チュードル

チュードル(チューダー)について

チュードル(チューダー)とは

チュードルとはイギリスで誕生した時計ブランドです。

1926年に、かの有名な「ロレックス」のファミリーブランドとして登場しました。

以降「ロレックスには手が届かないけど似たような腕時計を安く手に入れたい」、という顧客ニーズに応えるようなかたちで徐々に市場を拡大。

チュードルは、ファミリーブランドのロレックスと同じ部品を使用していることから、デザインが似ているものも多いです。

低価格かつ高品質な腕時計が買えるブランドとして、今では日本のみならず世界各国で人気を集めています。

チュードル(チューダー)の歴史

チュードルは1926年、ロレックスの創業者である「ハンス・ウィルスドルフ」の手によってイギリスで誕生しました。

その後商標登録がされ、1932年にオーストラリア向けに初代チュードルが販売されるように。

以降、ヨーロッパをはじめ世界各地で販売されるようになりました。

またブランド名のチュードルとは、アイルランドとイングランドに王国を築いた「チューダー家」にちなんで名付けられました。

しばらくはチューダー家の家紋である「薔薇」をブランドロゴとして使用していましたが、1970年以降は「盾」をモチーフとしたロゴを採用しています。

また先述したように、ロレックスのファミリーブランドであることから、ロレックスの部品や技術が惜しげもなく使われているのが特徴です。

チュードル(チューダー)の人気モデルと買取相場

ブラックベイ

ブラックベイは、チュードルの数あるモデルの中でもっとも人気のあるモデルです。

ブラックの時計盤にホワイトの指針、またチュードルの代名詞ともいえる「イカ針」を使用。

シンプルながらも洗練されたデザインが多くの人を魅了しています。買取相場も高い傾向にあり、種類によっては～400,000円を超えるものも。

名称	買取価格
ブラックベイ クロノ S＆G ブレス 79363N	430,000円
ブラックベイ ロノ S＆G レザー 79363N	380,000円
ブラックベイ S＆G ブラック ブレス 79733N	270,000円
ブラックベイ ブラック エイジドレザー 79230N	200,000円

ヘリテージ

ヘリテージは、1946年から60年以上にわたってチュードルで生産販売されている伝統モデル。

昔ながらの技術と現在の技術を融合させたコレクションとなっています。

買取相場も高い傾向にあり、200,000円前後で取引されることが多いです。

名称	買取価格
ヘリテージクロノグラフ ブルー ブレス 70330	～260,000円
ヘリテージクロノグラフ ブルー ファブリック 70330	～190,000円
ヘリテージクロノグラフ ブラック ブレス 70330	～240,000円
ヘリテージクロノグラフ ブラック ファブリック 70330	～190,000円

ぺラゴス

ペラゴスは、チューダーの数あるモデルの中でも「落ち着きのあるデザイン」で人気を集めるモデルです。

イカ針を使った独特の設計、またチタン製のベルトやケースを使うことでアンティークさが表現されています。

落ち着いたデザインに人気があることから買取相場は比較的高めで、200,000円以上で売れるケースが多いです。

名称	買取価格
ぺラゴス ブルー ブレス 25600TB	～250,000円
ぺラゴス ブラック ブレス 25600TN	～230,000円
ぺラゴスLHD ブラック ブレス 25610TNL	～230,000円

ノースフラッグ

ノースフラッグは、1952年に発売された「オイスタープリンス」から着想を得たモデルです。

日本では2019年に初上陸しており、ブラックを基調としたフラットな時計盤をベースに、イエローの秒針、ホワイトのバーインデックスなど随所に目立ったカラーが入っています。

名称	買取価格
ノースフラッグ ブレス 91210N	～210,000円
ノースフラッグ ブラック レザー 91210N	～190,000円

クロノタイム

クロノタイムは、ロレックスの人気モデル「デイトナ」に相当する機能やデザインを持っているモデルです。

初期の頃は「カマボコ」と呼ばれ親しまれており、インダイアルは6時、9時、12時の3つ。

ロレックスのデイトナと違ってデイト表示が付いており、タキメーターの目盛が500まであるのが特徴です。

名称	買取価格
クロノタイム 79170	〜610,000円
クロノタイム 79260	〜260,000円
クロノタイム 79180	735,000円

サブマリーナ

サブマリーナは、ロレックスでもよく聞くモデルのひとつ。

チュードルのサブマリーナは防水対応が200Mまでとなっており、ロレックスよりもやや劣ります。

一方デザイン面では「イカ針」を採用しているなどロレックスにはない魅力を持っています。

現在チュードルのサブマリーナは、生産終了となっているため新品購入ができません。

名称	買取価格
サブマリーナ 75190	〜190,000円
サブマリーナ 79090	〜400,000円
サブマリーナ 9411/0	～240,000円

オイスタープリンス

オイスタープリンスは、スクリューバック仕様になっているステンレススチール製の「オイスターケース」が付いている種類です。

インデックスの形状やアルファ型の針など、他ではあまり見かけないルックスが魅力的。

種類によって買取価格はさまざまですが、アンティークやデイデイトは高額査定される傾向にあります。

名称	買取価格
オイスタープリンス ヴィンテージ 7946	〜55,000円
オイスタープリンス アンティーク 90220	〜400,000円
オイスタープリンス デイデイト Ref.94710	～100,000円

