古いカメラは売れる?買取相場・売却方法・高く売るコツを徹底解説!

「押し入れから古いカメラが出てきたけど、どうやって処分しよう…」「20年前のカメラはさすがに売れないだろうか…」そんな疑問を持つ人は多いです。
近年、使わなくなった古いカメラを売却する人が増えています。フィルムカメラや初期のデジタルカメラを鑑定してもらうと、意外にも数万円の高値がつくこともあるのです。
古いカメラは、壊れていても「部品取り」としての価値が認められたり、付属品がそろっていればコレクター向けに評価額がアップしたりします。
今回の記事では、古いカメラは売れるのか、そしてその買取相場や売却方法、査定額を上げるコツまで解説していきます。大切なカメラを納得のいく価格で手放すため、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
古いカメラは売れる?その理由を徹底解説!

「古いカメラなんて、今さら売れるの?」と思うかもしれません。
しかし、古いカメラにはスマートフォンや最新の一眼レフやデジカメにはない個性的な魅力があり、マニアックなコレクターや、Z世代などを中心に需要が増しているのです。
その人気の理由は、主に以下4つです。
- ・レトロな写りに魅力がある
- ・製造数が少なく希少価値が高い
- ・現像するまでの「待つ時間」が新鮮
- ・部品自体に価値がある
スマートフォンのカメラ機能もすごく進化している現在、なぜ古いカメラが売れるのか、その理由を詳しく見ていきましょう。
レトロな写りに魅力がある
フィルムカメラならではの色合い、光の滲み方、粒状感などは、スマホカメラやデジタルカメラには出せません。
高性能なスマホカメラの画一的で完璧な写りに飽きた人々が、ノスタルジックで「完璧すぎない」アナログの味わいを求めているのです。
近年はインスタグラムをはじめとするSNSの影響で、レトロな雰囲気の写真が「エモい」という言葉と共に注目を集めています。フィルム独特の風合いを求めて、あえて古いカメラを選ぶ若者が増えているのです。
また、カメラ本体自体のレトロでおしゃれなデザイン性も、個性を表現するツールとして人気を後押ししています。
製造数が少なく希少価値が高い
一度生産終了となったモデルは、今後追加で作られることがありません。そのため中古市場に出回る台数が限られ、希少価値が生まれます。
特に、ライカやハッセルブラッドといった世界的に評価の高いブランドや、プロ向けの高級機種、生産数の少ない限定モデルなどは、コレクターからの需要が非常に高く、時にはプレミア価格が付くこともあります。
また、京セラ・CONTAXのように、メーカーがカメラ事業から撤退している場合も、希少性が高まる要因となります。
現像するまでの「待つ時間」が新鮮
デジタルカメラではシャッターを切った瞬間に撮れた写真を確認できますが、フィルムカメラでは現像しないと仕上がりがわかりません。この一手間がかえってワクワク感を生み出し、デジタルに慣れた若者世代にとって新鮮な体験として捉えられています。
フィルムを巻き上げ、ピントや露出を自分で合わせる操作感も魅力の一つで、特に、電池を使わずバネや歯車で動く「機械式カメラ」はその手間こそが楽しいとされ、人気を集めています。
若者世代の新しい趣味のようになり、あえてフィルムカメラを探す人が増え、古いカメラのニーズを押し上げているのです。
部品自体に価値がある
たとえ壊れて動かなくても、古いカメラには「部品取り用」としての価値があります。
特に古いフィルムカメラの部品は入手しづらいため、レンズ、シャッター、ダイヤルなどの部品自体に需要があるのです。
グリップにベタつきがある、シャッターが切れないなどの動作不良を抱えたジャンク品でも価格が付く可能性があるため、処分前に査定してもらうのがおすすめです。
【種類別】古いカメラの買取相場

古いカメラと一口に言っても、その種類は一眼レフからコンパクトデジカメ、ビデオカメラ、交換レンズまで様々です。
種類によって需要や価値が異なり、古いモデルの場合、相場の幅が大きい点も特徴です。まずは、以下のような種類別で、買取相場を見ていきましょう。
- ・一眼レフ/ミラーレスカメラ
- ・デジタルカメラ
- ・ビデオカメラ
- ・交換レンズ
特にブランド力のあるメーカーの製品は、年代を問わず高値が付きやすい傾向にあります。以下、具体的な金額を紹介していきます。
※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。
一眼レフ/ミラーレスカメラ
プロや写真愛好家に使われる一眼レフやミラーレスカメラは、古いモデルであっても高性能なものが多く、中古市場でも安定した需要があります。オールドレンズと組み合わせて味のある写真を撮るユーザーも増えています。
