着物買取2026年02月09日

訪問着・付け下げ・小紋の違いは?見分け方や買取相場を比較して解説

訪問着・付け下げ・小紋の違いは?見分け方や買取相場を比較して解説

着物には、結婚式や成人式、お出かけなど、着用する場面に応じてさまざまな種類が用意されています。

そのなかでも、訪問着・付け下げ・小紋の違いがよくわかっていない方も多いでしょう。

本記事では、訪問着・付け下げ・小紋の違いや見分け方について解説しています。

また、それぞれの買取相場も比較しているので、売却を検討している着物がある方も、ぜひチェックしてみてください。

なお、累計買取実績数300万点超えのウリエルでは、着物の無料査定を実施中。査定をご検討の方は以下のメールや電話からお気軽にご相談ください。豊富な知識と確かな目利きを持つ査定士があなたのお品物の価値を正確に査定いたします。

着物の高価買取はウリエル

買取ウリエル電話バナー
買取ウリエルメールバナー

ウリエル 商品管理スペシャリスト
河合拓治

リユース業界で12年のキャリアを持ち、現在は買取ウリエルのロジスティクスセンター責任者として年間数万点に及ぶ商品の流通・管理を統括しています。リユース検定や酒類販売管理者の資格を保持し、特にダイヤモンド・ブランド品・着物の管理体制構築に精通。

現場では「複数人による多角的な検品」を徹底し、個品管理による匂い移り防止や破損対策など、商品の価値を損なわないためのオペレーションを追求しています。物流コストの最適化を通じて、お客様への還元率向上に貢献することを目指しています。
監修者の詳細はこちら

