う仕組みが長く根付いてきました。たとえ虫食いが見つかったり、シミが大きめに広がったりしていても、職人の手によって修繕できる可能性があります。
着物のクリーニング技術は近年大きく進歩しており、かつては落とせなかったシミやカビも、専門業者の技術によって除去できるケースが増えています。
破れや擦り切れについても、生地がしっかり残っており局所的なものであれば、手間をかけることで再びきれいに整えられます。
専門業者は、ダメージの具体的な場所と修復コストを見極めたうえで買い受ける場合があります。修復後には、フォーマルな場でも着用できるほど美しく蘇ることも多いため、ダメージ着物だからといって価値を見誤らないよう注意が必要です。
リメイクして販売できるため
シルクや紬などの生地は、着物としての形を維持できないほどダメージが大きくても、バッグや小物、インテリア用のアイテムにリメイクされることがあります。
シミや虫食いがある着物でも、ダメージのない部分を選んで裁断すれば、美しい和柄を活かした商品を作ることができます。特に大島紬や加賀友禅といった高級着物の生地は、小物にリメイクしても高い人気があり、十分な商品価値を持ちます。
こうしたリメイク需要は国内外で増えており、特に和のデザインを活かしたアイテムは人気が高いのです。
職人やデザイナーは古い着物の模様や質感に魅了され、それを新たな作品に生まれ変わらせたいと考えています。そのため、一見価値がなさそうに思える着物でも、リメイク素材として高く評価される場合があります。
海外で需要があるため
海外では、和文化や日本独自の美意識に注目が集まっており、着物をファッションやインテリアとして取り入れる動きが広がっています。多少の汚れがあっても、デザイン重視で購入を希望する方も少なくありません。
特にヨーロッパやアメリカなどでは、和装に対する芸術的な価値を見いだす人も多く、ダメージ品でも購入意欲が高いことがあります。
さらに、海外のコレクターやアンティーク愛好家の間では、古い着物そのものに価値が認められています。ヴィンテージ着物として、経年による色あせや軽度のダメージすら味わいとして受け入れられることがあります。
海外向けのリメイク市場では、状態を見極めつつ生地を選別し、洗い張りや補修を経て活用するビジネスが広がっています。衛生面やダメージの程度をクリアできる素材であれば、売れる可能性は十分にあります。
カビ・虫食い・シミのある着物の買取相場

一般的に、カビやシミなどのダメージが大きければ減額対象となります。ただし、その減額率はダメージ箇所が目立つ場所にあるかどうか、修復が容易かどうかなどによって変わってきます。
表地の中心に広がる大きなシミであっても、正絹の風合いや作家の価値が高い場合は、思いのほか査定額が下がりにくいケースもあるのです。
有名作家や名産地の着物で、証紙や付属品が揃っている場合はダメージがあっても比較的高値が付く可能性があります。
逆に、焦げ付きや強い臭いがある着物、破れや擦り切れが大きいものは査定が厳しくなる傾向があるため、専門業者に相談して適切な評価を受けることが大切です。
シミ・虫食い・カビがあっても買取してもらいやすい着物の特徴

全てのダメージ品が低い査定になるわけではありません。高品質な素材や有名な作家、ブランド力のある産地の着物は、多少のシミや虫食いがあっても高値で取引されることがあります。
以下に挙げる特徴は、実際に査定の現場で重視されやすいポイントです。
- ・正絹(シルク)の着物
- ・身丈や裄(ゆき)のサイズが大きい着物
- ・格式の高い着物
- ・人間国宝や有名作家の着物
- ・有名産地・有名ブランドの着物
- ・カビ・シミ・虫食いの修復が簡単な着物
- ・「証紙」が付属している着物
ここでは、シミ・虫食い・カビがあっても買取してもらいやすい着物の特徴について詳しく解説します。
正絹(シルク)の着物
正絹とは天然の絹糸100%で織られた生地のことで、着物の中で最も高級な素材として知られています。光沢と質感が特徴で、やわらかな肌触りも魅力です。
