【プロが解説】出張買取は危険?怪しい?安全で買い叩かれない方法を解説!

出張買取は、自宅にいながら不用品を現金化できる便利なサービスです。
しかし、「相場より安く買い叩かれるのではないか」「強引な押し買いをされるのではないか」「貴金属を盗まれたりするのではないか」といった不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、出張買取は本当は便利かつ安全に行えるサービスで、さまざまなメリットがあります。出張買取の特徴や仕組みは以下の記事で解説しているので、併せてご覧ください。
出張買取とは?仕組みや利用するメリット・デメリットについて
本記事では、300万点以上の査定実績を持つ買取専門店ウリエルが、業界の実態を知り尽くした立場から、実際に発生しているトラブル事例と悪徳業者の手口を隠さず公開し、あなたを守るための知識をすべて提供します。
この記事を読めば、悪質業者の見分け方から安全に高価買取を実現する方法まで理解でき、出張買取を安心して利用できるようになります。
動画で視聴したい方は以下でご覧ください。
なお、累計買取実績数300万点超えのウリエルでは、無料査定を実施中。査定をご検討の方は以下のメールや電話からお気軽にご相談ください。豊富な知識と確かな目利きを持つ査定士があなたのお品物の価値を正確に査定いたします。
目次
出張買取が「危険」「怪しい」「怖い」と言われる7つの理由

出張買取サービスは、自宅にいながら不用品を現金化できる便利なサービスですが、一部で「危険」「怪しい」「怖い」というネガティブなイメージを持たれています。
出張買取が危険だと言われる理由は以下の通りです。
- ・一部の悪徳業者のトラブルが原因
- ・査定価格が低い
- ・クーリングオフに応じない
- ・業者に扮した窃盗もある
- ・貴金属や宝石をメッキ品や価値のないものとして扱って騙す
- ・個人情報を悪用される不安がある
- ・その場で即決を迫られるプレッシャーを感じる
ここでは、出張買取が「危険」「怪しい」「怖い」と言われる7つの理由について詳しく解説します。
一部の悪徳業者のトラブルが原因
出張買取が危険などと言われる大きな理由は、一部の悪徳業者のトラブルが原因です。そもそも買取業者としての資格がない偽の業者の場合が増えており、身勝手でずさんなやり口でトラブルを引き起こしています。
具体的には、実際の査定価格を偽って相場よりも極端に低い金額で買取を行うケースや、最初は好条件を提示しておきながら、いざ取引の場になると条件を一方的に変更するといった手口が報告されています。
強引な営業トークで利用者を精神的に追い込み、冷静な判断ができない状況を作り出すといった手口もあります。
その結果、買取業者を利用する人たちに「出張買取は危険である」といった考えを植え付けてしまっている現状があります。
しかし、覚えておいてほしいのは、全ての買取業者が危険ではないということです。資格を保有する実績のある優良業者では安全に出張買取を行っています。
その際に、優良業者は必ず「古物商許可証」という正規買取業者であることを提示します。
査定価格が低い
こちらも主に悪徳業者のやり口ですが、査定額を低く出すため危険で怪しいと言われます。
例えば、金を査定に出した場合、金はレート・金の純度・グラム数で金額が決まりますが、その価値に見合わないような金額を提示することや、純度を下げて提示して価格を低くしてきます。
専門知識を悪用し、利用者を納得させるような説明を巧みに行うのも手口の1つです。
「この商品は傷が多いため価値が下がる」「市場での需要が低下している」といった説明は一見もっともらしく聞こえますが、実際には適正な評価ではないことがあります。
その他にも、出張買取は基本的に優良業者の場合は無料で行う場合が多いのに対し、悪徳業者の場合は料金を請求してくるケースもあるので注意が必要です。
クーリングオフに応じない
出張買取の場合、「クーリングオフ制度」といって、8日間以内に品物の売買取引を無効にできる制度があります。
