骨董品買取2026年04月01日

絵画の正しい保管方法|お手入れのコツや注意点も解説

絵画の正しい保管方法|お手入れのコツや注意点も解説

絵画は単なるインテリアではなく、時には投資や家宝としての価値を持つこともあります。しかし、その価値を保つためには正しい保管方法が必要です。

絵画の保管において基本となるのは、直射日光と湿気・温度変化を避けることです。保管に適した環境は湿度50〜60%・温度18〜20℃前後とされており、風通しの良い日陰での保管が鉄則です。

不適切な環境で保管すると、絵画の劣化が進み、美術的価値や市場価値が低下してしまうため注意が必要です。

本記事では、絵画を長期にわたって美しい状態で保つための正しい保管方法や、お手入れのコツ、そして保管時に注意すべきポイントについて詳しく解説します。

大切な絵画の価値を末永く維持するために、この記事を参考にして正しい保管方法を実践してください。

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ウリエル 商品管理スペシャリスト
河合拓治

リユース業界で12年のキャリアを持ち、現在は買取ウリエルのロジスティクスセンター責任者として年間数万点に及ぶ商品の流通・管理を統括しています。リユース検定や酒類販売管理者の資格を保持し、特にダイヤモンド・ブランド品・着物の管理体制構築に精通。

現場では「複数人による多角的な検品」を徹底し、個品管理による匂い移り防止や破損対策など、商品の価値を損なわないためのオペレーションを追求しています。物流コストの最適化を通じて、お客様への還元率向上に貢献することを目指しています。
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絵画を保管するときの4つのステップ

絵画を保管するときの4つのステップ

大切な絵画を長く美しい状態で保つためには、ただ箱に入れてしまっておくだけでは不十分です。絵画は温度・湿度・光・物理的衝撃など、さまざまな環境要因によって少しずつ劣化していくため、保管前から設置まで一つひとつの工程を正しく踏むことが大切です。


保管の手順は、大きく以下の4つのステップに分けられます。

  • ・ステップ1:保管前にお手入れする
  • ・ステップ2:保護材で梱包する
  • ・ステップ3:箱へ収納する
  • ・ステップ4:適切な場所へ設置する

ここでは、絵画を保管するときの4つのステップについて詳しく解説します。

ステップ1:保管前にお手入れする

保管前のお手入れは重要な工程です。どれだけ保管環境を整えても、作品自体に汚れや湿気が残ったままでは、密閉された空間の中でカビが繁殖したり、変色が進んだりする最大の原因になるためです。

お手入れの最初のステップは、表面のホコリを取り除くことです。柔らかい獣毛の筆や羽ほうきを使って、表面を優しく払います。カメラ用のブロワーを活用すると、筆が直接触れないため、デリケートな作品にも安心して使用できます。

次に、額縁の清掃を行います。木製の額縁は水や薬品に弱く、変色する恐れがあるため、必ず乾いた柔らかい布で優しく拭き取ります。濡れた布の使用は色落ちや絵の具の剥離を招くため避けるべきです。

最後に、陰干しで湿気を取り除きます。晴れた日に風通しの良い室内で半日ほど陰干しをしてから梱包するのが理想的です。直射日光は、紫外線が絵の具の退色を急激に進めてしまうため厳禁です。

ステップ2:保護材で梱包する

お手入れを終えた絵画は、次に適切な保護材で梱包します。梱包の目的は、輸送中や保管中の物理的な傷から守るだけでなく、急激な温湿度の変化から作品を遮断することにあります。

まず、額装品の場合は黄袋(ウコン布)や不織布で作品を包みます。ウコンには調湿効果と防虫効果があるとされており、密閉空間でも湿気がこもりにくく、虫害を防ぐ働きが期待できます。

次に、角の保護を行います。絵画の四隅は、移動や保管の際に最も破損しやすい部位です。

段ボールを三角に折ったコーナーガードや、市販のフォームコーナープロテクターを四隅に取り付けることで、衝撃を分散させて破損リスクを大幅に軽減できます。

コーナーガードを取り付けた後、全体を緩衝材でしっかりと包みますが、素材選びには注意が必要です。ビニール袋やプチプチ(エアキャップ)は通気性がなく湿気がこもりやすいため、絵画を直接包んだまま長期間保管するのは避けるべきです。