正絹が高く評価される理由は、その独特の光沢と滑らかな肌触り、そして美しいドレープ性にあります。化学繊維では再現できない上品な風合いは、着物愛好家から根強い支持を受けており、中古市場でも常に一定の需要があります。
汚れやシミが付いていても、生地の品質そのものに価値が認められる場合が多く、高い需要があります。正絹のかすかな傷やシミは、クリーニングや洗い張りで取り除ける可能性が高いのも大きな利点です。
ただし、正絹はデリケートな素材でもあります。湿気に弱く、カビが生えやすい、シミが繊維に染み込みやすいといった特性があるため、保管には注意が必要です。
身丈や裄(ゆき)のサイズが大きい着物
サイズが大きければ、仕立て直しのパターンが豊富になり、幅広い体型の方に対応できます。そのため、購入後のアレンジがしやすいことから需要が高まりやすく、査定時の評価も上がる傾向があります。
身丈のサイズを測る際は、着物を広げて肩山から裾までの長さを測定します。一般的に160cm以上あれば大きいサイズとされ、査定でプラス評価される可能性が高まります。
裄は、背中心から袖口までの長さで、67cm以上あれば現代の体型に合わせやすいとされています。海外での需要も考慮すると、サイズがゆったりしている着物は好まれやすいといえます。
リメイクの観点からもサイズの大きい着物は重宝されます。着物をバッグや小物、洋服にリメイクする際、生地が多ければ多いほど作れるアイテムの幅が広がります。
格式の高い着物
留袖や訪問着といった格式の高い着物は、結婚式や正式な場など特別なシーンで着用する機会が多いため、一定の需要があります。多少のシミや虫食いがあっても、専門家の力を借りて整えれば再び活躍できる可能性が高いです。
格式の高い着物が高く評価される理由は、新品で購入する際の価格が非常に高額だからです。例えば、振袖や黒留袖は新品で購入すると数十万円から百万円を超えることも珍しくありません。
そのため、多少のダメージがある中古品であっても、「一度は袖を通してみたい」「お手頃な価格で礼装用の着物が欲しい」と考える購入者からの需要が常に存在します。
伝統的な柄が施されているものや落ち着いた地色のものは特に人気があります。海外の着物愛好家の間では、格式の高い着物を美術品として収集する方も多く、多少のダメージがあってもヴィンテージ品として価値が認められることがあります。
人間国宝や有名作家の着物
作家ものの着物は、作品性や芸術性が高く評価されるためダメージがあっても値が下がりにくい場合があります。特に人間国宝が手がけた作品は市場価値が非常に高く、シミや虫食いよりも作家のブランド力が重視されやすいです。
人間国宝とは、重要無形文化財の保持者として国から認定された職人や芸術家のことを指します。着物の分野では、染色や織物の技術で認定された作家が複数存在します。
例えば、友禅染の羽田登喜男、型絵染の芹沢銈介、紬織の志村ふくみなどが著名です。こうした作家の着物は新品で数百万円することもあり、中古市場でも非常に高い人気があります。
こうした着物は修復の専門家による改装が行われることもあり、ダメージが残っていても買取業者が積極的に買い付けるケースが多いです。
有名産地・有名ブランドの着物
日本を代表するブランド力のある産地の着物は、国内外で根強いファンが多いです。たとえカビが多少発生していても、海外向けに修繕して再販売される場合があるため、査定に出す価値があります。
有名産地の着物としては、以下のものが有名です。
- ・大島紬
- ・結城紬
- ・牛首紬
- ・塩沢紬
- ・加賀友禅
- ・京友禅
- ・西陣織
これらの産地の着物は、伝統的な技法で職人が手間をかけて作り上げており、その技術そのものに価値があります。
例えば、大島紬は泥染めと締機という独特の技法で作られ、細かい絣模様が特徴です。結城紬は手紡ぎの糸を使い、手織りで仕上げられる最高級の紬として知られています。
ブランド力が証明される産地であれば、古い型でも歴史的な背景を評価され、高値で取引される例も少なくありません。
カビ・シミ・虫食いの修復が簡単な着物
