ワインのアルコール度数は?ほかのお酒との比較や上手に楽しむコツを紹介

ワインのアルコール度数は、一般的に12%前後でビールより高く、銘柄によっては日本酒と同程度のものもあります。
度数によって味わいや飲みやすさは変わるため、自分に合ったワインを選ぶことが大切です。
本記事では、ワインのアルコール度数や種類ごとの違い、ほかのお酒との比較などを紹介しています。
また、ワインを上手に楽しむコツも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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河合拓治
リユース業界で12年のキャリアを持ち、現在は買取ウリエルのロジスティクスセンター責任者として年間数万点に及ぶ商品の流通・管理を統括しています。リユース検定や酒類販売管理者の資格を保持し、特にダイヤモンド・ブランド品・着物の管理体制構築に精通。
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目次
ワインのアルコール度数はどれくらい?
ワインの種類ごとのアルコール度数の目安は以下のとおりです。
| 種類 | アルコール度数の目安 |
| 赤ワイン | 約12〜16% |
| 白ワイン | 約5〜14% |
| スパークリングワイン | 約11% |
ワインの種類ごとの特徴や、アルコール度数について詳しく見ていきましょう。
赤ワイン
赤ワインのアルコール度数は12〜16度程度で、白ワインよりも高い傾向にあります。。
アルコール度数が高い主な理由は、発酵時間の長さです。
ワインは発酵時間が長いほど、多くのアルコールが生成されます。
発酵を途中で止めることのある白ワインと違い、赤ワインはブドウの糖分が完全に分解されるまで発酵を続けるため、度数が高くなります。
また、赤ワインは常温に近い温度で飲まれることが多く、冷やして飲む白ワインに比べてアルコールを強く感じやすい点も特徴です。
白ワイン
白ワインのアルコール度数は5〜14度程度で、赤ワインよりも低めな傾向にあります。
というのも、白ワインは甘口や辛口などの味わいに合わせて発酵を途中で止めるケースがあり、発酵期間が短いため、アルコール度数も低くなるからです。
また、原料となるブドウの糖度が低いことも理由の一つです。
ワインを製造する際に、ブドウの糖分がなくなると自然と発酵が止まるため、糖分の低いブドウを原料に使う白ワインは、結果的にアルコール度数が低くなります。
スパークリングワイン
スパークリングワインは炭酸を含む発泡性のワインを指し、アルコール度数は11度程度です。
発泡性のないスティルワインと比べると、アルコール度数は低い傾向にあります。
その理由の一つが、原料となるブドウの収穫時期です。スパークリングワインに使われるブドウは比較的早い段階で収穫されます。これは、早めに収穫されたブドウには酸味があり、炭酸との相性に優れているためです。
熟度の低いブドウを原料とすることで、アルコール度数の低いワインが作られます。
ワインと他のお酒のアルコール度数比較
ワインと他のお酒のアルコール度数の目安をまとめました。
| 分類 | 種類 | アルコール度数の目安 |
| 醸造酒 | ビール | 約5% |
| ワイン | 約10〜15% | |
| 日本酒 | 約15% | |
| 蒸留酒 | 焼酎 | 約20〜25% |
| ウイスキー | 約37〜50% | |
| ブランデー | 約37〜50% | |
| ウォッカ | 約40% | |
| テキーラ | 約35〜55% | |
| 低アルコール飲料 | チューハイ | 約4〜6% |
| カクテル | 約4〜40% | |
| ハイボール | 約7〜9% |
ワインは、同じ醸造酒であるビールよりアルコール度数が高く、日本酒よりは低いのが特徴です。
一方、蒸留酒は、醸造酒を蒸留して発酵させるため、ワインよりも高いアルコール度数になります。
しかし、蒸留酒は水や炭酸水で割って飲む場合が多く、実際に口にする際のアルコール度数は低くなる場合もあります。
そのため、飲み方によってはワインのほうがアルコールを強く感じるケースもあるでしょう。
また、日本酒のアルコール度数について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
日本酒が酔いやすいといわれる理由も紹介しています。
日本酒のアルコール度数はどれくらい?上手に飲むコツも解説!
シャンパンのアルコール度数については、以下の記事で詳しく解説しています。
シャンパンのアルコール度数はどれくらい?上手な楽しみ方も解説!
シャンパンの楽しみ方も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ワインは酔いやすい?上手に楽しむコツ3選

