古銭買取2021年11月30日

一分銀の価値や買取価格はどれくらい?高く売れる一分銀の種類や高価買取のコツも解説します!

この記事では、江戸~明治時代に発行された貨幣である一分銀について、特徴や種類、高く売るコツなどを紹介していきます。

一分銀の買取を検討されている方は、高価買取満足度No.1の実績をもつウリエルにお任せください。

査定料や出張料など、手数料はすべて無料ですので、安心してご利用いただけます。

一分銀とは

貨幣司一分銀

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E5%88%86%E9%8A%80

一分銀は、江戸時代末期~明治期に流通した銀貨の一種です。

1837~1869年にかけて発行された金一分を額面としています。

形は長方形となっており、表面には「一分銀」の額面、裏面には「定 銀座 常是」の文字が刻印されているのが特徴です。

当時の価値は?

発行された当時の貨幣価値は、金貨である一分金と等価とされていました。

つまり、1/4両に相当しており、一分銀が4個集まることで小判1枚相当の価値になったと言われています。

また、一分銀は一朱銀4枚の価値がありました。

一朱銀とは?

現在の価値は?

一分銀の現在の価値は7,000~100,000円ほどです。

江戸時代に発行された歴史ある貨幣として、自宅で大切にコレクションしている人が多いようです。

一分銀の種類と買取価格相場

Businessman holding big pencil looking at completed checklist on clipboard. Successful completion of business tasks and goals achievements.

