切手買取2021年11月04日

【月に雁切手の買取相場】切手趣味週間の「見返り美人」と並ぶプレミア切手の価値とは?復刻版についても解説

「月に雁(かり)」は、1949年11月1日に切手趣味週間シリーズの第3弾として発行された切手です。

月に雁は、同シリーズの見返り美人に比べて発行枚数が多いのにもかかわらず、切手の状態によっては見返り美人よりも高価で取引されることもあります。

そこで今回は、月に雁切手の買取相場や復刻版について解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

月に雁切手の買取を検討している方は、ぜひ一度ウリエルにご相談ください。

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月に雁切手はどんな切手?

月に雁切手

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%87%E6%89%8B%E8%B6%A3%E5%91%B3%E9%80%B1%E9%96%93

「月に雁切手」は、東海道五十三次で知られる江戸時代後期の浮世絵師、歌川広重による作品『月に雁』を描いた切手で、1949年11月1日に切手趣味週間シリーズの第3回目に登場しました。

大きな月を背景に、3羽の雁が水面に向かって急降下している様子を淡い色彩で描かれた、芸術品としての評価も高い切手です。

切手趣味週間シリーズはコレクション用の切手として発行された額面8円の切手で、一般的なものと違って縦長で大きめのサイズが特徴です。

月に雁切手が発行当初から注目されたのは、切手趣味週間シリーズの第2回で発行された「見返り美人切手」の影響が大きいと言われています。

月に雁切手は、日本だけでなく海外の切手コレクターからも注目されています。

現在でも、戦後に発行された切手の中で高い人気を誇る切手です。

月に雁切手の価値とは?買取価格を紹介

月に雁切手は発行枚数が200万枚と、切手としては少ないことから希少価値が高く、買取価格はその金額を大きく上回るケースが多いです。

買取相場はバラ切手1枚でも状態がよいものだと5,000〜7,000円ほどで、シートであれば20,000〜50,000円で買取されます。

未使用できれいな状態のものや、裏のりが残っている場合は特に高値で取引されるでしょう。

また、発行初日の消印が押された「初日カバー」の月に雁切手もコレクター人気が高く大変貴重で、1枚10,000円以上の値が付きます。

復刻版の価値

月に雁切手は1996年に郵便切手の歩みシリーズとして復刻版が発行されていて、単色のものとカラーのものがあります。

復刻版の額面は80円で、買取価格は額面以下であることも少なくありません。

見返り美人切手や6種類ある郵便切手の歩みシリーズとセットでの買取など、条件が揃えば500〜数千円の価値となる場合もあります。

しかしプレミア切手と呼ばれるほどではないため、復刻版の価値は最初に発行されたオリジナルの月に雁切手には及びません。

月に雁切手の復刻版や偽物ってどう見分けるの?

復刻版との見分け方

まず、復刻版には単色のものとカラーのものがあります。

そのため、カラーであれば復刻版であることが一目でわかるでしょう。

さらに、切手に記されている額面がオリジナルでは「800」とアンダーバーが入っているのに対して、復刻版は「80」となっています。

また、下に「NIPPON」と印刷されているのも復刻版の特徴です。

偽物との見分け方

月に雁切手には、精巧に作られた偽物が存在します。

本物と変わらない色合いで絵柄を表現しているため、簡単には見分けられないでしょう。

手元に月に雁切手があり売却を検討しているという場合には、信頼できる専門家に依頼して真贋を確認するのが賢明です。

切手について詳しい査定士がいるウリエルでは、月に雁切手の無料査定を受け付けています。

「持っている月に雁切手が本物かどうか知りたい」という場合にはお気軽にお問い合わせください。

切手の高価買取はウリエル

月に雁切手を売る際の手続き

ここでは、月に雁切手を売る際に必要な書類や手続きを紹介します。

必要書類を準備する

切手を買取に出す際は、申込書などが必要になることがあります。

また、銀行口座や運転免許証などの本人確認書類も必要です。

実際に準備しなければならない必要書類は買取専門店によって違うので、事前に確認しておきましょう。

お店によっては、専用の申込書がホームページからダウンロードし、コンビニなどでのプリントアウトが必要な場合もあります。

買取に出すお店のルールをしっかりチェックして、スムーズに買取査定を進められるように準備をしましょう。

買取店の案内に従って手続きを進める

問い合わせは電話やメールなどでできるので、買取店の案内に従って手続きを進めましょう。

買取の方法はさまざまあり、自分に合った方法を選ぶことが可能です。

● お店へ直接持ち込む
● 宅配買取
● 出張買取

月に雁切手以外にもたくさんの切手があるという場合や、お店が遠いという場合でも、宅配買取や出張買取ならば負担なく買取査定をしてもらうことができます。

月に雁切手を高額買取してもらう方法は?

