オーデマ ピゲ

オーデマピゲについて

オーデマピゲとは

世界五大高級時計の一つであるオーデマピゲは、ラグジュアリーなデザインと高いクオリティが魅力のブランドです。

オーデマピゲの時計はマニュファクチュールと呼ばれるもので、精密な内部機構やケース、ベルトなどすべてが手作業で、自社で一貫して作られています。

そのため、一年間で生産される時計の数は、他のブランドよりも少ない約4万本です。

また価格も高く、定価が100万円以上するものが中心であることも、オーデマピゲが特別なブランドであることを表しています。

オーデマピゲの歴史

現在も多くの高級時計ブランドが工房を構えるスイスのジュウ渓谷に、1875年に誕生した時計工房がオーデマピゲの始まりです。

会社を立ち上げたのは、時計師の「ジュール＝ルイ・オーデマ」と「エドワール＝オーギュスト・ピゲ」の2人。

はじめは受注生産だけをしていましたが、高い技術と営業力によって会社が成長し、1882年に「オーデマピゲ」としてオリジナルのブランドをスタートさせました。

オーデマピゲを代表するモデルである「ロイヤルオーク」が登場したのは1972年。

世界的に安価で、正確な時間を知ることができるクォーツ時計が広まっていた時代に、今までの機械時計にはなかった、大きいサイズでスポーティーなデザインの「ロイヤルオーク」を発表したのです。

そしてロイヤルオークのヒットにより、オーデマピゲの人気は不動のものとなりました。

オーデマピゲの人気シリーズと買取相場

ロイヤルオーク

高級機械時計の中で初めてステンレススチールを採用したモデルとして登場したロイヤルオークは、ラグジュアリーな印象のスポーツウォッチです。

ガラス周りにある八角形のぺゼルや、凹凸のあるタペストリー柄の文字盤が特徴的で、オーデマピゲを代表するモデルとして世界中で愛されています。

中古市場でも特に注目度が高いモデルの一つです。

商品名	買取価格相場
ロイヤルオーク 39mm シルバー	～2,600,000円
ロイヤルオーク 41mm ブラック	～3,500,000円

ロイヤルオーク オフショア

ロイヤルオークからエクストリームスポーツバージョンとして登場したのが、ロイヤルオーク オフショアです。

防水性の高いラバー素材を取り入れたり、直径42mmの大きいケースを採用するなど、ロイヤルオークよりもさらにスポーティー感をアップさせたデザインが魅力。

そのファッション性の高さから、多くのセレブに人気があるモデルです。

商品名	買取価格相場
ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ	～2,000,000円
ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ・オートマティック	～2,300,000円