ダメージが一部分に限られていたり、付着している箇所が裏地など比較的目立たないところであったりすれば、修復の難易度は低くなります。簡単な洗い張りや部分的な当て布などの処置で綺麗に仕上がる可能性があるのです。
修復が簡単かどうかを判断する基準の一つが、ダメージの種類です。例えば、表面に付着しただけの軽いカビは、専門のクリーニングで比較的容易に除去できます。
繊維の奥深くまで根を張ったカビや、長期間放置されたカビに比べれば、修復コストは大幅に抑えられます。
シミについても同様で、水性のシミや食べこぼしなどの新しいシミは、着物専用のクリーニング技術で落とせるケースが多くあります。
結果としてリメイクや再販が容易になり、業者としても買い取るメリットが大きくなります。特に素材が良い着物であれば、修復後の仕上がりが見込みやすいため、高価買取が期待できます。
カビ・シミ・虫食いが一部分または少ない着物
ダメージが広範囲にわたらず、一部にとどまっている着物は、補修も部分的で済むため買取可能性が高まります。たとえば衿元や裾の裏側など目立たないところに損傷が集中している場合は、査定への影響が少なくなることが多いです。
部分的なカビであれば専門業者による除去や染み抜きが施せますし、小さい虫食いであれば当て布で十分にカバーできるケースもあります。こうした、修繕の負担が少ないダメージである点も大きな魅力です。
リメイクの観点からも、ダメージが一部分だけであれば、無傷の部分を活用して商品を作ることができます。着物全体がダメージだらけの場合に比べて、使える生地の面積が広いため、バッグや小物、洋服へのリメイクがしやすくなります。
買取業者はこうした活用方法を考慮して査定を行うため、局所的なダメージであれば買取対象となります。
「証紙」が付属している着物
証紙とは、着物の産地や技法、正規品であることを証明する書類や織りのタグのことです。ダメージがあっても証紙が付いていることで購入時の正確な情報がわかり、信頼性が上がります。
有名産地の場合は、証紙があると産地証明としての価値が明確になり、査定額の維持にもつながります。ダメージ品でも確かな品質が証明されるため、査定時には大きなプラス材料となります。
証紙以外にも、購入時の領収書、作家のサイン(落款)、鑑定書などがあれば、一緒に査定に出すことで評価が高まります。こうした付属品は、着物の価値を証明する重要な資料となるため、大切に保管しておくことが重要です。
状態が悪い着物を売却する際には、証紙の有無が買取の成否を分ける重要なポイントとなるため、必ず確認してから査定に出すべきです。
カビ・虫食い・シミのある着物を売るときの注意点

状態が悪い着物を売る際、誰でも「事前にきれいにしておいたほうが良いのでは」と考えてしまいがちです。しかし、自己流の修復やクリーニングがかえって生地を傷め、更なる減額原因になるケースもあるため慎重にならなければなりません。
以下の注意点をしっかり押さえておくと、スムーズに高価買取につなげられます。
- ・自己流の方法で修復しない
- ・査定前にクリーニングしない
- ・胴裏を交換しない
ここでは、カビ・虫食い・シミのある着物を売るときの注意点について詳しく解説します。
自己流の方法で修復しない
自宅で簡単に除去できそうな汚れだからといって、濡れタオルや薬品を使用してこすってしまうと、繊細な生地が傷む原因になります。
着物の構造や染色技法は複雑で、素人が無理に手を加えると縫い糸がほつれたり色落ちを引き起こしたりすることもあります。
熱湯をかけてシミを落とそうとする方法も、絶対にやってはいけません。正絹は熱に弱く、熱湯をかけると生地が縮んだり、変質したりします。一度縮んでしまった着物は元に戻すことができず、着用不可能になってしまうこともあります。
虫食いの穴を自分で縫い合わせようとする行為も危険です。着物の補修には「かけつぎ」という専門的な技術が必要で、素人が針と糸で縫い合わせても、かえって穴が目立つようになったり、生地がつれて変形したりします。
もしシミなどが目立つ場合でも、まずは買取業者に状況を説明し、そのままの状態で査定を受けた方が良いです。
査定前にクリーニングしない
