ルイヴィトンの偽物の正しい8つの見分け方をプロが徹底解説!
高級ブランドの中でも、世界中で人気を集めているのがルイヴィトンです。
中古品やヴィンテージ物でもオークションサイトやフリマアプリ、ECサイトに出品されると高値で取引されており、熱心なコレクターも多く存在します。しかし、そうした人気を逆手に取り、ルイヴィトンの偽物が多く出回っていることも事実です。
本記事では、ルイヴィトンの製品が本物か偽物かを見分けるポイントや、高く売るコツなどを紹介していきます。
ルイヴィトンの偽物の正しい8つの見分け方
ここでは、ルイヴィトンが偽物かどうかを正しく見分ける方法を8つ紹介します。
モノグラム
モノグラムはルイヴィトンの象徴であり、LとVのロゴや星、花で構成されたデザインが特徴です。このモノグラムのプリントで偽物か本物か判断することができます。
本物は「Cマーク」と呼ばれる凸凹が等間隔で配置されています。ただ、光に照らして目を凝らすことでやっと見えるものであるため、判断材料の1つとして覚えておくといいでしょう。
また、本物のモノグラムは、中心に線を引いた時に左右対称にモノグラム柄が配置されており、「PVCキャンバス」という特殊なコーティングが施されているためプリントの色ムラが一切ないのが特徴です。一方、偽物は色ムラがあるものが多く見られます。
近年、偽造の技術は高くなってきているため、買取専門店などで査定してもらうのが安心です。
シリアルナンバー
ルイヴィトン製品の本物にはシリアルナンバーが記されているため、偽物を見分ける材料となります。しかし、一部の製品にはシリアルナンバーが刻印されていない場合もあるため、注意が必要です。
本物は、製造国のアルファベット2文字と製造年月を表す数字4文字で構成されており、それ以外の表記は偽物の可能性があります。
また、本物のシリアルナンバーは刻印が曲がっておらず、深さが均一に押されているため、注目してみましょう。
ブランドロゴ
ルイヴィトン製品はブランドロゴで偽物を見分けることができます。注目すべきはアルファベット表記の「LOUIS VUITTON」の「O」の部分です。
本物の場合は真ん丸な形をしていますが、偽物の多くは縦長となっています。また、偽物はブランドロゴが曲がって刻印されており、はみ出しなども多く見られます。
縫製
縫製の丁寧さでもルイヴィトンの偽物を見分けることが可能です。
ルイヴィトンの品質の高さの理由として、熟練した職人が手作業で製品を縫製していることが挙げられます。製品は細部まで丁寧に仕上げられており、少し斜めにふっくらとした縫い方となっています。
一方、偽物は低コストで作られるため、機械で真っ直ぐに粗く縫製されている傾向があります。
金具類
バックや財布などに使われている金具類でも偽物かどうか見分けることができます。特にルイヴィトンの金具類のクオリティーは高く、本物に似せるのは至難の業です。
本物は、スナップボタンの凹んだ方やファスナーの引手部分に「LOUIS VUITTON」の刻印があり、劣化しにくいとされています。
一方、偽物ではチープな素材で作られており、メッキなどが剥がれて壊れやすいという特徴があります。
ヌメ革ハンドル
ルイヴィトンのヌメ革ハンドルの内側を見たときに、シワがあれば偽物と見分けることができます。
本物は長く使うことを考慮して丈夫に作られており、簡単にシワが寄ることはありません。ヴィンテージ品でも、ヌメ革ハンドルの内側にシワが寄ることはまれです。
一方、偽物では作りが悪いため、すぐにシワが寄ってしまいます。
側面
ルイヴィトンの財布は、「側面」を見ることで偽物かを判断できます。
側面の革の縁を見ると、本物は裁断面の処理が一直線になっていますが、偽物は縁が凸凹になっています。
また、偽物は革や布の縫製が粗く採寸も合っていないものが多く、本物より分厚くなっている傾向があります。
付属品
ルイヴィトンには保証書や証明書などの付属品がありません。そのため付属品がある場合は偽物を疑ってよいでしょう。ただし、一部の製品に書類が付属している場合もあるため、注意が必要です。
もし、付属品があった場合は中身の言語を確認しましょう。正しくない表記の場合は偽物です。
