EXPO70記念硬貨の買取相場は?高価買取してもらうコツも解説!

EXPO’70記念硬貨は、1970年に開催された大阪万博を記念して発行されました。
現在では、額面よりも大きな値段で取引される種類も多くあります。
本記事では、EXPO’70記念硬貨の価値や買取相場について解説します。
また、EXPO’70記念硬貨を店舗で高く売るコツも紹介しているので、お手元にお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
EXPO’70記念硬貨の買取相場は?

EXPO’70記念硬貨は種類によって買取相場は異なります。
具体的にどの程度の価格で売れるのかについて見ていきましょう。
EXPO’70記念硬貨とは
EXPO’70記念硬貨は、1970年に大阪で開催された日本万国博覧会の開催を記念して発行された硬貨で、記念硬貨としては日本で2番目に発行されました。
「EXPO70 日本万国博覧会記念硬貨(メダルセット)」や「日本万国博覧会記念100円白銅貨幣」、「大阪万博記念硬貨」などさまざまな呼び方があります。
表面には葛飾北斎の富嶽三十六景「赤富士」が、裏面には大阪万博のシンボルマークの桜がデザインされています。
単独ケースに入った100円白銅貨
EXPO’70記念硬貨には、単独ケースに100円白銅貨が一枚だけ入っているものも存在します。
単独ケース入りの100円白銅貨は、発行枚数が7,000枚程度で希少価値が高いのが特徴です。
そのため、買取相場は数万円程度になります。
一方で、単独ケースに入っていない100円白銅貨の場合は、発行枚数が多く希少価値が低いため、買取価格は期待できません。
未使用であれば額面〜150円程度、美品や並品なら額面程度が買取相場です。
大阪万博記念硬貨メダル3点セット
大阪万博記念硬貨メダル3点セットは、純金・純銀・銅のメダルが揃っているメダルセットです。
18金のメダルが含まれていることから、大阪万博記念硬貨のなかでも特に高値で取引されます。
金銀銅が揃ったコレクション性の高さによって、当時から高い人気がありました。
金メダルだけでも60,000円前後が相場ですが、すべてのメダルとアクリルケース、外箱が揃った完全品であれば70,000〜80,000円程度の値段をつけます。
ミントセット
大阪万博記念硬貨ミントセットは、日本万国博覧会記念100円白銅貨と当時流通していた1円・5円・10円・50円・100円の通常硬貨を6枚セットにして海外向けに発売されたミントセットです。
ミントセットとは、造幣局が発行する硬貨をケースに収納して販売している硬貨セットです。
全部で26,000セット販売されており、希少価値はそこまで高くありません。
そのため、保存状態が良好な場合でも、買取価格は500円前後です。
プラチナメダル
プラチナメダルは、万博統一シンボルマークの制定を記念して発行された、日本初の公式プラチナメダルです。
デザインには、大阪万博のシンボルマークである桜があしらわれています。
素材は純度ほぼ100%のPt1000という非常に高品位なもので、プラチナ製の日本万国博覧会メダルは珍しいことからも、高い価値を持っています。
買取価格はプラチナの相場に左右されるため変動がありますが、現在の市場ではおよそ100,000円前後が相場です。
EXPO’70記念硬貨を高値で買取してもらうコツ

EXPO’70記念硬貨は、工夫によって買取価格に差が生まれます。
EXPO’70記念硬貨を高値で買取してもらうコツについて見ていきましょう。
硬貨買取の専門業者に依頼する
記念硬貨はさまざま種類が発行されているため、それぞれの価値を正しく判断するには専門的な知識が不可欠です。
一般的なリサイクルショップでは本来の価値を見極められない可能性が高く、価値のあるEXPO’70記念硬貨も安値で買い叩かれてしまうリスクがあります。
そのため、知識と実績が豊富な業者に依頼することで、損をせずに買取に出せるでしょう。
また、納得した価格で買取に出すために、複数の業者で見積もりを出してもらうことも大切です。
箱や証書などの備品を揃える
記念硬貨の買取では、備品の有無も査定額に影響を与えます。
箱や証書などの備品があると本物であることを示す証明となるため、高値がつきやすくなります。
例えば、大阪万博記念硬貨メダル3点セットの場合は、横長のプラスチックケースや外箱が付属しており、これらが揃って完全品です。
また、ケースに収めておけば保存状態も保たれやすいため、そういった面でも査定時の評価が高くなります。
売却時のことを考えて、備品も丁寧に保管するようにしましょう。
保管状態に気を付ける
変色や変質、傷などがあると硬貨の価値が大幅に下がってしまうため、保管状態には注意が必要です。
直射日光の当たる場所や、湿度の高いところは避けて、風通しの良い場所で保管するようにしましょう。
また、硬貨が汚れていても柔らかい布で拭く程度にして、無理に落とさないことが大切です。
強く磨いてしまうと、傷がついて価値が下がる恐れがあります。
そのため、基本的には触らずに保管することが、高額査定につなげるポイントです。
【EXPO’70記念硬貨以外にも】記念硬貨の買取相場

