IWC

IWCの買取について

IWC（International Watch Company）は、1868年に設立されたスイスの高級腕時計メーカーです。
無駄がないシンプルなデザインと、精巧で高い機能性が世界中から評価されており、日本でも高い人気を誇っています。

IWCの腕時計は中古市場でも需要があり、状態が良いものや、あまり出回っていない希少性の高いものは、高価買取が期待できます。
ウリエルには、専門知識を持った査定士が在籍しており、しっかりと価値を見極めることが可能です。

IWCが高く買取できる理由

IWCの腕時計を高く買取できる理由は、古いモデルであっても需要が衰えないからです。

通常、ブランド品の古いモデルは買取価格が安くなる傾向にありますが、IWCの時計は大きく値が下がりません。
シンプルなデザインかつ、機能性と実用性が備わっているアイテムは流行に流されずに身に着けられるため、世界中の人々から人気があります。
特に、「ポルトギーゼ」や「アクアタイマー」などのIWCの定番シリーズは、発売中のモデルや生産終了のモデルに関係なく需要があるシリーズです。

高く売れるポイント

IWCの腕時計を少しでも高く売るために、以下のポイントをチェックしておきましょう。

付属品の有無

付属品が揃っていると高価買取が期待できます。
IWCの時計を新品で買うと、箱や保証書、ブレスレットのコマといった付属品が付いてきます。
付属品の有無は査定額に大きく影響するので、付属品も大切に保管するようにしましょう。

保証書日付が1年以内

保証書日付が1年以内の物は高価買取が期待できるでしょう。
保証書の日付が新しいほど、新しいモデルであることが分かり、需要があります。
また、少なからずブランド品は流行に買取価格が左右されるので、古いモデルになる前に査定に出した方が買取価格が高くなりやすいです。

傷が少ない美品

傷がない美品は、高い値が付きます。
査定品の状態で買取価格が変動し、美品の物は購入者が多いので高額で買取がされます。
また、傷がひどい場合でもクリーニングに出す必要はありません。
ウリエルではどんな状態の製品でも査定いたしますので、一度無料査定をご利用ください。

機能に不具合がない

機能に不具合がないかを確認してから査定に出すようにしましょう。
腕時計に良く起こる不具合は、時計の針やカレンダー機能の故障、時間の遅れなどです。
機能の不具合がないだけで、査定額が数万～数十万円ップすることがあります。

より高値が期待できるシリーズ

IWCの中でも特に高価買取が期待できるシリーズを紹介します。

IWC ポートフィノ ハンドワインド 8DAYS IW510107

ガンギ車、テンプ、アンクルの動きが覗けるデザインが特徴的で、8日間のパワーリザーブを実現した高い機能性が、コレクターから人気です。
2017年以降に相場が上がり、価格変動が少ない状態です。

IWC ビッグパイロット トップガン ミラマー IW501902

カリフォルニア州にあるミラマー海軍航空基地にちなんで作られた時計です｡
定価が約1,700,000円と高額なため、中古市場でも600,000円前後と高額で取引がされています。

IWC ポルトギーゼ クロノ IW371480

シンプルで見やすいインデックスが、年代問わず人気があります。
ステンレススチール、イエローゴールド、ピンクゴールドの中でもピンクゴールドが一番人気で、700,000円以上の買取価格が付くこともあります。

IWC インジュニア IW322504

メルセデスベンツのチューニングメーカーのAMGとのコラボモデルで、セラミックケースが使われた珍しい製品です。
セラミックケースは傷が付きやすく、美品である場合は500,000円前後の高値が付きます。

IWC ポルトギーゼ ヨットクラブ IW390503

43.5mmと小ぶりのケースと、伸縮性のあるラバーストラップが特徴的です。
ビジネスシーンでも使用することができ、一定の人気があります。

IWC ポルトギーゼ 7デイズ IW500114

日付表示、パワーリザーブインジケーター、スモールセコンドがコンパクトに収まっているモデルです。
主張が少ないシンプルなデザインが多く人からの支持を集めています。

IWC ポルトギーゼ パーペチュアルカレンダー IW502303

7日間のパワーリザーブを確保する2つの香箱が特徴的です。
スタイリッシュなデザインと高い機能性が中古市場でも人気があります。

IWC ダヴィンチ 3570-034

黒の文字盤が特徴的なモデルです。
製造が終了しており、流通量が多くないので、600,000円前後の高値が付きます。

IWC アクアタイマー クロノ IW379503

IWCが自然科学者ダーウィンに捧げたモデルです。
世界限定500のみの製造で、非常に希少価値が高いため、中古市場でも高額で取引がされています。

IWCの買取は安い？

IWCの買取価格は定価の4〜6割になることが多く、中古市場ではリセールバリューが高く価値のある時計です。
しかし、世間的にはロレッスクスなどのバブル状態の腕時計が目立つため、比較して「安い」というイメージをもつ方が少なくないのでしょう。

また実際に査定する際は、お持ちになった時計そのものの状態の良し悪しや、付属品の有無によっても買取価格が変わります。

買取価格が安くなるのはどんな腕時計？

人気ブランドの高級腕時計なのに査定額が安い場合には以下のような理由が考えられます。

そのモデルの市場価格が安い

人気ブランドの時計であっても、市場で人気がないモデルの場合は買取価格が安くなります。

時計の状態が悪い

壊れて動かない時計や、傷やサビが多い時計は、買取価格も安くなります。
ただし、希少価値が高い時計あれば状態が悪くても高価買取となる場合もあります。

パーツや付属品が揃っていない

パーツが欠けていたり箱や保証書などをなくしていたりすると、買取価格も安くなります。

買取価格に納得できない時はどうする？

買取価格が安いと感じたら、まず「なぜその価格なのか」査定士に説明してもらいましょう。
説明を聞いても納得できない場合は、複数店舗で見積もりしてもらい、一番納得できる買取店で売却してください。

IWCの歴史

IWCは1868年、アメリカ出身の時計技師である「フロレンタイン・アリオスト・ジョーンズ」によって創業されました。
ジョーンズは、スイスの伝統技術とアメリカの近代技術を用いて最高品質を目指し、機能性に優れた唯一無二の腕時計を数多く生み出しました。

人気シリーズである「ポルトギーゼ」と同じころに発表された「パイロット・ウォッチ」は、世界各国の軍のパイロットたちに使用され、高い信頼を得ました。
その後、「ハンス・エルンスト・ホムバーガー」がIWCの事業を引き継ぎ、耐磁性のあるインヂュニアを発表します。

数年後にはアクアタイマーが登場し、防水機能の高さが評判になりました。
2000年にIWCはリシュモングループの傘下に入りますが、創業当時の意思を受け継いで、シンプルで機能性の高い時計を作り続けています。