そのため、品物を買い取ってもらったけど返してほしいといった場合には8日以内でしたら取り戻すことが可能です。
しかし、悪徳業者などはクーリングオフに応じず品物を返してくれません。悪質なケースでは、取引後8日間は意図的に連絡を遮断し、クーリングオフ期間が過ぎるのを待つ業者もいます。
連絡先として携帯電話番号しか残していない業者や、固定の事務所を持たない業者の場合、後から連絡を取ろうとしても電話がつながらず、結果的にクーリングオフができなくなってしまいます。
その他にも、「返品するのにお金がかかる」など言いがかりをつけてくるケースもあります。
そういったことから「買取業者は怖い」といった印象が植え付けられ、出張買取への懸念が生まれています。
業者に扮した窃盗もある
出張買取業者を装った窃盗事件が発生していることも、危険視される深刻な理由です。
正規の買取業者ではなく、犯罪者が出張買取を名目に自宅に侵入し、貴重品を盗むという悪質な手口が実際に報告されています。特に高齢者や一人暮らしの人がターゲットにされやすく、社会問題となっています。
具体的な手口としては、まず「不用品を買い取る」という名目で自宅を訪問します。査定を行うふりをして家の中を物色し、貴金属や現金などの貴重品の場所を確認します。
そして、利用者が別の部屋に品物を取りに行ったり、書類を用意したりする隙を狙って、目をつけておいた貴重品を盗みます。
このような犯罪を防ぐためには、できるだけ家族や友人など第三者に立ち会ってもらうことで、犯罪のリスクを大幅に下げることができます。一人で対応する場合は、査定する品物がある場所にのみ案内するようにすることが重要です。
貴金属や宝石をメッキ品や価値のないものとして扱って騙す
貴金属や宝石を意図的に低く評価し、メッキ品や価値のないものとして扱って騙す手口も、出張買取が危険視される理由の一つです。
悪質な業者は、本物の貴金属や宝石であるにもかかわらず虚偽の説明をして、極端に安い価格で買い取ろうとします。
専門知識を持たない一般消費者は業者の説明を信じてしまい、本来数万円から数十万円の価値がある品物を、数百円や数千円で手放してしまうケースが少なくありません。
その他にも、「押し買い」と呼ばれる手法を使うこともあります。最初は家具や衣類など比較的安価な品物の買取を口実に訪問し、家の中に入った後で「ほかに売れるものはありませんか」としつこく尋ねます。
そして貴金属や宝石を見つけると、前述のような虚偽の説明で安く買い叩くのです。
このような被害を防ぐためには、まず自分が所有している貴金属や宝石の価値や相場を事前に把握しておくことが重要です。
個人情報を悪用される不安がある
出張買取を利用する際、個人情報を悪用される不安があることも、サービスが敬遠される理由の一つです。
出張買取では、業者が自宅に訪問するため、住所や家族構成、生活パターンなどの個人情報が業者に知られる可能性があります。契約時には本人確認のため、運転免許証やマイナンバーカードなどの身分証明書も提示する必要があります。
特に問題なのは、信頼性の低い業者に個人情報を渡してしまうケースです。悪質な業者の場合、取得した個人情報を第三者に売却したり、詐欺グループに流出させたりする可能性があります。
個人情報の悪用を防ぐためには、信頼できる大手業者や評判の良い業者を選ぶことが最も重要です。公式ウェブサイトにプライバシーポリシーが明記されている業者や、個人情報保護の取り組みを公表している業者を選ぶと良いです。
その場で即決を迫られるプレッシャーを感じる
その場で即決を迫られるプレッシャーを感じることも、出張買取が怖いと言われる理由です。
出張買取の特徴として、査定士が自宅を訪問し、その場で査定額を提示して即座に買取を行う点があります。即日現金化というメリットがある一方で、冷静に判断する時間が限られるというデメリットもあります。
特に悪質な業者は、この状況を悪用して利用者が落ち着いて考える余裕を与えないまま契約を急かします。
