古銭買取2021年11月26日

5円札紙幣の価値ってどれくらい?種類別に買取相場を紹介!高く売るコツや保存方法も

家に眠っていた5円札が売れるか知りたい方に向けて、この記事では5円札の種類や買取価格の相場について詳しく解説いたします。

さらに5円札を売る際に知っておきたい「高く売るコツ」もご紹介しているので、検討している方はぜひご覧ください。

買取専門店のウリエルでは、古銭や古い紙幣の知識が豊富な査定士が、1枚1枚その価値を査定します。

額面以上の高値が付くことが多い5円札をより高く売るために、ぜひ無料査定を活用してください。

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5円札とは?

A号券5円札

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%86%86%
E7%B4%99%E5%B9%A3#%E6%97%A7%E4%BA%94%E5%86%
86%E5%88%B8

現在も紙幣として使用可能なものも

現在は硬貨が発行されている5円ですが、紙幣の5円の中には現在も使えるものがあります。

それは昭和21年に戦後のインフレ抑制を目的とした新円切り替えのために発行されたA5円券で、現在の紙幣には必ず入っている肖像画が印刷されていません。

現在も5円として使えますが、古銭としての価値は額面以上なので、買取に出すほうがお得と言えます。

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発行当時の5円札の価値

5円札が発行されていた時代は明治大正、昭和初期です。

その頃は現在と比べて物価や市民の収入の額が低く、同じ5円でもその価値は大きく異なりました。

時代現在の価値で換算
明治時代10万円
大正時代2万円
昭和初期50円

鳥が描かれている5円の「軍用手票」とは?

戦時中に、占領地や駐留地で使われていたのが「軍用手票」です。

敵国で自国の通貨を使うことにはリスクが伴ったため、日露戦争支那事変、太平洋戦争の際に活用されました。

5円の軍用手表は支那事変で4種類発行されました。

種類肖像
乙5円券菅原道真
丙5円券 
丁5円券鳳凰
戊5円券 

通常の5円札と同様に古紙幣として価値があるので、正しく査定をしてもらうことができれば、額面以上の買取が期待できます。

【種類別】5円札の買取価格相場と特徴

A号券

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%86%86%
E7%B4%99%E5%B9%A3#%E6%97%A7%E4%BA%94%E5%86%
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明治通宝5円札

明治初期に発行された政府紙幣で、ドイツの民間工場で作られたことから「ゲルマン札」という呼び名でも知られています。

同時に発行されたのは10銭~100円の9種類で、現在最も希少価値が高い「100円札」「50円札」に次いで貴重なのが5円札です。

券種明治通宝
年代明治5〜32年
図柄鳳凰と龍
素材
相場5~15万円、未使用のものであれば100万円ほどでの買取が期待できる

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

旧国立銀行券5円札

金と交換できる紙幣として明治初期に登場した兌換(だかん)紙幣であり、現在残っているものがとても少ない貴重な紙幣です。

旧国立銀行券には14種類ありますが、その中でも5円札は買取価格が高い古紙幣として知られています。

券種旧国立銀行券
年代明治6~32年
図柄田植えと稲作をしている人々
素材
相場30~60万円、状態がよいものであれば600万円以上

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

新国立銀行券5円札(かじや5円札)

不換紙幣 五円券

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E7%AB%8B%
E9%8A%80%E8%A1%8C%E7%B4%99%E5%B9%A3

様式の新紙幣技術が取り入れられた紙幣です。

金と交換ができた旧国立銀行券に対して、こちらは交換できない「不換紙幣」として発行されました。

券種新国立銀行券
年代明治11~32年
図柄鍛冶屋の作業風景
素材
相場5,000~数万円、未使用だと数十万~100万円前後になる

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

改造紙幣5円札(神功皇后5円札)

改造紙幣5円札

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%B9%E9%80%A0%
E7%B4%99%E5%B9%A3

偽造を防ぐ目的でさまざまな技術を駆使して作られた紙幣で、イタリア人のデザイナーによって製作された神功皇后の肖像画が描かれています。

本格的な透かしも採用され、現在の紙幣に近いものになっています。

券種改造紙幣
年代明治15~32年
図柄神功皇后
素材
相場3~15万円、状態がよければ100万円

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

旧5円札(裏大黒5円札)

旧5円札

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%86%86%
E7%B4%99%E5%B9%A3#%E6%97%A7%E4%BA%94%E5%86%
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裏に大黒天が描かれていて、強度を高めるためにこんにゃくの粉が混ぜられた紙を使用しています。

古銭コレクターの中でも人気が高い紙幣です。

券種旧兌換銀行券
年代明治19年〜昭和14年
図柄大黒天
素材
相場5~数十万、未使用であれば数百万円

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

改造5円札(分銅5円札)