ここからは、代表的な一分銀の種類と買取相場を解説していきます。

天保一分銀

天保一分銀

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E5%88%86%E9%8A%80

名称天保一分銀
時代1837年~
希少価値
買取相場7,000円~100,000円前後
素材

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

天保一分銀は、1837~1869年にかけて発行された金一分を額面とする計数銀貨です。

一般的な一分銀と同じく、4個で小判1枚に相当します。

短冊形で、表面と裏面それぞれに小桜花が20個並ぶ額縁模様があることが特徴です。

上銀が使われていて、発行は当初ほぼ純銀でしたが、改鋳されるたびに銀が含まれる割合は89%、81%と徐々に下がっていきました。

天保一分銀は、当時の金貨より大量に鋳造され、安政時代には日本の一般的な貨幣として用いられていたとも言われています。

庄内一分銀

庄内一分銀

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E5%88%86%E9%8A%80

名称庄内一分銀
時代1868年~
希少価値
買取相場20,000~30,000円前後
素材

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

庄内一分銀は、1868年の5~6月にかけて作られた貴重な一分銀です。

もともと流通していた天保一分銀に、庄内藩が「庄」の文字を刻み込んだことで生まれました。

表面には天保一分銀と同様に「一分銀」の文字と、裏面には「定 銀座 常是」が刻まれています。

その表面に小さく「庄」の文字が刻まれているのが、庄内一分銀の大きな特徴です。

刻まれている理由は、他から流入してくる質の低い安政一分銀との差別化を図るためでした。

安政一分銀

安政一分銀

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E5%88%86%E9%8A%80

名称安政一分銀
時代1859年~
希少価値
買取相場5,000~50,000円前後
素材

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

安政一分銀は、江戸幕府とアメリカ政府によって締結された日米和親条約に基づいて横浜が開港されたことで生まれました。

開港によって、海外で用いられている洋銀から一分銀への両替需要が増え、洋銀の流通量が減ったために、一分銀の増鋳が求められたのです。

しかし従来の天保一分銀が備えていた純度99%は維持できず、より洋銀に品質を近づけた一分銀「安政一分銀」が発行されました。

裏面の「是」字の八画と九画が交差しておらず、側面の仕上げがやすり目になっていることが主な特徴です。

明治一分銀

名称明治一分銀
時代1868年~
希少価値
買取相場40,000~80,000円前後
素材

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

明治一分銀は、別名「貨幣司一分銀」や、裏面の「常」字の1~3画が「川」の字に似ていることから「川常一分銀」と呼ばれることもある一分銀です。

倒幕によって誕生した新政府が、太政官に設立された貨幣司によって銀座で鋳造した一分銀のことを指しています。

明治元年に東京で300,508両2分が、明治元年~2年にかけて大阪で766,325両がそれぞれ鋳造されています。

穴銭・絵銭の無料査定はウリエル

一分銀の見分け方

Financial bill review and analysis

ここからは、一分銀の種類の見分け方と、本物と偽物の見分け方をそれぞれ解説します。

種類の見分け方

まずは天保一分銀、庄内一分銀、安政一分銀、明治一分銀それぞれの違いを確認していきましょう。

特に見分けやすいのは庄内一分銀で、貨幣の表面中程に「庄」の文字があるものが「庄内一分銀」と判別できます。

その他の3種類は字体によって判別することも可能ますが、より大きな違いは「逆桜の配置」と「側面の刻印」です。

この2点を詳しく解説しましょう。

逆桜の配置

一分銀は、「桜」がどこに配置されているかによって種類を見分けることができます。

桜の向きが通常と逆になっている刻印は「逆桜」と呼ばれ、どの一分銀にも1か所は配置されています。

天保一分銀は「貨幣の下部分」に、安政一分銀は「上部分」に、明治一分銀は「中程」に逆桜が刻印されています。

この違いによって、どの一分銀か区別することが可能です。

側面の刻印

天保一分銀と明治一分銀は、側面の刻印の有無で見分けることが可能です。

天保一分銀の側面には、上下に2つと左右に3つ「桜」の印が刻まれており、これが大きな特徴となっています。

しかし、明治一分銀の側面には「桜」はありません。

本物と偽物の見分け方

天保一分銀の重さはどの貨幣によって2.3匁(もんめ)、8.62gと定められています。

この重さよりも明らかに重かったり軽かったりするものは偽物と考えていいでしょう。

また、銀の質感を銅やニッケルによって再現した偽物も中には存在します。

劣化が進むことで銅やニッケルがむき出しとなり、偽物とわかるケースもありますが、精巧に作られている場合は判別しにくいのが実情です。

もし偽物かどうかが疑われる際には、査定の専門店に依頼して状態を確認してもらいましょう。

高価買取の可能性のある一分銀

Arrow and graph

一分銀は江戸時代に多く流通していた貨幣ですが、なかには高価買取の可能性があるものも存在します。

主に「手変わり」と呼ばれるタイプや製造エラー品などです。

それぞれの特徴を解説していきましょう。

「手変わり」の一分銀

一分銀の中でも明治一分銀には「手変わり」と呼ばれる種類があります。

その種類は複数あり、「跳分」と呼ばれ表面の”分”の文字の1画が跳ねているものや、「非川常」と呼ばれ”常”の1~3画目が「川」の字になっていないものなどがあります。

これらの字体は通常のものと大きく異なるため、その分価値が大きく上がるでしょう。

また、種類によっても価値は変わります。

製造エラー品

鋳造時に職人のミスによって本来とは違う作りとなるエラー品は、高価買取の可能性が期待できます。

製造時のエラー発生はそう多くないため、その分希少価値があるからです。

エラー品と偽物の判別、あるいは「手変わり」との判別をつけるには専門知識が必要です。

エラー品の疑いがある場合には、まずは古銭専門の査定士に依頼してみましょう。

一分銀を高く売るコツ

Multinational people sitting in chairs and talking

ここからは、一分銀を高く売るコツを解説していきます。

いい保存状態を保つ

一分銀は、保管方法に注意していい保存状態を保ちましょう。

古銭は、日のあたらない、影になる場所で保管することが向いています。

そのほか、コインケースに入れて定期的に布で軽く拭くといった管理も効果的です。

しかし、一分銀を直接洗浄することは価値を下げるリスクがあるため避けましょう。

付属品や鑑定書を一緒に査定に出す

査定の際には、鑑定書や付属品を一緒に提示することをおすすめします。

鑑定書があれば本物の一分銀であることや、その価値を証明することが可能です。

また、専用ケースなどの付属品があれば、一緒に保管しておくことも重要です。

他の古銭も一緒に査定する

もし一分銀以外の古銭を持っている場合には、専門業者に一緒に査定をしてもらいましょう。

まとめて査定を依頼することで、合計価格がアップする可能性があります。

また、なかにはセット品としての価値をもつ古銭もあるため、複数の古銭を持っている場合は一緒に査定に出すことをおすすめします。

信頼できる買取専門店へ依頼する

持っている一分銀の価値を正しく判別してもらいたい際は、信頼できる買取専門店に依頼しましょう。

あまり知識をもっていない店舗やリサイクル専門店では、その価値を正しく判断してもらえず、相場より低い価格で査定をされる可能性があります。

価値のありそうな一分銀を査定に出す場合には、買取実績が豊富で、専門の査定士がいる買取店に依頼するといいでしょう。

古銭の無料査定はウリエル

一分銀を高く売るなら買取専門店のウリエルへ

ウリエルは、高価買取満足度No.1の高い実績をもつ業界トップクラスの買取専門店です。

「一分銀を少しでも高く買い取ってほしい」「持っている一分銀の種類や価値をはっきりさせたい」といったご要望があれば、まずはお気軽にお問い合わせください。

査定の際は、一分銀の状態や買取相場、査定額の根拠をわかりやすく丁寧に説明いたします。

一分銀や古銭の買取はウリエルにいつでもお任せください。

銀貨の無料査定はウリエル

古銭を高く売るならウリエル

ご都合に合わせてお手間なく買取させていただきます
買取専門店ウリエルの
3つの買取方法
  • 手間いらず。高価なものでも安心
    出張買取
    • ●出張料無料
    • ●その場で現金買取
    • ●その場で追加OK
    詳しくはこちら
  • 忙しい方にピッタリ!
    宅配買取
    • ●全国対応
    • ●査定用キットを無料送付
    • ●送料、査定料、振込手数料無料
    詳しくはこちら
  • 予約なしで行きたいときに立ち寄れる
    店頭買取
    • ●その場で現金買取
    • ●個別対応でプライバシー対策
    • ●ご予約不要
    詳しくはこちら
ご相談・買取予約・査定依頼などお気軽にお問い合わせください
営業時間 : 年中無休 9:00~18:00
買取予約 WEB査定 LINE査定