典型的な手口としては、「今すぐ決めないと、この価格では買い取れません」「ほかの依頼が詰まっているので、すぐに決めてください」といった言葉で契約を急がせます。
「この状態では他店でも売れないですよ」「今売らないと価値がさらに下がりますよ」などと不安を煽る発言をして、冷静な判断力を失わせることもあります。
このようなプレッシャーを避けるためには、出張買取を依頼する前に見積りのみでも可能かどうかを確認しておくことが重要です。
危険な悪質業者の7つの特徴

出張買取が危険などと言われる理由を確認し、悪徳業者の存在が関係していると紹介しました。
危険な悪徳業者には7つの特徴がありますので対策しましょう。悪質業者の特徴を事前に知っておくことで、トラブルに巻き込まれるリスクを大幅に減らすことができます。
- ・アポなしで突然訪問してくる業者
- ・トラックで巡回する業者
- ・電話で勧誘してくる業者
- ・携帯電話番号だけ書かれたチラシの業者
- ・WEB上の口コミや評判が悪い業者
- ・「なんでも買い取ります」をアピールする業者
- ・「無料」を過度に強調する業者
ここからは、悪徳業者の特徴について詳しく確認していきます。
アポなしで突然訪問してくる業者
悪徳業者の多くが、アポイントメントを取らずに突然訪問してきます。多くの場合、「出張買取ができる」などと言って自宅に上がり込み、売れそうな品物を強引に探し出して回収しようとするといったケースがあります。
2013年に改正された特定商取引法により、アポイントなしで訪問して買取を勧誘する、いわゆる「飛び込み営業」は違法となりました。
さらには、「回収費がかかる」「訪問手数料がかかる」など無理やりな言い訳をつけて、お金を巻き取ろうとする手口も横行しています。
特定商取引法第58条の6第1項では、訪問購入に係る売買契約の締結についての勧誘の要請をしていない者に対し、相手方の自宅等で売買契約の締結について勧誘をすることが禁じられています。
優良業者は、依頼がない場合にアポなしで訪問することはありません。お客様のご依頼を頂いて、初めて約束を交わして訪問するので、無理な訪問に来た買取業者には、しっかり・はっきり断るようにしましょう。
トラックで巡回する業者
トラックで巡回して買取を行う業者も、悪徳業者が多く行う手口です。「大きなものや大量に物を運んで処分できる」などと言って品物を回収し、リサイクル代といった手数料を請求してくることが多いパターンです。
このような巡回型の業者は、各自治体や国民生活センターからも注意喚起されています。無許可で営業している違法業者であることが多く、トラブルの温床となっています。
彼らは「無料」という言葉で消費者を引き寄せ、実際には高額な費用を請求したり、不当に安い価格で買い叩いたりします。
最も問題なのは、このような巡回型の業者は連絡先を残さないことが多く、後からクレームを入れようとしても連絡が取れないことです。
優良業者の場合、出張買取で手数料を要求することはありませんし、ご依頼がなければご自宅まで巡回・訪問することは一切ありません。
電話で勧誘してくる業者
電話で勧誘してくる業者は、悪徳業者の可能性があります。テレアポ(電話営業)による買取の勧誘は法律違反ではありませんが、トラブルが非常に多いため注意が必要です。
悪質業者の典型的な手口としては、「〇〇を高く買い取ります」「今なら買取価格が通常の〇%アップします」などと甘い言葉で誘います。特に貴金属や宝石、ブランド品などを持っていないか執拗に尋ねてきます。
電話で強引にアポイントを取り付け、実際に訪問した際には強引な営業で契約を迫ります。
優良業者から勧誘電話をかけることはありません。そのため、多くの場合が詐欺である可能性が高いので注意しましょう。
もし電話での勧誘があまりにもしつこい場合はすぐに電話を切り、何度も頻繁にかかってくるときには警察に相談するなど対策をしましょう。
携帯電話番号だけ書かれたチラシの業者
携帯電話番号だけが書かれた買取業者のチラシには、要注意です。詳細な情報・内容を示さず、電話番号だけといった業者は、都合が悪くなると電話番号を変えるなどして消息を断ちます。
