スピリッツ

スピリッツの種類

ひとまとめにスピリッツと呼んでも、様々なブランドがあります。
例えば、

• ウォッカ
• ジン
• ラム
• テキーラ

などが、4大スピリッツといわれています。
ここからは、スピリッツの特徴をそれぞれ詳しく解説していきます。

ウォッカ

ウォッカは、 大麦・ライ麦・ジャガイモ・トウモロコシなどを原料にして造られるお酒です。

材料を糖化して、発酵、蒸留したあとに、白樺などの活性炭で濾過します。

不純物や雑味成分が取り除かれることで、他のスピリッツと比べてもクセが少なく、混じり気のないクリアでまろやかな味が特徴とも言えます。

ウォッカの種類も、無色透明なレギュラータイプのウォッカや、果実や香草などのセーブをブレンドしたフレーバードウォッカに分けられます。

ジン

ジンは、 小麦や大麦、芋類などの穀物を原料に造られるお酒です。

この原料を糖化して、発酵や蒸留させます。

その後、西洋ネズの果実を乾燥させたジュニパーベリーという香味成分や様々な草根木皮を加えて再蒸留させることで、お酒自体に香りをつけます。

ドライジン、ジェネヴァ、オールド・トム・ジン、シュタインヘーガーの4種類の青峰があり、その製造方法によって味などが違います。

無色透明で、ボタニカルな香りとすっきりした味わいが特徴の酒です。

ラム

ラムは、サトウキビを原料としているお酒です。

製造方法は2種類あり、絞り汁から不純物を取り除いた糖蜜か、砂糖を精製した後に残る廃糖蜜から作る方法があります。

どちらも発酵させてから、蒸留させるという手順は同じです。

ラムの種類は、お酒の色で分けられており、

• ホワイトラム
• ゴールドラム
• ダークラム

に分けられます。

また、風味でも分けられており、

• ライトラム
• ミディアムラム
• ヘビーラム

にも分けられています。

甘い風味と柔らかい口当たりが特徴のお酒です。

テキーラ

テキーラは、アガベの一種である竜舌蘭（りゅうぜつらん）を原料に造られるお酒です。
竜舌蘭を糖化した後、発酵させ蒸留させて製造されます。

テキーラの種類は、 原材料の配合や熟成期間で分けられます。

原材料がアガベのみの場合は「100％アガベ・テキーラ」、アガベ以外を使っている場は「ミクスト・テキーラ」と呼ばれます。

日本で見かけるテキーラのほとんどは「ミクスト・テキーラ」です。

熟成期間の違いでは、樽熟成をしないテキーラを「ブロンコ、またはシルバー」、樽熟成をするテキーラは2ヶ月～1年の場合「レポザド」、1～3年の場合は「アネオ」、3年以上は「エクストラ・アネホ」といわれています。

テキーラは、フレッシュなものやまろやかに熟成された味わいなど、現在料でも配合や熟成期間などで味が変化するのも特徴のひとつとも言えるでしょう。

スピリッツの買取価格の相場は？

スピリッツは種類が多く、年代も古いものから新しいものまで幅広くあります。

さらには世界各国で作られているメジャーなお酒でもあります。

そのため、明確な相場が存在していませんが、買取価格は高級ボトル1本で数千円～数万円と買取幅が広いので、それなりに期待ができます。

ですが、買取相場が存在しないので、素人には簡単に価値を判断することできません。

そのため、信頼のおける業者に査定してもらう必要があります。

スピリッツの代表的なブランド

様々な種類があるスピリッツですか、その中でもかなり高価買取されるスピリッツブランドがあります。

例えば、

• スピリタス
• ポルフィディオ アネホ テキーラ
• ドーバースピリッツ８８
• クルエボ

などの買取価格は高額になる傾向にあります。

ここからは、それぞれスピリッツの特徴を詳しく解説していきます。

スピリタス

スピリタスは、スピリッツの中では名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

スピリタスはポーランドで製造されているウォッカであり、世界一アルコール度数が高いことで有名です。

アルコール度数96度と高いので、その近くは火気厳禁とされており、付近でタバコを吸うことすらできません。

製造方法も、70回以上の調理を経て作られるので、これ以上純度を高めることは不可能と言われています。

ポーランドでは、医療用の消毒液や果実を漬け込んで果実種を作るために使われることが多いです。

ポルフィディオ アネホ テキーラ

一般的に高アルコール度数のお酒といえば、テキーラを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

テキーラで紹介したいのがポルフィディオ アネホ テキーラです。

ポルフィディオ アネホ テキーラは、メキシコハリスコ州が産地でボトルの中にサボテンが入っている美しいお酒です。

ハリウッドスターのロバート・デ・ニーロが好んで飲んでいるお酒としても有名です。

ドーバースピリッツ８８

日本産のスピリッツとして最も度数が高いのが、「ドーバースピリッツ８８」というウォッカです。

酒造会社のエタノールから生成されるので、高濃度でも安心して口にすることができるお酒です。

スピリタスと同じく、果実酒などの漬け込み期間が長いものを保存するために用いることが多いです。

クエルボ

クエルボは、なんと200年以上も前からテキーラ作りを始めているメーカーです。

こちらのお酒は、アガベのみを使用した「アガベ100％テキーラ」としても有名です。

3年以上樽で熟成させるので、リッチな甘みと長い余韻を楽しめることができます。

スピリッツの買取について

最後に、スピリッツの買取について詳しく解説していきます。

場合によっては、買取してもらえなくなる可能性もあるので、お酒を売る前にもう一度確認しましょう。

高価買取のポイント

ウォッカの高価買取ポイントは、開栓していないということが前提です。

栓が入ってしまったお酒は、衛生面からも買取が難しいと言われています。

また、 箱などの付属品が揃っていることもポイントに挙げられます。
コレクターズアイテムとして付属品が付いていることが必須条件だからこそ、 新品の状態で保存しておきましょう。

正しい保存方法は？

スピリッツは、蓋を閉めてなるべく暗くて冷たい場所に保存しましょう。

直射日光や気温の変化などでお酒の味が変わってしまと、 お酒の価値が下がってしまいますので、保存方法には注意する必要があります。

買取できないスピリッツは？

基本どのお酒もそうですが、 開封済みのお酒を売ることはできません。

その理由は、いつ開封されたものか確認することができないので、品質の劣化や腐ってしまっている可能性もあるからです。

また、瓶にヒビが入っていたり欠けていたりしても買取を行ってもらえない場合も多いので、持ち込む前にもう一度確認しましょう。