月に雁切手は、状態次第で高値が付く可能性があります。

ここでは、月に雁切手を高額買取してもらう方法を紹介するので、買取に出す際はチェックしておきましょう。

5枚1シートで売る

もともと月に雁切手は、1つのシートに5枚の切手がセットになった状態で発行されました。

とはいえ70年以上前に発行された古い切手なので、現在シートの月に雁切手はかなり少ないでしょう。

もし月に雁切手のシートを持っているという場合には、バラしてしまうと価値が下がってしまうので、そのまま買取に出すのがおすすめです。

適切に保管する

月に雁切手は発行されてから年月が経っているので、すでに劣化してしまっているものも多いです。

切手は直射日光や水分、皮脂に弱いので、なるべく傷まないように保管しておきましょう。

コレクションファイルやケースなどに入れてあっても、長い間そのままにしておくと、ほこりや汚れが付いてしまうこともあります。

買取に出す際に高価買取してもらえるように、きれいな状態で大切に保管しておくことが大切です。

切手の保管方法についてはこちら

ネットオークションで売る

切手をコレクションする人の中には、ネットオークションで購入する人もいます。

貴重な切手の場合、コレクターに高値で落札してもらえる可能性もあるでしょう。

しかし、思うような金額で売れなかったり、落札者との間でトラブルになったりするケースもあるので注意が必要です。

経験豊富な査定士がいるウリエルなら高価買取が期待できる!

月に雁切手を買取に出すなら、切手の買取を積極的に行なっている買取業者に相談するのが一番です。

切手についての知識買取経験が豊富なので、月に雁切手の価値に見合う高価買取が期待できます。

ウリエルではさまざまな切手の買取実績があり、経験豊富な査定士によって1枚1枚丁寧に査定を行なっています。

大事にコレクションしていた月に雁切手を買取に出すことを検討している時には、ぜひお気軽にウリエルにご相談ください。

切手の高価買取はウリエル

月に雁切手の他にも高価な切手はたくさん!

高値が付くことで有名な月に雁切手ですが、実はほかにも高額買取が期待できる切手は多くあります。

ここでは、高価な切手をいくつか紹介するのでぜひチェックしてみてください。

見返り美人切手

見返り美人図

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%B1%E5%B7%9D%E5%B8%AB%E5%AE%A3

江戸時代に活躍した浮世絵師の菱川師宣の作品「見返り美人図」を描いた、1948年に切手趣味週間シリーズの第2弾として発行された切手です。

発行枚数が150万枚と少なかったことと、浮世絵を描いた切手が珍しかったことから切手ファンから絶大な人気を集めました。

その後、1991年と1996年に復刻版が発行されましたが、やはり価値が高いのは茶色一色で描かれた1948年版の見返り美人切手です。

見返り美人切手についてはこちら

ビードロを吹く娘

ビードロを吹く娘

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%87%E6%89%8B%
E8%B6%A3%E5%91%B3%E9%80%B1%E9%96%93

美人画浮世絵師として江戸時代に人気があった喜多川歌麿の代表作「ビードロを吹く娘」をカラーで描いた切手です。

1955年に切手趣味週間シリーズ第5弾として登場し、550万枚発行されました。

日本で初めてのカラー切手という点でも貴重で、現在も高い人気があります。

切手趣味週間についてはこちら

文化人切手

夏目漱石

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E5%8C%
96%E4%BA%BA%E5%88%87%E6%89%8B

1949年から1952年に発行された文化人切手シリーズは、日本の文化の発展に貢献した18人の肖像を描いた切手です。

選ばれた文化人の中には、画家や作家、教育者などもいます。

最初に発行された野口英世の切手は、3,000万枚発行されました。

文化人切手シリーズに選ばれた著名人は、以下の通りです。

● 野口英世
● 福沢諭吉
● 夏目漱石
● 坪内逍遥
● 九代目市川團十郎
● 新島襄
● 狩野芳崖
● 内村鑑三
● 樋口一葉
● 森鴎外
● 正岡子規
● 菱田春草
● 西周
● 梅謙次郎
● 木村栄
● 新渡戸稲造
● 寺田寅彦
● 岡倉天心

中国切手

1949年10月以降、中国郵電部郵政総局から発行された「中国切手(新中国切手)」は、中国国内だけでなく日本でも高い人気があります。

特に1966~1976年の文化大革命時代前後の切手は、発行枚数が少ないうえ、コレクションとしての切手の所持が禁じられていたことから、現存するものが少なくとても貴重です。

以下では、代表的な中国切手を紹介します。

● 赤猿
● オオパンダ
● 天安門図
● 毛主席の長寿をたたえる
● 軍人切手
● 牡丹シリーズ
● 黄山風景シリーズ など

中国切手についてはこちら

ふるさと切手

岡山県 ふるさと切手

引用:https://www.city.okayama.jp/museum/furusato-stamp/shimane01.html

1989年に発行されたふるさと切手は、全国の郵政局が企画発行する切手です。

ふるさと振興を目的とした切手なので、その地域の行事や風物を描いた図案が採用されます。

なかには俳優や漫画家、芸術家などの著名人が作成した切手もあり、コレクター人気が高く買取価格も高値が期待できるでしょう。

ふるさと切手についてはこちら

まとめ

美しい浮世絵を小さな切手の中に描いた「月に雁切手」は、希少価値が高く今でも高い人気があります。

とはいえ1970年代の切手収集ブームの頃に比べると、その人気は落ち着き始めています。

そのため、手元に月に雁切手があって買取を検討しているという場合には、早めに査定に出すのがよいでしょう。

ウリエルでは、状態の悪いものや、他社で断られたお品物でも丁寧にしっかり査定いたします。

まずは無料査定からお気軽にお問い合わせください。

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