不当な取引をされた場合やクーリングオフを申し出たい場合でも、業者と連絡が取れなければ対応のしようがないため、携帯電話番号しかわからない業者は非常に危険です。
もし住所の記載があっても架空の場合が多いので、住所を検索するなど情報を集めておくと怪しい業者なのかどうか判断材料になります。
優良業者の場合は、会社の住所・固定電話などの詳細を必ずチラシやホームページに記載しています。
WEB上の口コミや評判が悪い業者
現代では、多くの消費者がサービス利用後にGoogleマップやSNS、口コミサイトなどに体験談を投稿します。
これらの口コミは、業者選びにおいて非常に重要な判断材料となります。悪質業者の場合、利用者からの低評価や否定的なコメントが多数寄せられていることが特徴です。
悪質業者に対する典型的な口コミとしては以下の通りです。
- ・査定額が相場より極端に安かった
- ・強引に契約を迫られた
- ・キャンセルしたら態度が急変した
- ・約束の時間に遅刻された
- ・クーリングオフに応じてもらえなかった
- ・無理やり貴金属を買い取られた
優良業者の場合は、高評価の口コミが多く、利用者からの満足度が高いことが分かります。「丁寧な対応だった」「査定額に納得できた」「また利用したい」といった肯定的なコメントが多数寄せられます。
否定的な口コミがある場合でも、業者が誠実に返信し、改善の姿勢を示していることが多いです。出張買取業者を選ぶ際は、必ずインターネットで口コミや評判を確認することが重要です。
「なんでも買い取ります」をアピールする業者
「なんでも買い取ります」「どんな状態でもOK」と過度にアピールする業者は、悪質業者の可能性があるため注意が必要です。
典型的な手口としては、最初は家具や衣類、本などの買取を口実に訪問を承諾させます。しかし実際に家に来ると、依頼した品物にはほとんど値段をつけず、「これでは買取できませんね」などと言います。
そして「ほかに売れるものはありませんか」「貴金属や宝石はありませんか」としつこく尋ね、高額な品物を探し回ります。
優良業者の場合は、買取対象品目を明確に公開しています。ホームページにはブランド品、貴金属、骨董品など、具体的な取扱品目が詳細に記載されており、それぞれの品目に対して専門の査定士が在籍していることが分かります。
出張買取を依頼する際は、「なんでも買い取ります」という漠然とした宣伝文句に惑わされず、自分が売りたい品物の取扱実績が豊富な業者を選ぶことが重要です。
「無料」を過度に強調する業者
「無料」という言葉を過度に強調する業者も、悪質業者の特徴の一つです。
悪質業者の典型的な手口としては、チラシや広告で「完全無料」「一切費用はかかりません」と大々的にアピールします。利用者が「無料なら安心だ」と思って依頼すると、実際の取引の場で様々な名目の費用を請求してきます。
たとえば、「この品物は特殊な処理が必要なので処分費用がかかります」「搬出に人手が必要なので作業費が発生します」「リサイクル料金は法律で定められているので別途必要です」などと説明し、後から高額な費用を請求します。
優良業者の場合も、出張費や査定費、キャンセル料を無料にしていることが多いですが、その表現方法が異なります。優良業者は「無料」を過度に強調するのではなく、料金体系全体を明確に説明します。
ホームページには料金に関する詳細な説明があり、「どのような場合に費用が発生するのか」「どのような場合に無料なのか」が具体的に記載されています。
出張買取で危険なトラブルを未然に防ぐ10個の注意点・コツ

本来、出張買取は安全な業者を選べば多くのメリットがあり大変便利な買取方法です。
ここでは、出張買取で危険なトラブルを防ぐための10個のポイントをご紹介します。
- ・出張買取のトラックを安易に利用しない
- ・相場よりも安い金額で売却しないよう注意する
- ・買取業者の飛び込み営業には応対しない
- ・不自然な値上げを行う業者は要注意
- ・飛び込み買取もクーリングオフの対象に
