バカラ食器の高価買取はウリエルへ!最新の相場や高く売るコツをご紹介
ご自宅に使っていないバカラの食器類があれば、今が高く売るチャンスです。バカラが扱うクリスタルガラスは、世界中で人気の最高級品。透明度の高さが大きな魅力なので、傷んで価値が下がる前の買取相談がおすすめです。ウリエルでは、バカラ製品を積極的に買取いたしますので、まずは無料査定をご利用ください。
バカラの買取例
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バカラ/ワイングラス カプリ/6客セット
買取価格¥30,000 -
バカラ ベガ ロックグラス
買取価格¥1,000 -
バカラ ハーモニーハイボール
買取価格¥1,000 -
バカラ ハーモニータンブラー
買取価格¥1,000 -
バカラ エトナ ロックグラス
買取価格¥1,000
2つの買取方法
お客様の声
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箱のまま取ってあったのでいい金額になりました
お祝い事などでいただいたグラスを買い取っていただきました。いいものですが使う機会がなく箱のまま取ってあったのでいい金額になりました。
ウリエル査定士からのコメントバカラのグラスを査定させていただきました。頂き物ということで中には名前入りのものもありましたが、未使用・箱付きということでしっかりお値段をつけてお買取させていただきました。バカラのようなクリスタル食器は傷などが目立つと買取金額も下がりやすくなりますので、お手入れや保管方法にも注意が必要です。ウリエルでは査定時にお手入れ方法などのアドバイスもさせていただきますので、是非お気軽にお声かけください。この度はご利用誠にありがとうございました。
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良心的なお店です
夫婦そろってお酒が好きなのでグラスもこだわっていましたが、引越しでいくつか手放すことにしました。嫁と私のものを合わせて買取をお願いしたところ、予想していたよりも高く売れたのでよかったです。良心的なお店です。
ウリエル査定士からのコメントバカラやティファニーなどのグラス複数をお持ち込みいただきました。どれも目立った傷はなく、美品でした。箱もきれいな状態でしたので、大切に扱われていたことが分かりました。またのご利用をお待ちしております!
2つの買取方法
バカラの買取について
バカラ(Baccarat)は、世界的にも有名なクリスタルガラス製品を取り扱う、フランス発祥のラグジュアリーブランドです。
透明度の高さと巧みなカッティング技術が魅力的なバカラのクリスタルガラスは、ヨーロッパの王室をはじめモロッコやタイの王室、日本の皇室など王族皇室にも広く愛用されてきました。
バカラのクリスタルガラスは最高品質を誇り、買取市場でも高値で取引されている傾向にあります。
特に、19世紀までに製造された「オールドバカラ」と呼ばれる製品は、かなりの高額査定となることも。
ウリエルでは、バカラの買取を強化しております。
専門知識を持つ査定士が対応いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
バカラの買取相場
バカラといえばクリスタルガラスの食器が特に有名ですが、テーブルウェア以外にも置物やアクセサリー類などさまざな製品が展開されています。
食器のシリーズや製品の種類ごとの買取相場は、以下のとおりです。
シリーズ・種類 | 買取相場 |
ベルーガ | ~10,000円 |
グローリア | ~10,000円 |
モザイク | ~10,000円 |
ハバナ | ~10,000円 |
マッセナ | ~20,000円 |
アルクール | ~20,000円 |
パルメ | ~20,000円 |
ピアス | ~20,000円 |
クリスタルオブジェ | ~30,000円 |
エブリデイ | ~30,000円 |
ラッキーキャット(招き猫) | ~30,000円 |
リング | ~50,000円 |
ネックレス | ~100,000円 |
ランプ | ~200,000円 |
花瓶 | ~250,000円 |
シャンデリア | ~700,000円 |
※相場はあくまでも目安であり、買取価格を約束するものではありません。
ランプや花瓶、シャンデリアなどは、そのサイズや厚みからも高額になりやすい傾向にあります。
食器類はシリーズや保存状態にもよりますが、10,000円以上の査定となることもしばしばあります。
バカラを高く売るコツ
高価買取となることが多いバカラの製品ですが、査定額を下げてしまわないためにおさえておきたいポイントがあります。
査定に出す前に、以下の4点を確認しておきましょう。
箱などの付属品をつける
バカラに限らず、買取では新品購入時の状態に近づけることが高価買取のコツと言えます。
買取市場でも人気のバカラは、箱などの付属品がない状態でも買取可能なことがほとんどですが、付属品が揃っていればさらに査定額はアップします。
お手元に専用の箱や袋、ギャランティカードなどがある場合は、それらの付属品も揃えて査定に出しましょう。
セット品はまとめて売る
グラスコレクションやペアグラスのように、もともとセットで販売されている製品は、やはりセットとしての価値が高く評価されます。
単品でも買い取ってもらえる可能性は高いですが、セット内容が揃っている場合はまとめて売った方が高値がつきます。
セット品の売却をお考えであれば、同じタイミングでまとめて査定に出すのがおすすめです。
査定前にお手入れを
保存状態が良好な製品は、たとえ未使用品でなくても高値がつきやすくなります。
査定前にほこりを払う、目立つ汚れを落とすなどといったお手入れを行い、なるべくきれいな状態で出品しましょう。
ただし、薬品を使うなど無理なお手入れはかえって製品を傷めてしまうこともあるため、できる範囲でのお手入れを慎重に行うことがポイントです。
なるべく早く売る