【アイテム別】ルイヴィトンの偽物の見分け方
ここでは、ルイヴィトンの偽物の見分け方をアイテム別に解説します。
キーケース
ルイヴィトンの中でも、キーケースは購入しやすく贈り物としても人気です。そのため、偽物が多く出回っています。
キーケースの偽物は側面の処理が粗く、縫製が雑で厚みがあることや、金具部分の作りがチープである点に特徴があります。
また、シリアルナンバーは内側に小さく刻印されている場合が多いため、よく確認してみましょう。
財布
ルイヴィトンで人気のあるアイテムである財布も、偽物が多いことで有名です。
財布も側面に注目し、処理が粗く縫製が雑で厚みがあることや、金具部分の作りの違和感から見分けられます。
バッグ
ルイヴィトンのバッグは様々なデザインタイプがあるため、偽物を見分けるのが困難です。
見分けるには複数箇所を確認する必要があるため、以下のポイントを押さえておきましょう。
- ・シリアルナンバーの有無
- ・ロゴの違和感
- ・製品の素材感や縫製の粗さ
- ・金具部分のチープさ
- ・ヌメ革ハンドルがある場合は、シワが寄っているかどうか
ルイヴィトンのバッグの市場は常に賑わっており、盛んに取引が行われています。そのため偽物の数が多くなり、偽造のクオリティーも高いため、正確な判断は買取業者任せるのがよいでしょう。
靴
ルイヴィトンではスニーカーやブーツも販売しています。中でも、カジュアルにも使えるスニーカーは人気のアイテムです。
ルイヴィトンのスニーカーは職人が手作業で丁寧に作っており、細かな縫製が綺麗です。そのため、本物ではつま先の革の縫製が丸く、履き口の厚みが均一で、ロゴも歪みがありません。
一方で、偽物は縫製が雑で角張っており、革の色が実物と異なっていたり、履き口の厚みが不安定だったりします。ロゴも歪むなど繊細さに欠けるため、細部まで確認するとよいでしょう。
マフラー
マフラーなどの服飾用品にも偽物があります。
本物のルイヴィトン製品は縫製が優れており、服飾用品のミシン糸の縫い方が0.1ミリまで正確で繊細さがあります。一方の偽物は、ほつれが見られるなど粗雑な作りとなっています。
また、マフラーはブランドタグの「製造番号 品番型番」の真下にシリアルナンバーが真っ直ぐ縫い付けてあり、国内直営店で購入された個体の場合は洗濯表示などの日本語訳が白いタグで付いているのも本物の特徴です。
偽物の場合はタグが曲がっているものや不自然な表記が多いため、見分けるポイントとして覚えておくとよいでしょう。
【要注意】偽物の可能性が高いルイヴィトンのアイテム
ルイヴィトンの中でも需要が高いアイテムは高値で売れることも多いため、偽物である可能性も高くなります。
ここでは、ルイヴィトンの中でも特に偽物の可能性が高いアイテムを紹介していきます。
マンハッタンGM
「マンハッタンGM」は、ファッションデザイナーのマーク・ジェイコブスがニューヨークのマンハッタンをイメージしてデザインしたバッグです。
大きな特徴はヌメ革の中央のベルトですが、偽物の場合はこのヌメ革にシワが寄り、縫製が直線縫いで繊細さに欠けます。
また、金属バックルの部分の留め具が不安定で、ロゴの刻印のズレなど全体を通して作りの粗さが見て取れます。
バケットGM
「バケットGM」は、バケツのような縦長の形のバッグです。筒型に革のベルト調整できる持ち手が付いており、シンプルでルイヴィトンでも人気の高いデザインです。
製造年代によって多少の違いはありますが、主な特徴は、内張に少し引っかかるようなザラザラ感がある素材が採用されている点です。
一方、偽物は革のツルツル感が強く、色も黄ばみや擦れがあり、縫製にも歪みが見られます。
旧ブローニュ
旧ブローニュは、モデルチェンジを繰り返しながらも長く愛されているデザインです。
一般的に流通しているのは底部分にヌメ革があるのがポイントで、シリアルナンバーの有無や縫製の仕上がり、ロゴの違和感などをチェックします。
製造年代によって作り方が若干異なる場合もあるため、買取専門店に査定を依頼して、より正確な結果を出してもらうと安全です。
スピーディー
「スピーディー」は、ルイヴィトンのアイテムの中でも、長い歴史と根強い人気があるバッグです。
