KPMベルリンの買取・査定はウリエルへ:高級ブランド食器の買取実績多数!価値の高いシリーズや買取価格の相場をご紹介します
KPMベルリンの食器を棚の奥にしまい忘れていませんか?KPMベルリンはドイツの主要7陶の一つで貴族や皇族に愛され、数多くの人気シリーズを輩出し、現在でも人気の食器ブランドです。中古市場でも高値で取引され、高価買取が期待できます。買取専門店のウリエルではKPMベルリン買取を強化中ですので、ぜひ無料査定をご利用ください。
KPMベルリンの買取例
2つの買取方法
お客様の声
-
食器棚の整理になりました!
いい金額になり大満足。食器棚の整理になりました!
ウリエル査定士からのコメント使わないティーセット類の買取で訪問させていただきました。KPMベルリンがお好きだったとのことで様々なシリーズのものを査定させていただきました。ロココ調のおしゃれな陶器にわたくしもとても優雅な時間を過ごさせていただきました。査定金額にもご満足いただけたようでわたくしもうれしく思っております。この度はウリエルをご利用いただきありがとうございました。
-
まとめて買い取っていただけて良かった。
ネットオークションなどを使って自分で売ることも考えたが手間がかかりそうで断念。まとめて買い取っていただけて良かった。
ウリエル査定士からのコメントご実家の整理で呼んでいただきました。食器棚に様々なブランドのティーカップが飾ってあり、使わないとのことでまとめてお買取りさせていただきました。ご自身でネットを使って売るとなると撮影やご連絡、発送とかなりの手間になりますがウリエルなら電話一本で査定に伺います!この度はウリエルをご利用いただき誠にありがとうございました。
2つの買取方法
KPMベルリンについて
KPMベルリンとは
KPMベルリンは、ドイツ北部にあったプロイセン王国の王「フリードリヒ2世」が創設した陶磁器メーカーで、ベルリン王立磁器製陶所とも呼ばれています。
ブランドロゴには、フリードリヒ2世がブランデンブルグ選帝侯だったときの紋章である「王の笏(しゃく)」をデザインしたものが採用されています。
明るい色使いや曲線を使った装飾が特徴のロココ様式の作品や、モダンなデザインのものなどを展開していて、ドイツの主要7陶の一つの歴史ある名陶です。
さらに最近では、さまざまなメーカーやブランドとコラボレーションしたものなど、新しい試みを取り入れた製品も発表しています。
KPMベルリンの歴史
KPMベルリンが誕生したのは七年戦争が終わった1763年。
18世紀半ばにベルリン(ザクセン)で陶磁器を製造するために、ベルリンの商人による製陶所が作られたのですが、戦争によって財政が傾いて国からの補助がなくなり生産が停止してしまったのです。
その磁器製造会社を買い取ったのが、ザクセンを攻略したプロイセン王国のフリードリヒ2世。
同じくザクセンの有名な陶磁器の名陶としてすでに知られていた「マイセン」から職人を引き抜き、KPMベルリンとして再スタートしたのです。
フリードリヒ2世は、経営者として斬新な考えを取り入れて会社を発展させていきました。
・児童労働を禁止する ・最低限の給与を保証 ・年金制度の整備 ・健康保険基金の整備 ・戦争などで孤児や未亡人となった人への支援 |
といった、現代にも通じる社会の制度を考え出したと言います。
18世紀、世界的に陶磁器はとても貴重な品物でした。
そのため、KPMベルリンが作る製品は王族や貴族への贈り物として使われていたそうです。
フリードリヒ2世は経営だけでなく芸術的な才能も豊かで、人気のシリーズをたくさん生み出しました。
美しい陶磁器シリーズは、現在も変わらず愛されていて、ドイツ連邦で開催される晩餐会などでも使われるほど。
日本では知る人ぞ知る名陶として、特にエレガントなロココ調が好きな方や宮廷文化に興味がある方などから注目されています。