バカラのクリスタルガラスはその透明度の高さに大きな価値があり、くすみや傷があるほど買取価格は下がってしまいます。
そのため、手放そうと決めたらなるべく早めに査定してもらうことをおすすめします。
保管時は直射日光を避け、箱がある場合は箱の日焼け、潰れなどにも注意しましょう。
バカラ定番の人気シリーズ
豊富なラインナップで、用途や好みにぴったりの製品がきっと見つかるのも、バカラの魅力のひとつです。
1764年創業の長い歴史を持つバカラは、今日に至るまで数多くのシリーズを生み出してきました。
以下、バカラの人気シリーズについて詳しくご紹介します。
アルマニャック
高級ブランデーの名産地として知られる、フランス南西部のアルマニャック地方から名づけられた「アルマニャック」。
葉のように重なり合う斜めのカットが施されたグラスデザインで、光と影が織りなすコントラストの美しさが魅力的なシリーズです。
飲み物を注ぐと、光の反射や屈折によって華やかに煌めきます。
その名にふさわしく、ブランデーやウイスキーといった琥珀色の飲み物との相性が抜群で、食器の種類としてはタンブラーが特に人気です。
1952年~1986年に製造され、現在は廃盤モデルとなっているハイボールグラスは非常に希少価値が高くなっています。
アンタンジブル スピン
「実体のない」という意味を持つ「アンタンジブル」のシリーズのうち、渦巻くようなカットが特徴の「スピン」。
アンタンジブルは、デザイナーやアーティストなどとしてマルチに活躍する、イスラエル出身のアリック・レヴィが手掛けたシリーズで、2007年に発表されました。
そのなかでもスピンは風をイメージしたデザインで、グラスの底から渦巻くようなカットが施されており、まるで回転しているかのような印象を受けます。
ロックグラスやタンブラーが展開され、底部にはアリック・レヴィのサインが彫られています。
バカラのグラスのなかでも、現代的かつ個性的なデザインで人気が高いモデルのひとつです。
ベガ
1995年に発売され、現在ではバカラを代表するベストセラーとなっている「ベガ」。
七夕の織姫星としても知られる、こと座の一等星「ベガ」の名がついたグラスです。
重なるダイヤのようなステムのデザインが特徴的で、その名のごとく星のような輝きを感じさせます。
デザインは、フランス国立工学院卒の「イヴ・サヴィネル」と「ジル・ロゼ」が手掛け、モダンなデザインに仕上がっています。
ワイングラスやシャンパングラスなどラインナップが豊富で、さらにボウル部分に色付きガラスを使用したものもあり、カラー展開も楽しむこともできる人気シリーズです。
アンタンジブル ホライズン
2007年に発表された、実体のないことを意味する「アンタンジブル」のシリーズのうち、地平線をイメージしたデザインの「ホライズン」。
アンタンジブルは、デザイナーやアーティストなどとして世界的に著名な、イスラエル出身のアリック・レヴィが手掛けたシリーズで、「自然」から着想を得ています。
ホライズンは、その名のとおり地平線を思わせる横長の水平なカッティングが入ったデザインで、シンプルながらも独創性のあるグラスに仕上がっています。
グラスの底部にアリック・レヴィのサインが刻まれているのも、アンタンジブルシリーズならではの特徴です。
アウステルリッツ
ステムの形状や長さが特徴的で、個性的なシェイプの「アウステルリッツ」。
六角柱のような形状のステムは、同年代の他のグラスと比べてやや長く、ボウル部分の手前で引き締まったような独特なバランスにデザインされています。
アウステルリッツの名は、ナポレオン・ボナパルト率いるフランス軍が、ロシア・オーストリアの連合軍に大勝したという「アウステルリッツの戦い」を由来とします。
廃盤となったモデルのため、たいへん希少性が高いシリーズで、なかでもリキュールグラスの底部分に施されたカットが美しく、人気が高い逸品です。
アルファ
シンプルなデザインで、クリスタルガラスの透き通るような美しさが際立つ「アルファ」。
その最大の特徴は、カッティングやエッチングなどの加工が一切施されていないことです。
素材の持ち味を存分に活かしたアルファは、バカラならではの美しく輝くクリスタルの透明感を味わうことができるシリーズとなっています。
どんな飲み物にもマッチし、使う人を選ばないシンプルなデザインであることから、特別なシーンにも普段使いにもぴったりで、その実用性の高さも人気の秘訣です。
クリスタルの美しさを最大限に楽しめて、かつ実用的なアルファは、ギフトとしての需要も高く人気の定番シリーズとなっています。
アルクール
古くより高い人気を保持してきた、バカラの代表格とも言えるロングセラーの「アルクール」。
1825年にアルクール公爵家の婚礼のためにデザインされ、その後1841年から発売された歴史あるシリーズで、ローマ法王に絶賛を受けたことも知られています。
多角形のフラットカットの特徴的なデザインが人気で、食器の展開も多く、ワイングラス、リキュールグラス、デカンタなどさまざまです。
また、バカラにはアルクールを元にデザインされた製品も多く、その人気の高さがうかがえます。
不動の人気を誇るアルクールは、現在も多くの人々から親しまれ、バカラのアイコン的な存在となっています。
アルカード
ステムとフット部分が六角形にデザインされているのが特徴のワイングラス、「アルカード」。
ステムとフットに共通する六角形のデザインが目立ちますが、ボウル部分に施された、波のような縦筋のカットも美しく特徴的です。
アルカードは、ドラキュラのモデルとされるワラキア公ヴラド・ツェペシュ3世が愛用していたワイングラスと形が同じであることから、「Dracula」を反対に表記した「Alucard」を由来としていると言われています。
そのフォルムの美しさと持ちやすく設計されたデザインから、特に女性からの支持が高いシリーズです。
アルルカン
グラスの縦にのびる美しいカッティングと、グラス下部の小さく繊細なひし形のカットが特徴的な「アルルカン」。
ヨーロッパの道化芝居に登場する、「アルルカン」というキャラクターからネーミングを受けたとされています。
