古銭買取2021年11月26日

希少価値の高いプレミア硬貨とは?種類別に買取価格相場を一覧で紹介!高く売るポイントも

硬貨の中には、額面の何倍もの価格で売れる「プレミア硬貨」があることをご存じですか?

本記事では、高く売れるプレミア硬貨の種類や買取相場を紹介します。

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プレミア硬貨とは?

昭和64年の硬貨

プレミア硬貨とは、額面以上の価格で取引される希少価値が高い硬貨のことです。

コインコレクターの間で高値で取引されており、通常は額面の2倍以上、高いものであれば1,000倍以上の高値が付くこともあります。

ご自宅で眠っている硬貨の中にプレミア硬貨があるかもしれませんので、ぜひ一度チェックしてみてください。

プレミア硬貨の買取相場について知りたい方はこちらをお読みください。

近代貨幣・プレミア硬貨

プレミア硬貨の条件と代表的な硬貨

他の年に比べ発行枚数が異常に少ない硬貨

日本の硬貨は造幣局で製造されており、年代ごとに発行枚数が異なります。

発行枚数が極端に少ない年代の硬貨は、プレミア硬貨として高値で取引されます。

「もともとの生産量が少ない」「コレクターが保有している」などの理由で、流通量が減少して希少価値が高くなるためです。

ここでは、発行枚数が少なかった年代の「1円」「5円」「50円」「500円」を紹介します。

平成23~25、29、30年発行の1円玉

昭和24年の1円玉

平成23年・24年・25年・29年・30年、そして令和元年発行の1円玉は、プレミア硬貨として高値で取引されています。

平成23年以降の1円玉は、キャッシュレス化の影響により発行枚数が減少しました。

それまで数千万単位だった1円玉の発行枚数が数百万単位まで減少し、希少価値が高くなっているのです。

特に令和元年の1円玉はたった1,000枚しか発行されておらず、プレミア硬貨の中でも希少価値が高い硬貨です。

ただし平成26〜28年に関しては、消費税率が8%になった影響で1円玉の需要が増え、一時的に発行枚数が増加したため除外されます。

平成23年・24年・25年・29年・30年、そして令和元年発行の1円玉は、額面の3,000倍以上の価値があるとされています。

令和元年の硬貨についてはこちらの記事をご覧ください。

プレミアの令和元年硬貨

平成21年以降発行の5円玉

平成21年以降、5円玉もキャッシュレス化の影響を受けて発行枚数が少なくなりました。

特に平成22〜25年の5円玉は発行枚数が極端に少ないため、額面の400倍ほどの価値があるとされています。

昭和62年発行の50円玉

昭和62年発行の50円玉は、他の年に比べて発行枚数が極端に少なくなりました。

昭和62年以前から流通量が多かったことを理由に、昭和62年の発行枚数が絞られたためです。

昭和60年・61年には1,000万枚近く発行されていたのに対して、昭和62年は77万枚ほどしか発行されていません。

その翌年から平成22〜25年のキャッシュレス化時代に入るまでは、再び大量に発行されたため、昭和62年の50円玉は特に希少価値が高いとされています。

昭和62年発行の500円玉

昭和62年の500円玉

昭和62年発行の500円玉もプレミア硬貨と呼ばれています。

500円玉は他の硬貨に比べて毎年の発行枚数が安定していますが、昭和62年だけは発行枚数が圧倒的に少なかったためです。

ただし、非常に価値が高いというわけではなく、額面の1.1~4倍ほどの買取価格に落ち着きます。

発行年代によりデザインに違いがある硬貨

硬貨の中には年代によってデザインが異なるものがあり、流通量が少ないため高値で取引されています。

特に希少価値の高い10円玉、5円玉、500円玉を紹介します。

昭和61年後期に発行の10円玉

昭和61年の10円玉

昭和61年後期に発行された10円玉は、昭和62前期とデザインが異なるため希少価値が高いとされています。

昭和61年前期と後期でデザインが異なるのは、昭和62年に発行予定だった新デザインの10円玉が、何らかのミスによって昭和61年後期に少量だけ発行されてしまったからです。

昭和61年後期の10円玉かどうかは、「平等院鳳凰堂の中央階段上部が縦の線と結合している」「屋根に切れ目がない」などで判断できます。

額面の数千倍以上の買取価格が付くこともあるプレミア硬貨です。

昭和24~33年発行の5円玉

フデ5の5円玉

昭和24〜33年に発行された5円玉は、表面の文字が現代の「ゴシック体」ではなく「楷書体」で書かれています。

筆でなぞったように見えることから「フデ5」と呼ばれており、裏面の「日本国」が旧字体の「日本國」である点も特徴的です。

なかでも昭和32年発行のものは発行枚数が少なく、プレミア価格が付けられています。

昭和26~33年発行の10円玉(ギザ10)