密閉された空間は湿度が上昇しやすく、カビの繁殖環境を作り出してしまいます。もしこれらを使用する場合は、必ず作品と梱包材の間に紙や布を一枚挟み、通気性を確保するようにしてください。

ステップ3:箱へ収納する

梱包が完了したら、専用の箱へ収納します。箱への収納は、外部からの物理的衝撃・害虫・湿度変化を防ぐための、保管の締めくくりとなる工程です。

絵画の長期保管に最適な箱として、「差し箱」や「合わせ箱」と呼ばれる専用の収納箱があります。

差し箱は上部だけが開く構造になっており、作品を取り出す際に箱全体を開ける必要がないため、出し入れの際に作品が傷つくリスクが低く、繰り返しの使用に耐える強度があります。

一方、合わせ箱は上下に分かれる構造で、作品全体を安定した状態で収めることができます。どちらも木製のものが一般的で、特に桐材の箱は長期保管に非常に優れています。

額装されていない紙の作品やドローイングなどを保管する場合は、酸化を防ぐために中性紙(アシッドフリー)素材のフォルダや保存箱を使用します。文房具店や美術用品店で入手でき、保管枚数に応じてサイズを選ぶことができます。

ステップ4:適切な場所へ設置する

梱包・収納が完了した後も、どこに・どのように置くかによって作品の状態は大きく変わります。

まず、収納した絵画は必ず縦置きで保管します。スペースを節約しようと平置きにして重ねてしまうと、上に置かれた作品の重みによって下の作品のキャンバスが歪んだり、画面同士が密着して絵の具が張り付いたりすることがあります。

「本棚の本」を立てて並べるのと同じように、作品を縦方向に並べて保管することで、重みによる変形を防ぐことができます。

次に、床に直接置かないことも重要です。スノコを敷いて床から浮かせるか、棚の上に置くことで、地面から伝わる湿気や冷気の影響を大幅に軽減できます。

理想的な保管環境は温度18〜20℃・湿度50〜60%で、日光が当たらない、かつ空気が滞留しない(時々換気できる)場所がベストです。温湿度計を保管場所に設置して、定期的に数値を確認する習慣をつけると良いです。

絵画を保管する前に必要なお手入れの方法  

絵画を保管する前に必要なお手入れの方法

前章では、絵画を保管するための4つのステップを流れとして紹介しましたが、お手入れの方法について、実際に何をどのように行えばよいのかをより具体的に掘り下げていきます。

絵画を保管する前に以下の手入れを行うことで、より良い保存環境を整えられます。

  • ・絵画の汚れを落とす
  • ・絵画の湿気をとる
  • ・額縁の汚れを落とす
  • ・破損がある場合はメンテナンスをする
  • ・通気性のよい布で包む

ここからは、それぞれの手入れを行うメリットと各手順について解説します。

絵画の汚れを落とす

絵画に汚れが付着していると、美しさが損なわれるだけでなく、劣化が進みやすくなり、結果としてその価値を大きく下げてしまいます。そのため、絵画の保存を考える際には、まず表面の汚れをきれいに取り除くことが大切です

ホコリや繊維の付着が見られる場合は、柔らかい獣毛の筆やカメラ用ブロワーを使って、表面を優しく払うように除去します。その際、手の皮脂や汗が絵の具層にシミを作る原因となるため、絶対に素手で作品に触れないようにします。

注意点として、布で直接拭くのは基本的に避けるべきです。布の繊維が絵の具の凹凸に引っかかり、薄い絵の具層を剥離させてしまうリスクがあります。

水を使った洗浄も素人判断では行わないことが鉄則です。水分が絵の具やキャンバスに染み込むと、変色・収縮・剥落など深刻なダメージをもたらす可能性があります。

汚れが取れない場合は無理に自分で対処しようとせず、専門の修復業者に相談することも重要です。

絵画の湿気をとる

湿気は、絵画の保存において大敵です。湿気が絵画に浸透すると、カビの発生原因となり、絵画の素材自体を腐食させる可能性があります。絵画を湿気から守るためには、保管前に風通しの良い場所でしっかりと乾燥させることが大切です

