フェンディ 

フェンディについて

イタリアを代表する有名ファッションブランドであるフェンディは、洋服やバッグ、財布などといった幅広いファッションアイテムを取り扱っています。

フェンディの製品は高級ブランド品として、多くの人々の憧れの品物で、中古市場での買取価格も近年上がり続けているのです。

フェンディとは

フェンディ製品には、上品やエレガントというイメージがあり、余裕のある落ち着いた大人の女性にぴったりのブランドです。

特に人気のあるデザインとしては、フェンディブランドであるとすぐわかるような「F」の文字を取り入れたズッカ柄が有名で、機能性にも優れています。

そんなフェンディのアイテムは、現在中国などをはじめとしたアジア諸国を中心に人気が高騰しており、増大した需要に対して供給が追い付かないほどです。

そのため中古品の需要も増しており、フェンディ製品の買取を考えているのであれば、今が高い査定をしてもらうための絶好の好機だといえます。

また、フェンディの製品の定価がここ数年でも高くなっており、それによって中古市場におけるフェンディの価値も上昇中です。

フェンディの歴史

フェンディは、1925年のイタリア・ローマのプレヴィシート通りで、創業者のフェンディ夫妻によって開かれた毛皮工房から始まりました。

工房でつくられた毛皮のコートなどが評判を呼び、創立から21年後の1946年には新たな店舗を増やすなど好調な業績を収め、夫妻の5人の姉妹の経営への参加もあり順調な経営を続けます。

そんな中、工房の更なる躍進のきっかけとなったのが1965年のカール・ラガーフェルドの起用でした。

ラガーフェルドは当時は27歳の若手のデザイナーでしたが、彼の手によって作り出された製品は機能的で洗練されており、それまでのクラシックな毛皮製品とは一線を画すもので、世界中から高い評価を得ることになります。

そうしてフェンディは世界的に有名なブランドとして成長していきました。

フェンディは1972年には日本市場にも参入して、その2年後にはホテルニューオータニでブティックをオープンするなど、人気を集めます。

1980年代になると、創業者の孫たちの世代の若手がフェンディの経営に参加して、ローマの現代美術館でブランドの展覧会を行ったり、新たなジャンルの製品に手を伸ばしたりといった試みを行い支持を集めて、フェンディはますますそのブランド力を高めていきました。

1999年にはLVMHグループ傘下となりましたが、今もなお世界中で憧れのまなざしを集める高級ブランドです。

フェンディの人気ライン

ファッションブランドの用語のラインというのは、ブランド内での製品のシリーズであったり、柄のことです。

100年近い長い歴史を持つ有名ブランドであるフェンディには、人気のラインというものがいくつも存在しますので、そのうちの代表的なものの特徴や価値などについて解説します。

ピーカブー

フェンディは幅広くファッションアイテムを取り扱うブランドですが、その中で最も人気の高いのがバッグです。

そしてピーカブーは、アイコンバッグとして特に大きな注目を集めています。

ピーカブーとは英語ではいないいないばあという意味合いの言葉で、バッグの口を開けたときの素材の品質であったり、遊び心のあるデザイン性に驚かされるようなバッグです。

また、デザインや素材の品質だけではなく、収納力や使いやすさといった機能性にも長けていています。

そのため男女問わずに人気のあるラインであり、プレゼントなどの目的で購入されることも多いです。

流行り廃りとは無縁であるといえるラインであるために、買取市場での需要は高く、常に人気があります。

バイザウェイ

フェンディのバッグとして、バイザウェイはピーカブーに劣らぬほどの評価です。

バイザウェイは横長のフォルムで、ハンドバッグやショルダーバッグとして使えるデザインで、大きな人気を集めています。

バイザウェイが発売され始めたのは2014年と最近のことで、そのために買取市場での需要が高く、評価が非常に良いことも特徴です。

バッグバグズ

数あるフェンディの人気のラインの中で、現在最も注目を集めているのがこのバッグバグズです。

2013年にインパクトあるモンスターたちのデザインで販売されて、すぐに大きな人気を集めたために、今では様々なフェンディのアイテムに展開しました。

このバッグバグズのピーカブーバッグや財布、スマホケースなどのアイテムには多くのファンがいて、需要が大きいために買取市場でも非常に人気があります。

ズッカ

フェンディというブランドの顔と言っても差支えないのが、このズッカです。

ズッカ柄という柄が有名で、ブランドに興味のない方でもアルファベットのFが上下に重なったようなズッカ柄のバッグなどを一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

このズッカ柄は1940年代から使われていましたが、当時はバッグやコートの裏側という目立たない位置にデザインされていました。

しかし、モード界の皇帝とまで言われるカール・ラガーフェルドの発案によって、このズッカ柄は表地にも使われ始めたのです。

フェンディの最も有名なデザインであり、様々なアイテムに使われていて、買取市場においても非常に人気があります。

ペカン

ペカンはズッカ柄と並んでフェンディの2大有名デザインと呼ばれています。

大きめのストライプのデザインで、シンプルでモダンな雰囲気を持っているのがペカンの特徴で、1983年にチェコ出身のヨーゼフ・ホフマンという建築家のデザインから影響を受けて生み出されました。