昭和27年 ギザ10

昭和26〜33年に発行された10円玉(昭和31年は発行なし)は「ギザ10」と呼ばれ、プレミア硬貨とされています。

硬貨の側面に132個の溝が彫られてギザギザしていることから「ギザ10」と呼ばれており、特に昭和33年のギザ10は発行数が少なかったため、希少価値が高いです。

ギザ10の価値は、未使用品かどうかで決まります。

昭和33年のギザ10を例に挙げると、使用済みのものは額面の数倍の買取相場ですが、未使用品は額面の数千〜数万倍の価格で取引されることもあります。

昭和57年~平成11年発行の500円玉

昭和57年〜平成11年発行の旧500円玉は、平成12年以降の新500円玉とデザインが異なります。

新500円玉が側面にギザギザの溝が施されているのに対して、旧500円玉は滑らかな側面に偽造防止として「◆NIPPON◆500◆」の文字が刻印されています。

特に昭和62年に発行された500円玉は枚数が少なかったため、額面以上の買取価格が期待できるでしょう。

不良品のエラー硬貨

エラー硬貨とは、造幣局が製造する過程で何らかのエラーが発生してしまい、正しいデザインで製造されなかった不良品のことです。

通常、正しく製造されなかった硬貨は市場に出回る前に取り除かれますが、稀に出回ることがあります。

ここでは、特に希少価値の高いエラー硬貨の種類を紹介します。

ものによっては額面の数百〜数千倍のプレミア価格が付くこともあるため、お持ちの硬貨をぜひチェックしてみてください。

穴無し

穴無しとは、5円玉や50円玉の中央に穴が開いていない硬貨を指します。

エラー硬貨の中でも常に高い買取相場をキープしており、額面の数千倍の買取価格が期待できるでしょう。

ただし、「昭和24年以前の5円玉」と「昭和33年以前の50円玉」は、元から穴が開いていないデザインです。

穴無しを見つけたときは、必ず年代を確認しましょう。

穴ズレ

穴ズレとは、5円玉や50円玉の穴の位置が中央からズレている硬貨です。

穴無しほど価値は高くありませんが、プレミア硬貨として額面以上の価格で取引されています。

穴ズレは中央からのズレが大きいほど価値が高くなるため、穴の位置が硬貨の端に寄っているものは高価買取が期待できるでしょう。

刻印ズレ

刻印ズレとは、本来硬貨の中におさまるべきデザインが中央からズレてしまっている硬貨のことです。

一見しただけではわかりにくいため、注意深く観察する必要があります。

刻印ズレはそれなりの流通量があるため、他のエラー硬貨に比べて買取相場は低い傾向です。

影打ち

影打ちとは、両面に同じデザインが鏡状に写っている硬貨です。

1度刻印が済んだ硬貨に、別の硬貨が重なってプレスされることで生まれます。

特に素材がやわらかい10円玉に多く見られるエラーです。

影打ちは非常に珍しく希少価値が高いため、ものによっては100,000円以上の買取価格が付くこともあります。

記念硬貨など限定で発行された硬貨

天皇陛下即位記念硬貨

国家的なイベントの際に発行される記念硬貨も、希少価値の高いプレミア硬貨です。

毎年何十万枚も発行される通常の硬貨とは異なり、記念硬貨は発行枚数が限られます。

人気のある記念硬貨などは発売後すぐ売り切れるため、あまり市場に出回りません。

さらに金や銀などの高価な素材で作られることもあるため、プレミア化しやすいのが特徴です。

ここでは特に希少価値の高い記念硬貨を紹介します。

長野オリンピック

長野オリンピック開催を記念して発行された記念硬貨です。

額面は「10,000円」「5,000円」「500円」の3種類ですが、デザインは9種類あります。

特に買取相場が高いのは10,000円硬貨で、額面の3〜4倍の買取価格が付くこともあります。

9種類のデザインすべてをセットで売りに出せれば、さらなる高額買取も期待できるでしょう。

日本国際博覧会記念硬貨(愛知万博記念硬貨)

2005年に開催された愛知万博を記念して発行された硬貨です。

額面は「10,000円」「5,000円」「500円」の3種類あり、10,000円硬貨が最も高値で取引されます。

3種類セットであれば、買取価格の大幅アップが期待できるでしょう。

プレミア硬貨の買取価格相場一覧表

主なプレミア硬貨の買取価格の相場を、種類や発行年数とともに見ていきましょう。

※以下で紹介する相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

発行枚数が少ない硬貨の買取価格相場

昭和23年の5円玉
種類年代買取相場
1円玉平成21〜平成25年約400円
5円玉平成21〜平成25年約2,000円
50円玉昭和62年約4,000円
500円玉昭和62年約1,400円

発行年代でデザインが異なる硬貨の買取価格相場

▼ギザ10

年代買取相場(未使用品)買取相場(美品)
昭和26年10,000〜20,000円約15円
昭和27年1,000〜4,000円約11円
昭和28年1,000〜4,000円約11円
昭和29年1,000〜4,000円約11円
昭和30年1,000〜5,000円約11円
昭和31年製造なし製造なし
昭和32年3,000〜8,000円約30円
昭和33年4,000〜10,000円約70円