湿気を取る方法として最も有効なのは、晴れた日に風通しの良い室内で陰干しを行うことです。直射日光が当たらない日陰の場所を選び、数時間から半日程度、立てかけた状態で風を当てます。

既に長期間保管していた絵画を再保管する際も、同様に陰干しを行います。密閉保管中に湿気が内部にこもっていることが多く、取り出しただけではその湿気は解消されません。

直射日光は絵画を劣化させてしまうため、屋外での日干しは厳禁です。屋外の直射日光は紫外線を多量に含んでおり、短時間であっても絵の具の退色を急激に進めてしまいます。

油彩画の場合は、乾燥させすぎるとひび割れが起こるため注意が必要です。

額縁の汚れを落とす

絵画の手入れを行う際は、額縁も清潔に保つことが重要です。額縁に汚れや劣化が進んでいると、保管中に額縁から出た錆や腐食成分が作品本体に付着し、修復が困難なダメージを与えることがあるためです。

木製の額縁を清掃する際は、柔らかい布や綿棒を使用して、優しく拭き取ります。額縁の隅や溝に入り込んだ細かなホコリは、ブラシや吹き飛ばし器で丁寧に取り除きます。木は水分や薬品に弱いため、濡れた布や洗剤で拭くのは厳禁です。

金属製の額縁は錆が生じやすいため、定期的なメンテナンスが特に重要です。
乾いた柔らかい布で拭いた後、錆の兆候が見られる部分には専用のクリーニング剤を使用すると良いです。

ガラスやアクリル部分はデリケートで傷が付きやすいため、強く擦らないよう注意が必要です。

破損がある場合はメンテナンスをする

保管前に破損や著しい劣化が見つかった場合は、そのまま収納せずに適切な対処を行うことが重要です。破損がある状態で保管を続けると、劣化が加速するだけでなく、保管環境の影響を受けてさらに状態が悪化するリスクがあるためです。

ただし、自己流の修理は避けるべきです。絵画の表面にひび割れや剥がれがある場合、無理に補修しようとすると悪化させてしまうことがあります。額縁の傷や欠けも、適切な技術で修理しないと絵画全体の美観を損なう原因になります。

絵画に破損が見られる場合は、専門の修復業者に依頼するのが賢明です。プロの修復業者は、絵画の素材や構造に精通しており、最適な方法でダメージを修復してくれます。

メンテナンス費用は数万円ほどかかる場合もありますが、絵画の価値をとどめるためにもしっかり検討するべきです。

通気性のよい布で包む

絵画を安全に保管するためには、直接ケースに入れるのではなく、通気性の良い布で包むことが重要です

包み材として最も適しているのは、黄袋(ウコン布)です。ウコン染めの布は、古くから日本の美術品・工芸品の保管に用いられてきた伝統的な保護材で、調湿効果と防虫効果があるとされています。

黄袋が入手しにくい場合は、不織布も代替として有効です。不織布は通気性があり、繊維くずが出にくいため作品に余計なホコリを付着させません。静電気も起きにくく、デリケートな絵の具表面を傷める心配が少ない素材です。

逆に、ビニールやポリエステルのような合成繊維は湿気を閉じ込めやすく、絵画を長期間保存する際には不向きです。合成繊維のような通気性の悪い素材を使うと、絵画にカビが生えたり、湿気による変色が起こりやすくなったりします。

絵画を保管するときに特に注意すべきポイント  

絵画を保管するときに特に注意すべきポイント

絵画を長く美しい状態で保つためには、保管環境に気を配ることが大切です。保管場所が適切でないと、絵画の劣化やダメージを進める原因となる可能性があります

保管の際に特に注意すべきポイントは、以下の7つです。

  • ・害虫発生の可能性
  • ・湿度・湿気の有無
  • ・紫外線の有無
  • ・収納スペースの有無
  • ・保管中も陰干しする
  • ・絵画に直接触れない
  • ・絵画は縦にして収納する