- ・買取に出すアイテムの相場(買取相場)を調べる
- ・違法業者でないか調べる
- ・悪い噂や口コミはないか調べてみる
- ・金額に納得がいかないときははっきりと断る
- ・買取業者は自分で調べて依頼する
特に、金の相場が高騰しているため金を狙った買取詐欺が増加してきています。
しかし、金に限らず悪徳業者の手口は同じ場合がほとんどですので、
下記の記事も合わせて確認して、悪徳業者の詐欺を防ぎましょう。
出張買取のトラックを安易に利用しない
前章でもお伝えしましたが、トラックで出張買取に回ってくる業者は、安易に利用しないようにしましょう。
アポイントを取った場合は別ですが、突然トラックで訪問してくる業者は悪徳業者の場合がほとんどですので、しっかりと回避しましょう。
特に最近では、特殊詐欺グループの犯罪も増えており、業者を装って自宅に強盗に入る事件も起きています。
もし巡回トラックを見かけても、決して声をかけたり利用したりしないでください。不用品を処分したい場合は、自分でインターネットや口コミを調べて信頼できる業者を選び、正式に依頼することが重要です。
相場よりも安い金額で売却しないよう注意する
悪徳業者は相場よりも、かなり低い価格で買取をします。そのため、売る側が売る商品の相場をしっかりと把握しておくことが大切です。
貴金属の相場を調べる際には、「田中貴金属」のサイトがおすすめです。田中貴金属は貴金属業界で信頼性が高く、金やプラチナ、銀などの地金相場を土日祝日を除いて毎日更新しています。
ただし、買取価格は商品の状態や需要、業者の在庫状況によっても変動します。
詳細な相場を確認したい場合には、買取ウリエルへお問い合わせください。「この商品の相場ってどのくらい?」といったご質問だけでも、査定士が豊富な査定経験から丁寧にアドバイスいたします。
買取業者の飛び込み営業には応対しない
アポイントなしの買取業者の飛び込み営業は、断固拒否しましょう。強引な買取を強要されるケースが、非常に増えてきています。
前章でお伝えしたアポなし悪徳業者の手口以外にも、公共サービスや行政の関係者を装うケースもあり、高齢者は特に騙されやすい傾向にあるため注意が必要です。
優良業者はご依頼がない限り、ご自宅へ訪問する飛び込み営業は決していたしません。お客様からのご依頼を受けて初めて、出張買取に訪問します。
そのため、突然ご自宅に訪問して買取業者を名乗る人物がいた場合には、まずは悪徳業者であることを疑い、断りましょう。
もし、しつこい場合などは名刺などを提示するように要求するなど身元を明かすように促し、それでも不審な点がある場合は、警察に通報するなどの対策をしましょう。
不自然な値上げを行う業者は要注意
査定後、最初の価格から大幅な値上げを行う業者には要注意です。買取に依頼すると交渉の中で、商品の価値が少しアップするといったことはあります。
しかし、元々5,000円などだったものが交渉後に3万円など急激に値上がりする場合には、安値で買い叩きを行っている場合がほとんどです。
この手口の狙いは、利用者に「交渉が成功した」と感じさせることです。大幅な値上げを見せることで、利用者は「得をした」という錯覚に陥り、実際には相場より安い価格であっても売却してしまいます。
通常、買取査定額は商品の状態や市場相場、需要などから算出されるため、一度提示された金額が大きく変動することはほとんどありません。
そういった場合、他の業者で査定すると高値が付く場合があります。対策として、複数の買取業者で査定するといいでしょう。
飛び込み買取もクーリングオフの対象に
飛び込み買取もクーリングオフの対象になります。「クーリングオフ制度」は商品の売買で8日間以内は取引を無効にできる制度です。
クーリングオフの対象となるのは、申し込みの時点で売りたいものや売る金額が事前に決まっていない場合です。
ただし、二輪以外の自動車、家具、大型家電、本・CD・DVD・ゲームソフト類、有価証券は対象外となります。買取金額が3000円以下の場合も対象外です。
