着物買取2025年04月28日

喪服は買取できる?喪服の買取相場や売却方法について解説!

ウリエル 喪服買取 アイキャッチ

着る機会のなくなった喪服を処分したいと考えている方もいるでしょう。

しかし、喪服は需要が低いため、一般的に買取が難しいとされています。

本記事では、喪服をどのように売却したらよいのかについて紹介します。

また、喪服の買取相場についても解説しているので、喪服の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

※弊社ウリエルでは喪服は買取対象外です。

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「喪服」とは

Black awareness ribbon on gray background.

喪服とは、葬儀や告別式などの際に着用する和装の儀礼服です。

近頃ではブラックフォーマルと呼ばれる洋装の喪服が主流になりつつあります。

ここでは、喪服の着用シーンや種類について解説していきます。

葬儀や法事で用いる礼服の一種

喪服は、葬儀や法事で着用する礼服の一種です。

特に着物の喪服は、故人の親族が着用する「正喪服」のことを指しています。

葬儀や告別式などの際には、故人からみてどのような関係かによって着用する服の種類が変わります。

着物における喪服の種類

喪服は、主に以下の3つに分けられます。

正喪服

正喪服は、最も格式が高い喪服と位置づけられていて、葬儀や告別式などの場で、喪主や親族などの主催者側が着用する喪服です。

男性の場合、和装なら紋付羽織袴、洋装なら黒のモーニングコートです。

女性の場合は黒紋付に、黒無地の帯や白の足袋、黒の草履などを着用します。

また、肌の露出はできる限り控えることがマナーです。

準喪服

準喪服は、一般参列者が葬儀や告別式に参列する際に着用する一般的な喪服で、状況によっては喪主や親族が着用することもあります。

男性はブラックスーツ、女性はワンピースなどを選びましょう。

また女性の場合は、極力肌の露出が控えめなものを選んでください。

略喪服

略喪服は、三回忌以降の法事や急な弔問、またはお通夜へ参列する際などに着用します。

男女ともに黒や濃紺などの色合いを選びます

喪主側から「平服でお越しください」とあれば、略喪服を着用するのが一般的です。

家紋について

着物の喪服においては「家紋」の数と場所も重要です。

家紋が入っている喪服には五つ紋、三つ紋、一つ紋などの種類がありますが、家紋が入っている数が多いほど格式が高くなり、葬儀の場において着用する人も限られます

正喪服を着用する際には、両胸と両袖の背面、背縫いの中央に5か所家紋が付いた五つ紋の喪服に黒の帯や小物を合わせます。

三つ紋は、背縫いの中央と両袖の背面の3か所に付いており、主に一般参列者が喪服に付けます。

そして一つ紋は、背縫いの中央に家紋が入っています。

女性の場合、結婚前に着物を持たされた場合には実家の家紋、結婚後に着物を仕立てた場合は夫側の家紋を使用することが一般的です。

もし家紋がわからない場合には、「通紋」が入った着物を着用しましょう。

喪服の家紋は家系で特に決まったものがなければ、通紋でも差し支えありません。

喪服は買取してもらえる?家紋入りの場合は?

喪服は買取してもらえる?家紋入りの場合は?

喪服は、和装か洋装かなどで買取ができる可能性が異なります。

喪服の買取についてみていきましょう。

買取は可能だが買取価格は低め

喪服は着用シーンが限られていることから、中古市場でも需要があまり高くありません。

特に着物の喪服は、現代で着用する機会が減っているため、買取価格は比較的低くなる傾向にあります。

また、喪服の取り扱い自体を行っていない買取業者も多く、売却先が限定されるため、事前に対応可否を問い合わせておくことが大切です。

また、喪服の売却をする際は、複数の業者に見積もりを取ることで、少しでも高い金額での売却を実現できます。

家紋入り喪服の買取は限定的

家紋入りの喪服は、基本的に同じ家の者しか着られないため、再販が難しく買取対象外とされるケースが多いでしょう。

中には家紋を外してから売却する方もいますが、依頼費用を差し引いたら、売却益がほとんど残らないこともあります。

ただし、誰でもつけられる共通の紋であれば汎用性が高いため、買取に対応している業者もあります

このように、家紋入りでも買取できるケースがあるため、まずは業者に問い合わせて、買取の可否を確認することが大切です。

洋装喪服の方が買取されやすい

現在、葬儀や法要などの場では、洋装喪服が主流となっています。

そのため、スーツやワンピースなどの洋装喪服は着物の喪服よりも需要が高く、買取対象として扱われやすい傾向にあります。

特に状態の良いものは査定額がつきやすいため、着物の喪服に比べて買取のハードルが低いといえるでしょう。

一方で、ネーム入りの場合は買取不可となるケースもあるため注意が必要です。

買取の対応は業者によって異なるので、事前に問い合わせて確認しておくと安心です。

喪服の買取相場

喪服の買取相場

喪服には和装と洋装の2種類があり、それぞれ市場での需要や価格に差があります。

それぞれの喪服の買取相場についてみていきましょう。

和装喪服の買取相場

和装喪服の場合、中古市場の需要が低いため、高級ブランドで保存状態が良いものであっても相場は4,000円程度が上限とされています。

素材によって価格は大きく異なり、正絹を使用した喪服であれば数千円の値がつくこともありますが、ポリエステルなどの化学繊維で作られたものは数百円程度にとどまるケースが多いでしょう。