訪問着・付け下げ・小紋の違い

Bridal image

着物には、それぞれ格式の違いがあります。 

一般的に、訪問着・付け下げ・小紋の順で格が高いとされており、格式の違いによって、着用できる場面や合わせる帯、小物の選び方も変わってきます。

それぞれの種類ごとの特徴について詳しく見ていきましょう。

訪問着とは

訪問着とは、現代では結婚式やパーティーなどさまざまなイベントに着用できる着物です。

訪問着のデザイン的な特徴は、肩から胸や袖にかけて美しくつながっている絵羽模様です。

この絵羽模様の柄は、モダンな柄から古典的な柄までさまざまな種類があります。

訪問着は当初、「お客様宅に訪問するのに申し分のない着物」という意味合いから開発された着物です。

当時は三つ紋を付けて仕立てるのが重要なポイントでしたが、現在では一つ紋か紋のない状態で仕立てられることが一般的です。

結婚式、披露宴、パーティー、お見合い、結納、入卒園式、入卒業式、お宮参り、七五三など多様なシチュエーションで着用できます。

TPOに応じて相応しい柄を選ぶようにしましょう。

訪問着の買取実績

付け下げとは

付け下げは、訪問着がもっている豪華な印象を控える目的で作られた着物です。

太平洋戦争中の日本において贅沢は禁止されており、それは衣服においても同様でした。

そのような時代背景の中、訪問着の特徴である「絵羽模様」を外した、あるいは軽めに付けた落ち着いたデザインをもつ着物として付け下げは誕生します。

現在でも、入学式や卒業式、小さなパーティーや同窓会、軽めのお茶会、お客様宅への訪問、観劇などの場面で着る機会が多い着物です。

反物のまま染められており、模様がつながっていないことが特徴です。

付け下げの買取実績

付け下げ訪問着・付け下げ小紋とは

付け下げ訪問着は、付け下げの中でも「訪問着」に近い柄をもった着物のことで、柄の向きや配置は、訪問着と同じように配置されています

しかし、訪問着が本来持っている合い口(縫い目でつながる箇所)は、1〜2か所程度で留まっています。

TPOとしては、訪問着ほどかしこまった場ではないものの、比較的改まった装いが求められる場において着用するイメージです。

また、付け下げ小紋とは、付け下げと小紋の要素を合わせた着物のことです。

付け下げ小紋は見栄えがよくなるよう全体の構図のバランスを考慮したうえで、柄の向きが訪問着と同じ上向きに作られています。

フォーマルな場ではなく、おしゃれ着や普段着として着用しましょう。

小紋とは

小紋は、上下の方向に関係なく模様が入っているデザインが特徴です。

全体的に模様が繰り返されているため、かしこまったフォーマルな場や正装が求められる場での着用はできません

染めの技法によってさまざまな種類に分けられますが、代表的な種類としては、江戸小紋や京小紋、加賀小紋などが挙げられます。

なかでも江戸小紋は、比較的フォーマルに近い格式高いものであり、小紋の中でも例外として礼装での着用が可能です。

その他の小紋については、お稽古や観劇・友人との食事など比較的カジュアルな場での着用に向いています。

小紋についてはこちらの記事の下部でも詳しく解説しています。

小紋の買取実績

訪問着と付け下げを見分けるポイント

訪問着の見分け方

ここまで各着物について特徴を解説してきましたが、特に見分けがつきにくいのは、訪問着と付け下げです。

実は、訪問着と付け下げに確実な見分け方があるわけではありません。

しかし、いくつか見分けるためのヒントはあるため、ここからはその内容を解説していきます。

着物の模様

まずは着物の模様です。

訪問着の模様は、絵羽模様が裾と胸あたりに入っており、着物を広げたときにその模様が1枚の絵のように綺麗に広がります。

柄が縫い目をまたいで配置され、全体として調和が取れた印象になるのが、特徴です。

一方、付け下げは柄が飛び柄となっており、縫い目に柄がまたがりません。

これは、反物の状態から染めていくために起こる現象で、訪問着と比べると少しスケールが小さい印象を受けます。

ひと目見たときに、柄が豪華であれば訪問着、柄が少し地味であれば付け下げであると判断するとよいでしょう。

購入時の見た目

次に判断材料となるのは、購入時の見た目です。

訪問着はある程度仕立てが終わった状態で販売されているため、一見して訪問着だと比較的わかりやすくなっています。

一方、付け下げは販売時も仕立て前の状態なので、反物のまま置かれていることがほとんどです。

なかには仮仕立てまで済んで販売されている付け下げもあるので、確実な基準ではありませんが、1つの参考にはなるでしょう。

八掛がついているかどうか

八卦(はっけ)がついているかどうかも、訪問着と付け下げを見分けるポイントです。

八卦とは、着物の裾の裏につける布のことです。

八卦がついている着物は、前後の裾裏に4枚、衽(おくみ)の裏に2枚、襟先の裏側に2枚それぞれ布がついています。

訪問着は柄付きの八掛が付属していますが、付け下げは別八掛というのが一般的です。

特徴的なポイントであるため、重要な見分け方の一つです。

着物の値段

購入時であれば、当該着物の値段を確認することによって、訪問着であるか付け下げであるかを見分けることが可能です。

通常は訪問着のほうが付け下げよりも高価であり、安いものであっても15万円ほど、高いものであれば200万円を超えることもあります。

一方、付け下げは、安いもので10万円ほどから高いもので100万円近いものまであります。

小物の使い方

訪問着と付け下げは、小物でも見分けられます。

訪問着は、袋帯を合わせるのが一般的ですが、付け下げは袋帯に加え、名古屋帯も着用できます

使う帯によって格を調整できるのが付け下げの特徴で、フォーマルな場では袋帯、カジュアルな場面では名古屋帯がよく着用されています。 小物については、きらびやかで豪華なものであれば訪問着、すっきりと綺麗にまとまっていれば付け下げである可能性が高いでしょう。