これらの条件に該当しないもの、例えば貴金属やブランド品などの買取は、クーリングオフを適用することができます。
クーリングオフ制度については、国民生活センターのサイトで詳しく紹介されていますので参考にしましょう。
買取に出すアイテムの相場(買取相場)を調べる
買取りに出す前に、必ずアイテムの買取相場を調べましょう。自分の持っている品物の価値を把握しておくことは、トラブルを防ぐポイントです。
相場を知らないまま査定を受けると、業者が提示した金額が適正かどうか判断できず、悪徳業者につけこまれる隙を作ることになってしまいます。
買取相場を調べる方法は、インターネットで同じ商品の買取実績を検索することが基本です。多くの買取業者がホームページに買取実績を掲載しており、ブランド名、モデル名、状態などから過去の買取価格を確認できます。
ただし、これらは参考価格であり、商品の状態や付属品の有無、市場の需要によって実際の買取価格は変動することを理解しておく必要があります。
金・貴金属の場合にはレートによって日々、相場が変わっているので確認をしておくといいでしょう。
金・貴金属のレートは田中貴金属工業のサイトから確認することができます。
違法業者でないか調べる
飛び込み営業などがあれば、まずは違法業者ではないかを調べましょう。
業者の住所や電話番号といった、詳細をしっかりと確認することが大事です。
特に買取業者は「古物商許可証」という資格を保有していなければ営業ができません。
そのため古物商許可証を持っているかどうかの確認は必ず行いましょう。また、最近では古物商許可証を偽造して所持している悪徳業者もいます。
偽物かどうかを見分ける方法として、古物商許可証が本物であれば申請している各都道府県の公安委員会のサイトに古物商許可証番号の掲載があるので調べてみるといいでしょう。東京都の場合、「古物商URL届出一覧」から検索できます。
訪問時には、査定士が古物商許可証もしくは行商従事者証を携帯しているかを確認することが重要です。
行商従事者証は、古物商の従業員が行商を行う場合に必要な証明書です。信頼できる業者の査定士は、訪問時に必ずこれらの証明書を提示してくれます。
悪い噂や口コミはないか調べてみる
悪徳業者や優良業者に関わらず、まずはどのような買取業者なのかを調べましょう。
その際に、悪い噂や口コミはトラブルを防ぐ重要な判断ポイントです。例えば、同じ悪徳業者の被害に遭った人が先にネットに口コミを投稿していたということで事件を防ぐことができたという事例もあります。
口コミを確認する際には、複数の情報源をチェックすることが重要です。Googleマップだけでなく、X(旧Twitter)などのSNS、Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイト、専門の口コミサイトなども参考にすると良いです。
一つのサイトだけでは、競合他社による悪意のある投稿や、業者自身によるサクラの高評価投稿が混ざっている可能性もあるためです。
その他にも、迷惑電話サイトなどで電話番号を入力することで口コミを確認することができ、悪徳業者かどうか判断することが可能です。
金額に納得がいかないときははっきりと断る
金額に納得のいかない条件を提示されたら、必ずはっきりと断りましょう。
出張買取では「わざわざ来てもらったのに断りにくい」「早く帰ってほしいから妥協しよう」という気持ちが働き、本来納得できない査定額でも承諾してしまうケースが少なくありません。しかし、これでは業者の思うつぼです。
曖昧な回答をすることで強引に買取を行われるため、必ず「イエス」か「ノー」で答えましょう。断る際の具体的な言い方としては、以下の例のようにはっきり伝えるのがおすすめです。
- ・他の業者の査定額と比較してから決めたいので、今日は見送ります
- ・家族と相談してから決めたいので、一度考えてまた連絡します
- ・査定額が予想より低かったので、今回は売却を見合わせます
悪徳業者は強気に圧力をかけてくるため恐怖心を抱いてしまいますが、警察を呼ぶことや法的措置に踏み込むなどを提示すると逃げていくケースがほとんどです。
