着物買取2021年09月27日

龍村美術織物の着物の帯がすごい!龍村平蔵により生み出された美術織物の特徴や歴史を解説

龍村美術織物とは、その名の通り「美術品のように美しい織物」として多くの着物愛好家に認められている織物ブランドです。
この記事では、龍村美術織物の歴史や製品の特徴をわかりやすく紹介しています。
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「龍村(たつむら)美術織物」とは

龍村美術織物の帯

引用:https://www.tatsumura.co.jp/about/history.html

龍村美術織物は、美しいデザインの帯が有名な老舗ブランドで、伝統を引き継ぎつつも、新しいデザインの織物を生み出し続けています。

初代龍村平蔵によって創設

龍村美術織物の創設者は初代龍村平蔵です。

彼は16歳のときに祖父を亡くし、それをきっかけに呉服商への道へと進みました。

やがて染織研究家となった初代龍村平蔵は、「高浪(たかなみ)織」や「纐纈(こうけち)織」を生み出して特許を取得し、織物の世界に革新をもたらします。

また、正倉院宝物裂(ぎれ)や名物裂などの研究にも着手し、復元に挑戦するかたわらで、数々の作品をこの世に送り出しました。

1919年には、初代龍村平蔵初となる個展を開催します。

当時、親交のあった芥川龍之介は彼の作品を絶賛し、その芸術性を高く評価しました。

これにより初代龍村平蔵は確固たる地位を築き、「織物美術」という言葉が広まっていくのです。

1956年、これまでの数多くの功績が認められ、初代龍村平蔵が80歳のときに「日本芸術院恩賜賞」を受賞します。

しかし、彼は受賞に喜ぶことはなく、さらなる織物の発展を目指して精進しました。

そして翌年には「紫綬褒章受章」を受賞します。

1962年に86歳で他界しますが、織物の地位を「芸術の域」にまで高めたその功績と技術は、現在の龍村美術織物に確かに引き継がれています。

「美術織物」という分野を確立

創業当時、龍村美術織物は織物業でした。

しかし、初代龍村平蔵が「織物美術」を確立したことにより、現在では着物の帯や和雑貨、舞台の緞帳(どんちょう)などを制作し、活躍の場を広げています。

その確かな技術と美しさは海外でも高く評価されており、かの有名な「クリスチャンディオール」もドレス生地として採用された実績を持っています。

龍村美術織物の歴史

龍村美術織物の歴史を以下にまとめました。

1894年初代龍村平蔵が龍村美術織物を創業
1921年初代龍村平蔵は正倉院宝物裂、法隆寺裂など、名物裂の研究に着手する
1928年昭和天皇の御外遊記表紙裂を謹織、またこの頃には海外進出も行う
1938年ベルリンで開かれた第一回世界工業博覧会に丸帯「威毛錦」を出品、「金賞」受賞
1953年皇太子殿下(今上天皇)の御外遊のため、御壁掛4点を謹織
1954年クリスチャン・ディオールの依頼により、名物裂など7点を制作
1955年日本航空へ機内カーテン納入、株式会社龍村美術織物を設立
1956年初代龍村蔵が「日本芸術院恩賜賞」受賞
初代龍村平蔵が「紫綬褒章受章」受賞
神戸国際会館に緞帳を制作する
1960年初代平藏が財団法人大日本蚕糸会より「恩賜賞」を受賞
1966年二代龍村平蔵を襲名
1969年大阪万博に際しタペストリー「原爆」「平和」を制作
1975年衆議院・参議院の内装裂地を製織
1956年三代平蔵を襲名、薬師寺金堂落慶に錦幡「鴛鴦」「鳳凰」を制作
1980年薬師寺・東大寺などの歴史的建造物に使用される裂地の復元制作を本格化させる
1984年東大寺金襴を復元
1990年今上天皇即位の礼に御使用裂を謹織、秋篠宮殿下・紀子妃殿下「納采の儀」用絹巻物謹織
1993年皇太子殿下・雅子妃殿下「納采の儀」用絹巻物謹織
三代平蔵が財団法人大日本蚕糸会より「蚕糸功労賞」を受賞
2005年全日本空輸へシートカバーの納入を開始
2006年四代平蔵を襲名
2007年JR東海N-700系新幹線のシート地製織
2008年赤坂迎賓館改修工事に伴う内装裂地を製織