また、付属品の有無によっても査定額が変わります。

そのため、できるだけ小物も揃えた状態で査定に出すのが望ましいとされています。

洋装喪服の買取相場

洋装喪服の場合、買取相場は和装よりも高めで、ノーブランド品でも状態が良ければ数千円程度の値がつくことがあります。

また、着用感が少なく状態の良いものであれば、10,000円前後の査定額になることもあるでしょう。

さらに、有名なブランド品であれば、数万円での買取も期待できます。

ただし、ネーム入りのものや、状態の悪いものは減額対象になることがあるため注意が必要です。

しっかりメンテナンスをして保管しておくなど、できるだけ良い状態に整えて持ち込むことが、洋装喪服で高額査定を受けるポイントになります。

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喪服を高く売るポイントとは

Japanese male businessman working from home in plain clothes

買取相場が低い傾向にある喪服ですが、場合によっては高く売れることもあります。

ここからは、喪服を少しでも高く売るポイントを解説していきます。

共通する家紋が入っていれば高価買取も

着物の喪服の場合、家紋の種類が買取価格に影響します。

付いている家紋がどの家でも使える「五三の桐」や「通紋」であれば、買取をしてくれる業者は多くなります

家系の家紋がわからない人や家紋の種類にこだわらない人にとって、一定の需要が見込めるからです。

高品質な喪服なら高く買い取ってもらえることも

持っている喪服がブランドものなど高品質のものであれば、高く買い取ってもらえるケースもあります。

またその際には、確かな専門知識を持った業者に持ち込みましょう。

専門の査定士がいないリサイクルショップなどでは、高価買取の可能性は低いと言えます。

専門買取業者では専門の査定士が丁寧に査定してくれるため、高額査定されやすくなります

よい状態をキープしておく

少しでも喪服を高く売りたい際には、保存状態をよくしておくとよいでしょう。

喪服の保存状態によって買取価格は変わるため、保管場所はカビが生えない湿気が少ないところを選びましょう。

また、喪服の黒は紫外線に弱く、色あせが起こりやすいため、直射日光が当たる場所に保管するのは避けることが重要です。

さらに、喪服を着用したあとは必ずクリーニングに出すことも大切です。

クリーニングに出さないまま保管しておくと、汚れが付いたままとなりシミや変色が発生します。

着物の保管には、除湿剤を使うなどの配慮もしましょう。

着物の保管については、以下の記事でも詳しく解説しています。

着物の保管はどのようにすべき?収納方法や日頃のお手入れについて解説

付属品は揃えて査定に出そう

喪服を高く買い取ってもらうための重要ポイントは「付属品を揃えて査定に出す」ことです。

喪服に合わせる帯などの小物は、喪服と同じく、他の場面での着用ができません。

そのため購入者は、「できる限りセットで揃えておきたい」というニーズを持っている可能性が高いため、付属品をすべて揃えておくと高く売れる可能性が上がるでしょう。

以下は、主な和装喪服の付属品です。

・帯
・腰紐
・草履
・バッグ
・証紙

特に買った際に付いてくる証紙は、喪服の品質やブランドを証明する大事な付属品です。

喪服を購入した際には、なくさないように小物とひとまとめにして保管しておくとよいでしょう。

喪服の買取先が見つからないときの対処法

喪服の買取先が見つからないときの対処法

喪服は需要が限られているため、買取先がなかなか見つからないケースもあります。

そんなときは、別の手段を検討してみましょう。

以下では、リメイクや個人間での販売など、喪服の買取先が見つからないときの代表的な対処法を紹介します。

リメイクサービスに出す

保有している和装喪服が買取対象にならなかった場合、リメイクサービスを利用するのも一つの方法です。

リメイクサービスを利用すれば、喪服を洋服や日常使いできるバッグやポーチなどの小物へと仕立て直してもらえます。

オンラインで見積もりやデザインの提案を受けられるサービスもあるので、初めての方でも利用しやすいでしょう。

喪服をただ処分するのがもったいない方は、リメイクサービスを利用して新たな形で活用してみましょう。

フリマアプリ・オークションに出す

買取ができなかった喪服でも、フリマアプリやネットオークションを活用すれば、自分で買い手を探すことができます。

特に、状態がよい正絹の喪服や、家紋のついていない喪服であれば、買取手がつく可能性もあるでしょう。

ただし、出品時には商品の状態を詳細に記載したり、出品用の写真を撮影したりする必要があります。

加えて、購入希望者へのメッセージ対応や発送作業など、一定の手間と時間がかかる点も把握しておかなければなりません。

とはいえ、自分で価格を設定できるため、納得のいく金額で売却できる可能性があるのは大きなメリットです。

着物の高価買取ならウリエルにお任せください

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着物の高価買取を目指すなら、買取専門店ウリエルをご利用ください。

ウリエルは喪服の買取を行っていませんが、着物の買取に力を入れているため、価値ある着物は見逃さずに高額査定いたします

また、他社で断られた着物でも買取できるケースがあるため、ご気軽にご相談ください。

さらに、出張査定は無料で、査定後のキャンセル費用も一切かかりません

そのため、査定だけを知りたいという方でも、安心してご利用いただけます。

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まとめ

Chrysanthemum on white artificial flower

本記事で、喪服は買取ができるのかについて解説しました。

喪服は買取可能な場合もありますが、需要が限られているため、買取価格はあまり高くないのが実情です。

特に着物の喪服は現代での着用機会が少なく、買取を行っている業者も一部に限られています

それでも、業者によっては喪服の買取ができるケースもあるので、一度問い合わせて確認してみるとよいでしょう。

※弊社ウリエルでは喪服は買取対象外です。

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