古銭買取2021年11月30日

永楽通宝とは?価値や買取相場も紹介!また高く売れるコツとポイントも紹介します!

永楽通宝は、1408年、中国明朝第3代皇帝・永楽帝の時代に鋳造され始めた銅製の銭貨です。

この記事では、永楽通宝の価値や買取相場、種類や特徴、高く売るためのポイントも詳しく解説します。

永楽通宝を手放すご予定なら、高価買取に自信のあるウリエルへご相談ください。

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永楽通宝とは

永楽通宝

引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Bitasen.jpg

永楽通宝は、中国・明朝の時代1408~1424年にかけて鋳造された銅銭です。

鋳造された当初から日本へ大量に移入され、江戸時代初期まで一般通貨として広く流通していました。

室町時代末期から日本での模鋳も盛んに行われるようになり、一時は他の銭貨の四倍通用が規定されたこともあります。

しかし流通量が増え、粗悪な模鋳銭が出回ることとなり、1608年に通用が禁止されました。

江戸時代初期に徳川家康によって廃止された永楽通宝ですが、廃止された理由は諸説あります。

最も有力なのが、徳川家康が所有していた永楽通宝が、選銭行為の相場変動で大きな損失を抱えてしまったからだと言われています。

当時の価値

永楽通宝の当時の価値は、現在の日本円で50〜100円程度だったと言われています。

50〜100円と金額に大きな差があるのは、当時は粗悪なものや偽物も多く流通していたり、途中で使われなくなったりしたものが多くあるためです。

そのため、当時の正確な価値を測るのは非常に難しいのが現状となっています。

織田信長の旗印だった

永楽通宝は、戦国武将「織田信長」が家紋の旗印として掲げていたことでも有名です。

織田信長が永楽通宝を家紋として掲げていた理由は解明されていませんが、楽市楽座など自由な経済政策を打ち出していた人物だからこそ、貨幣流通にもいち早く注目していからなのではと言われています。

永楽通宝の種類

永楽通宝は、金銭・銀銭・銅銭の3種類あります。

金銭原材料も高価で市場に出回っている数も非常に少ない。
銀銭金銭ほどではないが原材料の価値が高く、発行された枚数が少ない。
銅銭日本・中国で製造され、大量に発行されていた。

上から順に発行数が多く、素材も安価になっています。

永楽通宝の買取相場

永楽買取相場

永楽通宝は、素材ごとに買取価格が変わってきます。

なかでも買取価格を期待できるのが金銭です。

永楽通宝は素材そのものの価値だけでなく、市場に出回っている枚数や発行された年によって買取相場は変わるため、それぞれの買取相場と価値を詳しくご紹介いたします。

金銭の買取相場

金銭の買取相場は1,000,000円〜となっています。

買取価格は金の買取相場の影響を受けますが、市場にほとんど出回っておらずプレミアが付いているため、非常に高額で取引されています。

また、高い価値が付くことから偽物が多く出回っているのも事実です。

もちろん偽物の金銭には価値が付きません。

銀銭の買取相場

銀銭の買取相場は30,000〜300,000円と幅広いのが特徴です。

銀銭は金銭同様原材料の価値が高く、発行された枚数が少なかったことから高い価値が付きますが、刻まれている書体によって価値が大きく変動します。

特に「紀州」と「濶字」と書かれた銀銭は、状態がよければ300,000円ほどの高価買取が期待できます。

銅銭の買取相場

銅銭の買取相場は10〜1,000円程度となっています。

銅銭は中国から大量に輸入していたため、市場に出回っている流通枚数が多く、保存状態がよい場合でも高価買取は期待できません。

しかし、字体が異なるものやエラーのあるものは数万円の価値が付くこともあります。

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高価買取の対象となる永楽通宝とは?

