着物買取2026年04月07日

着物の染み抜きを自分で行う方法!クリーニングの料金相場も解説

着物の染み抜きを自分で行う方法!クリーニングの料金相場も解説

着物にできたシミに悩んでいる方もいるでしょう。

着物はデリケートな素材のため、誤った方法で染み抜きを行うと、かえって状態を悪化させてしまうリスクがあります。

本記事では、自分でできる染み抜きの方法について解説しています。

また、クリーニングに出すときの注意点も紹介しているので、適切な対処法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

なお、買取専門店ウリエルでは、着物の無料査定を実施中。査定をご検討の方は以下のメールや電話からお気軽にご相談ください。豊富な知識と確かな目利きを持つ査定士があなたのお品物の価値を正確に査定いたします。

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ウリエル 商品管理スペシャリスト
河合拓治

リユース業界で12年のキャリアを持ち、現在は買取ウリエルのロジスティクスセンター責任者として年間数万点に及ぶ商品の流通・管理を統括しています。リユース検定や酒類販売管理者の資格を保持し、特にダイヤモンド・ブランド品・着物の管理体制構築に精通。

現場では「複数人による多角的な検品」を徹底し、個品管理による匂い移り防止や破損対策など、商品の価値を損なわないためのオペレーションを追求しています。物流コストの最適化を通じて、お客様への還元率向上に貢献することを目指しています。
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着物の染み抜きの方法はシミの種類によって変える

着物の染み抜き

着物の染み抜きは、シミの種類によって適切な方法が異なります。

種類特徴シミの例
水溶性のシミ水で成分を溶かすことのできるシミ・お茶
・コーヒー
・ジュース
・お酒
・醤油
・ソース など
油溶性のシミ油で成分を溶かすことのできるシミ・マヨネーズ
・ドレッシング
・バター
・チョコレート
・口紅
・ファンデーション など
タンパク質汚れタンパク質がもとになっており、熱で固まる・血液
・皮脂
・卵 など

誤った対処をするとシミが広がる原因となるため、まずは種類を見極めることが大切です。

着物のカビの取り方

着物の臭いの取り方

水溶性のシミの染み抜きの方法

コーヒー

水溶性のシミは、水に溶ける特性があり、主に飲みものなどが原因となります。水溶性のシミが着物についてしまった場合は、次の手順を参考に染み抜きを行なってください。

水溶性のシミの染み抜きの手順

水溶性のシミを染み抜きする際の具体的な手順や注意点について見ていきましょう。

用意するもの

水溶性のシミを染み抜きする際は、以下のものを用意してください。

・中性洗剤(液体型)
・タオル(複数枚)
・洗面器やボウル
・着物用ハンガー

具体的な手順

以下が染み抜きの手順です。

1.床に着物を広げ、シミの裏にタオルを敷く
2.洗面器に40℃以下のぬるま湯をため、別のタオルを浸して固く絞る
3.シミを軽く叩いて裏のタオルに汚れを移していく
 ※ここまででシミが取れない場合は手順4に進みます
4.洗面器に中性洗剤少しだけ加えて1~3の手順を繰り返す
5.シミが取れたらぬるま湯から絞ったタオルで洗剤を落とす
6.乾いたタオルで着物の水分を取る
7.最後にハンガーに吊るして水分が取れるまで干す

