タグホイヤー

タグホイヤーの時計の買取について

タグホイヤーは抜群のデザイン性や実用性、優れたコストパフォーマンスが人気の老舗ブランドで、市場での需要が安定しており買取率も高いのが特徴です。

周囲のブランドが価格相場を上げる中でも、ミドルクラスとしてのステータスを保ちながらコスパの良さを維持しています。

もちろんただ安いだけではなく時計としての品質も抜群。

創業160年で培ったノウハウを活かして競合のロレックスやオメガ、ジャガールクルトなどといった業界きっての名門どころに立ち並んでいます。

現在では「手の届くラグジュアリー」をコンセプトとし、その実用性やかっこよさから若い世代を中心に支持を集めています。

知的で明確なブランド戦略によって名声を得たタグホイヤーは、市場で非常に高い需要を誇り、査定の際も高価買取が期待できるのです。

タグホイヤーの買取価格相場

ここでは、タグホイヤーの時計の買取価格相場を紹介します。

個体差はありますが、ぜひ参考にしてみてください。

シリーズ	買取価格相場
CAR201V.BA0714 カレラ ホイヤー01	200,000円
CAR2110.BA0720 カレラ キャリバー1887	90,000円
CBK2110.BA0715 カレラ キャリバー16	120,000円
CAR2A1W.BA0703 カレラ ホイヤー01	170,000円
CS3140.BC0727 カレラ クラシック	300,000円
CAT2010.BA0952 リンク キャリバー16	70,000円
WAT201A.BA0951 リンク GMTキャリバー7	100,000円
WAY201A.BA0927 アクアレーサー キャリバー5	70,000円
CAY211B.BA0927 アクアレーサー キャリバー16	100,000円
CAW211P.FC6356 モナコ キャリバー11	220,000円
CW2118.FC6207 モナコ ヴィンテージ	150,000円
CAZ2012.BA0876 フォーミュラ1 キャリバー16	80,000円
WAZ201A.FC8195 フォーミュラ1 デヴィット・ゲッタ	60,000円