ワインは酔いやすいといわれるお酒ですが、以下のコツを知っておくと上手に楽しめます。
- ・少量で酔いやすいためグラス1~2杯程度が適量
- ・体への負担を意識し休肝日を作る
- ・長く楽しみたいなら度数の低いワインを選ぶ
これらのコツについて詳しく見ていきましょう。
少量で酔いやすいためグラス1~2杯程度が適量
ワインはアルコール度数が比較的高いため、少量でも酔いやすいお酒です。
厚生労働省によると、日本人の節度ある適度な飲酒量は、1日平均純アルコールで約20g程度とされています。
度数12%のワイン一杯分の純アルコールは12gであるため、個人差はありますが1日に1~2杯程度が適切な飲酒量といえるでしょう。
また、アルコールの8割は小腸で吸収されますが、空腹時は胃から小腸へ排出されるスピードが早くなり、血中アルコール濃度が上昇しやすくなります。
そのため、空腹時の飲酒は酔いが回りやすい点に注意が必要です。
体への負担を意識し休肝日を作る
ワインに限らず、毎日お酒を飲み続けると肝臓に負担がかかるため、定期的に休肝日を設けることが大切です。
摂取したアルコールが分解される際には有害な活性酸素が発生し、肝細胞に炎症を引き起こす恐れがあります。
毎日飲酒していると修復が追いつかなくなり、アルコール性肝炎や肝硬変などのリスクが高まるでしょう。
実際、厚生労働省の「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」でも、一週間のうちに飲酒をしない日を設けることが推奨されています。
「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」
目安として週2日程度の休肝日を取り入れ、肝臓を定期的に休ませましょう。
長く楽しみたいなら度数の低いワインを選ぶ
ワインを長く楽しみたい方や、お酒があまり強くない方は、アルコール度数の低いワインを選ぶのがおすすめです。
ワインのなかには、アルコール度数が10%以下の飲みやすさを重視した商品も数多くあります。
例えば、スパークリングワインの一種であるモスカート・ダスティやアスティは、アルコール度数が比較的低く、フルーティーな甘みと爽やかな口当たりが特徴です。
自分の体質や好みに合ったワインを選ぶと、お酒が苦手な方でも無理なく楽しめるでしょう。
ワインのアルコール度数はどのように決まる?

ワインのアルコール度数は、以下の要素によって決まります。
- ・ブドウの品種
- ・ブドウの収穫時期
- ・ブドウの産地
- ・発酵方法
原料となるブドウや製造方法に違いによって、なぜアルコール度数に違いが生まれるのかについて見ていきましょう。
ブドウの品種
ワインのアルコール度数は、原料となるブドウの品種によって変わります。
ブドウの糖度が高いほど発酵で生成されるアルコール量が増えるため、アルコール度数も高くなります。
赤ワインでは「カベルネ・ソーヴィニヨン」や「メルロー」、「ピノ・ノワール」、白ワインでは「シャルドネ」や「リースリング」、「ソーヴィニヨン・ブラン」などが代表的な品種です。
品種ごとに、糖度だけでなく渋みも異なるため、好みの品種からワインを選ぶのもおすすめです。
ブドウの収穫時期
ブドウの収穫時期によっても、ワインのアルコール度数は変わります。
ブドウは熟すほど糖度が高くなり、アルコールの生成量も増えるため、アルコール度数を高めたい場合は、あえてブドウの収穫時期を遅らせる「遅摘み」と呼ばれる手法を行うケースもあります。
一方、早めに収穫したブドウは糖度が低くなるため、アルコール度数の低いワインの生産が可能です。
また、収穫時期の違いは、度数だけでなく風味や味わいにも影響を与えます。
ブドウの産地
産地によってアルコール度数に違いが生まれるのは、栽培環境によってブドウの糖度が変わるためです。
例えば、日照時間が長い産地は、十分な光合成が行えるため糖分を多く蓄えたブドウに育ちます。
また、気温も糖度に影響を与えるため、温暖な地域なら糖度が高く、寒冷な地域のブドウは酸味が強くなるのが特徴です。
さらに、昼夜の寒暖差も重要で、夜の温度が低い地域であれば、ブドウのエネルギー消費量が減り、糖度の高いブドウに育ちます。
発酵方法
発酵方法の違いもワインのアルコール度数に、影響を与える要因です。
発酵期間が長いほど多くのアルコールが生成されるため、アルコール度数は高くなります。
赤ワインはブドウの糖分を最後まで発酵させる製造方法であり、発酵期間が長く、アルコール度数が高くなるのが特徴です。
一方、白ワインはブドウの糖分を完全に発酵させず、途中で止めるため、アルコール度数は比較的低くなります。
このような発酵方法の違いが、赤ワインと白ワインの度数差を生み出しています。
ワインはアルコール度数によって味わいが異なる