このように、龍村美術織物はさまざまな分野へと進出し、その高い技術力と美しさで多くの人を魅了し続けています。

「龍村美術織物」の製品の特徴

着物の特徴を紹介するイメージ

龍村美術織物が他の織物と一線を画すのには理由があります。

以下で紹介する4つの特徴を知れば、その魅力や貴重さを十分に理解できるでしょう。

唯一無二の独創性

龍村美術織物は、大胆さの中にも繊細さがあり、枠にとらわれない美的感覚に優れています。

特に初代龍村平蔵は、これまので帯にはなかった立体感と色彩の表現に成功しました。

その唯一無二の独創性は、芥川龍之介や昭和天皇にも認められるほどで、龍村美術織物の原点として今も多くの作品に活かされています。

圧倒的な復元力

初代龍村平蔵は、古代裂復元の第一人者として今もなおその名を残しています。

正倉院の宝物裂や法隆寺の裂復元がその代表ですが、その他にもおよそ名物裂70種の復元に成功した人物です。

これらの実績は、龍村の「復元力」を広く世間に広めることになりました。

産業資源としても使える高品質

龍村美術織物は、美しさに加えて丈夫さも兼ね備えた製品です。

そのため、芸術品としてだけでなく実用性にも優れており、特に時間が経っても色あせしにくい特徴があります。

その特徴を活かし、飛行機や新幹線のシート、舞台の緞帳など私たちの身近なところでも利用されています。

龍村美術織物は、産業資源としても使える高品質で魅力のある製品であることがおわかりいただけるはずです。

袋帯に代表される龍村美術織物の作品

龍村美術織物の代表作を3つ紹介します。

袋帯 錦織

きらびやかで重厚感が特徴の錦織は、金糸・銀糸など多彩な色糸が用いられています。

村美術織物の代表作品ともいわれ、美しく洗練されたその模様は、他の帯にはない高級感を演出してくれます。

訪問着・色留袖・振袖などフォーマルなシーンで幅広く活躍してくれ、身に付ける人をより美しく見せてくれるでしょう。

袋帯 洛陽花円文

洛陽花円文は、古の裂・レリーフ・文学など、さまざまな分野からインスピレーションを受けて生み出されたとされています。

そのすべてを1枚の帯に確実に表現するため、4種類以上の色糸の配色を緻密に計算して花円文の模様が織り込まれています。

しっとりとした厚みのある生地でありながらも滑らかな触り心地に加え、オリジナリティあふれるデザインは、まさに美術品と呼ばれるにふさわしい作品です。

丸帯 光悦夢蝶錦

光悦夢蝶錦の生地は鮮やかな緑で、全体に蝶の模様をちりばめた斬新なデザインが目を引きます。

色の異なる蝶の羽には贅沢に金糸が使用されており、蝶のダイナミックな動きや繊細な舞いを感じさせてくれる作品です。

この蝶は本阿弥陀仏の雲母刷りに見られるものですが、初代龍村平蔵の独創性によって、まるで新しい命を吹き込まれたかのように見事に表現されています。

龍村美術織物の販売価格と買取価格の相場

着物の相場を出すイメージ

龍村美術織物の製品は最高級で高価ですが、喉から手が出るほど欲しいという人もいます。

そのため市場では、新品でも中古品でもその人気は衰えることを知りません。

ここからは、販売価格や買取価格の相場を紹介します。

一般の着物より高額買取の傾向

龍村美術織物の製品は、一般の着物より高額買取される傾向にあります。

その理由として、龍村美術織物は高級品のため販売価格が高額であることや、他のプランドにはないオリジナリティあふれるデザインや品質の高さが評価されているからです。

龍村美術織物の新品製品販売価格の相場は50~80万円程度となっており、中には100万円近くの値で販売されている製品もあります。

さらに中古品であっても、買取価格の相場は数万~20万円程度です。

また、普通の帯であれば相場は1~3万円程度ですが、龍村美術織物の製品であれば高値での取引が期待できます。

相場はあくまでも目安であり、買取価格をお約束するものではありません。

初代作の帯は特に高額

龍村美術織物の中でも高額で取引されているのが初代の作品です。

手織りの帯は1年で10本程度しか制作されず、3cm織るのに1日かかるともいわれています。

その手間と、あやゆる技巧を詰め込んで織られる帯はとても貴重で、ほとんど出回ることがないので非常に高額になります。

買取相場は80~100万円程度であり、より希少なものであればそれ以上の値が付くこともあるでしょう。

龍村美術織物の着物を高く売るポイントは?

高価買取のポイント

龍村美術織物の製品を売ることを検討しているのであれば、より高く売るためのポイントを知っておきましょう。

着物にあつらえた品物と合わせて査定に出す

着物は単品よりもセットで売るほうが価値も上がります。

たとえば、帯や小物、茶道具などです。

着物だけでは高い値が付かなくても、着物と一緒に小物も出すことで高額査定に結び付く場合もあるので、買取の際にはセットで売るのがおすすめです。

状態をよくしておく

龍村美術織物の着物に限らず、保存状態はよい方が高く買い取ってもらえます。

特に龍村美術織物のような一流ブランドであれば、状態がよいほど高値で、逆に状態が悪ければその価値を一気に下げてしまうでしょう。

まずはお手持ちの龍村美術織物の着物の状態を確認します。

そして、保存状態をよくするために次のことを行いましょう。

虫干しをする着物の敵は湿気なので風を通し、晴れて乾燥した日に虫干しをする
引き出しに保管する際は詰め込みすぎない風の通り道ができるようにあまり衣装を詰め込まない
桐のタンスで管理桐は着物を湿気と虫から守ってくれる役割を持つ

このように、着物を状態のよいまま保管することは簡単ではありません。

特に着用する予定がないのであれば、思い切って買取を検討してみてはいかがでしょうか。

保存状態のよいほど高値で売れるので、なるべく早く査定に出すことをおすすめします。

まとめ

龍村美術織物まとめイメージ

龍村美術織物は根強い人気があり、国内外からも高く評価を受けている織物ブランドです。

そのため、中古品であっても高値で取引されやすく、特に初代龍村平蔵の帯は新品にも劣らない値が付く可能性があります。

龍村美術織物の作品はいつ売りに出しても必ず買い手が見つかるほどニーズが高いので、買取を希望するなら少しでも状態がよいうちに売るのが高価買取の鉄則です。

ぜひこの機会に、買取専門店「ウリエル」の無料査定を利用しましょう。

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