第一に、商品の所有権は自分にあることを忘れずに心がけることが大切です。
買取業者は自分で調べて依頼する
買取業者は自分で調べて、信用できる業者に依頼しましょう。その際には、買取の実績が豊富でアドバイスや相談を受けられる業者を選びましょう。
自分で業者を調べる際の基本的な手順は、まずインターネットで検索することから始まります。見つけた業者のホームページをよく読み、以下が明確に記載されているか確認します。
- ・会社概要
- ・所在地
- ・固定電話番号
- ・代表者名
- ・設立年
- ・古物商許可証番号
- ・サービス内容
- ・料金体系
- ・買取実績
買取ウリエルでは、買取初心者の方や買取の知識がない方でも、知識豊富な査定士がアドバイスいたしますので安全にご依頼いただけます。
また、ウリエルでは出張買取も承っております。経験豊富な査定士があなたのご自宅に伺い、丁寧にお品物を査定いたします。まずはご相談ください。
出張買取で高価買取を実現する方法

前述の通り出張買取は、本来は便利で高く物を売ることも可能な方法です。ただし、同じ品物でもちょっとした工夫や準備によって買取価格は大きく変わってきます。
悪質業者を避けることはもちろん重要ですが、優良業者に依頼する場合でも、より高い査定額を引き出すためのコツを知っておくことで、満足度の高い取引が実現できます。
- ・ほこりや汚れを拭き取る
- ・劣化しないうちに売る
- ・複数の業者を利用する
ここでは、買取で良い値が付くポイントを紹介します。
ほこりや汚れを拭き取る
買取査定では、品物の綺麗さが評価に影響してきます。
特に、出張買取では長い間、ご自宅に保管している品物も多いため汚れが付着していたり、ほこりがついている場合もあるので、しっかりと綺麗にすると査定額のアップにつながります。
具体的な清掃方法としては、まずほこりを柔らかい布で優しく拭き取りましょう。ブランドバッグや革製品の場合、専用のクリーナーやクリームを使って汚れを落とし、艶を出すことで見栄えが格段に良くなります。
ただし、素材によっては水や薬品が使えないものもあるため、事前に確認が必要です。無理にこすると傷がつく可能性もあるため、優しく丁寧に扱うことが大切です。
清掃する際には注意点もあります。骨董品や美術品など、価値が下がる可能性のあるものは、素人が手を加えないほうが良い場合もあります。また、過度な清掃で傷をつけてしまっては本末転倒です。
不安な場合は、査定士に「清掃したほうが良いか」を事前に相談することもおすすめです。
劣化しないうちに売る
買取では、古いものでもヴィンテージ物など価値があれば高く売れやすいですが、できるだけ新しく綺麗な状態で売る方が、高値につながる傾向にあります。そのため、劣化しないうちに売ることを覚えておくといいでしょう。
ブランド品の場合、流行が過ぎると買取価格は大幅に下がります。今シーズン人気のデザインでも、数年後には需要が激減し、買取価格が半額以下になることも珍しくありません。
バッグや財布などの革製品は、使用していなくても経年劣化します。保管している間に革が乾燥してひび割れたり、色が変色したり、金具が錆びたりすることがあります。
家電製品の場合は、劣化のスピードがさらに早くなります。特にスマートフォン、パソコン、デジタルカメラなどは、技術の進歩が早いため、1年違うだけで買取価格が大きく変わります。
複数の業者を利用する
買取では、複数の業者を利用して良い値をつけてくれるところに売るのがコツです。
複数業者を利用する最大のメリットは、相場を把握できることです。3〜5社から査定を受ければ、おおよその相場が見えてきます。多くの業者が同じような金額を提示していれば、それが適正価格だと判断できます。
複数の査定額を持っていることで、価格交渉もしやすくなります。「他社では〇〇円の査定でしたが、もう少し上げていただけませんか」と具体的な金額を示すことで、業者側が検討してくれる可能性が上がります。