ここでは、絵画の保管において特に注意すべきポイントを詳しく解説します。

害虫発生の可能性

害虫は絵画や額縁に損傷を与えるため、対策が不可欠です。特に紙や布地を含む絵画には、虫食いの被害が現れやすくなります。被害が拡大すると、作品の価値が大きく損なわれるだけでなく、修復が困難になる場合もあります。

保管場所は、害虫が発生しづらい、清潔で湿度の低い場所がベストです。ホコリが溜まりやすい場所は害虫の温床になりやすいため、保管スペース周辺を定期的に掃除することが大切です。

害虫予防のために、防虫剤を使用するのも効果的です。防虫剤の成分が直接作品に触れないよう、袋に入れた状態で使用するか、作品から距離を置いて配置します。

防虫剤の効果は一定期間で切れるため、パッケージに記載された交換時期を確認しながら取り替える必要があります。定期的に作品や周辺をチェックし、早期に異変を発見するのも大事なポイントです。

湿度・湿気の有無

絵画の保管には湿度管理が欠かせません。湿度が高い環境では、カビの発生や絵画の劣化が進行しやすくなります。特に、紙やキャンバス地の作品は湿気に弱く、波打ったり変色したりすることもあります。

適切な環境としては、保管場所の温度を18〜20℃、湿度を50〜60%に保つのが理想的です。湿度計を設置し、室内の湿度をモニタリングできるようにしておくと管理しやすくなります。

定期的に換気をしたり、サーキュレーターで空気を入れ替えたりするのも効果的です。除湿剤を使用する場合は、効果が切れると吸収した水分を再放出することがあるため、交換時期を必ず守ることが重要です。

注意点として、押入れやクローゼットは直射日光が当たらないという利点はあるものの、空気が滞留しやすく湿度が上昇しやすいため、絵画の保管場所としては推奨されません。

紫外線の有無

長時間にわたり紫外線を浴びると、絵画の色あせや素材の劣化が進行し、作品の価値が損なわれる可能性があります。そのため、絵画を保管する際は直射日光の当たらない場所を選ぶ必要があります

「直射日光が当たっていなければ大丈夫」と思われがちですが、窓から差し込む間接的な自然光にも紫外線は含まれているため、窓際での保管は避けるべきです。

照明が蛍光灯の場合は紫外線が含まれているため、照明が長時間直接当たり続ける場所への保管も避けた方が良いです。保管場所の照明は、紫外線の量が蛍光灯の約200分の1であるLED(擬似白色・疑似電球色)の使用が推奨されます。

紫外線による被害を避けるためには、UVカット機能を備えた額縁やフィルムを使用するのが効果的です。これにより、紫外線によるダメージを最小限に抑え、大切な絵画をきれいな状態で保つことができます。

収納スペースの有無

絵画を安全に保管するためには、十分な収納スペースを確保することが大切です。狭いスペースに無理に押し込むと、絵画が圧迫されて傷ついたり、曲がったりするリスクがあります。

保管前に作品のサイズを測定したうえで、縦・横・奥行きのすべてに余裕のある収納スペースを確保するのが基本です。

複数の絵画を保管する場合は、作品と作品の間に保護シートや緩衝材を挟み、互いに接触させないよう間隔に余裕を持たせるのがポイントです。隙間なく詰め込んだ状態では、取り出す際に作品同士がこすれて傷がつくリスクが高まります。

自宅の収納スペースに限界がある場合は無理に詰め込むのではなく、トランクルームや美術品専用の保管庫などの外部の保管サービスを利用することも検討した方が良いです。

保管中も陰干しする

絵画を保管する際、定期的に陰干しを行うことで湿気を取り除けます。湿気はカビの原因となるため、保管中には短時間でも定期的に風通しの良い場所で陰干しすると良いです。

陰干しの頻度は、空気が乾燥している日などを目安に、年に1〜2回程度行うのが理想です。特に梅雨明け直後や夏の高温多湿な時期を経た後は、保管空間の湿度が高くなっている可能性が高いため、必ず陰干しで湿気を逃がすことが重要です。

陰干しを行う際は、室内で直射日光が当たらない風通しの良い場所に、作品を縦置きの状態で数時間置きます。

ただし、乾燥させすぎると油彩のひび割れが起きたり、紫外線の反射によって劣化が進行したりする恐れもあります。乾燥している季節や、気温が高すぎる季節の長時間の陰干しには注意が必要です。

