切手買取2025年01月09日

切手収集を趣味にする魅力は?切手の価値やプレミア切手について紹介

ウリエル 切手収集 アイキャッチ

切手収集は、日本国内はもちろん海外でも根強い人気があり、古い切手や特殊なデザインの切手に魅力を感じるコレクターも多く存在します。

収集した切手の価値が高まることもあり、趣味としてだけでなく資産形成の手段としても注目されています

本記事で、切手収集の魅力や収集方法、プレミア切手の特徴などについて見ていきましょう。

切手の買取はウリエル

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切手収集の魅力とは

切手とピンセットとルーペ

切手収集の魅力は、その奥深さ、手軽さ、限定性にあります。

そもそも切手収集は、1950~1960年代に起こった切手収集ブームにより人気を博し、「趣味の王道」として子どもから大人にまで楽しまれました。

人々は、「今しか手に入らない」「数に限りがある」といった切手の限定性や希少性に魅了され、集めれば集めるほどに熱中したのです。

今は懐かしき昭和の趣味になりましたが、現在も切手コレクターは多く存在し、なかには50年以上集め続けている人もいます。

さまざまな楽しみ方がある

切手収集には、思わずのめり込んでしまうようなさまざまな楽しみ方があります。

切手収集の楽しみ方を知って、新たな趣味の1つにしてみてはいかがでしょうか?

思い出を振り返ることができる

国の行事や歴史的な出来事に合わせて発行されるのが「記念切手」です。

記念切手を集めれば、自ずと切手が発行される背景になった当時の出来事や記憶を振り返ることができます。

好きなテーマを見つけられる

切手には豊富なジャンルがあるため、その中から自分好みのテーマを決めて収集するのもよいでしょう。

特に「特殊切手」には、動物・花・果物・有名人・建物・スポーツなど、さまざまな事柄が描かれているため、コレクションには打ってつけです。

自分の好きな図案や人物が描かれている切手を探し、コレクションにしてみましょう。

異国の歴史や文化を感じられる

アメリカや中国などの外国で発行された切手を「外国切手」と呼びます。

外国切手には、その国の出来事・歴史・文化が描かれており、異国の風情を感じられるのが魅力です。

また、アートやアンティークとしての人気も高いため、集めてみると素敵なコレクションになるかもしれません。

手軽に始められる

切手収集は、道具の費用や切手の購入金額がそれほどかからず、気軽に始められるのも魅力です。

希少性が高くなく、使用済みのものであれば約10~100円で購入できます。

テーマを決めてから集めるのも、「可愛い」「欲しい」といった直観で買ってみるのもよいでしょう。

資産価値がある

切手収集ブームの影響で、発行枚数の少ない切手は希少価値が高まり、高額で取引されるようになりました。
欧米では切手を資産として扱う動きが活発で、イギリスには切手の投資機関も存在します。

一方、日本ではブームが落ち着き、相場が下がりつつありますが、再び人気が高まる可能性もあります。
そのため、希少な切手は将来的な価値上昇を見据え、大切に保管しておくのがおすすめです。