改造5円札

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%86%86%
E7%B4%99%E5%B9%A3#%E6%97%A7%E4%BA%94%E5%86%
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旧5円札の技術的な欠陥を補うために作られた改造5円札で、素材の紙を改良しただけでなく偽造しにくくなるように肖像画もより精巧なものになりました。

券種改造兌換銀行券
年代明治21年〜昭和14年
図柄菅原道真
素材
相場数万~数十万円、未使用だとプレミアが付いて数百万円にまでなります

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

甲号券5円札(中央武内5円札)

甲号券5円札

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%86%86%
E7%B4%99%E5%B9%A3#%E6%97%A7%E4%BA%94%E5%86%
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前期に発行されたものは万葉かなが使用されていて、後期ではアラビア数字が採用されています。

券種甲号兌換銀行券
年代明治32年〜昭和14年
図柄武内宿禰
素材
相場前期のものは5,000〜15,000円、後期だと6,000〜30,000円、状態がよいものだとどちらも数十万円の値が付く

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

乙号券5円札(透かし大黒5円札)

乙号券5円札

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%86%
86%E7%B4%99%E5%B9%A3#%E6%97%A7%E4%BA%94%
E5%86%86%E5%88%B8

ぼんやりとした緑色のインクで描かれた肖像画が幽霊のようであったことから人気がなかった紙幣ですが、古銭コレクターの間では人気が高い紙幣です。

券種乙号兌換銀行券
年代明治43年〜昭和14年
図柄菅原道真(透かし模様に大黒天)
素材
相場5,000~20,000円、ピン札であれば10万円を超える

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

丙号券5円札(大正武内5円札)

白髭が特徴的な武内宿禰の自画像と宇部神社が描かれている大正時代の5円札です。

券種大正兌換銀行券
年代大正5年〜昭和14年
図柄武内宿禰
素材
相場6,000〜20,000円、未使用のような美しいものであれば50,000円ほどの買取になることも

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

丁号券5円札(1次5円札)

丁号券5円札

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%86%
86%E7%B4%99%E5%B9%A3#%E6%97%A7%E4%BA%94%
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比較的新しい5円札とはいえ、額面よりも高い価値がある紙幣です。

ここから菅原道真の肖像画が採用された5円札の発行が続くため、この紙幣は「1次5円札」と呼ばれています。

券種兌換券
年代昭和5~21年
図柄菅原道真
素材
相場50〜200円、未使用であれば7,000円前後になる

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

い号券5円札(2次5円札)

い号券5円札

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%86%
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菅原道真と北野天満宮が描かれた紙幣です。

戦時中から終戦にかけての4年間発行されました。

券種改正兌換券
年代昭和17~21年
図柄菅原道真
素材
相場50〜200円、状態がよいと最大で2,000円の価値が付く

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

ろ号券5円札(3次5円札)

ろ号券5円札

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%86%86%
E7%B4%99%E5%B9%A3#%E6%97%A7%E4%BA%94%E5%86%
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菅原道真と北野天満宮がデザインされていて、記番号は黒色で印刷されています。

券種改正不換紙幣
年代昭和18~21年
図柄菅原道真
素材
相場50〜100円、未使用のもので1,000円ほどの買取価格になる

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

ろ号券5円札(4次5円札)

ろ号券5円札2

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%86%
86%E7%B4%99%E5%B9%A3#%E6%97%A7%E4%BA%94%
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新しい5円札の中でも価値が高く、買取価格が高めです。

記番号が赤で、通し番号が省略されています。

券種改正不換紙幣
年代昭和19~21年
図柄菅原道真
素材
相場500〜3,000円、未使用であれば15,000円

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

A号券5円札(彩紋5円札)

A号券5円札

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%86%
86%E7%B4%99%E5%B9%A3#%E6%97%A7%E4%BA%94%
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昭和21年に発行されて現在も使用できる5円札です。

2年後には5円硬貨が登場したため、それからは発行されていません。

券種日本銀行券A号
年代昭和21年〜(現在も使用可能)
図柄彩紋
素材
相場100〜400円

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

特に価値が高い5円札の見分け方

虫眼鏡とスマホ

エラー印刷(印刷ミス、耳付き)

5円札の製造の過程で稀に発生するエラー印刷の紙幣はとても珍しいため、コレクターの人気も高いです。

印刷ミス印刷がかけていたり抜けていたりするもの
印刷ずれ絵柄がズレたり重なったりしている
裁断ミス紙幣の裁断の際にズレて正しい紙幣になっていない
耳付き紙幣の四隅に紙が残っている
記号違い紙幣の下の記番号が表と裏で違っている

など、通常は流通する前のチェックで不備が見つかって処分されるはずなのですが、そのまま他の紙幣と一緒に流通してしまったのがエラー印刷の紙幣です。

珍番号(1番、ゾロ目、キリ番、階段)

紙幣に記載されている番号の中には珍しいものがあります。

1番紙幣000001
ゾロ目111111や555555など
キリ番100000や800000など
階段123456や765432など
サンドイッチ100001や288882など
A-AA222222AやA123456Aなど

とても珍しいですが、流通している紙幣の中に必ずあるものなので、手元にある5円札の番号も一度確認してみるとよいでしょう。

幻の未発行紙幣「B5円券」とは?

