パンダ金貨の買取相場は?偽物の見分け方や高く売るポイントを解説!

パンダ金貨は、1982年以降中華人民銀行から発行されている純金の地金型金貨です。
種類によっては発行枚数が少なく希少価値が高いことから、高値で取引される傾向にあります。
本記事では、パンダ金貨の買取相場について紹介します。
また、偽物の見分け方や少しでも高く売却するためのポイントも解説しているので、お手元にパンダ金貨をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
パンダ金貨の買取相場は?

パンダ金貨には以下の5種類があり、それぞれで買取相場は異なります。
- ・1トロイオンス
- ・1/2トロイオンス
- ・1/4トロイオンス
- ・1/10トロイオンス
- ・1/20トロイオンス
これらの種類ごとの買取相場について見ていきましょう。
1トロイオンス
| 重さ | 31.1g |
| 直径 | 32mm |
| 額面 | 500元 |
| 買取相場価格 | ~20万円 |
主に流通しているパンダ金貨の中でも最も大きく、高く買い取られる傾向にあります。
全体的に見ても発行枚数が少ないため、発行年によっては高値が付けられる可能性があります。
1/2トロイオンス
| 重さ | 15.5g |
| 直径 | 27mm |
| 額面 | 200元 |
| 買取相場価格 | ~10万円 |
質量に基づき、1トロイオンスの半分ほどの相場価格で取引されます。
1995年に鋳造された1/2トロイオンスは発行枚数が少なく、また、2006年まで他のパンダ金貨よりも少なめに発行されているのがポイントです。
1/4トロイオンス
| 重さ | 7.7g |
| 直径 | 22mm |
| 額面 | 100元 |
| 買取相場価格 | ~5万円 |
1トロイオンスの4分の1ほどの相場価格です。
発行枚数は、1/2トロイオンスとあまり差がありません。
1/10トロイオンス
| 重さ | 3.1g |
| 直径 | 18mm |
| 額面 | 50元 |
| 買取相場価格 | ~2万円 |
1トロイオンスの10分の1ほどの相場価格で、発行枚数も多いのが特徴です。
手頃な価格で入手できるため、買い求める人の多さが理由でしょう。
1/20トロイオンス
| 重さ | 1.5g |
| 直径 | 14mm |
| 額面 | 20元 |
| 買取相場価格 | ~1万円 |
1トロイオンスの20分の1ほどの相場価格です。
パンダ金貨の中でも一番多いのが特徴です。
※ここまで紹介している買取相場価格は査定時の目安として提示するものであり、買取価格を保証するものではございません。
希少価値が高いパンダ金貨

パンダ金貨は発行年数によって買取相場は異なります。
特に発行枚数が少なく希少価値の高い「1982年」「1995年」「1998年」発行のパンダ金貨の特徴について見ていきましょう。
1982年発行のパンダ金貨
1982年は、パンダ金貨が初めて発行された年です。
1オンスの発行枚数は約1万3,500枚と少なく、希少価値が高いことから高値で取引されています。
表面に、両手で笹を抱えるパンダのデザインが描かれているのが特徴です。
1995年発行のパンダ金貨
1995年発行のパンダ金貨の1/2オンスは、約1万1,200枚しか発行されておらず、高値がつく傾向にあります。
笹を両手で握っているパンダが表面に描かれているのが特徴です。
裏面には、中華人民共和国と書かれた文字と北京天壇、1995の年号が記されています。
1998年発行のパンダ金貨
1998年発行のパンダ金貨の1/2オンスは発行枚数が約4,200枚とかなり少なく、ほかのパンダ金貨と比較しても高い希少性を誇ります。
左手に笹を持ったパンダが岩の上に寄りかかっているデザインが特徴です。
裏面には「中華人民共和国」の文字と、1998の年号が記されています。
パンダ金貨は偽物も多い