特にフルサイズセンサー搭載機種やブランド力の高いメーカー製品は、年代を経ても高額査定が期待できることがあります。
例えば、往年の名機であるニコン「F2」やキヤノン「F-1」は、状態が良ければ約20,000円前後での買取が期待できますし、中判カメラの王様ハッセルブラッド「500C/M」なども、高価買取の対象です。
シャッター回数や使用感など、細かい状態が価格に影響するため、査定前にできる範囲で清掃や動作チェックを行い、トラブルの有無を把握しておくことがおすすめです。
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デジタルカメラ
一般的に、古いコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)はスマートフォンの性能に劣るため、高い値段が付きにくいとされています。
しかし、近年「エモい写真が撮れる」として、2000年代の古いコンデジがZ世代を中心に再ブームとなっており、予想外の高値が付くケースが増えています。
例えば、15年前に発売されたキヤノン「IXY DIGITAL 930 IS」に2万円前後の金額が付いたり、ライカや京セラ・CONTAXの高級コンパクトデジタルカメラは、希少価値から10万円を超える価格で取引されるケースもあります。
さらに、限定色や特殊な外観を持つデジカメは見た目から購入を決めるユーザーもおり、通常モデルより高値がつくことがあります。
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ビデオカメラ
VHSや8mmテープを使用するビデオカメラは、もはや需要がないと思われがちです。
しかし、昔撮影した家族の記録などをデジタイズ(ダビング)するため、再生機として古いビデオカメラを探している人がいます。
また、動作しなくても部品取りとしての需要があるため、買取価格が付く可能性があります。特に、メーカー純正のバッテリーや充電器といった付属品が揃っていると、査定額がアップしやすくなります。
動作しないからといって諦めず、まずは査定に出してみるとよいでしょう。
交換レンズ
レンズ単体でも高い価値が付くことは珍しくありません。「オールドレンズ」と呼ばれる古いレンズには、独特のボケ味や色乗りがあり、プロのカメラマンにも愛用者が少なくありません。
特に名玉と呼ばれるレンズや、キヤノン、ニコン、ライカといった人気メーカーのレンズ、明るい単焦点レンズなどは市場での需要が高く、動作確認がしっかりできていれば高額査定の可能性が高いです。
オールドレンズブームはデジタル時代にも続いており、変換アダプターを使って最新のカメラに取り付けるユーザーも増えています。このような利用法が広がることで、古いカメラレンズの価値は今後も維持されると見られています。
【メーカー・ブランド別】古いカメラの買取相場

古いカメラの買取価格は、性能や状態だけでなく、「どのメーカーの製品か」というブランド力によっても大きく左右されます。
特に中古市場で人気の高い主要メーカー・ブランドは、以下の7社です。
- ・Nikon(ニコン)
- ・Canon(キヤノン)
- ・Leica(ライカ)
- ・SONY(ソニー)
- ・TAMRON(タムロン)
- ・Hasselblad(ハッセルブラッド)
- ・MINOLTA(ミノルタ)
メーカーごとにブランド力や技術力、デザイン性が異なるため、同じ年代のカメラでも査定額は大きく変わります。
以下、それぞれのメーカーの人気機種や買取相場の目安を解説していきます。
※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。
Nikon(ニコン)
100年以上の歴史を誇るニコンは、プロからの信頼も厚く、古いフィルムカメラにも根強いファンが多く存在します。
特に、フィルム一眼レフの金字塔である「Fシリーズ」や「Sシリーズ」は人気が高く、ニコン「F3 HP」のボディには3万円~4万円前後の買取価格が付くこともあります。
レンズに関しても評価が高く、オールドニッコールは独特の描写力が魅力です。一定数のファンが存在するため、相場が安定しているのもニコンの特徴です。
ただし、1980年代以降のオートフォーカス搭載初期のモデル(F50, F60など)は、中古市場に数が多く、思ったより高額にならないケースもあります。
いずれにしても、Nikonはブランドとしての信頼性が高いため、動作確認できる個体、付属品が揃ったセットであれば査定額は上がるでしょう。