内側にポケットがある非常にシンプルなデザインながら収納力もあり、サイズ展開が豊富です。ナノサイズから25・30・35・40の5種類があり、自身のスタイルに合わせて選べます。
見分け方は「ルイヴィトンの偽物の正しい8つの見分け方」で紹介した方法を組み合わせて、複数の角度からチェックしましょう。
オンザゴー
「オンザゴー」は、ビジネスシーンやプライベートでも幅広く使うことができるバッグで、高い収納力があるため特に女性から支持を集めています。
形もシンプルであるため比較的模倣しやすく、偽物が多い傾向にあります。
オンザゴーの持ち手はヌメ革ハンドルになっているため、革にシワが寄っているかどうかが判断材料の1つです。
ダミエ
フランス語で市松模様という意味がある「ダミエ」は、濃淡で配色された市松模様のデザインを指します。モノグラムと並ぶルイヴィトンのアイコンで、シンプルながら高級感があるため、老若男女から支持を集めています。
ダミエはモノグラムよりも先に販売されていましたが、模倣品の増加によって一時は販売停止となりました。モノグラムの誕生100周年記念の限定品として再び登場したあと定番の製品に戻り、現在まで続いています。
ダミエはシンプルな作りのため模倣しやすく、偽物が多く出回っています。
シリアルナンバーや縫製、金具部分などをしっかりと確認することが大切です。
シンプルな作りで偽物を見分けるのは素人では難しいため、買取業者に査定を依頼して真偽を判定してもらいましょう。
ジッピーウォレット
ラウンドファスナータイプの「ジッピーウォレット」は、ルイヴィトンの財布のなかでも人気のある製品です。
本物は、ファスナーをはじめ金具のメッキ部分の処理が丁寧で、ムラのない仕上がりになっています。
一方で偽物はメッキ処理が雑なため、使っているうちにすぐメッキが剥がれてしまうなど、製品の持ちが悪くなっています。
エピ
「エピ」はフランス語で「麦の穂」を意味し、麦の穂が風に揺れたような緩やかな線が型押しされています。普段使いのしやすさから特に女性からの人気が高く、近年はカラーが豊富になったことでさらに人気が高まっています。
エピは非常にシンプルな作りのため模倣の標的になっており、柄のズレやムラなどでは偽物を見分けるのは困難です。シリアルナンバーや金具部分、ロゴなどをしっかりと確認する必要があります。
ルイヴィトンの偽物と本物を見分けられない時の対処法
ここでは、ルイヴィトンの製品が偽物か本物か見分けることが難しい場合の対処法を紹介します。
購入しない
ルイヴィトンの製品が偽物か本物か見分けることが難しい場合は、「購入しない」選択肢を持ちましょう。
真偽を見分けることができないものを安易に購入することは、後々の大きなトラブルや損失につながるため、避けるのが賢明です。
購入しないという選択も持ったうえで製品の真偽を判断し、それでも購入したい意思があれば購入するとよいしょう。
買取査定に出す
ルイヴィトンの製品を既に所有している場合は、偽物か本物か見分けるのに買取査定を利用してみましょう。
買取専門店などの査定士には、ルイヴィトン製品の専門知識を持って鑑定するため、正確に真偽を判定できます。
買取専門店を選ぶポイントは、ルイヴィトン製品への知識と査定経験が豊富で査定実績が多い専門店を選択することです。
査定数300万点以上の査定経験がある買取ウリエルでは、ルイヴィトン製品の知識が豊富な査定士が在籍しています。まずは気軽に問い合わせてみましょう。
最近では買取業者を語って詐欺を行う悪徳業者も増えています。利用者は、「古物商許可証」を所有している正規の買取専門店を選ぶ必要があります。
買取詐欺については以下の記事でも詳しく説明しているため、ぜひ参考にしてください。
ルイヴィトンを高価買取してもらう7つのコツ
所持しているルイヴィトンを買取に出す場合、できるだけ高く買ってもらうためには、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。
ここでは、ルイヴィトンを高価買取してもらうための7つのコツを紹介していきます。
保存方法に気をつける