絵画に直接触れない

絵画を保管・移動させる際には、作品の表面に素手で直接触れないことを徹底する必要があります。人の手には皮脂・汗・微細な汚れが常に付着しており、これらが絵の具層や紙の表面に残るとシミや変色の原因となるためです。

特に水彩画や紙に描かれた作品は吸水性が高く、皮脂や汗の成分が短時間で素材に浸透してしまうため、より慎重な取り扱いが必要です。

作品を扱う際は、ニトリル手袋(合成ゴム・粉なし・未使用)の着用が推奨されます。綿製の白手袋は、繊維が絵の具の凹凸やひび割れに引っかかって作品を傷つけたり、手が滑って作品を落としたりするリスクがあるため不向きです。

作品を移動させる際は、額縁部分を両手でしっかりと持ち、作品面には決して手が触れないよう意識します。移動後に床や棚に置く際は、額縁の角が硬い面に直接当たらないよう、下に柔らかい布や緩衝材を敷いてから置くと安心です。

絵画は縦にして収納する

絵画を収納する際は、平置きや重ね置きをせず、必ず縦向きに立てた状態で保管するのが基本です。収納のイメージは「本棚に本を立てて並べる」状態です。

平置きで複数枚を重ねた場合、下の作品には上に積み重なった作品すべての重みが長期間かかり続けます。この圧力によってキャンバスが中央部分に向かって歪み、張りが失われていきます。

さらに気温が上昇する夏の時期は、絵の具が軟化しやすくなるため、重なり合った面同士がくっつく可能性が高まります。くっついた部分を無理に剥がすと、色層ごと剥離してしまい、専門業者でも修復が不可能になるケースがあります。

縦置き保管の際、作品が倒れないようにすることも重要です。両側から支えとなる仕切りを設けるか、作品の数に対してちょうどよい幅の棚や収納ケースを選ぶことで、安定した縦置き保管を実現できます。

絵画を保管せずに部屋に飾り続けてもいい?

絵画を保管せずに部屋に飾り続けてもいい?

部屋に飾り続けること自体が悪いわけではありませんが、避けられない問題として「黄ばみ」が生じる点は留意する必要があります。

壁に飾った状態の絵画は、毎日少しずつ紫外線・室内の照明・空気中の汚染物質にさらされ続けます。この蓄積が、キャンバスや紙の黄変、絵の具の退色として徐々に現れてきます。

特に油彩画はワニス(仕上げ剤)が経年で黄変しやすく、白や明るい色の部分が茶色がかって見えるようになります。

部屋に飾り続ける場合は、飾る場所・照明の種類・換気の状況を意識することが、作品の黄ばみを防ぐうえで重要です。

絵画を保管しない場合の4つの選択肢

絵画を保管しない場合の4つの選択肢

絵画の保管が難しい、または必要がなくなった場合、ただ単に捨てるだけでなく、ほかにもいくつかの選択肢があります。どのような方法で手放すかによって結果は大きく異なるため、選択肢を正しく理解したうえで判断することが重要です。

絵画を手放す方法は、主に以下の4つです。

  • ・廃棄する
  • ・オークションやフリマで売る
  • ・画廊・ギャラリーに販売する
  • ・買取業者に売る

ここでは、絵画を保管しない場合の4つの選択肢について解説します。

廃棄する

必要なくなった絵画を手放す際の最もシンプルな方法として、廃棄が考えられます。通常、額に入っていない絵画であれば燃えるごみとして捨てられることが多いです。

額縁にガラスやアクリル板、金属などが使われている場合は不燃ごみ扱いとなる場合がほとんどです。また、大型の絵画の場合は、粗大ゴミとして処分しなければなりません。

ただし、地域によって廃棄方法が異なるため、住んでいる自治体の規定を確認して適切に分別してください。

廃棄を検討している理由が「保管場所がない」「汚れや傷がひどい」という場合、廃棄を決断する前に一度買取業者への査定を依頼することを検討した方が良いです。

汚れや傷があっても買取対象となるケースは少なくなく、廃棄費用をかけるよりも売却によって手元にお金が残る可能性があります

絵画の正しい処分方法については、以下の記事でより詳しく解説しているので参考にしてください。

絵画の正しい8つの処分方法!注意点や損せず処分する方法も解説!