Canon(キャノン)
ニコンと並ぶ日本のトップメーカーであるキヤノンも、古いモデルに価値が付くものが多数あります。一眼レフはもちろん、コンパクトカメラや初期のデジタルモデルでもブランド価値があるため、比較的高い査定額がつく傾向にあります。
特に、世界で初めてプログラムAEを搭載したフィルム一眼レフ「AE-1」は歴史的な名機として人気です。
また、キヤノンが初めて市販した35mmレンジファインダーカメラ「ハンザ・キヤノン」は、その歴史的価値から30万円もの高値が付くこともあります。一方、オートフォーカス初期のEOS Kissシリーズなどは、中古流通が多いです。
純正レンズや純正アクセサリーがそろっていると査定額が底上げされる場合が多いので、付属品を確認してみましょう。
Leica(ライカ)
高級カメラの代名詞であり、世界中の写真愛好家の憧れであるライカの価値は、古いモデルほど希少価値が高まる傾向にあります。
特に「M型ライカ」と呼ばれるレンジファインダーカメラは他のメーカーにはない撮影体験を味わえるため人気が高いです。
「ライカ M3」には40万円以上、「ライカ M6」にも20万円を超える買取価格が期待できます。デジタルカメラにおいても、高級コンデジ「ライカ Q3」は80万円を超える高額買取になるケースもあります。
動作状況の良い個体は、より一層高値で取引されるでしょう。
SONY(ソニー)
現在、ミラーレスカメラ市場を牽引するソニーですが、ビデオカメラの分野でも歴史があります。
90年代から2000年代にかけて発売された古いビデオカメラは、ダビング需要などで買取対象となります。
また、旧ミノルタのカメラ事業を継承しており、その技術が現在のミラーレスカメラ「αシリーズ」に活かされています。このソニー「αシリーズ」は中古市場でも人気が高く、古いモデルでも価値が付きやすいのが特徴です。
ソニーのカメラは専用バッテリーやメモリースティックなど、独自規格の付属品が必要なこともあります。売却時はできる限り付属品を揃えておくと査定額が上がるでしょう。
TAMRON(タムロン)
タムロンは、カメラ本体ではなく交換レンズを専門に製造するメーカーです。
純正レンズよりも安価でありながら、描写力に優れた高品質なレンズを数多く生み出してきました。
レンズはボディよりも価値が安定しており、保存状態が良ければ高価買取が期待できます。
特に、大口径の望遠ズームレンズ「SP AF 70-200mm F2.8」などの名玉と呼ばれる人気レンズは、中古市場でも高値で取引されています。
ただし、レンズはカビやホコリの混入による劣化が査定に響きやすいため、できるだけクリーンな状態で査定に出したいところです。
Hasselblad(ハッセルブラッド)
スウェーデンの高級カメラメーカー、ハッセルブラッドは「中判カメラ」の最高峰として知られ、プロの写真家から熱烈な支持を得ています。アポロ計画で人類初の月面着陸に携行されたことでも有名です。
特に、プロ向けの高性能・高品質なカメラは中古市場でも根強い人気があり、フィルムカメラの「500シリーズ」は、フルメカニカルの堅牢性から安定した需要があります。
「500C/M」には約7万円前後の買取価格が期待でき、製造終了モデルでもパーツ取り目的で買い手がつくケースが多いのが特徴です。
動作の安定性やコンディションの良さが査定額を左右するため、保管状態が良いほど高い価格を期待できます。
MINOLTA(ミノルタ)
2006年にカメラ事業から撤退したミノルタですが、一時代を築いた歴史あるメーカーです。
コンパクトカメラの「TC-1」や一眼レフの「αシリーズ」、「Xシリーズ」が人気ですが、オートフォーカス初期のモデルは数が流通数が多く、値段が付きにくい傾向にあります。
その点、ロッコールレンズなど、独特の色味とシャープさを兼ね備えたカメラレンズは今なお多くのファンに愛されており、買取価格も高くなります。
古いカメラの正しい売却方法

古いカメラを売却するには、主に3つの方法があります。
- ・フリマアプリ・オークション
- ・リサイクルショップ
- ・買取専門店
それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身の状況に合った最適な方法を選びましょう。売却方法3つについて、簡単に解説していきます。
フリマアプリ・オークション
フリマアプリ、オークションは、自分で価格を設定して個人間で売買する方法です。マニアやコレクターに直接アピールできれば、高値で売れる可能性があります。
しかし、写真撮影や説明文の作成、購入者とのやり取り、梱包・発送といったすべての作業を自分で行う必要があり、時間と手間がかかります。