ワインは、アルコール度数によって味わいが異なります。
低度数のワインと高度数のワインの味わいの違いについて見ていきましょう。
低度数
アルコール度数が10%前後のワインは、軽やかでフレッシュな味わいが特徴です。
酸味やフルーティさが感じられやすく、アルコール感が控えめなため、ワイン初心者でも飲みやすいでしょう。
また、魚介料理やサラダ、前菜などのあっさりした料理との相性が良く、食事の味を邪魔しにくい点も魅力です。
長時間の食事やホームパーティーでも楽しみやすく、さまざまなシーンで気軽に取り入れられます。
高度数
アルコール度数が14%以上のワインは、濃厚で力強い味わいが特徴です。
熟したブドウの甘みやコク、厚みを感じやすく、飲み応えがあります。また、赤身肉のステーキや煮込み料理、チーズなど、しっかりとした味付けの料理との相性に優れています。
一方、アルコール感が強く感じられる場合もあるため、飲み慣れていない方は少量ずつ味わうのがおすすめです。
料理と合わせながら、ゆっくり楽しみましょう。
ワインは買取でも大人気!

希少性やブランド力のある銘柄のワインは、中古市場でも高額で取引されています。
特に、「当たり年」と呼ばれる良質なブドウが収穫された年のワインは価値が高く、査定額が大きく上がります。
なかでも、「ロマネ・コンティ」や「シャトー・ラフィット・ロートシルト」、「スクリーミング・イーグル」などは、高価買取が期待できる代表的な銘柄です。
飲まずに保管しているワインが思わぬ高額査定につながることもあるので、一度、信頼できる買取業者に相談してみてはいかがでしょうか。

ワインのアルコール度数に関するよくある質問

ワインのアルコール度数に関してよくある質問をまとめてみました。
ワインをより楽しむための参考にしてみてください。
赤ワインと白ワインはどちらが度数が高い?
一般的には、赤ワインの方が白ワインよりアルコール度数が高い傾向があります。
赤ワインのアルコール度数は約12〜16%、白ワインは約5〜14%が目安です。
これは、製造段階で赤ワインの方がブドウの糖分を完全にアルコールに変えるまでしっかり発酵させるためです。
ほかにも、原料であるブドウの糖度自体が高い点も、赤ワインのアルコール度数をより高める理由として挙げられます。
甘口ワインはアルコール度数が低いですか?
甘口ワインは、辛口ワインよりもアルコール度数が低いのが一般的です。
これは、ブドウの糖分が完全にアルコールに変わる前に発酵を止めて作られることで、度数が抑えられているためです。
ただし、酒精強化ワインのように醸造過程でアルコールを添加しているケースでは、甘口であってもアルコール度数が高い場合があります。
それでも、基本的には、甘口ワインのほうが度数は低めで、かつ渋みや酸味が少なく飲みやすいと考えてよいでしょう。
ワインはビールより酔いやすいですか?
一般的に、ワインはビールよりアルコール度数が高いため、同じ量を飲んだ場合はワインの方が酔いやすいとされています。
ワインのアルコール度数が12%前後であるのに対し、ビールは5%前後です。
また、スパークリングワインや甘口ワインなどは口当たりが良く飲みやすいため、気付かないうちに飲み過ぎてしまうことも多いでしょう。
そのため、ワインを楽しむ際はアルコール度数だけでなく、飲む量やペースにも注意することが大切です。
一般的なワインのアルコール度数は?
一般的なワインのアルコール度数は10〜15%程度です。
ワインの中では白ワインの方がアルコール度数が低い傾向にあり、お酒が苦手な方でも比較的飲みやすいでしょう。
また、低アルコールのワインには、赤のスパークリングワインであるランブルスコがあります。アルコール度数は8〜10%程度と比較的低く、甘みとほんのりとした渋みを感じられます。
白ワインでは、スパークリングワインのモスカート・ダスティが5.5%程度と低めで、すっきりとした味わいが特徴です。
お酒に慣れていない方は、まずは度数の低いワインから試してみるのがおすすめです。
まとめ
この記事では、ワインのアルコール度数や、種類ごとの違いなどについて紹介しました。
ワインのアルコール度数は12%前後で、赤ワインや白ワイン、スパークリングワインなど種類によって違いがあります。
また、アルコール度数によって味わいや飲みやすさも変わるため、自分の好みやお酒の強さに合わせて選ぶことが大切です。
ワイン選びに迷った際は、アルコール度数を参考にしながら、ぜひお気に入りの一本を見つけてみてください。
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