着物のクリーニングには、一般的な衣類とは異なる専門的な技術が必要です。着物専門のクリーニング店では、「丸洗い」「染み抜き」「汗抜き」など、着物の状態に応じた様々なメニューがあります。
自分で着物をクリーニングに出してしまうと、余計に費用がかかるだけでなく、業者が求める生地の本来の状態がわからなくなる恐れがあります。分解洗い(洗い張り)を行うと、織りや染色の特徴が把握しづらくなるケースもあるのです。
クリーニング代をかけた場合も、査定額がその分上がるとは限りません。例えば、クリーニングに2万円かけても、査定額が5千円から8千円に上がる程度であれば、トータルで見ると大きな損失となります。
査定額が上限まで伸びるかどうかは、ダメージの種類と程度によって変化しますから、判断はプロに任せるのが賢明です。安易にクリーニングするより、まずは専門の買取業者に現状を見てもらうことが重要です。
胴裏を交換しない
胴裏とは、着物の背中から腰にかけての裏地部分のことで、多くの場合白い絹の生地が使われています。
この部分は汗や皮脂が付着しやすく、長年着用していると黄ばみやシミが目立ちやすい箇所です。そのため、表地は綺麗でも胴裏だけが汚れているというケースは珍しくありません。
しかし、ダメージがあるからといって胴裏を丸ごと交換してしまうと、余計な仕立て直し費用が発生するうえ、購入時の状態が分からなくなります。
買い取る側としては、本来の生地や仕立てを知りたい場合が多く、オリジナル性が失われることで敬遠されることもあります。
胴裏の交換が必要なのかどうかは、専門業者が見極めてから実施しても決して遅くはありません。高価買取を目指すなら、自己判断で手を加えず、査定時に状況を正直に伝えることが重要です。
カビ・虫食い・シミのある着物を少しでも高く売るコツ

ダメージがある着物でも、コツを押さえればより高い価格を期待できます。ダメージがあるというマイナスポイントを最小限に抑えつつ、プラス要素を増やすことが高額査定の鍵です。
次のコツを実践することで、ダメージ品でも思わぬ高値で買い取ってもらえることがあります。
- ・買取キャンペーンを利用する
- ・証紙やたとう紙などの付属品を揃える
- ・他のお品物もまとめて売る
- ・着物に詳しい買取業者に依頼する
- ・出張買取を利用する
ここでは、買取価格を上げるためにチェックしておきたいポイントを解説します。
買取キャンペーンを利用する
季節の変わり目や節目の時期に、買取業者がキャンペーンを実施することがあります。期間限定で査定額アップの特典が用意される場合もあり、タイミングが合えばダメージ品でも相場より良い条件で売れる可能性があります。
一般的なのは、季節に合わせた買取強化キャンペーンです。例えば、成人式シーズンの前である秋から冬にかけては振袖の買取が強化され、卒業式シーズン前の冬から春にかけては訪問着や袴の買取が強化される傾向があります。
年末年始や大型連休前後も、買取業者が在庫を確保したい時期であるため、キャンペーンが実施されやすいタイミングです。こうした時期を狙って査定に出すことで、同じ着物でも高く売れる可能性が高いです。
キャンペーン情報は業者の公式サイトやSNSで告知されることが多いので、こまめにチェックしておくと良いです。
証紙やたとう紙などの付属品を揃える
買取時に、購入当時の証紙やたとう紙、共布が揃っていると、査定士は着物の出どころや価値を正確に把握しやすくなります。その結果、より高い金額が提示されることが期待できます。
特に有名産地や作家ものの着物の場合、付属品の有無で査定額が大きく変わることもあります。ダメージがある場合こそ、付属品で価値を補える可能性が高いのです。
証紙は着物を購入した際、反物の端に貼られていることが多く、仕立て後はたとう紙に挟まれて保管されます。
購入時の箱や説明書、保証書、領収書なども、できる限り揃えて査定に出すと良いです。特に有名作家の着物や高級ブランドの着物の場合、購入時の書類が揃っていることで真贋の証明となり、査定士も安心して高い評価をつけることができます。
他のお品物もまとめて売る