また、カメラの専門的な知識や相場観を持っていないと、安値で買われてしまったり、売れ残ったりするリスクもあります。
何度もカメラの購入や売却を繰り返しているなど、慣れている人が使う売却方法と言えるでしょう。
リサイクルショップ
最寄りのリサイクルショップへ直接持ち込めば、その場で査定を受けることができます。手軽に売却を済ませたい方にとっては、魅力的な方法です。
しかし、リサイクルショップのスタッフはカメラの専門家ではないことがほとんどです。
カメラの希少性やコレクター的な価値が見過ごされ、実際の買取相場よりも大幅に安い価格がつくリスクがあります。特に、数万円以上の価値があるレトロカメラの売却先としては、おすすめしかねます。
少しでも高額査定を狙いたい場合には、できるだけカメラの専門知識がある業者に相談すると良いでしょう。
買取専門店
カメラに詳しいスタッフが査定を行うため、機種の価値や市場の相場、状態などを総合的に判断し、適正な価格を提示してくれるのがメリットです。
また、壊れたカメラでも部品としての価値を評価してくれるなど、幅広い販路を持っているのも強みです。店舗に持ち込むだけでなく、自宅で完結する出張買取を行っている業者もあり、手間なく安全に売却できます。
専門的な視点から丁寧に査定を行うため、レトロなカメラや希少レンズでも正しい価値を認めてもらいやすいのが特徴といえます。
【失敗しない】古いカメラの買取業者の選び方

古いカメラの価値を正しく評価してもらうためには、信頼できる買取業者を選ぶことが重要です。
数ある業者の中から、後悔しない一社を見つけるためには以下3つのポイントが重要です。
- ・各種手数料が無料
- ・公式HPに会社概要や査定士の顔が載っている
- ・カメラに詳しい買取業者である
業者に問い合わせを行う前に、自分に合うサービスかどうか検討してみましょう。業者を選ぶ際のポイント3つについて、簡単に紹介していきます。
各種手数料が無料
カメラの買取査定を依頼する際は、「査定料」「出張料」「キャンセル料」といった各種手数料がすべて無料の業者を選びましょう。
手数料がかかってしまうと、最終的に手元に残る金額が減ってしまうだけでなく、思ったような査定金額ではなかった場合でもキャンセルしにくくなってしまいます。
信頼できる買取業者であれば、気軽に見積り依頼を出し、価格に納得いかない場合は返品できるのが一般的です。
公式HPに会社概要や査定士の顔が載っている
信頼できる買取業者かどうかを判断する上で、公式ホームページの透明性は重要な指標です。
会社の所在地や連絡先はもちろん、古物商許可証の番号が明記されているかを確認しましょう。
また、どのようなカメラの買取実績があるかをわかりやすく掲載してあれば、査定に自信があり、そして、ユーザーのことをしっかり考えてくれている証拠となります。
査定士の顔写真やプロフィールを公開している業者であれば、より安心感があります。さらに、口コミやレビューサイトの評価をあわせて確認すれば、トラブルの有無や対応の質なども把握しやすくなるでしょう。
カメラに詳しい買取業者である
古いカメラの査定には、専門的な知識が必要です。専門家の目があれば、古いカメラの歴史や希少性、状態やパーツの価値、さらに市場の動向なども総合的に判断し、正しい査定額を提示してくれます。
古いフィルムカメラやパーツ単体でも価値を見出してもらえれば、捨てるはずだったものが想像以上の高値で取引されるかもしれません。
一般的なリサイクルショップではなく、カメラに対する専門知識がありそうな買取業者を選ぶのがおすすめです。
古いカメラを少しでも高く売るコツ

査定に出す前に、ほんのひと手間かけるだけで、買取価格がアップする可能性があります。誰でも簡単にできる8つのコツは、以下の通りです。
- ・ボディやレンズを綺麗に清掃する
- ・付属品(箱・説明書・バッテリー等)を揃える
- ・可能であれば動作確認をしておく
- ・レンズとボディはセットで売る
- ・思い立ったら早めに査定に出す
- ・カメラ以外のものもまとめて査定に出す
- ・買取キャンペーンを利用する
- ・出張買取を利用する
以下、簡単に解説していきます。
ボディやレンズを綺麗に清掃する
長年放置していたカメラには、ホコリや汚れが付着しています。査定前に、ブロアーでホコリを吹き飛ばし、柔らかい布でボディ全体を優しく拭くだけでも、査定士の印象は大きく変わります。
特にレンズの指紋、カビ、汚れは査定額に影響するため、専用のクリーニング用品で綺麗にしておきましょう。グリップ部分のベタつきも、可能な範囲で清掃しておくと好印象です。
やりすぎて傷をつけてしまう恐れもあるため、慎重に行うことが大切です。