グラス上部の縦ライン、そしてグラス下部の横ラインとひし形のカットという洗練されたデザインで、光を受けると道化師の衣装を思わせるような輝きを放ちます。
アルルカンには、ロックグラスやハイボールグラスの他、フラワーベースも展開されています。
大胆にカッティングされたグラスとはひと味違う、繊細なカットから生まれる美しさで人気を博しているシリーズです。
アラベスク
星やアザミの葉をモチーフにした、オリエンタルな切子模様が美しい「アラベスク」。
アラベスクとはイスラム美術のひとつで、唐草模様のことをいいます。
バカラのアラベスクは、1830年から発売されているロングセラーで、ボウルやプレートを中心に展開されています。
繊細なアラベスク模様が食器全体に余すところなく施されており、クリスタルの透き通る美しさとあいまって、華やかで豪華な印象を受けるようなデザインとなっています。
アラベスクは小鉢から大皿まで食器のサイズ展開が幅広く、トータルコーディネートを楽しむことができるのも魅力的です。
アイ
バカラを代表するデザイナー、二コラ・トリブロがデザインした、浮かび上がるようなカットデザインが特徴的な「アイ(EYE)」。
内側には縦ラインのカットを、外側には横ラインのカットを施して交差させることで、光を受けると独特な模様が浮かび上がります。
そのカットデザインが「ドラゴンフライ・アイ(トンボの複眼)」を思わせるところから、アイと名づけられています。
アイには、レッドやブルーなどのカラー展開もあり、フラワーベースやキャンドルホルダーなどのインテリアが特に有名です。
モダンで存在感のあるデザインが人気で、ギフトとしても多く選ばれています。
アビス
1981年、バカラの主幹デザイナー、トーマ・バスティードがバカラではじめてデザインした、神秘的な印象を与える「アビス」。
アビスとは、「深淵」など底知れない深さを意味する単語で、バカラのアビスシリーズもどこか神秘的な雰囲気が漂うデザインです。
深く大きな六面のフラットカットが施され、光や角度によって複雑な輝きを見せるグラスが力強い美しさを演出します。
また、安定感のある六角形の台座が重厚な印象を与えています。
アビスには、グラスだけでなく灰皿やクロックなどのインテリアも充実しており、ギフトとしても人気です。
アサス
シャープなカッティングが特徴のワイングラス、「アサス」。
アサスは、1981年~1991年にのみ製造されていたシリーズで、現在は廃盤となっています。
ボウル部分にはシャープで大きめのカッティングが施されて角ばっており、かっちりとした印象を与えます。
光を受けると美しい輝きを放つ、洗練されたデザインのグラスですが、驚くべきはグラスを真上から見たときの美しさです。
上から見ると、カットの模様が複雑に重なり合い、まるで美しい雪の結晶のように見えるのが特徴的です。
わずか10年という限られた期間にのみ製造されていたアサスは、市場にも多くは出回っていないため、希少価値が非常に高くなっています。
ローザ
グラスの底に発売年号が刻印される限定品「イヤータンブラー」のうち、2015年の記念アイテムである「ローザ」。
イヤータンブラーは日本限定品で、2010年から毎年発売されている、希少性が高いモデルです。
ローザとはバラのことで、深く鋭いカッティングで囲まれたグラスが、大きく可憐なバラを連想させるデザインに仕上がっています。
発売時に添えられたメッセージには「花と同じように水を注ぐとさらに輝き、枯れることなく咲き続けます」とあり、その輝く美しさにこだわった作品であることがわかります。
ウェーブ
バカラの主幹デザイナー「トーマ・バスティード」による、海の波を表現したとされる「ウェーブ」。
器の口元に向かって緩やかな広がりを見せ、優しくうねるようなデザインで、その名のとおり波打つようなシルエットに仕上がっています。
また、波打つようなフォルムに合わせたラインが何層もカッティングされており、波の美しさや躍動感を見事に表現しています。
その独特なフォルムは、見る角度によって異なる印象を与える面白さがあります。
フラワーベースやボウルが有名なシリーズですが、他にもネックレスやリングなどアクセサリーのモチーフにも使われている人気シリーズです。
エキノックス
天の赤道を通過する、太陽の動きをモチーフにしてデザインされた「エキノックス」。
フランス語で春分の日・秋分の日を意味するエキノックスのデザインは、バカラの主幹デザイナーであるトーマ・バスティードが手掛けました。
昼と夜の長さが等しくなるという特別な日を意味するエキノックスには、太陽や地平線をイメージしたとされる、円と線のカッティングが施されています。
クリスタルの美しさと幻想的なカッティングが融合したモダンなデザインで、1999年の発売以来、多くの人々を魅了し続けている人気作です。
テーブルウェア以外にも、花瓶や灰皿など幅広く展開されています。
エディス
1930年代からデザインされ、重厚な雰囲気を持つフラワーベースが人気の「エディス」。
エディスは、しっかりとした厚みがありながらも、バカラ特有と言えるクリスタルの透き通る美しさはそのままに作られた花瓶で有名です。
八角形の大胆なフラットカットが施されており、力強くも美しい雰囲気を醸し出しています。
上下に分かれたような個性的なシェイプは絶妙なバランスから成り、デザイン性が高いうえに安定感もあるため、花瓶としても観賞用としても重宝されています。
すでに廃盤となっていますが、現在でも買取市場で多く取引されている定番のシリーズです。
エトナ
シンプルなデザインで、高い人気を誇っている「エトナ」。
2010年から毎年日本で限定発売されている、グラスの底に発売年号が刻まれる「イヤータンブラー」の2011年版で登場しました。
エトナとは、イタリアのシチリア島にある活火山、「エトナ山」を由来としています。
グラスの底から口にかけて緩やかに広がり、下部に太めのカットが施されている一見シンプルなデザインですが、逆さにすると山のように見えるのが特徴です。
シンプルで使い勝手がよく、さらにバカラのグラスのなかでは比較的お手頃なので、ギフトや普段使いなど需要が高いので買取市場でも多く出回っています。