終戦後発行されたA号券の偽造紙幣が作られるようになったことに加えて、おさまらないインフレ対策としてB号券を発行するという案がありました。

ただし1,000円券と500円券、100円券、50円券は実際に発行されたものの、福沢諭吉が描かれた5円券は発行中止になり、昭和23年には紙幣の代わりに5円黄銅貨が発行されました。

5円札を換金できる場所

コインカウンター

銀行

現在使用できない5円札でも、日本銀行の本店や支店で換金が可能です。

古い5円札で焼けていたり破れていたりする場合にも、残っている面積によって半額~全額での交換ができます。

紙幣の面積が本来の5分の2未満になると、お金としての価値が無くなってしまい交換ができなくなるので、破損した5円札を持っている場合、銀行に問い合わせをしてみるとよいでしょう。

リサイクルショップ

さまざまな不用品をまとめて買取に出せるリサイクルショップは、5円札も一緒に査定に出すことができます。

リサイクルショップでは額面を基準に買取が行われるケースが多いため、5円札は5円以上の価格になることは少ないです。

5円札が買取市場価格よりも安く買い叩かれてしまわないように、気を付けましょう。

ネットオークションやフリマサイト

ネットオークションやフリマサイトであれば、個人で簡単に5円札を換金できます。

しかし、個人間でのやり取りのため、トラブルが発生することも考えられるので注意しましょう。

古銭買取専門店

5円札の価値を正しく査定して、価値に見合う金額で買取をしてもらうなら古銭買取専門店がおすすめです。

古銭の買取経験が豊富で正しく査定のできる専門店ならば、1枚1枚その価値を査定してもらえるので納得して買取に出すことができます。

また、実際に手放す前に相談や査定だけをしてもらうこともできるので、自分の持っている5円札がどれくらいの価値があるものなのか確認してから、買取に出すかどうかを決めましょう。

大切なコレクションを手放すときに後悔しないように、信頼できる専門店に査定してもらうのがおすすめです。

5円札を少しでも高く売るポイント

古紙幣

劣化しないよう早めに売る

5円を高く売るためには状態のよさが重要です。

折り曲げたり手で触ることで、シワが入ったり皮脂がついたりして変色してしまいます。

それでなくても紙は保管している間に劣化してしまうので、手放すことを検討しているのであれば早めに査定に出すことをおすすめします。

ケースや鑑定書(保証書)があれば一緒に

コレクターアイテムとして、専用ケース鑑定書(保証書)がある場合には、一緒に買取査定に出しましょう。

古い5円札の中には偽造品が作られた歴史のあるものも多いので、鑑定書によって本物であることが証明されます。

保存状態に注意

紙幣をコレクションする際は、保管場所に気を付けましょう。

・直射日光が当たらない場所
・ライトが当たらない場所
・湿度が高くない場所

紙幣は紙でできているので、光や湿気に弱いです。

色あせや黄ばみ、染み、カビなどが発生しないように、紙幣専用のケースを使って保管するのがおすすめです。

アイロンがけや洗浄はしない

5円札は古いものなので、使用感や汚れがあるでしょう。

それでも、自分で修繕するのは避けてください。

シワを伸ばすためにアイロンがけをしたり汚れを落とすために洗浄をしたりするのは、余計に紙幣が傷んでしまって買取金額が下がることにつながります。

ウリエルで手持ちの5円札の価値をご確認ください

丁号券

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%86%86%
E7%B4%99%E5%B9%A3#%E6%97%A7%E4%BA%94%E5%86%
86%E5%88%B8

5円札は古銭コレクターの人気が高く、買取市場での評価も額面以上のものが多いです。

銀行で両替をしたり実際に使用したりもできますが、もし他にも古銭や古い紙幣があるのであれば買取を検討してみてはいかがでしょうか。

業界トップクラスの高価買取に自信のあるウリエルでは、古銭に詳しい査定士が1枚1枚丁寧に査定いたします。

大切なコレクションを手放すからには納得できる金額で買取をして欲しい、というときにはぜひお気軽にウリエル無料査定をご利用ください。

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