パンダ金貨は中国のみならず、日本や海外でも高い人気を誇るため偽物も多く流通しています。
偽物の見分け方や、偽物を掴まされないために注意することなどについて確認しておきましょう。
パンダ金貨の偽物の見分け方
偽物には安価な銅などが使われていることが多く、本物の金とは密度が異なります。
金の密度は約19.3g/cm³であるのに対し、銅は約8.9g/cm³と軽いため、偽物は本物より軽い傾向があります。
ただし、本物に近づけるために重さを調整しているケースもあるため、重量を正確に計測することが重要です。
また、刻印が粗い・輪郭がぼやけているなど、細部の仕上がりが本物と異なる点も偽物を見分ける材料になります。
ネットでの売買は偽物が流通しやすいので注意
オンラインオークションやフリマアプリでは、パンダ金貨のような高価な金貨が本物である証明がないまま出品されているケースが少なくありません。
画像だけでは材質や刻印の精度まで判断しにくく、説明文も正確でない場合も多いため、偽物を掴まされてしまうリスクがあります。
購入後に偽物とわかっても、スムーズに返品や返金に応じてもらえないこともあるので、ネットでの売買はリスクが高い取引方法といえます。
売却する際は持ち込み、もしくは出張査定がおすすめ
ネットでの売買はリスクが高いため、パンダ金貨を売る際は実物を直接確認してもらえる方法を選ぶと安心です。
店舗への持ち込み査定であれば、その場で説明を受けられるため、納得して売却しやすいというメリットがあります。
また、近くに店舗がない場合や忙しくて足を運べない場合は、出張査定を利用するのがおすすめです。
自宅で査定が受けられ、かつ対面でしっかり確認してもらえるため、安全性と手軽さを両立できます。
パンダ金貨を高く売るポイント

中国のみならず、世界中のコレクターに根強い人気を誇るパンダ金貨ですが、より高く売るためのポイントを押さえることも大切です。
次のポイントに注意して、買取査定に出しましょう。
金の相場を確認しておく
パンダ金貨は地金型金貨であるため、買取価格は金の相場に左右されます。
特に、パンダ金貨の純度は99.9%以上と高く、相場の影響を大きく受けます。
相場は日々変動するため、なるべく高値のタイミングで売却しましょう。
保存状態に注意
パンダ金貨のような純金の金貨は、化学変化の心配はあまりありません。
しかし、他の金属よりやわらかいため些細なことで傷が付きやすく、1つの傷でも買取金額が下がってしまう恐れがあります。
保管の際には専用のコインケースなどに入れ、鑑賞時には細心の注意を払って扱いましょう。
また、手で直接触ると、爪で傷ついたり汚れが付いたりすることもあるため、手袋やピンセットを使ってください。
汚れやホコリが付いたときも、決して布などで拭き取ってはいけません。
付属品を揃えておく
パンダ金貨を売却する際は、保証書や専用の箱などの付属品を揃えておくことが大切です。
保証書は金貨が本物であることを示す重要な証明書であり、付属していると査定の信頼性が大きく高まります。
逆に保証書がない場合は、金貨が本物であっても真贋の確認が難しくなるため、査定額が下がる可能性があります。
また、専用の箱が残っていると、丁寧に保管されていたことの証明になり、状態評価の面でもプラスです。
本来の価値を正しく評価してもらうためにも、付属品はなくさないよう大切に保管しておきましょう。
買取専門業者に依頼
パンダ金貨は質屋や骨董屋、リサイクルショップ、オークションなどで売却可能です。
買取時にはその時々の金の相場や希少性など、あらゆる点が判断材料となり、査定されます。
金貨などの硬貨・古銭類を扱っている専門の業者であれば、金貨自体の希少性や金の相場を考慮したうえで、パンダ金貨の価値を正しく見極めてくれます。
そのため、お持ちのパンダ金貨ができるだけ高く売りたいのであれば、専門知識と経験のある買取専門業者に依頼することが大切です。
パンダ金貨の買取はウリエルへ!

パンダ金貨を売却するなら、買取専門店のウリエルにお任せください。
ウリエルでは、金貨や古銭の買取経験豊富な査定士が、ご自宅まで直接伺い、その場で丁寧に鑑定いたします。
店舗へ足を運ぶ必要がないため、遠方の方や忙しい方でも無理なくご利用いただけます。
また、出張料・査定料・キャンセル料はすべて無料です。
価値の高いパンダ金貨を安心して売却したい方は、ぜひウリエルまで気軽にご相談ください。
まとめ
今回は、パンダ金貨の買取相場や偽物の見分け方などについて解説しました。
パンダ金貨は1982年以降に発行されている純金の地金型金貨で、全部で5種類が存在します。
種類や発行年により買取相場は大きく変わるため、売却の際はその価値をしっかり見極めてくれる業者に依頼することが大切です。
お持ちのパンダ金貨がどの程度の価値を持っているのか知りたい方は、ぜひ信頼できる買取業者で査定を依頼してみてください。
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