エンパイア
1825年から続く伝統あるシリーズ「アルクール」の表面に、煌びやかな金彩を施した「エンパイア」。
エンパイアとは「皇帝」を意味し、ナポレオン皇帝にちなんだネーミングであると言われています。
深いフラットカットが美しく、バカラの代名詞と言われるほど不動の人気を誇るアルクール。
そのアルクールのシェイプをベースに、金を惜しみなく使用して贅沢に装飾を施した高級感漂うデザインは、そのシリーズ名にもふさわしい高貴な印象を与えます。
もともと高価であるうえに現在では廃盤となっているため希少性も高く、買取では高値がつきやすいシリーズです。
オノロジー
テイスティングのために、飲み物のおいしさを最大限に楽しめるよう設計された「オノロジー」。
オノロジーとはフランス語で「醸造学」を意味します。
ソムリエや醸造学者などの専門家と協力して開発され、飲み物のおいしさを保つよう設計されたシリーズとして、2002年より発売されています。
そのラインナップのなかでも特に注目を集めているのが、バカラには珍しいビアタンブラーです。
オノロジーのビアタンブラーは細身の緩やかな曲線でデザインされ、ビールの酸化を防ぎ、程よい泡立ちを作るよう設計されています。
ワイングラス、シャンパングラスも同様に、各飲み物の特長を最大限に引き出すよう計算されたデザインとなっています。
オルセー
ステムが彫刻のような階段状にデザインされた、芸術的な印象の「オルセー」。
フランスでルーブル美術館に次いで有名な、「オルセー美術館」にちなんで名づけられています。
カッティングのないシンプルなボウル部分とは対照的に、ステムからフットまでは階段状にカットされた斬新なデザインが印象的なシリーズです。
ボウル部分が透明なものもありますが、深いブルーのものが多く見られます。
グラスの他に、水差しや時計なども展開され、同様に段差のあるカットが施された芸術的なデザインとなっています。
1989年に発売され、現在では廃盤となって入手困難な希少品です。
カプリ
チューリップの花のような曲線美が魅力的な「カプリ」。
カプリとは、イタリア南部のティレニア海に浮かぶ「カプリ島」が由来とされています。
ボウル部分は花のつぼみやチューリップの花を思わせるような形状で、全体が緩やかに波を打ち、優雅で柔らかな印象を与えています。
19世紀後半に、インドのバローダ王妃のために作られたと言われています。
その後、モナコ王女が主催する晩餐会にも選ばれたという、女性との縁が深いシリーズです。
女性的な印象が強いカプリですが、同シリーズでもストレートな形状にデザインされたタンブラーは異なる印象で、男性にも多く愛用されています。
キャディックス
水面に落ちた水から生まれた波紋のような独特なデザインで人気のトレイ、「キャディックス」。
キャディックスは、スペイン南部、アンダルシア地方の都市にちなんで名づけられたとされています。
水面に水滴がはねたような滑らかな形状で、水の波紋がつくる一瞬の美しさをそのまま切り取り、永遠に味わえるようにしたかのような斬新なデザインが特徴です。
その高いデザイン性とバカラが誇るクリスタルの美しさが存分に味わえるシリーズで、アッシュトレイとしてはもちろん、小物入れやインテリアなどにも使えるので、ギフトとしても人気があります。
ギンコ
1992年、バカラの主幹デザイナーであるトーマ・バスティードが手掛けたフラワーベース、「ギンコ」。
ギンコとは銀杏にちなんだ名前で、扇形の葉の形が“繁栄”や“長寿”などの象徴として、縁起の良いモチーフとされています。
その銀杏の葉をモチーフとした花瓶は特徴的な形状でありながら非常にシンプルで、バカラならではと言えるクリスタルの美しい透明感を存分に活かしたデザインとなっています。
ラインナップは、縦に長い小さなサイズのものと、横に広い大きなサイズのものが展開されています。
縁起の良い品として、ギフトとしても人気があるシリーズです。
グローリア
2016年に日本で限定発売された、斜めに2段の美しいカットが施されている「グローリア」。
バカラでは2010年から毎年、発売年号を刻んだ限定品「イヤータンブラー」が発売されており、グローリアもそのうちのひとつです。
「栄光」を意味しており、勝利の女神ニケの翼をモチーフにしたとされる斜め2段のカットが特徴的です。
翼のように見えるカットは細かく美しく、光を受けるとさらに輝きを放ちます。
発売時に添付されたメッセージには「夢に向かってはばたく人へバカラの翼を。」とあり、栄光を意味する名にふさわしく、ギフトにも人気のシリーズです。
コローユ
バカラを代表するデザイナー、二コラ・トリブロによりデザインされたフラワーベース、「コローユ」。
コローユとは、「花冠」を意味するフランス語です。
今にも花開きそうなつぼみをイメージして作られたと言われ、つぼみのような柔らかく小さなフォルムが特徴となっています。
花のつぼみを表現するにふさわしく、高さ11.5cmという小ぶりなサイズで仕上がっています。
シンプルなデザインで、バカラが誇るクリスタルの美しい透明感を引き立て、小さな花瓶ですが存在感のある逸品です。
一輪の花や小さなブーケがよく似合う花瓶で、また、花瓶として使わなくても美しいバカラ製品として楽しむことができます。
コロンビーヌ
独特なカッティングが芸術的なフラワーベース、「コロンビーヌ」。
コロンビーヌとは、ヨーロッパの道化芝居に登場する、アルルカンという道化師の恋人役で、ある召使いの娘にちなんだ名前であると言われています。
「小さな鳩」という意味を持つ名前で、その名のとおり高さ9cmの小さな花瓶です。
花瓶の中央には、ベルトのように囲む2段の大きなカットが斜めに施され、その洗練されたデザインは、芸術的な美しさやバカラのクリスタルならではの輝きを演出します。
花瓶としてだけでなく、ペン立てやインテリアとしても使用でき、ギフトにも人気のシリーズです。
コンデ
バカラの最高峰モデルと称される、繊細なカットが美しい「コンデ」。
1897年、ロシア皇帝のニコライ2世の注文を受けてバカラがデザインしたシリーズで、1908年~1994年に製造されました。