染み抜きする際の注意点

染み抜きをする際、着物の種類によっては洗剤との相性で色落ちする可能性があります。

特に、正絹(しょうけん:シルク素材のこと)は水に弱く、水分を多く含むと型崩れすることもあるため注意が必要です。

着物に洗剤をつける際は、最初に目立たない箇所で色落ちしないか確かめた後に染み抜きするとよいでしょう。

また、金箔や刺繍などがある場所は染み抜きができません。

金箔や刺繡にシミがついてしまった場合は、無理に自己処理せず、着物をクリーニングに出しましょう。

油溶性のシミの染み抜きの方法

マヨネーズ

油溶性のシミとは、油分を含んだシミのことです。

水だけでは落とすことができないため、ベンジンという薬剤を用いて染み抜きを行います

油溶性のシミが着物についてしまった場合は、次の手順を参考に染み抜きを行なってください。

油溶性のシミの染み抜きの手順

油溶性のシミを染み抜きする際の具体的な手順や注意点について見ていきましょう。

用意するもの

油溶性のシミを染み抜きする際は以下のものを用意してください。

・クリーニング用のベンジン
・薄手のタオルまたはガーゼ(複数枚)
・汚れてもよいタオル(複数枚)
・着物ハンガー

また、ベンジンは強い溶剤なので、身を守るために以下のものも用意しましょう。

・ゴム手袋
・マスク
・ゴーグル など

具体的な手順

以下が染み抜きの手順です。

1.着物を床に広げ、シミの裏にタオルを敷く
2.ガーゼまたは薄手のタオルにベンジンを染み込ませる
3.ガーゼでシミの部分を軽く叩き、シミをぼかしていく
4.ガーゼに汚れが移ったら新しいガーゼに変える
5.2~4を繰り返す
6.最後に着物ハンガーにかけてよく乾かす

ベンジンを使う際の注意点

ベンジンは強力な溶剤であり、着物の生地や染色の仕方によっては変色が起こる可能性があります。

そのため、まずは目立たない部分で試し、問題ないことを確認してから使用しましょう。

また、ベンジンをつける際に強く擦ると色落ちの原因となるため、作業時は擦らずに優しく扱うことが大切です。

さらに、ベンジンを体内に吸い込むとめまいや頭痛などの症状を引き起こす可能性があるため、使用時は換気を十分に行い、必ずマスクや手袋を着用してください。

加えて、引火性があるため、火気の近くで使用してはいけません

タンパク質汚れによるシミの染み抜きの方法

タンパク質汚れによるシミの染み抜きの方法

タンパク質汚れは、タンパク質に由来しており、熱で固まる性質があります。

タンパク質汚れによる染み抜きの方法は、基本的に水溶性のシミの場合と大きく変わりません

タンパク質汚れのシミが着物についてしまった場合は、次の手順を参考に染み抜きを行なってください。

タンパク質汚れによる染み抜きの手順

タンパク質汚れのシミを染み抜きする際の具体的な手順や注意点について見ていきましょう。

用意するもの

タンパク質汚れのシミを染み抜きする際は、以下のものを用意してください。

・中性洗剤(液体型)
・タオル(複数枚)
・洗面器やボウル
・着物用ハンガー

具体的な手順

以下が染み抜きの手順です。

1.床に着物を広げ、シミの裏にタオルを敷く
2.洗面器に水をため、別のタオルを浸して固く絞る
3.シミを軽く叩いて裏のタオルに汚れを移していく
※ここまででシミが取れない場合は手順4に進みます
4.洗面器に中性洗剤を少しだけ加えて1~3の手順を繰り返す
5.シミが取れたら水から絞ったタオルで洗剤を落とす
6.乾いたタオルで着物の水分を取る
7.最後にハンガーに吊るして水分が取れるまで干す