永楽高価買取

ここでは、素材や流通枚数以外で高価買取の対象となる永楽通宝の特徴を具体的に紹介していきます。

特殊な字体の永楽通宝

日本で鋳造された永楽通宝は、製造年ごとに字体が異なります。

特に価値が高いとされている代表的な字体を紹介します。

字体特徴
ノム樂樂(楽)の右側の幺がカタカナのノとムになっているもの 寶(宝)のウ冠の左下が細く短いもの 通のしんにょうと「用」がついているもの 永の右側の先端が膨らんでいるもの
重足宝寶(宝)の八の字の部分がほぼ垂直に下を向いているもの
曲永永の字が斜めに曲がっているもの
曲永大字永の字が斜めに曲がっており、字が大きいもの
中正寶(宝)のウ冠の右側にある「尓」の横棒の右側がはねているもの
流永永の右側が波打っているもの

ここで紹介した字体は流通枚数が少ないため、高価買取が期待できます。

ノム樂は10,000〜30,000円、他は10,000〜100,000円程度の買取相場となっています。

エラーコイン

エラーコインは、通常であれば製造過程で弾かれ、市場に出回ることはありません。

しかし、ごく稀に市場に出回ることがあります。

そのため、通常出回ることがないエラーコインには高い価値が付きます。

エラーコインの特徴はさまざまですが、高価買取の対象となりやすいのは以下の通りです。

・中心にあるはずの穴がずれている
・字体が崩れている
・一部が欠けている
・穴が通常よりも大きい

状態によっても変わりますが、エラーコインの場合、数万~数十万円の高価買取が期待できます。

しかし、エラーではなく劣化の場合もあるので注意しましょう。

※ここまで紹介した買取相場は目安であり、買取価格を保証するものではございません。

永楽通宝を高く売るコツ

永楽高く売るコツ

ここでは、永楽通宝を高く売るコツとポイントを紹介します。

紹介するポイントは以下の4つです。

・丁寧に保管する
・他の古銭とセットで査定してもらう
・古銭鑑定書も査定に出す
・早めに買取査定してもらう

これらを意識することで、買取価格を上げることが可能です。

それぞれ詳しく解説します。

丁寧に保管する

古銭が高く売るには、文字や刻印がはっきりしていることが重要です。

同じ古銭でも、より未使用に近く状態のよいものが高値で取引されています。

そのため、正しいお手入れや保管方法を知っておくだけで、高く買い取ってもらえる可能性が上がるでしょう。

古銭のお手入れは、ほこりを落とす程度にとどめ、洗浄しないのが基本です。

手を加えることで価値が下がってしまうことがあるためです。

また保管方法は、「空気に触れさせない」・「触らない」・「光に当てない」ことが大切です。

他の古銭とセットで査定してもらう

永楽通宝を査定に出すのであれば、他の古銭もまとめて出すと買取価格が高くなる場合があります。

たくさんの量を一度に持ち込むと買取価格が上がる買取店舗もありますし、価格交渉も行いやすいでしょう。

永楽通宝を査定に出すときは、他にも売れる古銭がないか探してみるとよいでしょう。

古銭鑑定書も査定に出す

永楽通宝を買取に出す場合、古銭鑑定書も一緒に査定に出しましょう。

古銭鑑定書を付けることによって、永楽通宝の価値が保証されるためです。

もし、古銭鑑定書が探しても見つからない場合は、査定依頼予定の買取業者に問い合わせてみることをおすすめします。

鑑定書がなくても査定が可能か事前に確認しておきましょう。

早めに買取査定してもらう

永楽通宝は、売りたいと思ったタイミングでなるべく早く買取に出しましょう。

古銭の価値はコレクターの減少により年々低下しています。

そのため、手元に残しておいても現状より価値が下がる可能性が高いと言われています。

また、古銭は非常にデリケートで、時間が経てば経つほど品質が劣化し、買取価格が下がる可能性もあります。

永楽通宝の買取はウリエルへ!

永楽通宝まとめ

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%
E6%A5%BD%E9%80%9A%E5%AE%9D

永楽通宝にはさまざまな種類があり、保存状態や素材、書体によって買取価格が異なります。

金銭は特に希少で高値が付く場合も多いので、お持ちの方はぜひ査定を利用して、価値を確かめてみてください。

ウリエルでは、古銭の専門知識をもった査定士が、買取市場の動向や永楽通宝の保存状態などを加味して買取価格を提示いたします。

本来の価値に見合った価格で「永楽通宝」の買取を希望する方は、ぜひウリエルにご相談ください。

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