切手買取2025年06月03日

切手コレクションの価値は?価値を上げるコツや高く売れる切手も紹介

ウリエル 切手コレクション アイキャッチ

自身の切手コレクションを処分しようと考えている方もいるでしょう。

しかし、切手は種類によって大きな価値を生み出す場合があります。

本記事では、切手コレクションのなかでも高額で売れる可能性がある切手や、高く売るコツについて解説しています。

不要な切手コレクションがある方は、ぜひ参考にしてみてください。

なお、累計買取実績数300万点超えのウリエルでは、切手の無料査定を実施中。査定をご検討の方は以下のメールや電話からお気軽にご相談ください。豊富な知識と確かな目利きを持つ査定士があなたのお品物の価値を正確に査定いたします。

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切手コレクションの価値

日本の古い使用済み切手

1950年代後半から1960年代、日本では切手収集の一大ブームが巻き起こりました。

この切手収集が流行した背景には、1948年に発行された「見返り美人」(菱川師宣画)の存在があります。

切手趣味週間シリーズとして発行に至り、通常よりも大きなサイズであることと図柄の美しさが評価され、150万枚発行された見返り美人切手は、あっという間に希少な切手となりました。

この人気をきっかけに、「発行枚数が少ない切手には価値がある」という捉え方が次第に広まり、切手を集める人が増えたといわれています。

しかし、需要の増加に伴い記念切手の発行枚数も増え、希少価値は徐々に下がり、人気も下火となりました。

切手収集の魅力とは?

切手コレクションのなかでも価値のある切手

使用済み切手

切手コレクションのなかでも価値の高い切手について紹介します。

それぞれの切手の買取相場も見ていきましょう。

切手趣味週間

切手趣味週間とは、切手のコレクターに向けて発行される切手シリーズです。

菱川師宣の見返り美人図がデザインに採用された「見返り美人」や、歌川広重の月に雁が描かれた「月に雁」、喜多川歌麿が描いた美人画を題材とした「ビードロを吹く娘」など、さまざまな種類が発行されています。

見返り美人は、発行年によって種類が分かれており、一番古い1948年発行のものでは未使用シートで、~15,000円程度の価値をつけます。

また、月に雁は発行枚数が少ないことから、シートであれば~50,000円程度の値をつけるのが特徴です。

一方で、ビードロを吹く娘は発行枚数が比較的多いことから、シートの価値は数千円程度です。

切手趣味週間について詳しくはコチラ

中国切手

中国切手のなかでも、特に高い価値を持つものとして、「赤猿切手」「毛沢東切手」「オオパンダ切手」などが挙げられます。

赤猿切手は1980年に発行された中国初の年賀切手で、鮮やかな赤い背景に猿が描かれています。

その希少性とデザインの美しさから、新品未使用のバラ切手なら10万円前後の価値がつくのが特徴です。

毛沢東切手は、全部で12種類あるシリーズ物の切手で、その中の「毛主席の長寿を祝う語録」は、全11種類が揃っていると数十万円以上の買取金額をつけます。

また、ジャイアントパンダが描かれたデザインが特徴的なオオパンダ切手には、第1次と第2次の2種類がありますが、希少性から第1次の方が価値が高く、その買取相場はバラで約数千円です。