その他

チュードルには、上記でご紹介した人気モデル以外にも数多くのモデルを販売しています。

たとえば「ミニサブ」「プリンセスデイト」「デカバラ」など。

人気モデルと比べると買取相場はやや落ちますが、それでも数万円の価値が付くので一度査定に出してみるのも良いでしょう。

名称	買取価格
ミニサブ 73090	～100,000円
プリンセスデイト 73190	～70,000円
デカバラ 7966	～50,000円

※全ての買取価格相場は目安であり、実際の買取価格をお約束するものではございません。

チュードル(チューダー)の買取市場での特徴

チュードルの買取市場にはどのようか特徴があるのでしょうか。

買取に出す前に以下のポイントを押さえておきましょう。

以前に比べ買取相場が上昇傾向

チュードルの買取相場は、以前と比べて上昇傾向にあります。

ロレックスよりも安価に製造・販売できるのが大きな理由です。

やはり「良い品質のものを安く手に入れたい」というユーザーが多く、今なお需要が増え続けています。

新型コロナウイルスによる世界的な不景気もわずかながら関係しているでしょう。

品質・デザイン性に定評

チュードルの品質やデザイン性に価値を感じている人が多いようです。

ロレックスとほとんど同じパーツを使っていること、見た目がほぼロレックスであることなど、低価格ながらも超高級ブランドと遜色ない腕時計が手に入るとチュードルを選ぶ人が増えています。

<h2>このようなチュードル(チューダー)は高価買取いたします</h2>
高く売れるチュードルの腕時計をご紹介しましたが、高価買取されやすい傾向のものも存在します。

なかでも以下のようなチュードルは高値で取引されやすいです。

生産終了モデルや人気の高いもの

すでに生産終了してしまったモデルは「希少性」が高いため高価買取が期待できます。

チュードルだと「ブラックベイ ブロンズ Ref.79250BM」や「プリンスデイトデイ 76214」などが該当します。

また販売中の中でも、人気の高いものも高価買取が期待できるでしょう。

たとえば「ブラックベイ クロノ S＆G ブレス 79363N」や「ヘリテージクロノグラフ ブルー ブレス 70330」などです。

ブラックベイやヘリテージの中でも状態の良いものは、かなりの高値で取引される傾向にあります。

状態がよいもの

チュードルに関係なく「製品の状態」も買取価格に大きく影響します。

腕時計の表面にキズが付いている、なんらかの理由で針が正確に動かないなど、見た目や機能面に影響がある場合は買取価格が大きく下がってしまいます。

そのため、できるだけ「買った当時のまま」の状態で売るよう、日頃から腕時計のケアをしてあげることが大切です。

チュードル(チューダー)を少しでも高く売るために

せっかくチュードルを売りに出すのなら、できるだけ高く売りたいのが本音ですよね。

ここでは、チュードルを少しでも高く売るためのポイントをいくつかご紹介します。

購入時の付属品はすべてセットに

購入時に付いてくる付属品はすべて一緒に売るのがベターです。

たとえば箱や説明書、保証書、特に重要なのが「保証書」です。

その商品の価値に大きく影響を与えるという意味で「ギャランティーカード」ともいわれています。

なぜ保証書が重要なのか、それは世の中には「完璧な品物」を求める愛好家が多いから。

その腕時計が本物かどうか確かめるという意味でも保証書は重要になります。

また購入後に別のベルトに変えた場合は、付属のベルトに付け替えてから売ることをおすすめします。

できる範囲でお手入れしてから査定へ

腕時計を売りに出す際は、自分でできる範囲でお手入れしておくのがおすすめ。

特に細かく手入れする必要がありませんが、査定前に「布で拭く」くらいのことは自分でやっておいても良いでしょう。

やるのとやらないのとでは製品の見た目も変わってきます。

少なからず買取金額にも影響を与えます。

もっと綺麗な状態で売りたいという理由で「研磨」をする人もいますが、時計を磨くのは基本的にNGです。

慣れない人が研磨を行うと、かえって時計にキズが付いてしまうこともありますので、無理せずできる範囲で時計をケアしてあげましょう。

不要なアイテムの売却は早めに

売ろうかどうか迷っている場合は、できるだけ早めに売ってしまうのが吉です。

腕時計をはじめとするブランド物は、トレンドや経年数による価格の変化が激しい傾向にあります。

なかには10年20年経過しても価値がまったく下がらないブランド品もありますが、基本的には時間が経つにつれて価値が下がると考えておいてくださいね。

ウリエルでは、腕時計をはじめ記念硬貨や宝石などさまざまなブランド品を買取しています。

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