着物買取2021年09月27日

男性着物は買取してもらえる?高価買取のポイントについて解説

男性着物は一般的に需要は少ないものの、ポイントを押さえることで高価買取が期待できます。

男性着物の買取相場を参考に査定に出してみましょう。

また、人気の種類や作家着物は高価買取の傾向があるため、以下で詳しく解説します。

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男性着物にはどんな特徴がある?

Bridal image

着物と聞くと、女性が着用する華やかなイメージを持つ人が多いかもしれませんが、男性着物も雅で美しいデザインを誇っています。

基本的には、「着物」「羽織」「」「」「襦袢」の5点で男性着物1セットとおぼえておくとよいでしょう。

ここでは、男性着物の特徴を解説していきます。

男性着物の素材や特徴

男性着物は、女性用の華やかなものと比べると比較的シンプルなデザインとなっています。

また、男性着物と女性着物では、仕立て方や帯の位置、通気口として開いている場所などが異なり、男性着物は女性着物に比べて着こなしが自由な特徴があります。

素材は混じり気のない絹100%である「正絹(しょうけん)」が代表的ですが、その他にもポリエステルやウール、デニムなど素材の種類はさまざまです。

着物と聞くと敷居が高く感じられる人もいるかもしれませんが、男性着物も取り扱いや手入れが簡単で、比較的簡単に着こなすことができます。

男性着物の種類とは?

男性着物は大きく「礼装」「略礼装」「普段着」の3つに分けられ、五つ紋、三つ紋、一つ紋など入っている紋の数によって格の高さが変わってきます。

礼装は、式典や冠婚葬祭など大規模な行事に主賓として招かれた場合などに着用します。

紋の中で最も格が高いのは、生地が染められている「染め抜き紋」と呼ばれるタイプです。

略礼装は、パーティーやお茶会などの際に着用し、黒以外の色紋付の羽織と着物、袴を着用するのが一般的です。

普段着とは、紋を付けず、袴をはかない着こなしのことを指します。

主に気軽な食事会やパーティー、外出する際などに着用します。

紋が付いていることも少なく、素材も木綿や麻、ウールなど比較的安価なものが使われています。

男性着物で人気の種類とは

Traditional japanese house or ryokan with man in kimono opening shoji sliding paper doors sitting on tatami mat floor

さまざまなタイプがある男性着物ですが、伝統的な素材を使ったタイプは高い人気を誇っています。

ここでは、特に高い人気を持つ「大島紬」「結城紬」「江戸小紋」を紹介していきます。

大島袖(おおしまつむぎ)

大島袖は、奄美大島発祥の伝統工芸品として作られる着物です。

1975年に伝統的工芸品に指定されており、「絹100%」や「先染めした手織りである」などの条件をクリアしないと大島紬として認められません。

大島紬は世界三大織物にも数えられていて、フランスの「ゴブラン織」やイランの「ペルシャ絨毯」と並んで、世界的なブランド性を確立しています。

高級和装品として名高く、非常に人気が高い着物です。

大島紬の記事はこちら

結城紬(ゆうきつむぎ)

結城紬は茨城県発祥の着物で、重要無形文化財にも登録されている伝統工芸品として知られています。

結城紬の特徴は、手仕事で綿から糸を紡ぎ出すという点です。

やわらかく空気をたくさん含んださわり心地のよさを持ちながらも、非常に丈夫に紡がれている点が魅力で、素材のよさを最大限に活かした着物です。

1977年に国の伝統的工芸品に登録され、2010年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されました。

結城紬の記事はこちら

江戸小紋(えどこもん)

江戸小紋は、東京都葛飾区発祥の型染染色の一種です。

名前の由来は江戸時代にまでさかのぼります。

参勤交代によって江戸に集められた大名が、各藩から着用を定められた裃(かみしも)にあしらったことが元と言われています。

また江戸小紋の特徴である細微な柄は、当時派手な柄が禁止されていた「奢侈(しゃし)禁止令」に反せぬよう施されたことで誕生しました。

型紙を用いて、模様を繰り返し反物に染めていくことが特徴です。

カジュアルなパーティーや食事会など、幅広いシチュエーションで着用できる万能な着物です。

江戸小紋の記事はこちら

男性着物の買取相場は?

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ここからは、男性着物の買取相場を解説していきます。

「男性着物をどのぐらいの価格で買い取ってもらえるのか相場を知りたい」という人はぜひ参考にしてください。

男性着物の需要はかなり少ない

女性着物に比べて、男性着物はかなり需要が少ない傾向にあります。

そのため買取価格もあまり期待できず、伝統工芸品であったとしても2,000~10,000円程度の相場となっています。

多く出回っているタイプや状態が悪いものは1,000円を切ることもあるため、高額買取を見込めるアイテムではないことを頭に入れておきましょう。

買取価格アップのポイント

The man holding bokken

買取相場が低い傾向にある男性着物ですが、ここからは買取価格アップのポイントを解説していきます。

高値で売るなら正絹の着物が前提

男性着物を高値で売る場合には、正絹の着物であることが大前提として抑えておきましょう。

正絹以外の着物は、元値が安いため高値は非常に付きづらくなっています。

人気の種類や作家着物は高値の可能性も

人気がある種類の着物は高値が付く可能性があります。

具体的には、先に紹介した大島紬や結城紬、江戸小紋などです。

また、著名な作家が作成した着物は高値が付きやすくなっています。

大島紬の買取相場は幅が広く、数百円の品から数万円の品までさまざまです。

特に保存状態がよく著名な作家名によって作られた着物が高値を付ける傾向にあります。

結城紬の買取相場は、1,000円ほどから数十万円に至るまで、こちらも幅広い値が付けられています。

留袖(色留袖/黒留袖)や振袖、人間国宝が作った作家物などは特に高く買い取ってもらえるでしょう。

江戸小紋についても、伝統工芸品や有名作家による作品は、50,000円以上で買い取ってもらえることがあります。

状態をよくしておく

男性着物を売る際は、日頃から管理に気を付けて状態をよくしておくことで買取金額が上がります。

汚れや破れ、シミなどが出ないよう定期的にクリーニングに出し、湿気のない場所での保管が必須です。

また、男性着物の品質や価値を証明する証紙は大切に保管しておきましょう。

この証紙があることによって「本物かどうか」を正確に判別が可能です。

場合によっては買取価格に数万円の差が出ることもあるので、無くさないように保管しておきましょう。

まとめ

ウリエルは、高価買取満足度No.1の高い実績を持っている業界トップクラスの業者です。

もし査定額に納得いただけない場合には、買取をお断りいただくこともできますので、安心してご利用いただけます。

在籍している査定士は、全員が特別に訓練を受けた鑑定と接客のプロフェッショナルです。

品物の価値を正確に見極め、お客様に喜んでいただけるよう日々尽力しています。

「男性着物を少しでも高く買い取ってほしい」「まずは買取価格を知りたい」といったご要望があれば、まずはお気軽にお問い合わせください。

査定の際には着物の状態や買取相場、査定額の根拠をわかりやすく丁寧に説明いたしますので、男性着物の買取はウリエルにいつでもお任せください。

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