複数業者を利用する際の注意点としては、極端に高い査定額を提示する業者には警戒が必要です。他社より明らかに高すぎる場合、後から理由をつけて減額されたり、別の費用を請求されたりする可能性があります。
この他、買取で高値につなげる方法は下記でもご紹介しておりますので、合わせて参考にしてください。
安全な出張買取は買取ウリエルがおすすめ

安全な出張買取を行うには、買取ウリエルにお問い合わせください。
ウリエルでは、出張買取の経験が多く知識も豊富な査定士が在籍しています。
ここでは、ウリエルがおすすめの理由を具体的にご紹介します。
法律に則った買取を行います
買取ウリエルは「古物商許可証」を有する買取業者です。そのため、法律に則った買取を行います。
また、法律違反などの知識も豊富なため買取が初めてという方には、違法な業者の見分け方など買取を安全に行えるようにアドバイスも可能です。まずは、相談してみたいというご依頼でも大歓迎です。
買取に係る手数料がすべて無料
買取ウリエルは、買取に係る手数料はすべて無料です。無理やりな手口で手数料を取るような行為、強引な飛び込み営業などは一切行いません。もちろん、出張買取も全て無料で行っております。
ウリエルの出張買取は「近くに買取専門店がない」「大量に査定してほしい」「大きいものを買取に出したい」といったご依頼に即日対応可能です。
プロの査定士が安全で丁寧に鑑定いたしますので、ぜひご利用ください。
買取品目が豊富
ウリエルは300万点の査定経験があり、豊富な買取品目の査定ができます。
ご自宅に眠っている古いものや大きなものなど、一見売れるかどうかわからないものでも、実は売ることができます。
着物では加賀友禅の留袖をはじめとする高級着物、骨董品では楽弘入の黒茶碗や天保小判などの古銭類の買取実績が豊富です。
食器ではロイヤルコペンハーゲンのフルレースやマイセン、バカラなどのブランド食器、ブランド品ではエルメスのバーキンやシャネルのマトラッセなども高額買取の実績があります。
貴金属では金のネックレスや翡翠のリング、イーグル金貨やパンダ金貨などの金貨類も査定いたします。
まずは「これって売れるかな?」という質問だけでも、各専門知識を有する査定士がお答えいたしますのでお気軽にお問い合わせください。
出張買取キャンペーンを実施中!買取価格が大幅UP!
ウリエルでは現在、出張買取を強化しており、過去以上の高価買取に自信がございます。実店舗を持たない分、運営コストを大幅に削減し、その分を査定時の買取価格に反映しています。
専門知識を持つ経験豊富な査定士が、お品物の価値を正確に見極め、適正価格での買取を実現します。査定額の根拠をわかりやすく説明する明朗査定ですので、初めて買取店をご利用の方も安心してご利用いただけます。
「査定額を聞いてから売るか決めたい」というお客様は、無料査定のみのご利用も可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。
ウリエルの出張買取について、詳しくは下記でご紹介しております。
まとめ
今回は、出張買取が「危険」「怪しい」「怖い」と言われる理由を紹介してきました。その理由には、悪徳業者の詐欺といった強引な手口が出張買取に悪い印象を与えているということがあります。
しかし、出張買取は本来便利な買取のシステムですので、悪徳業者をしっかりと見分け、優良業者を選別して良い買取へとつなげることができます。
そのためにも、本記事で紹介した「出張買取で危険なトラブルを未然に防ぐ10個の注意点・コツ」などを確認して悪徳業者からの被害に遭わないように対策をしましょう。
そして、ぜひ出張買取で買取をお考えの方は買取ウリエルへご依頼ください。ウリエルは「古物商許可証」を取得している買取業者です。そのため、法律に則り正しい買取査定をしております。
また、査定経験が300万点以上の査定経験があり、知識豊富な査定士が安心で丁寧に鑑定いたします。
まずは、お気軽にお問い合わせください。
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