「食器棚の奥に使っていない食器がたまっている…」
「引越しを機に食器を整理したいけど、どうやって処分すればいいの？」
いつの間にか増えてしまう不要な食器。割れてしまったものから、引き出物でもらったブランドの未使用品まで、処分方法に疑問を持つ人は多いです。
実は、食器の処分方法によっては、環境負荷を減らしたり、思わぬ収入を得たりできたりする可能性があります。
割れた食器なのか、未使用のブランド食器なのか、その種類や状態によって最適な処分方法は違います。
今回の記事では、不要な食器の正しい処分方法を徹底解説していきます。安全な捨て方から、高く売るためのコツ、そして寄付という選択肢まで、あなたに最適な手放し方を見つけていきましょう。
なお、累計買取実績数300万点超えのウリエルでは、食器の無料査定を実施中。査定をご検討の方は以下のメールや電話からお気軽にご相談ください。豊富な知識と確かな目利きを持つ査定士があなたのお品物の価値を正確に査定いたします。
目次
あなたの食器はどれ？ 状況別のおすすめ処分方法マップ
まずは、お手元にある食器を「状態」と「ブランドの有無」で仕分けてみましょう。上記フローチャートをご覧ください。
割れや欠けがある食器は、自治体のルールに従って「捨てる」のが基本です。（A1）
まだ使える食器で、かつブランド品であれば「買取専門業者に査定してもらう」のがおすすめです。ウェッジウッドやバカラといった有名ブランドの食器、あるいは箱に入ったままの未使用品であれば、高額で買い取ってもらえる可能性があります。（A2）
ノーブランド品、またはブランド不明で、新品の場合は必要としている人に寄付したり、フリマやリサイクルショップで売ったりすることで、食器を必要とする人に繋ぐことができます。（A3）
もし使用済みの場合で食器の量が多ければ、まとめて売ったり寄付したりできる窓口を探し（A4）、少量の場合はリサイクルショップに持ち込んだり、捨てたりすることを検討しましょう。（A5）
以上の通り、まずはゴミとして出していいのか、売却の余地があるのかを見分け、売却先を見極めます。そして、まだ使える食器は可能な限り再利用や寄付を検討して、無駄をなくすのが理想的です。
【割れた・欠けた食器の処分】食器を「捨てる」方法
使えなくなった食器は、自治体のルールに従ってゴミとして処分するのが一般的です。
しかし、捨てる際には安全性やルールの面で注意点があります。
- ・割れた食器・欠けた食器の安全な捨て方
- ・割れていない食器の捨て方
以下、簡単に注意点を解説していきます。
割れた食器・欠けた食器の安全な捨て方
割れた食器や欠けた食器を処分する際は、ご自身と収集作業員の安全に気を付けることが最優先です。素手で触るのは避け、軍手やトングを使用しましょう。
食器の破片は新聞紙や厚紙で頑丈に包み、ゴミ袋が破れないようにするのがポイントです。そして、袋の目立つ場所に「ワレモノ」「食器の破片アリ」「キケン」などとマジックで大きく書いておきましょう。
陶磁器やガラス製の食器は、多くの自治体で「不燃ごみ」に分類されますが、地域によっては「陶器ごみ」や「普通ごみ」として扱われる場合もあります。必ずお住まいの自治体のルールを確認してから処分してください。
大量に割れた食器を処分する場合は、二重・三重に紙で包んだり袋を増やして破片が飛び散らないよう徹底しましょう。
割れていない食器の捨て方
割れていなくても、ヒビが入っていたり、傷が多かったりして不要な食器は、ゴミとして処分します。
この場合も、輸送中や収集作業中に割れる可能性もあるため、割れた食器と同様に新聞紙や厚紙で包み、「ワレモノ」と表記しておくと親切です。
また、事前に軽く洗って汚れを落としておくと、処分時ににおいやカビの発生を抑えられます。
食器の素材によって分別が異なり、陶磁器・ガラス・金属製は「不燃ごみ」、木製は「可燃ごみ」、プラスチック製は自治体の指示に従うのが一般的です。
さらに、一辺が30cmを超えるような大皿は、「粗大ごみ」扱いとなる場合もあるので注意しましょう。
【有名ブランドまたは未使用食器の処分】食器を売る方法
「捨てるにはもったいない…」そんな有名ブランドの食器や、箱に入ったままの未使用の食器は、売ることで現金化できる可能性があります。
主な売却方法は、以下の3つです。
- ・リサイクルショップ
- ・フリマアプリ・ネットオークション
- ・買取専門業者
それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身の食器や状況に合った方法を選びましょう。以下、簡単に解説します。
リサイクルショップ
近隣のリサイクルショップに直接持ち込む方法は、その場ですぐに査定・現金化できる手軽さが魅力です。ノーブランドの食器でも、状態が良ければ買い取ってもらえる場合があります。
しかし、食器の専門知識を持つ査定士がいないことが多く、ロイヤルコペンハーゲンやマイセンといった高級ブランド食器でも、数十円、数百円という安価で買い取られてしまうリスクがあります。
また、大量の食器を自分で梱包し、店舗まで運ぶ手間やコストもかかります。
フリマアプリ・ネットオークション
メルカリやヤフオク！などを利用し、自分で価格を設定して個人間で売買する方法もあります。
特に人気ブランドの食器やキャラクターものやレトロな食器など、特定のファンがいるアイテムは、リサイクルショップよりも高値で売れる可能性があります。
ただし、相場調査から写真撮影、商品説明の作成、購入者とのやり取り、そして厳重な梱包と発送まで、すべての作業を自分で行う手間がかかります。送料も出品者負担です。
さらに、配送中に破損した場合のトラブル対応も自身で行う必要があり、初心者にはハードルが高い処分方法と言えるでしょう。
買取専門業者
ブランド食器、箱に入った未使用品を、なるべく高く、正しく評価してもらいたい場合は、食器買取を専門とする買取業者に依頼するのが最もおすすめです。
専門知識を持った査定士が、ブランドの歴史やシリーズの人気度、現在の市場価値を正確に判断し、適正な価格を提示してくれます。
また、多くの買取専門業者が「出張買取サービス」を提供しており、自宅にいながら査定から支払いまでを完了できます。
重い食器を運ぶ手間や、配送中の破損リスクもなく、最も安全で確実に売却できます。
買取業者を選ぶ際は、食器類の買取実績や口コミ評価を確認し、信頼できるところへ依頼するのがポイントです。疑問点があれば事前に電話やメールで質問してみましょう。
【ノーブランドまたは未使用食器の処分】食器を「寄付・リサイクル」する方法
ブランド品ではなくても、まだ使える食器を捨てるのはもったいないですよね。
そんなときは、寄付やリサイクルを活用すれば、資源の有効活用や社会貢献につながります。
- ・NPO・支援団体へ寄付する
- ・メーカーや自治体のリサイクル・持ち込み
- ・知人・友人に譲る
これら3つの処分方法について、簡単に紹介します。
NPO・支援団体へ寄付する
まだ使える食器を、国内外で必要としている人々へ届ける活動をしているNPO・支援団体があります。「セカンドライフ」や「ワールドギフト」といった団体では、不要になった食器を宅配便で送ることで寄付が可能です。
寄付された食器は、福祉施設で利用されたり、発展途上国へ送られたりして、大切に再利用されます。
ただし、多くの場合、送料は自己負担となり、受付条件や送付方法は団体ごとに異なります。団体の公式サイトで受け入れ条件や手順を確認してから発送しましょう。
メーカーや自治体のリサイクル・持ち込み
近年、不要になった陶磁器食器を回収し、粉砕して新たな食器の原料や建材として再利用するリサイクルの取り組みが広がっています。
お住まいの自治体で回収イベントなどが行われていないか、ホームページなどで確認してみましょう。また、一部の自治体では、まだ使える美品の食器を回収し、リユース品として安価で販売する取り組みも行われています。
ガラスなのか陶器なのかなど、素材の種類別に仕分けが必要なこともあるので、事前の確認が大切です。
知人・友人に譲る
これから一人暮らしを始める学生や、新婚の友人など、身近に食器を必要としている人がいるかもしれません。
費用や手間が一切かからず、相手にも喜んでもらえる、最も手軽で気持ちの良い処分方法です。
相手の好みや必要な量を尊重し、押し付けにならないよう配慮することが大切です。
不要な食器をお得に処分するなら「買取」がおすすめな4つの理由
様々な処分方法がある中で、特にお得に、そして手間なく不要な食器を手放したいなら「買取」がおすすめです。その理由は以下4つです。
- ・「出張買取」なら自宅で完結
- ・仕分けや分別作業が不要
- ・プロの目で適正な価値を見極めてもらえる
- ・唯一お金に変わる処分方法
順番に解説していきます。
「出張買取」なら自宅で完結
食器は重く、割れやすいため、車を使って店舗に持ち運ぶことになります。買取専門業者の出張買取を利用すれば、査定士が自宅まで無料で訪問してくれます。