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではありません。

タグホイヤーの相場は70,000～300,000円となっています。

さまざまなラインナップがあるだけに相場も幅広いですが、全体的にはとても高値で買取されています。

タグホイヤーの人気時計シリーズ

ここでは、タグホイヤーの人気時計シリーズについて解説します。

アクアレーサー

アクアレーサーはプロフェッショナル用計器深海をイメージして作られた究極のツールウォッチです。

強靭なステンレスフィール製ブレスレットが採用され、過酷な状況でも信頼できる時計といわれています。

もちろんスポーツウォッチとしての性能は抜群で、手袋を着けたままでも操作できるようケースを6個のスタッズで固定。

粉塵や水の侵入も防止し、アグレッシブなスタイルにおいても精度を維持しています。

スティール製ならではのスタイリッシュさだけでなく、ダイヤモンドやゴールドをあしらったモデルも展開しており、さまざまな魅力を感じるラインナップです。

フォーミュラ1

フォーミュラ1は1983年に発表された画期的なコレクションです。

鮮やかな色彩や楽しいパッケージからは遊び心も感じます。

ケースはプラスチック製で、ケース周囲のベゼルデザインはレーシングからインスピレーションを得た、まさにタグホイヤーの象徴でもあります。

タグホイヤーがコミットしてきたF1のモーターレーシングからインスピレーションを受けており、ただカジュアルなだけでなく耐衝撃性も安定。

品質検査では60項目以上の検査に合格した実力派ですが、力強さだけでなく若々しさやグラマラスさも感じさせます。

著名なF1レーサーにも愛用されているプロフェッショナルモデルといえるでしょう。

リンク

タグホイヤーのキ―ワードでもある曲線美を追求した無駄のない動きはもちろん、その精度の高さも感じさせるリンク。

唯一ブレスレットデザインから出発したモデルで、重厚感がありながらもしっかりと手首に巻きつくデザインです。

ラグジュアリーウォッチとしての人気も高く、ポリッシュやサテンの仕上げによってスポーティーかつシックな印象に仕上がっています。

スタイリッシュでフラットなデザインは現代的で、手元を個性的に魅せることができるでしょう。

カレラ

ラグジュアリーなスポーツモデルとして人気を博したカレラ。

高級感漂うデザインですが、ひとめで時間がわかるクロノグラフを搭載し、実用性にも長けています。

革新的でタフなイメージーを認知させ、モータースポーツにインスパイアされた彼らならではのスピード感ある外観が魅力的です。

世界のトップドライバーからも支持を得ており、かつてない最先端のデザインとして新時代の幕開けを切り拓いたモデルです。

グランドカレラ

2007年に発表されたグランドカレラは最上級ならではのディテールが施されたモデル。

グランドカレラは文字通りカレラのプレミアムコレクションとして製造され、ラインナップの中でも特にレーシングウォッチとしての作りが強調された名作です。

針の代わりに回転盤を採用した「ローティングシステム」は、モータースポーツ界で有名なグランツーリスモを彷彿とさせるでしょう。

また、現在はすでに製造終了してしまっており、購入の際は中古になってしまいます。

突き詰められたこだわりを体現したグランドカレラは、多くのコレクターやユーザーに人気があり、市場で貴重なモデルとなっています。

モナコ

発表されたクラシックなモナコですが、ビンテージ性はもちろん現代性も兼ね備えた大胆なデザインです。

時計愛好家にも愛される挑発的なデザインで、当時は従来の時計業界の概念を打ち破る最先端のモデルといわれました。

特徴的なスクエアケースの防水時計で、世界初の自動巻きクロノグラフ搭載。

緻密な計算をもとにケースをカットし、サファイアガラスによって傷が付きにくくなるようにするなど機能性も優秀です。

モータースポーツにコミットしたタグホイヤーと、縁のあるサーキットが所以となって開発されたモナコは、後に復刻モデルも多数リリースされています。

オウタヴィア

オウタヴィアは最古のコレクションではありますが、1933年～1963年まで航空機や自動車のダッシュボードカウンターとして、その信頼を確固たるものとして築き上げました。

1962年からはクロノグラフとなり、23年間で85以上のラインナップを展開。

そのオウタヴィアという名前は自動車と航空を意味する単語を掛け合わせた造語で、認定クロノメーターとしての実力も感じさせます。

2003年にはクッションケース入りの復刻モデルを発表し、長い歴史を経た現在もヴィンテージ時計のコレクターから支持されています。

モンツァ

1976年に発表されたモンツァは、F1イタリアグランプリが行われる「モンツァ・サーキット」の名前が所以となっているモデル。

当時タグホイヤーはフェラーリのレーシングチームのタイム計測を行うほどの関係性で、モータースポーツに貢献してきたタグホイヤーのこだわりが感じられます。

F1のイメージカラーである黒や赤を貴重としたデザインで、どこかレトロな情景も感じさせます。

歴史的なデザインながらも魅力的で、現代も復刻モデルとして再誕する人気のシリーズです。

タグホイヤーの時計はなぜ高く売れる？

独自のスタイルを貫くタグホイヤーは男女問わず人気で、中古市場でも高い人気を誇るため高値で買取されます。

創業当時からモーターレースやF1にコミットし、スポーティーな歴史を築いてきたタグホイヤー。

スピード感があり機能性の高いデザインは、着用シーンやスタイルを選びません。

コレクターの支持もあり、中古市場での人気が衰えないため、売却の際は高値での査定が期待できるでしょう。

タグホイヤーの時計の歴史

1860年に創業されたタグホイヤー。

クロノグラフの木基礎にもなっている振動ピニオンの開発や、自動車の旅程計付きダッシュボードタイマーなどを続々と発表し、さまざまな特許を取得します。

1/100秒単位まで計測可能なマイクログラフによって、世界で初めて特許を取得したことも有名です。

スポーツに関わってきたタグホイヤーだからこそこだわる「計測」という視点は、独自のスタイルやデザイン、機能を生み出し、多くのプロフェッショナルに愛されました。

現在に至るまで強い信頼を築き上げ、TAG（Techniques d’Avant-Garde）ビジネスグループの傘下として最先端の時計製造を続けています。