切手収集家になろう!必要な道具とは

ストックブック

切手収集を始めるには、「ピンセット」「ストックブック」「ルーペ」の3つを揃えることをおすすめします。

これらのアイテムを揃えることで、切手収集が捗ります。

ピンセット

切手を手で触ってしまうと、手についている皮脂や水分、手垢が切手を汚してしまう可能性があります。

特に皮脂は、いくら丁寧に洗っても浮き出てくるため、切手を扱う際は「ピンセット」を使いましょう。

切手収集用のピンセットは、切手を傷付けないように先端が平たくなっているのが特徴で、文房具店にて200~1,500円ほどで購入できます。

皮脂が切手について汚れてしまうと切手の価値が下がるため、切手収集を始める際には必ず用意しましょう。

ストックブック

「ストックブック」とは、集めた切手を保管するための冊子状のファイルのことで、厚紙に透明フィルムまたはグラシン紙が貼られています。

そこに切手を挟んで並べることで、切手を傷付けず見やすいように管理でき、鑑賞する際にも便利です。

また切手は湿気に弱く、適切な保管をしなければ劣化を早めてしまうため、切手を保管する際はストックブックで大切に保管しましょう。

ストックブックは、約1,000円から販売されていて、文房具店などで購入できます。

ルーペ

より切手収集を楽しむためにも、「ルーペ」を用意しておきましょう。

ルーペ越しに切手を観察することで、印刷面の細部を見ることができ、予想外の発見が得られるかもしれません。

切手の収集方法

切手の収集方法

実際に切手を集めるとなるとさまざまな選択肢があります。

切手の収集方法について確認していきましょう。

切手ショップ

切手ショップは、切手収集を趣味とする方にとって最適な場所です。

切手ショップでは、古い切手や特殊なデザインの切手が揃っているため、思わぬ掘り出し物に出会える可能性があります。

また、店舗スタッフは切手の情報に詳しいため、収集に関するアドバイスを受けたり、価値の高い切手を紹介してもらえたりできるのも切手ショップを利用するメリットです。

さらに、インターネットでの購入と異なり、直接手に取って切手を選べる点も魅力です。

フリマアプリ・オークション

フリマアプリやオークションを利用すれば、自宅にいながら自分好みの切手を探せます。

特に、市場では出にくい特殊な切手が出品されていることもあり、思いがけない収穫を得られる場合があるでしょう。

また、競合が少なければ市場価格より安く購入できる可能性があるのも魅力です。

しかし、デメリットとして、出品者とのトラブルや、偽物のリスクがある点が挙げられます。

さらに、実物を確認できないため、切手の状態や価値が事前に把握しにくい点にも注意が必要です。

切手交換会

切手交換会に参加するのも切手を収集する一つの方法です。

全国では、定期的に切手収集家団体の会合が開かれており、その会合で切手交換会が行われる場合があります。切手交換会には切手のコレクターが集まるため、珍しい切手を交換できるのが魅力です。