細やかで複雑なカットが器全体に施されているのが特徴で、カットの装飾としての美しさに加えて、光を受けるとあらゆる方向に反射して輝くクリスタルの美しさも味わえる逸品です。
ワイングラス、シャンパングラス、ボウルなど幅広く展開されており、ステムのある製品はステムやフットまで含めた全体に手の込んだカットが施されています。
現在は販売されていない最高級モデルのため、買取市場では高額買取が期待できます。
シャトーバカラ
世界中のあらゆるワインのおいしさを存分に味わえるように設計された究極のグラス、「シャトーバカラ」。
2012年に発売されたシャトーバカラは、長い年月を経て培われてきたバカラの高い技術と、現代の革新的な機能デザインが融合した特別なグラスです。
その丸みを帯びたデザインは緻密な計算により設計されたもので、ワインを注ぐとアルコールの刺激を抑えて、芳醇な香りや繊細な味わいを最大限に引き出してくれます。
ワイングラスの他にも、シャンパングラスやタンブラー、デカンタなどが豊富に揃い、人気の高いシリーズとなっています。
ジュピター
バカラの定番シリーズ「マッセナ」からインスピレーションを受けてデザインされた「ジュピター」。
2011年に発売されたジュピターは、マッセナの丸みを帯びた形状よりもややシャープな印象に仕上がっており、バカラの伝統的な美しさに新しさが加わった作品であると言えます。
マッセナのデザインをもとにした、ボウルの側面に施された深く大胆な縦ラインのカットが特徴的で、光の反射により華やかで美しい輝きを演出します。
ボウルだけでなくフット部分にも細やかな縦ラインのカッティングが施されており、グラス全体の輝きが一層引き立つような、細部までこだわり抜かれたデザインです。
ジベルニー
厚みのあるクリスタルで独創的にデザインされた、曲線美が見事なフラワーベースの「ジベルニー」。
ジベルニーとは、フランスにある町の名前で、画家のクロード・モネが代表作「睡蓮」を描いた地として知られています。
ジベルニーは、バカラならではの透明感はそのままに、厚みのあるクリスタルが曲線や曲面で緻密にデザインされた、重厚な曲線美が特徴的な花瓶です。
その独特な曲線美はデザイン性に優れ、見る角度によって違った印象を与え、味わい深い逸品となっています。
計算され尽くした曲線型の花瓶が、光の反射を絶妙に受けてより美しく輝くのも魅力的です。
ストリーム
ステムのねじれたフォルムが珍しく、個性的な「ストリーム」。
ストリームとは「水の流れ」を意味し、その名のとおり流れる水をイメージしてデザインされています。
バカラの製品にはカッティングやエッチングが美しいシリーズも多くありますが、ストリームはフォルムにこだわった作品です。
美しく透明感のあるクリスタルに施された、緩やかな窪みやねじれの加工は、まるで水が流れているかのような動きを見事に表現しています。
シンプルな美しさと個性的なフォルムを持ち合わせたスタイリッシュなデザインで、人気のあるシリーズとなっています。
セビーヌ
シンプルなシェイプのグラスに美しい模様が映える「セビーヌ」。
セビーヌの名前は、ルイ14世の時代に活躍したフランスの文筆家、セビーヌ公爵夫人が由来であると言われています。
グラスに施されたエッチングが特徴的で、植物のような模様が細やかな職人技によって美しく彫られ、グラスの側面を囲むように描かれた優雅なデザインです。
シンプルな形状のグラスなので、描かれた模様がより際立つ設計となっているのもポイントです。
セビーヌの模様に金彩があしらわれた「レカミエ」のシリーズとあわせて、エレガントな雰囲気で人気を集めています。
タリランド
バカラを代表する定番シリーズ「アルクール」のフォルムをベースとして、1937年に登場した「タリランド」。
タリランドとは、フランスの有名な外交官の名前で、美食家としても知られていた「タレーラン」が由来です。
グラス側面の大きな6面のフラットカットが印象的で、華やかな輝きが特徴的なデザインですが、その飲み口は薄く作られ、繊細な口当たりを実現しています。
バカラの正統的な美しさと繊細さを併せ持つタリランドは、多くの人々から愛され、ロックグラスやショットグラスなどを展開し、人気の定番シリーズのひとつとなっています。
デギュスタシオン
ワインを本格的に楽しむために設計された、大きく丸いシェイプが特徴的な「デギュスタシオン」。
デギュスタシオンとは、フランス語で「テイスティング」という意味です。
その名のとおり、テイスティングに適した設計がなされたシリーズで、ワインが持つ香りや味わいを最大限に引き出す形状に仕上がっています。
その徹底ぶりは、たとえばボルドーワインやブルゴーニュワイン向けに設計されたグラスが、それぞれ口元の開き具合によって、ふさわしい舌の位置にワインが流れ込むよう計算されているところからもうかがえます。
本格的にワインの味を楽しめるのはもちろん、シンプルな見た目でバカラクリスタルの美しさが存分に味えるのも魅力です。
ディアマン
細かなダイヤ形のカットが特徴的なシリーズ、「ディアマン」。
1890年、バカラの主幹デザイナーであったトーマ・バスティードがデザインを手掛けました。
ディアマンの側面に施されている細かいダイヤ形のカットは「ディアマン・ビゾー」と呼ばれ、バカラの伝統あるシャンデリアにも使われてきたカッティングです。
斜めに交差するラインが生み出すダイヤ形の装飾は煌びやかで美しく、光を受けるとさらに華やかに輝きます。
クリスタルの美しさが引き立つダイヤモンドカットのデザインが人気のシリーズで、その歴史も長く、豊富なラインナップが揃います。
ドンペリニヨン
最高級のシャンパン「ドンペリニヨン」を最大限楽しむために設計されたグラス、その名も「ドンペリニヨン」。
ドンペリニヨンは、1964年フランスのルーブル美術館で開かれた、バカラ創立200周年の記念として発表されました。
ドンペリニヨンを楽しむために作られたシャンパングラスは、無駄のない洗練されたデザインで、シャンパンを注ぐときの泡の立ち方や香りを最高に味わえるよう設計されています。