ロイヤルオーク ジャンボ

ロイヤルオークが発表された当初のモデルを復刻して作られたのがジャンボです。

中でも2012年に発売された、ロイヤルオーク誕生40周年記念モデルのエクストラシンは、製造されている本数も少なく、貴重な存在となっています。

商品名	買取価格相場
ロイヤルオーク ジャンボ エクストラシン	～6,500,000円
ロイヤルオーク ジャンボ 金無垢	～2,000,000円

ロイヤルオーク コンセプト

2002年に登場したロイヤルオーク コンセプトは、オーデマピゲの技術の粋を集めた傑作。

複雑機構を組み込んだ見た目にも美しい時計には、最新のハイテク素材が使われています。

オーデマピゲの中でも特に高額のモデルのため、買取価格も応相談となっています。

商品名	買取価格相場
ロイヤルオーク コンセプト Royal Oak	ASK
ロイヤルオーク コンセプト フライングトゥールビヨン	ASK

ミレネリー

「1000年」という意味を持つミレネリーは、1999年に発表されたモデルです。

楕円形のケースが特徴で、古代ローマのコロッセオをモチーフにしているクラシカルな印象の時計。

2006年にリニューアルした際に、ダイヤルを右にずらして中の機構が見えるようなデザインになりました。

商品名	買取価格相場
ミレネリー	～1,200,000円
ミレネリー 750×革	～720,000円

ジュールオーデマ

オーデマピゲを作った「ジュール＝ルイ・オーデマ」への敬意を込めて作られたのが、このジュールオーデマです。

シンプルでスタイリッシュなデザインの中に、手の込んだ装飾や複雑機構を搭載している、存在感のあるモデルです。

ケースの大きさのバリエーションが豊富で、男性女性問わず人気があります。

商品名	買取価格相場
ジュールオーデマ 750×革シェル文字盤	～1,350,000円
ジュールオーデマ 革	～800,000円

レクタンギュラー

オーデマピゲの中でも珍しい、四角いレクタンギュラーのケースを採用したシリーズ。

繊細な文字盤や針が美しい機械時計は、アンティーク時計のファンからも注目される人気モデルです。

商品名	買取価格相場
レクタンギュラー K18	～500,000円
レクタンギュラー黒文字盤	～250,000円

トラディション

2008年に発表されたトラディションは、1923年にオーデマピゲで制作していた懐中時計を元に作られたモデル。

とても薄いケースの中にオリジナルのムーブメントを搭載している、オーデマピゲファンが愛する一本です。

高度な技術を必要とするミニッツリピーターが搭載されたタイプは特に貴重で、買取価格も高くなります。

商品名	買取価格相場
トラディション エクストラシン	～1,200,000円
トラディション ミニッツリピーター トゥールビヨン	ASK

その他

伝統的な技術を守りつつ新しい試みを常に続けているオーデマピゲは、新しいモデルをどんどん生み出しています。

そのため、流通している本数は少ないのですが、種類の豊富さが特徴です。

買取市場でもさまざまなオーデマピゲが取り扱われていて、生産が終了しているモデルでもニーズの高いものがたくさんあります。

ロイヤルオーク デュアルタイム

ロイヤルオークシリーズから登場したデュアルタイムは、2006年に発表されました。

基本の時計表示に加えて、時差のある場所の時間を表示するサブダイアル、カレンダー、あとどのくらい時計が稼働できるかを表すパワーリザーブメーターが文字盤の中に組み込まれています。

多機能ですが、ケースの厚さは薄くてすっきりとした印象です。

商品名	買取価格相場
ロイヤルオーク デュアルタイム 黒文字盤	～1,500,000円
ロイヤルオーク デュアルタイム 革	～450,000円

コブラ

現行のオーデマピゲの時計とは雰囲気がガラッと異なるのがコブラです。

ブレスレットと時計が一体になったデザインで、ずっしりと重厚な雰囲気が特徴。

存在感のある時計が好みの方に人気があります。

商品名	買取価格相場
コブラ K18WG金無垢	～260,000円
コブラ K18WG 12P ダイヤインデックス	～230,000円

※全ての相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

オーデマピゲの買取市場での特徴

円安の景況で買取額が上昇

海外ブランドの商品は、為替レートの変動が商品価格に影響します。

そのため円安になると商品価格が上昇し、あわせて買取価格も上がります。

オーデマピゲは価格が高いため、円安時と円高時の価格に差が開くのが特徴です。

安定した人気があるため高価買取

オーデマピゲは世界的に人気も知名度もあるブランドです。

人気があるということは需要が常にあるということなので、買取価格は高値で安定しています。

特に人気モデルや生産本数が少ない貴重なモデルなどでは、定価に対して8割以上、場合によっては定価よりも高い金額で取引されることもあります。

ロイヤルオークのような世界的に人気の高いモデルは、正規店で購入すること自体が難しい場合もあり、中古品の需要も高くなるのです。

このようなオーデマピゲは高価買取いたします

廃盤・限定モデルで人気の高いもの

中古市場でオーデマピゲ人気は、やはりブランドの代名詞とも言えるロイヤルオークがNo.1です。

投資目的や愛好家によるコレクションというニーズもあるため、元々の定価よりも高い価格で取引されることも。

そのため希少価値が高い廃盤モデルや数量限定で生産されたモデルは、特に買取価格が高くなる傾向にあります。

また、ロイヤルオーク以外にも現在は手に入らないモデルは高値での買取が期待できます。

・ロイヤルオークの廃盤モデル ・ロイヤルオークのジャパンブティック限定モデル ・ロイヤルオークの世界300本限定モデル ・ロイヤルオーク オフショアの廃盤モデル ・ミレネリー ・コブラ

時計としての価値に加え、コブラなど金無垢のタイプは素材の価値が高いことから、買取価格も高くなる場合があります。

保存状態が良好なもの

新品未使用はもちろん高額で買取されますが、保存状態も良く、傷が少ないものなども高値で買取されています。

将来的に買取に出すことを考えていらっしゃる場合には、なるべく傷がつかないように取り扱うことをおすすめします。

オーデマピゲを少しでも高く売るために

購入時の付属品はすべてセットに

オーデマピゲを購入すると、雲上ブランドにふさわしい高級感のある付属品が付いてきます。

買取査定に出す場合には、それらの付属品を合わせてセットにして出しましょう。

・内箱 ・外箱 ・保証書ブック ・取扱説明書 ・専用工具

製品によって異なるデザインの付属品が付いている場合もあり、時計ファンやコレクターにとっては、付属品にも大きな価値があるのです。

また付属品がなくても買取可能ではありますが、付属品が揃っている方が買取価格は高くなる傾向があります。

できる範囲でお手入れしてから査定へ

非防水の時計やレザーストラップは水につけることはできませんが、防水の時計やメタルブレスレットはぬるま湯で洗うことができます。

また、購入から2年以内にオーデマピゲの公式サイトから保証の延長を申請することで、5年間国際補償を受けることができます。

オーデマピゲの時計が国際補償の期間内であれば、メンテナンスをしてから買取査定に出すことも可能です。

ただし、オーバーホールなど有償でのメンテナンスを行うのは、その費用分が買取価格に上乗せされることはないので、そのまま査定に出した方が良いケースもあります。

不要なアイテムの売却は早めに

オーデマピゲの時計は高級時計の中でも人気が高く、買取価格も高くなっています。

特に正規店で新品を買うことが難しいロイヤルオークは、中古で買いたいという人が多く、中古市場での取引が活発です。

高いニーズがある今、使っていないアイテムがあるという場合は早めに売却することをおすすめします。