オークションやフリマで売る

絵画に流通価値のあるものであれば、オークションやフリーマーケットで売却することもひとつの方法です。オンラインオークションやフリマアプリは手軽に出品でき、幅広い購入者にアプローチできます

自分にとっては不要になった絵画でも、ほかの人にとっては価値あるアートとして受け入れられる可能性があります。

出品する際は、作品の状態や由来、アーティストの情報を詳しく記載するのが売却のコツです。購入希望者に安心感を与えられれば、スムーズな取引につながります。

デメリットは、出品~発送まで作業をすべて自分で行う必要がある点です。サイズが大きいため梱包作業にも手間がかかり、送料も高めです。

さらに、プラットフォームへの手数料が売却金額の10%程度発生するケースが多いため、実際に手元に残る金額は売却額よりも少なくなる点も念頭に置いておく必要があります。

画廊・ギャラリーに販売する

アート作品を専門とする画廊やギャラリーでの販売は、絵画をプロの手を通して販売する信頼性の高い方法です。画廊やギャラリーは、作品の価値を正当に評価し、適切な価格での販売をサポートしてくれます

画廊・ギャラリーへの売却には主に2つの形態があります。ひとつは買取で、画廊側が作品を直接買い取るため、その場で現金を受け取ることができます。

もうひとつは委託販売で、画廊のスペースに作品を預けて展示し、購入者が現れた時点で売上の一定割合を受け取る形式です。

注意点として、画廊・ギャラリーは取り扱う作家やジャンルが決まっているケースが多く、すべての絵画が受け入れられるわけではありません。持ち込む前に事前に問い合わせを行い、取り扱い対象かどうかを確認することが重要です。

買取業者に売る

手軽に現金化したい場合は、買取業者に依頼するのも有効な選択肢です。買取業者は、査定から支払いまでの手続きを迅速に行ってくれるため、捨てるのはもったいないと感じている際にも便利です

多くの買取業者では査定料・キャンセル料などの手数料が無料な点もメリットです。オークションやフリマのように手数料が引かれることがないため、手取り額が少なくなる心配がありません。

また、買取業者が実施している出張買取を利用すれば、自宅まで絵画を査定に来てくれるため、運搬中に絵画を傷つけるリスクを減らせます。絵画の買取実績が豊富な買取業者を選ぶことで、正確な査定と安心感を得られます

汚れや傷がある絵画、作者不明の作品、古い絵画であっても買取対象となるケースは十分あります。自己判断で処分せず、まずは一度買取業者に無料査定を依頼してみることをおすすめします。

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絵画の査定や買取を考えている方には、絵画・美術品・アート作品の高価買取実績が豊富な「ウリエル」がおすすめです。

ウリエルには経験豊富な絵画のプロが在籍しており、メジャーな作品からマニアックな作品まで、あらゆる絵画を適正な価格で査定できます

また、出張料や査定料が無料の出張買取サービスも提供しているため、絵画を移動する際に傷つけるリスクを最小限に抑えることができます。

大切な絵画の売却を検討する際は、絵画が持つ資産性を最大限に評価するウリエルにぜひお任せください。

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まとめ

絵画を長く美しい状態で保つためには、保管前のお手入れから収納方法・保管環境の維持まで、一連の正しい知識と対策が欠かせません。

湿度・紫外線・害虫・物理的な衝撃など、劣化の原因は日常の身近なところに潜んでおり、適切な対処を怠ると取り返しのつかないダメージにつながることがあります

もし保管が難しくなった絵画や手放すことを検討している絵画は、廃棄する前に一度専門家に見てもらうことをおすすめします。状態に傷みや汚れがあっても、作者が無名であっても、思いがけない価値があるケースは少なくありません。

絵画の売却をお考えの方は、買取専門店ウリエルにお任せください。経験豊富な査定士が自宅まで伺う出張買取に対応しており、査定・手数料・出張費はすべて無料です。無料査定だけのご利用も可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

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