シャンパングラスだけでなく、ワイングラスやデカンタなどのラインナップもありますが、現在では廃盤となっており、希少価値が高くなっています。
ナルシス
アシンメトリーで他にはない独特のフォルムが印象的な「ナルシス」。
ナルシスとは「水仙の花」を意味し、まるで水仙が咲いているかのようにデザインされた左右非対称のフォルムが特徴的なシリーズです。
1971年にデザイナーのボリス・タバコフによってデザインされ、そのモダンアートのような斬新さが話題となりました。
アシンメトリーでありながら、グラスとして安定して使える絶妙なバランスに仕上がっています。
ユニークなデザインで存在感のある人気シリーズのナルシスは、復刻モデルも誕生しており、今もなお多くの人々に親しまれています。
ナンシー
1908年に発表された、格子状の細かなカットが特徴的なシリーズ、「ナンシー」。
ナンシーとは、フランス北部ロレーヌ地方にある都市「ナンシー」にちなんでつけられた名前です。
グラスの下部に細かく刻まれた縦と横のラインが交差して格子状になり、上質な織物を連想させるような美しく上品なデザインに仕上がっています。
繊細に施された格子状のカットは、光を受けるとその輝きをさらに増し、クリスタルの美しさを一層引き立てます。
その歴史は長く、バカラの定番としてタンブラーやワイングラスなどが広く愛されているシリーズです。
ネプチューン
独特なシェイプとカットが印象的で、デザイン性が高い「ネプチューン」。
ネプチューンの名前は、古代ローマの海の神である「ネプチューン」からつけられたもので、その名にふさわしく海を思わせるようなデザインになっています。
バカラの主幹デザイナーであった「トーマ・バスティード」がデザインを手掛け、1987年に発表されました。
収まりのよい丸みを帯びたシェイプに、縦に入るカットが施されたモダンなデザインが特徴のネプチューンは、効果的に光を反射して海や波の情景を想起させます。
トーマ・バスティードの代表作となっているネプチューンは希少性が高く、日本限定品も存在し、コレクターを魅了しています。
ハーモニー
グラスの底から縦に伸びる垂直のカットが特徴的で、直線的なシルエットを持つ「ハーモニー」。
ハーモニーは「調和」を意味し、その名のとおりシェイプやカットの調和がとれたデザインです。
円柱型のシンプルなシェイプのグラスに、縦に施された細くはっきりとしたストレートなラインが平行に並び、すっきりとした印象を与えます。
シンプルで高級感のあるデザインが人気のシリーズで、タンブラーやショットグラス、デカンタやピッチャーなども揃います。
なかでもワイングラスは希少であるとされ、買取市場でも高値がつきやすくなっています。
パーフェクション
シンプルなデザインで、クリスタル本来の美しさを堪能できる「パーフェクション」。
カットなどの装飾は施さないオーソドックスなデザインで、数あるバカラのシリーズのなかで最もシンプルなシリーズです。
パーフェクションとはフランス語で「完璧」を意味し、飾らないシンプルなデザインはバカラクリスタル本来の味わいを際立たせ、その名にふさわしく完璧なまでの美しさ、質感を表現しています。
1886年に作られて以来、定番のロックグラスの他、ワイングラス、タンブラー、ピッチャーなど豊富に展開され、特に男性の愛好家が多いシリーズとなっています。
パルメ
エッチングによって繊細に刻まれた、花や鳥の美しい模様が特徴的な「パルメ」。
グラス全体に施された模様はフランスの代表的なパターンで、楽園に棲むとされる想像上の鳥が描かれています。
バカラはこうしたエッチングの技法を得意としていますが、薄いガラスの全体に繊細なエッチングが施されているのは、職人の技術が高い証です。
高度な技術によって彫られた美しい模様にクリスタルの美しさがあいまって、優雅な雰囲気が感じられます。
また、グラスの底部に均一に施されたカットはグラスの輝きを強め、美しさに一層の磨きをかけています。
ミルニュイ
プリーツ模様が入った、幻想的な佇まいの「ミルニュイ」。
ミルニュイとは「千の夜」の意味があり、その名のとおり『千夜一夜物語』の世界を想起させるオリエンタルなデザインのコレクションです。
デザインを手掛けたのは、家具や照明器具など幅広い作品を生み出している、デザイナーのマティアスです。
グラス側面に施されたウェーブ状のカットは宮廷衣装のプリーツを思わせ、優しく幻想的な光を放ちます。
タンブラーやワイングラスなどのグラス類だけでなく、プレートやキャンドルホルダー、シャンデリアなど豊富なラインナップで展開しています。
ピカデリー
グラスの底部に施されたカットが、華やぐ街の灯りを思わせる「ピカデリー」。
ピカデリーとは、ロンドンにある有名な広場の「ピカデリー・サーカス」にちなんでつけられた名前です。
グラスの底部には、水平垂直の繊細なラインや縦に伸びる大胆なラインのカッティングが施されており、そのクリスタルの輝きによってさまざな世代や思想、ファッションが入り混じる街のイメージを表現しています。
シンプルさと華やかさを併せ持つデザイン性の高さで、1939年の発売から人気が続き、廃盤となってからも復刻版が登場するなど根強く支持されているシリーズです。
フィオラ
2018年に日本限定で発売された、長短のカットがシンプルで美しい「フィオラ」。
フィオラは、2010年から日本で毎年発売されている、グラスの底に年号が刻まれる「イヤータンブラー」のひとつです。
フィオラとはイタリア語で「花」を意味し、長短に施された伸びやかなカッティングで、横から見ても上から見ても、可憐に開く花のように見えるデザインです。
クリスタルの透明感が際立つシンプルなカッティング加工のグラスは、光を反射するとより華やかな印象に煌めきます。
限定品であるフィオラは、ギフトやコレクションとしても高い人気を誇っています。
ベルーガ
グラスの中央から底にかけて施された、水玉のような丸い装飾が特徴的な「ベルーガ」。
ベルーガとは黒海、カスピ海産のキャビアの名前であり、独特の水玉模様がその名にふさわしくキャビアや泡などを想起させるようなデザインです。