中国切手についてはこちら

オリンピック記念切手

「オリンピック記念切手」は、日本国内で開催されたオリンピックを記念してつくられた記念切手です。

1964年の「東京オリンピック」、1972年の「札幌オリンピック」、1998年の「長野オリンピック」の折に発行されました。

なかでも1964年に開催された東京オリンピックの記念切手は、買取可能な場合があります。

しかしながら、切手収集ブームのさなかであったため発行枚数が多く、市場においてもそれほど珍しいものではありません。

基本は額面ベースの買取になりますが、図案によっては千円程度の金額がつけられます。

日本万国博覧会記念切手

1970年、大阪府が開催地になった万国博覧会の記念に発行されたのが「日本万国博覧会記念切手」です。

7円・15円・50円の3つの額面に展開され、2度に渡って図案の異なる切手が発行されました。

第1次で作られた50円切手の「燕子花屏風」(尾形光琳画)や、第2次の50円切手の「夏秋草図屏風」(酒井抱一画)など、日本美術史に誇る図案が採用されています。

発行枚数が多く、現存する切手も市場に多く出回っているため額面以上の買取は期待できないでしょう。

鉄道記念切手

鉄道または電車に関する記念日に発行される切手を「鉄道記念切手」と呼びます。

電車の図案にこだわって切手を収集している人に人気の切手です。

1942年発行の「鉄道70年記念切手」をはじまりとし、現在でも継続して鉄道記念切手の発行が行われています。

鉄道70年記念切手は日本最古の鉄道記念切手ではありますが、約500万枚に及んで発行されているため高額買取の対象にはなりません。

額面以上の買取が期待できるのは「鉄道75年記念切手」という4円切手で、未使用のシート切手であれば1,000円前後の値が付くこともあります。

高価買取が期待できる切手コレクションのポイント

海外の古い切手

切手の人気だけが、高額買取につながるわけではありません。

高額買取のポイントは、発行枚数、形状、保存状態、コレクション内容です。

ここでは、そのポイントについて詳しく説明するので、切手を売る際の情報として参考にしてください。

発行枚数が少ない切手

発行枚数が少ない切手は現存数も少なく、希少性が高いといえます。

市場に出回る数が少ないほど収集家の手に入りにくいため、高額買取が期待できるでしょう。

特にもともと発行枚数が少なかった見返り美人切手などのプレミア切手は、高値で取引されています。

バラ切手ではなく小型シート

記念切手などのコレクションを売りたいときは、バラ切手ではなく、複数枚の切手が一緒になった「小型シート」を買取に出しましょう。

小型シートはそれ自体が1つの品物として評価され、高値で買取される可能性があります。

また、小型シートになっていたものを切り離してバラ切手にしてしまうと、額面以下の買取額に下がってしまう恐れがあるため注意が必要です。

保管状態のよい切手

買取の基本ではありますが、切手は保存状態がよいほど高い価値が付けられます。

切手を扱う買取業者は他の切手収集家を対象に、買い取った切手の販売も行なっている場合がほとんどです。

そのため、未使用の美品であれば高値が付けられることもありますが、使用済み、またはシミ・日焼け・破れがある場合は買取額が大幅に下がってしまう可能性もあります。

一方で、使用済み切手である一部の「エンタイア」はその消印にも価値があるとされ、封書やはがきに貼付された状態でも買い取ってもらえることがあります。

ただし、消印が読めないほどの擦れや汚れがあるものはコレクションの対象にならない可能性がある点には注意が必要です。

切手の保管方法

特定の切手を集めたコレクション

アメリカ切手のみのコレクションや、すべて動物切手で構成されたコレクションなど、特定の切手を集めたものは高く評価される傾向にあります。

このようなコレクションは、切手収集家が奥深くまで集めていることが多く、希少価値の高い切手が隠れている可能性があるためです。

一方、まとまりがなく、さまざまなジャンルの切手が少量ずつあるようなコレクションは買取されない場合がほとんどでしょう。

切手の価値について

切手アルバム

切手の価値は、その切手の希少性、質によって左右されます。

その価値を決める際に間違えやすいいくつかのポイントをまとめました。

「古い=高額買取」ではない

古い切手は価値があるように思いがちですが、切手の価値に古さはあまり関係ありません。

明治時代に発行された切手は確かに古いとはいえますが、発行枚数が多く市場に溢れている切手の場合、希少性が低いため高額買取の対象にはならないでしょう。

昭和30年以降の記念切手に価値はない

昭和30年以降の日本の記念切手には、ほとんど価値がありません。

戦後、日本で起こった切手収集ブームにより大量の記念切手が発行されたためです。

一方で、昭和30年より前に発行された記念切手はプレミア価格で取引されることが多いでしょう。

コレクション数が多いほど高値が付きやすい

切手を買取に出す場合、コレクション数が多ければ多いほどより高値が付きやすい傾向にあります。

ただし、数百枚程度のコレクションでは少量とみなされ、査定額も抑えられてしまう可能性がある点には注意が必要です。

「中華民国」という文字の入った台湾切手に注意

中国切手の特徴の1つに、「中華人民郵政」「中国人民郵政」といった印字があります。

「中華民国」と印字された切手は台湾で発行された切手であるため、間違えないようにしましょう。

切手の買取相場について

切手の価値の調べ方について

切手コレクションを高値で売却する方法

切手コレクションを高値で売却する方法

切手コレクションを高値で売却するためには、いくつかのポイントがあります。

これらのポイントについて見ていきましょう。

切手の買取相場を把握しておく

切手コレクションを高値で売却するためには、事前に買取相場を把握しておくことが大切です。

売りたい切手の名前でインターネット検索をかけると、おおよその相場がヒットします。

相場を把握しておくことで、安値で買い叩かれるリスクを下げられます。

また、複数の買取業者で相見積もりを取ることも高価買取を実現するためには欠かせません。

切手は業者ごとに査定額が異なることが多いため、複数社を比較検討することで、納得のいく価格で売却しやすくなるでしょう。

切手の買取実績が豊富な買取業者に売却する

切手コレクションを高く売るには、買取実績が豊富な業者を選ぶことがポイントです。

実績豊富な業者は、希少な切手やプレミアム切手の価値を正しく評価できるため、高額査定を期待できます。

一方で、実績の少ない業者では相場よりも安い金額を提示されたり、対応でトラブルになってしまったりする可能性があります。

そのため、買取に出す前には業者の公式サイトを確認し、過去の取引数や高価買取事例が掲載されているかをチェックしましょう。

加えて、口コミサイトでの評価や利用者の声も確認することで、信頼できる業者かどうかをより細かく判断できます。

クーリングオフに対応していると安心

切手を買取に出す前は、クリーニングオフに対応しているかをチェックしておくことが大切です。

クーリングオフは、契約後8日以内であれば結んだ契約を解除できる制度で、買取に後悔した場合などに利用できます。

一方で、出張買取の場合はクリーニングオフの対象になりますが、店頭買取はクーリングオフの対象外になることが多いので注意が必要です。

そのため、万が一望まない取引をしてしまったときの場合に備えて、事前にクリーニングオフの適用条件を把握しておくと、安心して査定に臨めるでしょう。

切手コレクションの高価買取ならウリエルにお任せください

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ウリエルは、これまでに300万点以上の買取実績を誇る買取専門店です。

経験豊富な査定士が、コレクター需要や市場相場を反映し、公正な金額を提示するため、安心してご利用いただけます。

さらに、出張買取サービスを無料行っているので、自宅にいながら手軽に切手の売却が可能です。

自慢の切手コレクションを手放したいと考えている方は、ぜひ買取専門店ウリエルをチェックしてみてください。

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まとめ

外国切手

今回は、切手コレクションの価値について紹介しました。

切手は発行枚数や保存状態によって、その価値は変化します

そのため、発行枚数の少ない切手を優れた状態で持っていれば、高価買取も期待できるでしょう。

不要になった切手コレクションを処分したいと考えている方は、ぜひ信頼できる買取店で一度査定に出してみてはいかがでしょうか。

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