買取専門店で高価買取につながるポイントは、できる限り美品であることです。販売していた状態に近ければ近いほど、査定額は上がります。
そのため製品の保存方法にあたっては、「製品に傷を付けない」「湿気や日焼けなどの変色に注意する」「故障しないようにする」ことが大切です。
買取に出すと決めたら、製品を使用せずに湿気が多い場所を避け、日の当たらない場所で保管しておきましょう。
付属品をそろえる
製品は販売された状態に近いほど高く買い取ってもらえます。そのため、付属品もできる限りそろえましょう。
ルイヴィトンの場合、製品の箱や製品を保護する保存袋、取扱説明書などが付属品です。一方で、多くのブランドには保証書が付きますが、ルイヴィトンには保証書が付きません。そのため、保証書が付いている場合には偽物を疑いましょう。
季節ものはシーズン前に売る
季節性があるアイテムは、需要が高まり始める少し前の時期に買取に出すと、高値で買い取ってもらいやすくなります。
例えば、夏物であれば6月、冬物であれば9月あたりに買取りに出すと高値が付きやすくなります。
バッグや財布など通年使えるものは通常期でも高く売れますが、マフラーなど季節に左右される製品は、シーズン前に売るとよいでしょう。
まとめて査定に出す
製品をまとめて査定に出すことも、高価買取につながりやすいポイントです。
1つの製品だけで買取に出すよりも、複数の製品をまとめて売る方が、査定価格は高く付く可能性があります。まとめて査定に出す場合は、出張買取などを使うと一度に多く査定することができるのでおすすめです。
その際は、複数の買取業者に査定を依頼して、買取価格を比較しましょう。査定額は買取業者によって異なるため、複数の買取業者に査定を依頼して一番良い値段を付けてくれるところを選ぶことが大切です。
修理は正規店で行う
ルイヴィトン製品が故障した際は、正規店で修理してもらいまましょう。
正規修理店では、正規の部品を使って修理を行うため、品質を下げずに直せます。一方、正規店以外で修理すると純正のルイヴィトン製品ではなくなるため、価値が落ちてしまいます。
製品の安全面からも正規店で修理を行うことをおすすめします。
事前に汚れを落とす
ほこりや汚れを拭きとるだけで査定評価は上がります。製品の状態によって査定価格は変動するため、綺麗な状態を保つことは重要なポイントです。
特に高級腕時計、貴金属製品、ブランドバッグなどの皮製品は、汚れを拭き取るだけでも査定価値が変わることがあります。
ルイヴィトンはバッグや財布など革を使った製品が多いため、クロスなどで傷付かないように優しく拭いてツヤを出すことが、高値につながるポイントです。
不要になったらすぐに売る
ルイヴィトン製品が不要になったら、すぐに売ることも高価買取のポイントです。
できるだけキレイな状態で売ると高値が付きやすいため、新商品などニーズや人気が高いうちに売ることが大切です。
偽物のルイヴィトンかどうかわからない場合は買取ウリエルに依頼しよう
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ブランド品の査定経験が豊富
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また、ウリエルは買取査定の方法が選べるのが大きな特徴です。
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まとめ
ルイヴィトンは世界中で愛される高級ブランドで、本物は買取に出すことで、大きな金額を得られる可能性があります。
一方で、人気を逆手にとって偽物を売って稼ごうと考える人たちの手により偽物が多く出回っており、詐欺やトラブルにつなるケースもあります。
本物と偽物を見分けるポイントはいくつかありますが、偽物を作る技術も向上しているため、素人が正確に判断をすることは困難です。
より正しく真偽を判断するためには、買取専門店を利用するのが安全です。買取専門店を選ぶポイントは、ルイヴィトン製品への知識と査定実績の多さです。
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