査定から支払い、運び出しまですべてその場で完結するため、手間やコストが一切かかりません。大量の食器を処分したい場合に、特に便利な処分方法です。
事前に電話やメールで食器の量や種類を伝えると、査定がスムーズに進みます。
仕分けや分別作業が不要
買取依頼であれば、「これはブランド品？」「この汚れは大丈夫？」といった面倒な仕分けや分別は一切不要です。
専門の査定士が、大量の食器の中から価値のあるものとないものを手際よく見極めてくれます。
自分で判断する手間が省けるだけでなく、自分では価値がないと思っていた食器に、思わぬ高値が付く可能性もあります。
プロの目で適正な価値を見極めてもらえる
食器の価値は、ブランドやシリーズ、製造年代、現在の市場人気など、様々な要素で決まります。
専門の査定士であれば、知識や経験を基に、食器が持つ本来の価値を正確に評価してくれます。
一般のリサイクルショップでは見逃されてしまうようなアンティーク品や限定コラボ品の価値も、専門業者なら見逃しません。
査定額を聞いてから売却の検討をすることもでき、オークションやフリマ以上に納得できる価格で売却できることも多いです。
唯一お金に変わる処分方法
捨てる、譲る、寄付するといった他の処分方法とは異なり、「買取」は不要な食器が現金に変わる唯一の方法です。
得られた収入で新しい食器を購入したり、他の楽しみに使ったりすることができます。
不要な食器を有効活用でき、しかも処分にお金がかかるどころか、逆にお金がもらえるというのは、買取ならではのメリットです。
不要な食器の処分に関するよくある質問
不要な食器を処分する際によくある質問2つと、それに対する回答をまとめました。
安心して処分するためのヒントにしてください。
食器を大量に処分したいのですが、どうすればいいですか？
大量に不要な食器がある場合は、不用品回収業者に依頼するか、買取専門業者の出張買取を利用するのがおすすめです。
不用品回収業者は費用がかかりますが、食器以外の不用品もまとめて引き取ってくれるメリットがあります。
一方、ブランド食器などが含まれている場合は、まず買取専門業者の出張買取を依頼するのがおすすめです。費用がかからないだけでなく、ブランド食器などがあれば高額買取してくれます。
そこで値段が付かなかったものをどうするか検討すると、最も効率的でお得でしょう。
高額で買い取ってもらえる食器とは？
高額買取が期待できるのは、主に有名ブランドの食器、生産が終了した廃盤品、そして箱付きの未使用品です。
例えば、ウェッジウッド、マイセン、ロイヤルコペンハーゲン、バカラ、ノリタケ、エルメス、ティファニーなどのブランド食器や、和食器だと有田焼や九谷焼の作家ものなどは高額になりやすいです。
これらのブランド食器は、使用済みであっても状態が良ければ高値が付く可能性があります。
不要な食器の処分は高価買取のウリエルにお任せください
不要な食器の処分は、食器の価値を正しく見極められる買取ウリエルにぜひお任せください。
買取ウリエルには、洋食器から和食器、アンティーク食器に至るまで、深い知識を持った専門の査定士が在籍しています。ブランドの歴史や市場価値を正確に把握し、お客様の大切な食器が持つ本来の価値を見逃しません。
また、買取ウリエルが高価買取を実現できるのには、以下のような理由もあります。
- ・インターネットを中心とした無店舗経営
- ・国内外の市場へ流通させる豊富な販路
- ・在庫管理コストの削減
- ・エリア限定によるコスト削減
削減したコストをお客様の買取価格に最大限還元することで、他社には真似できない食器の高額査定を可能にしています。
ウリエルでは無料での出張買取にも対応しており、重い食器を運ぶ手間なく、ご自宅で査定が完了します。
不要な食器の処分に悩んでいる方は、お気軽にご連絡ください。
まとめ
今回の記事では、不要な食器の処分方法について、捨てる、売る、寄付するといった様々な選択肢を解説してきました。
割れてしまった食器は安全に配慮してゴミとして処分するのが基本ですが、まだ使える食器は、その価値に応じて最適な手放し方を選ぶことが大切です。
特に、有名ブランドの食器や箱に入った未使用の食器は、数千円から数万円の思わぬ収入になる可能性もあります。
自分に合った処分方法を選ぶことで、手軽にスッキリ片付けるだけでなく、環境や社会への貢献にもつながります。
本記事を参考に、あなたの不要な食器がどの処分方法に適しているか確認してみましょう。
2つの買取方法