染み抜きする際の注意点

タンパク質汚れの染み抜きをする際は、お湯を使わないようにしましょう。

タンパク質汚れは、タンパク質由来であることから熱で固まる性質があるため、お湯ではなく水を使用してください。

また、時間が経過すると固化して落ちづらくなるので、早めに対処することも大切です。

泥汚れの染み抜きの方法

泥汚れ

泥汚れは乾燥させて払い落とすことができます。

以下で詳しくみていきましょう。

泥汚れの染み抜きの手順

泥汚れの染み抜きを行う際は、陰干しをして泥を乾かしてから対処するのがポイントです。

着物ハンガーに着物を吊るし、日陰や風通しのよい部屋に2~3時間ほど干して水分を抜きましょう。

十分乾いたら、ブラシや乾いた布で優しく払い落とすと、泥汚れは取り除くことができます。

それでもシミが残ってしまった場合は、着物クリーニング専門店を利用してください。

着物の染み抜きをするときの注意点

着物の染み抜きをするときの注意点

着物の染み抜きをするときは、いくつかの注意点があります。

押さえておきたいポイントについて見ていきましょう。

染み抜き後はしっかり乾かす<

染み抜きをした後は水分をきれいに乾かさなければ輪ジミができる可能性があります。

乾かし方のコツは霧吹きで1度周囲をぼかしてから乾かすことです。

霧吹き後は乾いたタオルで挟み、水気を取ります。

その後ドライヤーで周りから中心に向かって風を送るときれいに乾かすことができるでしょう。

また、ドライヤーの温風は傷みの原因となるため、少し離して当てることが大切です。

家庭で落とせないシミはクリーニングに出す

家庭で落とせないシミは、無理に対処せずクリーニングに出すことが大切です。

特に着物に付着した黄ばみは、家庭での処理が難しいとされています。

黄ばみは漂白による対応が必要ですが、着物に漂白剤を使用すると生地を傷めてしまうリスクがあります。

黄ばみの除去には専門的な知識と技術が求められるため、無理に自己処理を行わず、着物専門のクリーニングに依頼するのが安心です。

クリーニングに出すときは見積もりをとるのがおすすめ

クリーニングに出す際は、事前に見積もりを取ることが大切です。

着物の染み抜きはシミの種類や範囲によって費用は変わりますが、一般的には1箇所あたり1,000円〜4,000円程度が目安とされています。

さらに、古く落ちにくい汚れの場合は、4,000円〜1万円程度かかることもあります。

状態によっては費用が高額になるケースもあるため、事前に見積もりを確認したうえで依頼するか判断しましょう

シミや汚れがついた古い着物は買取にだすのもあり

シミや汚れがついた古い着物は買取にだすのもあり

シミや汚れがある古い着物は、無理に自分で対処するのではなく、買取に出すのも一つの選択肢です。

状態が悪いと査定額は下がる傾向にありますが、専門業者であれば素材や作家、産地などを総合的に評価し、価値があると判断されれば買取してもらえる場合があります。

一方で、フリマアプリなどは手軽な反面、状態に関する認識の違いからトラブルにつながる可能性もあるため注意が必要です。

安心して手放したい場合は、着物に詳しい査定士が在籍する買取専門店を利用するのがおすすめです。

着物の買取はウリエルにお任せください

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着物の買取を検討している方は、ぜひウリエルにお任せください。

ウリエルは着物に精通した査定士が品物の価値を丁寧に見極めるため、着物本来の価値を反映した価格での査定をご期待いただけます

実際、ウリエルを利用された方から、以下のような口コミが届いております。

結婚の時に親が持たせてくれた着物ですが、着る機会もなくタンスを圧迫しているのがずっと心の重荷でした。「カビが生える前に」と申し訳ない気持ちで査定をお願いしたのですが、提示された金額を見て思わず二度見してしまいました。ただの古着だと思っていたものが、こんなに評価してもらえるなんて驚きです。後ろめたさが吹き飛び、思いがけない臨時収入に心が躍っています。今夜は家族で少し贅沢な夕食を楽しめそうです。

引用:ウリエル

さらに、「加賀友禅 留袖を含む着物数点」を110,000円、「証紙付き袋帯を含む着物数点」を287,000円と、買取実績も豊富です。

着物の高価買取を狙っている方は、ぜひウリエルまでお気軽にお問い合わせください

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まとめ

今回は、着物の染み抜きを自分で行う方法を紹介しました。

着物のシミにはさまざまな原因があり、それぞれで対処法は異なります。

無理な処理は生地を傷める原因にもなるため、状態に応じてクリーニングの利用も検討するとよいでしょう。

また、価値のある着物であればシミがあっても買取できる場合があるので、処分を考えている方は、一度着物の買取専門店に査定を依頼してみてはいかがでしょうか。

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