記念硬貨はEXPO’70記念硬貨以外にも多数発行されています。
代表的な記念硬貨の買取相場について見ていきましょう。
2025年大阪・関西万博記念硬貨
2025年大阪・関西万博記念硬貨は、2025年日本国際博覧会の開催を記念して発行された硬貨です。
デザインの異なる千円銀貨幣3種と、一万円金貨幣、五百円貨幣の5種類があります。
まだ発行から間もないため具体的な相場を出すのは難しいですが、将来的にはほかの記念硬貨同様、高値をつけると予測されています。
特に、一万円金貨幣は純金を使用しているため、今後の金の価格高騰に連動して価値が上がることが期待されます。
つくば万博記念硬貨
つくば万博記念硬貨は、1985年に茨城県つくば市で開催された「国際科学技術博覧会」を記念して発行された500円白銅貨です。
硬貨の表面には県木である梅と筑波山が、裏面には図案化された梅の花と万博のシンボルマークが描かれています。
発行枚数が多いため希少性は低く、買取相場は未使用かつ美品でも1,000円程度が一般的です。
ただし、会場限定で販売されたミントセットの場合は、額面以上の査定になるケースがあります。
東京オリンピック記念硬貨
東京オリンピック記念硬貨は、日本で初めて開催された東京オリンピックを記念して発行された日本初の記念貨幣です。
1,000円銀貨と100円銀貨が発行され、発売当初すぐに売り切れになったことでも話題になりました。
また、東京オリンピック記念貨幣は日本初の記念貨幣ということもあり、現在でも根強い人気があります。
札幌オリンピック記念硬貨
1972年に開催された冬季札幌オリンピックの開催を記念して発行された記念硬貨で、100円白銅貨単体とミントセットの2種類が販売されました。
札幌五輪100円白銅貨は発行枚数が多いため希少性はさほどありませんが、海外向けに販売されたミントセットは、国内での流通量が少ないことから高値で取引される場合もあります。
長野オリンピック記念硬貨
長野オリンピック記念硬貨は、1998年に長野県で開催されたことを記念した硬貨で、500円白銅貨、5,000円銀貨、10,000円金貨が絵柄違いで発行され、合計9種類の硬貨が販売されました。
なかでも、3種の10,000円金貨は発行枚数が各55,000枚ずつと少なく希少性が高いため、高値で取引されることもあります。
沖縄万博記念硬貨
沖縄万博記念硬貨は、沖縄国際海洋博覧会の開催を記念して1億2千万枚発行された白銅貨メダルです。
現在まで発行されてきた記念硬貨の中でも最大の枚数で、その数の多さから希少性は低く、完全な未使用品であっても買取価格は250円程度となっています。
記念硬貨の高価買取はウリエルにおまかせください

記念硬貨の買取を検討している方は、ウリエルにお任せください。
ウリエルなら、硬貨に精通したスタッフが多数在籍しているため、EXPO’70記念硬貨のような価値のある硬貨も適切な価格で査定いたします。
また、状態の悪い硬貨でもウリエルでは買取できる場合がございます。
そのため、値段がつくか不安な硬貨でもお気軽にご相談ください。
まとめ

今回は、EXPO’70記念硬貨の価値や買取相場について紹介しました。
EXPO’70記念硬貨は、状態や種類によって買取相場は異なります。
また、買取に出す店舗でも査定額は異なるため、知識と経験が豊富な業者を選ぶことが大切です。
お手持ちのEXPO’70記念硬貨の価値が気になる方は、ぜひ一度硬貨買取の専門業者に査定依頼を出してみてはいかがでしょうか。弊社、買取ウリエルでは古銭・記念硬貨の無料査定を絶賛実施中です。
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