クリスタル特有の透明度を引き立たせる、シンプルで洗練されたデザインで人気の定番となり、2010年から日本限定で毎年発売されている「イヤータンブラー」という限定品の初代に選ばれています。
イヤータンブラーとして発売されたベルーガには「2010」の刻印があり、限定品のため希少となっています。
プレステージ
金彩をふんだんに施したゴージャスなデザインで、高級モデルとなっている「プレステージ」。
プレステージとは、「名声」や「威光」などの意味を持ち、その名にふさわしく高級感漂う仕上がりになっています。
グラスの側面やフット部分に、エッチングの高度な技術によって繊細な模様が刻まれ、その上に24金の金彩が贅沢に施された豪華なデザインが魅力的です。
プレステージは、バカラの職人が持つ、優れた技術力ならではの賜物と言えます。
その歴史は長く、1867年に登場しており、希少価値が高い「オールドバカラ」のひとつとして広く知られている定番シリーズです。
ボリュート
渦巻きのように広がるダイナミックなデザインが特徴的な小型のトレイ、「ボリュート」。
ボリュートとは「らせん」や「巻貝の形」を意味し、その名のとおり渦を巻いたような装飾が施され、トレイ全体で渦の動きが表現されています。
手のひらに収まるサイズ感ですが、ダイナミックで印象的なデザインとしっかりとした厚みで存在感があり、小さいながらにクリスタルのボリューム感も楽しめます。
アッシュトレイとしてだけでなく、アクセサリーなどの小物入れや、テーブルで使う小皿としてなど汎用性が高く、ギフトや記念品としても人気の定番アイテムです。
マサイ
バカラクリスタルの透き通る美しさや重厚感が存分に味わえる、シンプルなフラワーベースの「マサイ」。
アフリカ大陸をイメージしたとされるマサイは、流れるように滑らかなフォルムが美しく、見る角度によって表情を変える花瓶です。
シンプルなデザインなので、クリスタルの透明感や重厚感が映え、バカラらしさを堪能できる調和のとれた作品に仕上がっています。
バカラのフラワーベースは、花の美しさを引き立たせる計算されたデザインで人気が高いです。
そのなかでも、絶妙なデザインでさまざまな表情を見せてくれるマサイは、飾る場所や生ける花を選ばず広く使える実用性も買われ、人気の定番アイテムとなっています。
マッセナ
1980年の発売以来、バカラを代表する「アルクール」と並ぶほどの、不動の人気を誇っている「マッセナ」。
マッセナの名は、ナポレオンから「勝利の女神の申し子」と呼ばれ活躍していた、陸軍元帥のマッセナ公爵を由来としています。
マッセナは、洗練された丸みのあるシェイプのグラスにシャープな縦のカッティングが施されたデザインで、光を集めるかのように設計された、煌めきが美しいグラスです。
現在ではベストセラーのひとつとして数えられ、そのラインナップはロックグラスやワイングラス、デカンタ、灰皿など豊富に揃っています。
ミカド
斜めに入るシャープなラインのカッティングが特徴的な「ミカド」。
バカラならではの、クリスタルの透き通る美しさや輝きに、巧みなカット技術が融合した作品です。
ミカドとは、ヨーロッパではポピュラーな、細い棒を使って遊ぶテーブルゲームの名前にちなんで名づけられています。
その名のとおり、斜めに傾く細い棒状の鋭いカットがグラス側面を囲うように施され、反対側の側面のカットが透け、交差したように見える美しいデザインが特徴のシリーズです。
深くはっきりとしたカッティングなので、光と影のコントラストを楽しめるのも人気のポイントとなっています。
ミケランジェロ
アシッドエッチングという技法で描かれた、優雅なアラベスク模様が魅力的な「ミケランジェロ」。
ルネッサンス期の著名な芸術家である「ミケランジェロ」の名が、シリーズ名としてつけられています。
グラスの全体に描かれているのはアラベスクと呼ばれる模様で、モスクの壁面装飾に見られるイスラム美術のひとつです。
植物の曲線が美しく繊細なアラベスク模様が、高度なアシッドエッチングによりグラスの全体に施され、バカラの製品にふさわしいエレガントな雰囲気を持つシリーズです。
グラスの種類が充実していて、グラス類の他にデカンタやピッチャーなども展開されています。
メルキュール
五角形をベースにした、角張ったデザインが特徴的な「メルキュール」。
フットが五角形であるだけでなく、そのままの形で上に繋がっているため、ステムも角張ったデザインになっています。
また、ステムが太めにデザインされていて、クリスタルの持つ重厚感が見た目でも伝わってくるほどの存在感を放っています。
ボウル部分はシンプルですが、フットの五角形の角から伸びるラインが最上部まで途切れることなく滑らかに続いているのが印象的です。
1988年~1993年のわずか5年の間に製造されたシャンパンフルートやワイングラスは希少価値が高く、入手困難なモデルとなっています。
モンテーニュ
「カプリ」の名でも展開されている、優美さが魅力の「モンテーニュ」。
モンテーニュとは、フランスの著名な思想家の名前から名づけられたとされています。
19世紀後半、インドのバローダ王妃のために作られたのが原点で、1878年にはパリの万国博覧会にも出品された歴史があります。
グラスの内側だけが柔らかく波打つようにデザインされたシンプルな構成で、クリスタルの透き通る美しさを強調し、優美な印象を与える仕上がりです。
優しく上品なデザインで、女性だけでなく男性からも多く支持され、バカラの定番シリーズとなっています。
ラファイエット
花開くように上部が広がった美しいフォルムのグラスに、高度なエッチングが施された「ラファイエット」。
政治家や軍人として知られるフランスの「ラファイエット侯爵」を由来とし、名づけられました。
グラスの全体にエッチングで描かれているのは、美しい植物模様とバカラを表す「B」の文字を調和させたパターンです。
描かれた模様の優雅さとグラスのフォルムの美しさがあいまって、高級感のあるデザインに仕上がっています。
1901年~2001年まで100年に渡って制作され、現在でも復刻モデルが登場するほどの人気シリーズです。
リヴォリ