【買取相場】訪問着・付け下げ・小紋の違い

訪問着

訪問着・付け下げ・小紋は、それぞれ買取相場に違いがあります。

それぞれの買取相場について確認していきましょう。

着物の買取相場について

訪問着の買取相場

訪問着の一般的な買取相場は、~15,000円程度です。

準礼装として格式も高すぎず、結婚式や入学式など幅広く利用できることから需要が高いため、ほかの種類の着物よりも高額な査定が期待できます。

また、有名作家の作品はさらに高値になりやすく、人間国宝・羽田登喜男の訪問着では、~200,000円程度で買取されるケースもあります。

付け下げの買取相場

付け下げの買取相場は、一般的には、~10,000円程度です。

ただし作家物の場合は価値が大きく上がり、加賀友禅作家の由水十久や田村哲彦の作品は〜80,000円程度の買取価格をつけます。

さらに、京友禅や加賀友禅などの伝統技法が用いられている場合、100,000円程度の査定額をつけるケースもあります。

小紋の買取相場

一般的な小紋の買取相場は、2,000円~5,000円程度と、礼装用の着物と比べると低めです。

しかし、小紋の中でも価値が高い種類は例外です。

緻密な模様が特徴の江戸小紋は~30,000円程度、加賀友禅の技法を取り入れた加賀小紋は~50,000円程度になることもあります。

このように、需要の高い小紋であれば、高価買取が期待できます。

訪問着・付け下げ・小紋の高価買取はウリエルにお任せください

訪問着・付け下げ・小紋の高価買取はウリエルにお任せください

訪問着・付け下げ・小紋の売却を検討しているなら、買取専門店のウリエルにお任せください。

ウリエルでは、着物の知識と査定経験が豊富な査定士が在籍しており、作家物や希少価値の高い着物の価値も正しく見極めます

また、買取は出張形式で行うため、お客さまはご自宅にいながら手間をかけることなく査定を受けていただけます。

大切な着物を納得の価格で売りたい方は、ぜひウリエルまでご相談ください。

着物の高価買取はウリエル

買取ウリエル電話バナー
買取ウリエルメールバナー

訪問着・付け下げ・小紋に関するQ&A

訪問着・付け下げ・小紋に関するQ&A

訪問着・付け下げ・小紋に関するよくある質問を紹介します。

回答とあわせて見ていきましょう。

訪問着・付け下げ・小紋、それぞれの格式は高い?

着物には種類ごとに格式の違いがあり、訪問着・付け下げ・小紋の順で格が高いとされています。

訪問着は、第一礼装の次に格式が高い準礼装であり、結婚式や入学式などのフォーマルな場で着用されます。

一方で、付け下げは訪問着の一段下に位置する格です。

訪問着と比べると柄が控えめで、お宮参りや七五三などで着用されます。

小紋は訪問着や付け下げと比べてカジュアルな着物で、観劇や食事などの外出着として着用するのが一般的です。

付け下げ小紋に合わせる帯はどうすればいい?

付け下げ小紋には、金糸や銀糸を使っていない袋帯やしゃれ袋帯、名古屋帯など、幅広い種類の帯を合わせることができます。

ただし、着用する場面によって帯を使い分けることが大切です。

やや改まった場では袋帯を、食事やお出かけなどのカジュアルな場では名古屋帯を選ぶと、全体のバランスが整いやすくなります。

付け下げ小紋の格に合わせ、TPOを意識した帯選びを心がけましょう。

名古屋帯について

小紋を訪問着として着用してもよい?

基本的に、小紋はおしゃれ着に分類されるため、訪問着とは格が合わず、代わりに着用することはできません

そのため、フォーマルな場では訪問着を選択するのが無難です。

ただし、小紋の中でも格の高い江戸小紋の場合、組み合わせ次第では訪問着とほぼ同等の格として着用できます。

小紋を訪問着として着用したい場合は、裃三役の江戸小紋に一つ紋を付けて、品のある袋帯を合わせましょう。

訪問着に紋は入れたほうがよい?

訪問着に紋を入れるかどうかは、着用するシーンによって判断するのが基本です。

格式を求められる場では紋を入れることで、より改まった印象になります。

一方、近年は紋を入れずに着用するケースも多く、結婚パーティーや披露宴でも雰囲気によっては紋がなくても違和感はありません。

また、紋は後から入れることができるため、迷う場合はまず紋なしで仕立てておき、必要に応じて追加する対応でも問題ありません

まとめ

本記事では、訪問着・付け下げ・小紋の違いや見分け方などについて紹介しました。

それぞれの着物は、着用できる場面や合わせる帯、小物が異なり、買取相場にも差があります。

着物ごとの違いをしっかり理解して、用途に合った種類を選ぶことが大切です。

また、着物の特性を把握しておくことで、売却時にも納得のいく価格で取引しやすくなるでしょう。

着物の高価買取はウリエル

ご都合に合わせてお手間なく買取させていただきます
買取専門店ウリエルの
2つの買取方法
  • 手間いらず。高価なものでも安心
    出張買取
    • ●出張料無料
    • ●その場で現金買取
    • ●その場で追加OK
    詳しくはこちら
  • 予約なしで行きたいときに立ち寄れる
    催事買取
    • ●その場で現金買取
    • ●個別対応でプライバシー対策
    • ●ご予約不要
    詳しくはこちら
ご相談・買取予約・査定依頼などお気軽にお問い合わせください
受付時間:24時間受付(年末年始除く)
お問い合わせ