さらに、収集のノウハウや情報を共有できるため、交換会に参加することで切手収集における知識を深められます。

切手交換会は、公益財団法人日本郵趣協会の機関誌である「郵趣」に開催日時や場所が記載されているので、気になる方はチェックしてみましょう。

郵便局

郵便局では一般切手だけでなく、記念切手やイラストつきの切手など、さまざまな切手を購入できます

大きな郵便局であれば現在発行されている切手だけでなく、過去に発行された切手の在庫が残っている場合もあります。

さらに、今後発行される予定の切手も郵便局で確認できるので、情報収集の面でも楽しめるでしょう。

郵便局なら切手交換会やオークションなどと比較して気軽に利用できるので、切手収集を始めたばかりの方は、ぜひ利用してみてください。

希少価値のあるプレミア切手

海外の古い切手

希少価値が高く、買取市場において高値で取引される切手は「プレミア切手」と呼ばれています。

その代表的なプレミア切手が「見返り美人」「月に雁」「桜切手」「赤猿」「オオパンダ切手」の5種です。

これらの切手の特徴を確認していきましょう。

プレミア切手についてはこちら

「見返り美人」

「見返り美人」は、1948年11月に、記念切手「切手趣味週間」シリーズの1つとして発行されました。

江戸時代の画家・菱川師宣の代表作『見返り美人図』を図柄にした5円切手で、色鮮やかな原画に対し、茶色一色で描かれているのが特徴です。

原画のような華やかさはないものの、その色合いが菱川師宣の美しい描写を一層際立たせてと高く評価されました。

また、サイズが67×30mmと通常の切手よりも大きく、日本最大の切手としても有名です。

発行枚数が150万枚と少ないことに加え、買い求める人が殺到したために希少価値の高い切手とされています。

見返り美人切手の発売を皮切りに切手収集を始める人々が増えたことから、この切手は日本における切手収集ブームの原点とも言えるでしょう。

ちなみに、見返り美人切手はその絶大な人気から、1991年と1996年にもわたって2度発行されています。

フルカラーの図柄で発行枚数も多いため高額買取の対象にはなりませんが、こちらも美しい切手です。

見返り美人切手についてはこちら

「月に雁」

「月に雁」は記念切手「切手趣味週間」シリーズとして1949年に発行された切手です。

印刷面には、世に名を知らしめた浮世絵師・歌川広重の作『月に雁』が描かれています。

前年に発行された見返り美人切手の人気ぶりを受けて発行されたため、同様に67×30mmのサイズになっており、現在でも切手収集家の間で人気の切手です。

買取市場では、「見返り美人」と並んで高値で取引されています。

月に雁切手についてはこちら

桜切手

桜切手は、1872年に日本で発行された普通切手です。

切手の四隅に桜モチーフのイラストが施されたデザインから、桜切手の名称で親しまれています。

また、桜切手の歴史は古く、日本で最初に発行された切手である「竜切手」の後継として発行されたことでも知られています。

さらに、現存する数が極めて少なく、切手の中でも高い希少価値を持つことも特徴の一つです。

レアな種類の桜切手は、使用済みでも一千万円程度の価値がつけられます。

中国切手「赤猿」

中国で発行された中国切手の中でも、特に有名なのが「赤猿(子ザル)」と呼ばれる中国初の年賀切手です。

赤い背景に猿の図柄が描かれているのが特徴で、発行枚数が少ないためプレミア切手として扱われています。

切手収集家の間でも根強い人気を持ち続け、バラ切手1枚でも10万円前後の値が付けられることもあるようです。

赤猿切手についてはこちら

中国切手「オオパンダ切手」

オオパンダ切手は、中国を象徴する動物であるジャイアントパンダをモチーフにした中国切手です。

パンダが描かれた愛らしいデザインから、現在でも多くの人々に愛されています。一次版は1963年に発行され、1973年には二次版が発行されました。

発行枚数が少ないことから、一次版の方が希少価値が高いため、二次版よりも高額で取り引きされるのが特徴です。

また、一次版の6種と二次版の3種を合わせた9種が揃っていると、さらに高値での買取が期待できます。

切手の価値とは

ギリシャの使用済み切手

切手の価値は、その切手の希少性や質によって左右されます。

切手の価値を決めるにあたって、間違えやすいいくつかのポイントをまとめたので、切手を収集する際の情報に役立ててください。

「古い」からと言って高額買取になるわけではない

いくら発行年が古くても、もともとの価値が低い切手は年月が経っても値は付きません。

市場に出回っている数が多ければ、たとえ明治時代に発行されていたとしても高額買取の対象にはならないでしょう。

戦後の記念切手は価値が低い

戦後、日本では切手収集ブームが起きたことから、大量の記念切手が発行されました。

そのため、昭和30年以降に発行された日本の記念切手には、ほとんど価値がないと言えます。

切手コレクターの「大量」は1部屋分

切手収集家から見た数百枚は少量です。

1部屋が切手で埋まるほどでようやく「大量」と見なされます。

切手を買取に出す際は、コレクション数が多いとそれに比例して買取金額も上がりやすくなることを覚えておきましょう。

「中華民国」という文字の入った切手は台湾切手

切手に「中華民国」と印字されているものは、中国切手ではなく台湾切手です。

中国切手は「中華人民郵政」「中国人民郵政」という印字なので間違えないよう気を付けましょう。

切手の価値についてはこちら

切手を高く売るためのポイント

外国切手

切手を集める過程でコレクションから溢れてしまった切手、重複してしまった切手などは買取に出すとよいでしょう。

切手の高額買取の主なポイントは、保存状態・点数・形状・コレクション内容です。

入手したときよりも価値が上がっている場合があり、思いもよらない値が付くかもしれません。

切手の状態がよい

コレクション時の保存方法にはできるだけ気を配りましょう。

切手専門の買取業者は、買い取った切手を他の切手収集家へ販売することも目的としています。

そのため状態のよい切手が好まれ、保存状態に注目して査定を行うことが一般的です。

未使用であることもポイントである一方、「エンタイア」と呼ばれる使用済み切手も収集家に人気があります。

そのような使用済み切手は、「消印」がはっきりと読めなければほとんど価値がありません。

また封書やはがきに貼付されている場合、無理に剥がそうとすると切手を傷付けてしまう可能性があるため、そのまま保管するようにしましょう。

詳しい切手の保管方法はこちら

まとめて査定を依頼する

売りたい切手は、できる限りまとめて査定に出しましょう。

買取業者にとって、1度に多くの切手を査定することは査定時間の短縮にもつながります。

そのため、短縮できた分の金額が品物の査定額にプラスされることもあるでしょう。

シート状で売る

複数枚の切手がくっつき、目打ちや外枠が残っている「シート切手」は、1枚ずつ切り離されているバラ切手よりも高く買取される傾向があります。

切手収集家はその目打ちの美しさを評価し、シート切手のほうを好んで収集するためです。

シート切手を持っている場合は、切り離さずにそのまま査定へ出すとよいでしょう。

何かに特化したコレクションであるか

1つのテーマにこだわって収集されたコレクションには、高値が付けられることがあります。

アメリカ切手コレクションや動物切手コレクションなど、特定の切手を集めていれば、もしかするとその中に希少価値の高い切手が見つかるかもしれません。

反対に、さまざまな国の切手が数枚ずつ集められたようなテーマ性のないコレクションは、価値が付けられない可能性が高いでしょう。

切手の高価買取ならウリエルにお任せください

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切手の売却を検討している方は、買取専門店ウリエルにご相談ください。

ウリエルでは、切手買取に精通した査定士が在籍しているため、価値のある切手も見逃さずに査定いたします

また、出張買取にも対応しているので、忙しい方でも気軽にご利用いただけます。

さらに、買取価格に満足いただけない場合でもキャンセル料金はいただきません。

ぜひ、ウリエルの無料査定から、お気軽に切手買取についてご相談ください。

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まとめ

世界の古い切手

切手収集は気軽に始められる趣味の一つです。

また、古い切手や特殊な切手には高い価値が見出されることもあるため、資産としての価値もあります

特に、限定版や発行枚数が少ない切手は、その希少性から高値で取引されます。

ピンセットやストックブックなどの基本的な道具を用意するだけで始められるので、気軽に始められる趣味を探している方は、ぜひ切手収集をチェックしてみてください。

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