グラスの上部やフットの縁などを囲むようにあしらわれた、煌びやかで豪華な金彩が目を引く「リヴォリ」。
リヴォリとは、パリの中心部にあるチュイルリー庭園やルーヴル美術館の北に通っている、「リヴォリ通り」という大通りの名前にちなんでつけられた名前です。
一目見るだけでも印象的な、華麗に施された金彩には24金が使われており、バカラが誇る高度な職人技によって美しいパターンを形成しています。
その金色の華麗な模様と、クリスタルの透き通る美しさが融合して完成されたグラスは、バカラならではの高級感を演出する逸品となっています。
レカミエ
シンプルなシェイプのグラスに、繊細なエッチングで美しい模様が描かれる人気シリーズ「セビーヌ」に金彩をあしらった「レカミエ」。
レカミエとは、世界の歴史上で最も美しいと称されるフランスの女性「レカミエ夫人」が由来となった名前です。
巧みな技術をもって描かれるセビーヌの優雅なエッチングに、金彩の煌めきを融合させたレカミエは、上品さと豪華さを併せ持つデザインに仕上がっています。
また、シンプルな形状であるため、バカラが誇る透明度の高いクリスタルの美しさも同時に味わうことができます。
セビーヌとあわせて、エレガントな作風が注目を集めており、希少価値の高いシリーズとして人気です。
ローハン
世界が認める高度なエッチングにより、美しい植物模様を施した人気シリーズ「ローハン」。
ローハンとは、フランス北西部にある町の名前に由来しています。
1855年、バカラはパリ万国博覧会で名誉大賞を受賞しましたが、そのとき出品していたのがローハンです。
ローハンに用いられているアシッドエッチングという技法が高く評価され、バカラが世界に広まるきっかけとなりました。
長い歴史を持つローハンには、製造年代によって模様のデザインやエッチングの仕上がりが若干異なるものもあります。
古くから愛され続ける定番シリーズで、豊富なラインナップが揃うのも魅力のひとつです。
ローラ
繊細で柔らかな印象を与える、水平のカットが特徴の「ローラ」。
2010年から日本限定で毎年発売されている「イヤータンブラー」の2012年モデルで、発売年号である「2012」が刻印されたシリーズです。
ローラとは、地中海周辺を起源とする女性名に由来しています。
水平に短く刻まれたカットが交互に並ぶさまは、その名にふさわしく柔らかな印象を与えるデザインです。
イヤータンブラーとしては珍しく、タンブラー以外のグラスも充実していて、ワイングラスやシャンパングラスのようにステムのあるタイプのローラを楽しむこともできます。
バカラの歴史
バカラ(Baccarat)は、クリスタルガラスを扱う世界屈指のラグジュアリーブランドです。
現在ではクリスタルガラスの王道ブランドとして広く知られるバカラですが、その歴史は古く、1764年の創業にまでさかのぼります。
当時のフランスは、戦争で経済状況が落ち込んでいたため、産業の活性化によって経済の回復を図りました。
そのひとつが、ガラス産業への参入です。
フランス国王ルイ15世の認可を受け、ロレーヌ地方にあるバカラ村にガラス工場が設立されたことからブランドがスタートしました。
1823年のパリ国民博覧会では、その透明度の高さや高度なカッティング技術が評価され、金賞を受賞。
それを機に、フランス王室をはじめ、イギリス王室やロシア皇室、タイ王室やモロッコ王室、そして日本皇室など世界各国の王侯貴族から愛用され、「王者たちのクリスタル」と称されるまでに地位を築き上げてきました。
バカラでは、フランスの最優秀職人である「M.O.F.」という称号を得た職人を50人以上も輩出しています。
それほどまでにトップレベルの技術で製造されるバカラですが、品質基準が極めて高いため、製造されたうちの3~4割ほどは基準を満たさず破棄されています。
つまり、市場に姿を見せるのは、厳しい基準をクリアした最高品質の製品だけなのです。
長い歴史を持つバカラは数多くの製品を展開し、食器だけを見てもかなりのシリーズ数となっています。
テーブルウェア以外にも、置物やアクセサリー、花瓶やシャンデリアなど高級感漂う高品質な製品を広く提供し、世界中で愛され続けているブランドです。
ブランド食器の種類別の買取実績
バカラ買取に関する
よくあるご質問
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食器のブランド名が不明ですが問題ないですか?
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汚れや破損がある使用済み食器ですが、買取可能ですか?
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状態の良くないお品物に関しては、実際に拝見しなければ買取可能かどうか判断できません。査定料は無料ですので、お気軽にご相談ください。
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どんな食器でも買取してくれるの?
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カップ、プレート、ポットなどの洋食器、茶碗、湯呑といった和食器、その他スプーンやフォークなどのカトラリー類まで、どんな種類の食器でも買取可能です。ただし、状態によって買取できない食器もありますので、まずは一度お問合せください。
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はい、査定は1点からお受けいたします。遠慮なくご依頼ください。
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箱や付属品がない場合も買取してくれますか?
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査定をキャンセルした場合、料金は発生しますか?
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