▼その他、発行年代でデザインが異なる硬貨

種類年代買取相場(未使用品)
10円玉昭和61年後期〜20,000円
5円玉昭和24年約2,000円
5円玉昭和25年500~1,200円
5円玉昭和26年400~1,000円
5円玉昭和27年5,000~12,000円
5円玉昭和28年500~1,500円
5円玉昭和32年2,000~4,000円
5円玉昭和33年200~800円
500円玉昭和64年約600円

エラー硬貨の買取価格相場

種類買取相場
穴無し50円玉〜200,000円
穴ズレ5円玉〜50,000円
刻印ズレ50円玉〜2,000円
影打ち10円玉〜200,000円

記念硬貨の買取価格相場

東京オリンピック記念硬貨
種類買取相場
長野オリンピック記念硬貨 10,000円〜40,000円
東京オリンピック記念硬貨 1,000円〜10,000円
2002年 FIFAワールドカップ記念硬貨 10,000円金貨〜50,000円
2005年 日本国際博覧会記念硬貨 500円〜1,500円
第5回アジア冬季競技大会 1,000円銀貨〜150,000円

紹介した4つのプレミア硬貨の買取相場は目安のため、あくまで参考としてご覧ください。

プレミア硬貨が売れる場所

プレミア硬貨を売る方法には、「ネットオークション」「フリマアプリ」「買取専門店」などがあります。

それぞれのメリットやデメリットを確認して、最も高値で売れる方法を選ぶようにしましょう。

ネットオークション

ネットオークションは、インターネット上のオークションサイトで競売にかける方法です。

熱狂的なコレクターも存在するため、買取相場以上の価格で売れる可能性があります。

しかし、希望価格に達しなかったり買い手がつかなかったりすることもあるでしょう。

さらには、硬貨を写真撮影してオークションサイトへアップロードする作業や、購入者とのやり取り、成約後の発送業務などの手間・労力がかかるのもデメリットと言えます。

フリマアプリ

フリマアプリとは、オンライン上のフリーマーケットで硬貨を個人売買する方法です。

フリマアプリでプレミア硬貨を探しているコレクターも多数いるため、予想以上の高値で売れる可能性があります。

しかし、本来の価値を無視した低価格で買われてしまうリスクや、郵送方法を誤ると郵便法に抵触してしまうリスクなどがあるため、注意が必要です。

トラブルに発展することも少なくないため、硬貨を個人間で売買するのはあまりおすすめとは言えません。

買取専門店

電卓を提示するスーツの女性

硬貨を売却するなら、買取専門店を利用するのがおすすめです。

硬貨の価値を正確に判断するには、「発行された年代」「現在の流通量」「コレクターからの人気度」「硬貨の状態」などの専門知識が必要です。

買取専門店には専門知識の豊富な査定士が在籍しているため、プレミア硬貨の価値に見合った適正価格で売却できます。

目の前で1枚1枚を丁寧に査定してもらい、査定額の根拠を納得いくまで説明してもらうことも可能です。

また、査定額に満足できない場合は交渉もできます。

本来の価値よりもはるかに安い価格で買い叩かれてしまうリスクも回避できるため、プレミア硬貨を高く売りたいなら買取専門店を利用しましょう。

高く売るには保管状態がカギ

コインアルバムに収納された硬貨

プレミア硬貨は、発行時の状態を最上級として傷・汚れ・サビ・腐食の進行度合いなどが総合的に評価され、買取価格が決められます。

そのため、プレミア硬貨を少しでも高く売りたいなら、できるだけよい状態で保存しておくことが大切です。

プレミア硬貨は、硬貨専用の収納ケースやアルバムなどで保管し、必要なとき以外は取り出さないようにしましょう。

素手で触ると皮脂や汗の塩分でサビが進行してしまう可能性もあるため、扱う際は手袋やピンセットを使用してください。

また、プレミア硬貨が汚れていたとしても、そのままの状態で査定に出しましょう。

磨いてしまうと、表面がすり減ったり細かい傷が付いたりしてしまう可能性があります。

発行時の状態から手が加えられたと判断され、価値が下がってしまうこともあるため注意が必要です。

プレミア硬貨をお持ちの方はウリエルにご相談ください!

プレミア硬貨は、普段の買いもののお釣りなどで知らないうちに入手している可能性もあります。

気付かないまま、額面以上の価値があるプレミア硬貨を日常消費で使ってしまうのは非常にもったいないです。

財布の中やご自宅に眠っている硬貨をチェックしてみて、プレミア硬貨が見つかった場合は買取に出されることをおすすめします。

ウリエルはプレミア硬貨の高価買取に自信あり!

査定料や手数料などの費用は一切かかりませんので、まずはお気軽に無料査定をご依頼ください。

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