付属品(箱・説明書・バッテリー等)を揃える
購入時に付いてきた外箱、取扱説明書、保証書、レンズキャップ、ストラップなどは、揃っているほど買取価格が上がります。
特にデジタルカメラの場合、バッテリーやACアダプター充電器の有無は査定額に大きく影響し、場合によっては買取不可となるケースもあります。
押し入れの奥などを探し、できる限り多くの付属品をそろえてから査定に出しましょう。
可能であれば動作確認をしておく
査定前に、シャッターが切れるか、ダイヤルは正常に回るかといった簡単な動作確認をしておきましょう。
もし不具合がある場合でも、正直にその症状を伝えることで、査定がスムーズに進み、信頼関係にも繋がります。
デジタルカメラの場合は、事前にバッテリーを充電しておくと親切です。
レンズとボディはセットで売る
カメラ本体と交換レンズをお持ちの場合は、別々に売るのではなく、必ずセットで査定に出しましょう。
カメラとレンズは、一緒に使うことでその価値が最大化されますし、特に古いカメラだと本体とレンズの相性もあるため、セットで売却した方が買取価格はアップします。特に、同じメーカーの純正の組み合わせは、査定額アップが期待できます。
動作確認の段階でセットとして問題なく動く旨をアピールできれば、評価しやすいでしょう。
思い立ったら早めに査定に出す
「いつか売ろう」と思っているうちに、カメラはどんどん劣化していきます。
特にフィルムカメラは、湿気によるカビやサビのリスクが高く、保管しているだけで価値が下がってしまう可能性があります。また、デジタルカメラは新しいモデルが次々と発売されるため、時間の経過とともに相場が下落するおそれもあります。
後回しにしているうちに付属品を紛失して数万円単位で査定額が下がってしまうこともあるため、思い立ったときがカメラ売却の好機と言えるでしょう。
カメラ以外のものもまとめて査定に出す
もし使っていないカメラが複数台ある場合や、交換レンズ、ストロボ、三脚といった周辺機器も不要であれば、すべてまとめて査定に出しましょう。
査定士にとっても、より多くの商品をまとめて査定する方が取引しやすく、「おまとめ査定」として上乗せしてくれる可能性があります。
自宅に眠っている撮影機材を一度に整理でき、売却額もアップできる、一石二鳥の方法です。
買取キャンペーンを利用する
買取業者は、時期によって「買取価格〇%アップ」や「おまとめキャンペーン」などを実施していることがあります。
これらのキャンペーン期間を狙って売却することで、通常よりも数千円程度高く売れる可能性もあります。業者の公式サイトやSNS、メールマガジンなどをチェックし、お得なタイミングを見逃さないようにしましょう。
出張買取を利用する
カメラが複数台ある、レンズや三脚など重い機材もまとめて売りたい、といった場合には出張買取が便利です。
査定士が自宅まで無料で訪問し、その場で査定から運び出しまで行ってくれます。
高価なカメラを外に持ち出すリスクもなく、時間・移動コスト・手間などがかからないため、忙しい方や大量に機材がある方に最適な売却方法です。
古いカメラの高価買取はウリエルにお任せください

ご自宅に眠る古いカメラの売却は、買取ウリエルにぜひお任せください。
買取ウリエルには、フィルムカメラから最新のデジタルカメラ、レンズや周辺機器に至るまで、カメラに関する深い知識と豊富な査定経験を持つ専門の査定士が在籍しています。
他社で断られたカメラも、ウリエルでは買取対象とさせていただきます。
査定料やキャンセル料などの手数料は一切いただきませんし、出張買取にも対応しております。公式サイトには買取実績や詳細な会社概要を掲載しておりますので、安心してお問い合わせください。
大切な思い出の詰まったカメラを、少しでも高く、そして納得して手放したい方は、ぜひ一度、買取ウリエルの無料査定をお試しください。
まとめ
今回の記事では、古いカメラが売れる理由から、種類別・メーカー別の買取相場、そして高く売るための具体的なコツまで解説してきました。
古いカメラは、製造数の少なさやブランド価値、独特の撮影体験などから、コレクターや愛好家にとっては今なお魅力的な品です。しかも、ここ数年はZ世代と呼ばれる若い世代もレトロカメラを趣味にする人が増えています。
思いがけず、数万円から数十万円の価値を持っている可能性があるため、一度見積もりをお願いしてみると良いでしょう。
なお、売却を成功させるには付属品を揃え、簡単に清掃するといった基礎的な準備に加え、カメラの専門知識を持つ買取業者を選ぶことが最も重要です。
ぜひ本記事のポイントを押さえて、納得できる価格で大切なカメラを手放してください。
2つの買取方法