ペカンには安定した需要があるために、買取市場においても高い評価を受けています。

フェンディのアイテムと買取相場

フェンディの人気ラインの次は、買取価格の高いアイテムをいくつか紹介することによって、それぞれのアイテムごとの大まかな買取相場について解説します。

バッグ

フェンディのバッグは品物にもよりますが、使用感のあるものの場合でも数万円、状態が良ければ十数万円以上といった高い値段が期待できます。

こちらのフェンディのレザー製のバッグであるトゥージュールは、使用感がある状態でした。

買取価格は55,000円です。

こちらのフェンディのレザー製のバッグであるピーカブー アイコニックは、使用感の少ない良好な状態でした。

買取価格は130,000円です。

こちらのフェンディのキャンバスとレザー製のバッグであるズッカ マンマバケットは、使用感がある状態でした。

買取価格は70,000円です。

財布

こちらのフェンディのラウンドファスナー長財布は、商品状態が良いものの場合には、
30,000円の買取価格が付けられています。

こちらはフェンディの人気シリーズであるカーリトのラウンドファスナー長財布です。

使用感の少ないもので、42,000円という買取価格が付けられました。

こちらはフェンディの二つ折り長財布長財布のドットコムです。

やや使用感のみられるもので、28,000円という買取価格が付けられました。

靴(シューズ)

こちらはフェンディのブラックのレザーのサイドゴアブーツです。

状態の良いもので、10,000円という買取価格が付けられました。

こちらはフェンディのグレーのレザーのサンダルです。

状態の良いもので、6,300円という買取価格が付けられました。

こちらはフェンディの人気シリーズであるズッカのリボンパンプスです。

まったくの新品と言っていい状態のもので、7,000円という買取価格が付けられました。

ファーアイテム

こちらはフェンディのミンクファーで作られたロングコートです。

フェンディの毛皮製品には根強い人気と需要があります。

状態が良いもので、250,000円という買取価格が付けられました。

こちらはフェンディの希少性の高いフォックスとミンクの毛皮を使ったファーコートです。

状態が非常に良いもので、180,000円という買取価格が付けられました。

こちらはフェンディのミンクファーを使っているチェスターコートです。

使用感の少ないもので、150,000円という買取価格が付けられました。

ファッション

こちらはフェンディの人気シリーズのズッカ柄のカーディガンです。

20,000円という買取価格が付けられました。

こちらはフェンディの人気シリーズであるズッカ柄のコートです。

20,000円という買取価格が付けられました。

こちらはフェンディのアニマル柄のロングスリーブTシャツです。

4,000円という買取価格が付けられました。

ファッション小物・アクセサリー

こちらはフェンディのモンスターチャームアクセサリーです。

買取価格は15,000円になります。

こちらはフェンディのバレッタです。

4,000円という買取価格が付けられました。

こちらはフェンディのズッカ柄のマフラーです。

2,200円という買取価格が付けられました。

フェンディの買取市場での特徴

ヴィンテージアイテムも人気

ブランド品も、基本的には時間がたつにつれて価格が下がっていくものです。

しかしフェンディの製品の場合、昔販売された品が今もなお人気を保っているということも多く、ヴィンテージ品として販売から年月が経ったアイテムでありながら高い査定を期待できる場合があります。

例を挙げると、1997年に発売のフェンディの代表作であるバケットバッグなどがあり、20年以上経った今となっても人気があるのです。

また、現在また流行が始まるのではないかという兆しがあり、ヴィンテージ品として復刻販売も何度か行われています。

定番・新作問わず人気

ヴィンテージ品が今もなお高い評価を得ているフェンディですが、定番のものや新作も当然買取市場では人気です。

多くの買取業者がフェンディの買取を行っており、フェンディの製品を買い取ってほしい方にとっては沢山の選択肢があります。

ファーコートなどバッグ以外も人気

フェンディの製品で最も人気があるのはバッグですが、それ以外のアイテムに関しても根強い需要があります。

特にファーコートなどは、買取業者によっては専門の募集ページを作るほどの需要があり、そのため高い買取価格を期待することができるアイテムです。

バッグやファーコート以外のアイテムに関しても、常に一定の買い手が存在するために、買い取ってもらえないといったことはあまりありません。

フェンディを少しでも高く売るには

フェンディは非常に評価の高いブランドのため、フェンディのアイテムは買取市場では大きな人気を持ちます。

そんなフェンディのアイテムを、もう使わないから買取に出したいという場合には、少しでも高く売るために気を付けなければいけないことがありますので、解説します

付属品やギャランティカードはセットに

まず最初に気を付けるべきこととして、品物の購入時についてきた付属品やギャランティカードは忘れずに一緒に査定に出すようにしたほうがいいでしょう。

中古の品物にしっかりとギャランティカードがあるということで、その品物がまがい物ではなく正真正銘本物のフェンディのブランド品であるという証明になるからです。

買取業者によって違いますが、ギャランティカードが無い場合にも査定はするが、ギャランティカードがある場合にはプラス査定をするという業者もあります。

また、ギャランティカードがない場合には買取を拒否しているという業者もあります。

業者に真贋を鑑定できるような鑑定士がいない場合には、ギャランティカードが無い品物が本物と偽物のどちらなのかを見分けることができず、買取が難しいということが理由です。

その他、品物の購入時についてきたブランドの箱や布袋などの付属品でも、一緒に出すことで査定に上乗せがあるかもしれません。

ギャランティカードも付属品も、手元にある場合には忘れずに一緒に査定に出しましょう。

不要な物は早めに売る

フェンディのアイテムは、ヴィンテージ品として年月が経っても高い評価を受ける品物もありますし、また需要の高まりによって近年買取査定額が上がっていることなどから、持ち続ければ価値が上がるという認識をされている方もいらっしゃるかもしれません。

また、冬物のコートは需要の高まる秋や冬に売った方が査定が高くなるという考えもあります。

しかし、もう着ないコートや、使わないバッグなどのアイテムは、出来るだけ早く売った方が高い査定になることが多いです。

基本的には発売から時間が経てば経つほど価値が下がっていきますし、長く保管したことによって埃や虫食いなどのせいで状態を落としてしまったら元も子もありません。

もう不要だと感じた場合には、出来るだけ早く買取に出すことをおすすめします。