まとめて売ることで、業者の出張費用や梱包・発送の手間を削減できるため、査定額が上乗せされるケースがあります。着物だけでなく帯や和装小物なども一緒に査定に出すと、結果的にお得になることが多いのです。
着物と一緒に売れる品物としては、帯、帯締め、帯揚げ、草履、バッグ、襦袢などの和装小物が代表的です。これらの小物は単品では査定額が低くなりがちですが、着物とセットで売ることで全体の査定額が底上げされることがあります。
特に帯は着物と同様に価値が認められやすく、有名産地の帯や高級な帯であれば、単品でも高い査定額がつくこともあります。
着物以外にもブランド品や骨董品を取り扱っている業者であれば、まとめ売りをより積極的に歓迎してくれることがあるので、一度見直してみると良いです。
着物に詳しい買取業者に依頼する
着物の査定には、高度な専門知識と豊富な経験が必要です。ダメージの種類や修復の可能性を正しく見極められる業者であれば、素材や作家の価値を最大限に評価してくれます。
逆に、着物に詳しくない業者だと、「汚れているから」という理由だけで大幅に減額される可能性があります。実績や専門性をしっかりチェックしてから買取依頼をすることが大切です。
買取業者を見分けるポイントとしては、ウェブサイトに着物買取の実績が豊富に掲載されているか、着物専門の査定士が在籍しているかを確認することが挙げられます。
買取実績のページで具体的な着物の種類や作家名、買取価格が公開されている業者は、透明性が高く信頼できる傾向があります。
口コミや評判も業者選びの重要な判断材料です。実際に利用した人の声を確認することで、査定の丁寧さや対応の良さ、査定額の妥当性などを知ることができます。
出張買取を利用する
着物を業者に送る際の輸送トラブルや保管状態の悪化リスクを抑えるためには、出張買取を依頼するのも一つの方法です。業者が直接自宅に来てくれるため、傷んだ着物を安全かつ適切な形で査定してもらえます。
出張買取では査定士と直接対面でやり取りができるため、着物の状態や価値について詳しく説明を聞くこともできます。カビやシミがある着物の場合、なぜその査定額になったのかを直接質問できるため、納得した上で売却を決めることができます。
さらに、出張買取では即日現金化が可能な業者が多いことも魅力です。査定額に納得すれば、その場で現金を受け取ることができるため、急いで現金が必要な場合にも対応できます。
複数の着物を一括で査定してもらう際も、出張買取なら持ち運びの手間を省けて便利です。ダメージ状況をその場で確認してもらえるので、より正確な査定につながります。
着物の高価買取はウリエルにお任せください

ウリエルでは、カビや虫食い、シミのある着物でもしっかり査定を行い、価値に見合った価格で買取をいたします。専門知識をもつスタッフが親身に対応し、お客様の大切な着物を次の方へ繋げます。
正絹や有名産地の着物だけでなく、カビやシミなどのダメージが目立つ着物もトータルで評価いたします。修復やリメイクの可能性を見極めながら、素材や作家の価値を十分に考慮し、公正かつ納得のいく査定額を提示しています。
証紙などの付属品が見つからなくても、長年培った専門知識に基づいて価格を算出できるのが強みです。大切な着物を責任を持って次のオーナーへ橋渡しするため、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ
カビや虫食い、シミなど表面的な損傷があっても、着物は再生技術やリメイク需要に支えられてしっかりと市場価値を保っています。近年では海外での需要も高まっており、ダメージ品でもあえて購入したいという方も少なくありません。
自己流の修復やクリーニングで生地を傷めるよりも、そのままの状態で専門家に判断してもらうことが得策です。
買取専門店ウリエルでは、カビやシミ、虫食いのある着物も積極的に査定させていただきます。経験豊富な査定士が、着物の本来の価値を見極め、丁寧に査定いたします。
出張買取を行っており、査定料や出張費は一切無料です。状態が悪い着物でもまずはお気軽にご相談ください。大切な着物を適正価格で買取させていただきます。
2つの買取方法