KPMベルリンの人気シリーズと買取相場
ロカイユ
ロカイユとは、ロココの語源でもある「貝装飾」を意味しています。
貝のような柔らかな曲線や、華やかな色使いが特徴的なシリーズで、現在はドイツの大統領官邸で行われる晩餐会で使用する食器に採用されています。
透明感のある真っ白の磁器にパステルカラーや金色などを使って美しく絵付けされた製品は、芸術品のようです。
ロカイユの買取相場
フリードリヒ2世によって生まれたシリーズなので、とても歴史が古くアンティークとしての価値のあるものもあり、場合によっては非常に高い買取価格となります。
カップ&ソーサーの1セットは絵付けのない白磁でも3,000円ほどの査定がつく可能性があります。
絵付けによっては数万円以上の価格が期待できます。
クアランド
KPMベルリンの中でも特に人気が高く、230年以上愛され続けているのがこのクアランドシリーズで。
ロココ調の後に登場した新古典主義のデザインを取り入れた、リボンで飾ったような装飾が特徴的です。
クアランドの買取相場
カップ&ソーサーの1セットで~5,000円前後、さらにアンティークの価値があるものや金彩を施したゴージャスなタイプなどの場合は高値になります。
白磁のものだと価格は低くなりますが、絵付けが施されているものはそれだけで価値が高く、全般的に査定の金額は上昇する傾向があります。
ノイツィラート(ノイジェラット)
ロココ調の装飾と美しい色が魅力のノイツィラートは、ブランデンブルクのポツダムに建てられた宮殿で使う食器として作られ1784年に発表されたシリーズです。
フリードリヒ2世が特に好んだと言われる淡いブルーを用いた「Blue mourant」は現在も人気があります。
ノイツィラートの買取相場
ティーカップとソーサー1セットで~1万円前後の値がつくノイツィラート。
絵付けやセット内容などによって変動しますが、華やかな雰囲気でまさにロココ調を代表するようなシリーズとして人気があるため、買取価格は高めになる場合が多いです。
絵付けがないものでも、曲線的なデザインと滑らかな白磁がとても綺麗な品なので、~3,000円ほどの査定が期待できます。
柿右衛門様式
柿右衛門様式とは、白磁に赤や青、黄、緑、紫、金といった色を使って花鳥画を描いたもので、ベースとなる白い部分を生かしたバランスの美しさが特徴の日本生まれの芸術様式です。
ヨーロッパのさまざまな窯元でも日本の柿右衛門様式が取り入れられ、KPMベルリンでも鮮やかな花鳥画を描いたプレートやポット、カップ&ソーサーが作られました。
柿右衛門様式の買取相場
KMPベルリンの中でも、特に高い技術を持った職人にしか作ることができなかったと言われる柿右衛門様式の食器は、買取相場が高く~5万円以上になる場合が多いです。
古い年代のものが多いので、状態が綺麗な場合はさらに高値が期待できます。
陶板画
キャンバスに描くように、陶磁器に絵付けをすることで描かれた絵画を陶板画と言います。
専用の絵の具で描いたものを窯に入れて絵を焼き固める工程はとても難しく、高い技術が必要になります。
KPMベルリンは陶磁器を作る技術が高いため、陶板画を作るための陶板を作って他の工房などに販売することも。
そのため、絵付けまでKPMで行われた陶板画と、他の工房や作家が絵付けだけをしたものが判断するのが難しい場合も少なくありません。
陶板画の買取相場
絵付けまでKPMベルリンで行われたものだと、買取価格は数万円から数十万円までと、高くなるでしょう。
特に、大きな作品は高値になる傾向があります。
価値を正しく判断することが難しい品なので、KPMベルリンや陶板画に詳しい査定士に査定を依頼することが大切です。
ベルリン
伝統を大事にしつつ新しい試みも積極的に取り入れるKPMベルリンが、1998年に発表したのがベルリンシリーズです。
モダンな家具を作るデザイナーとして知られるエンゾ・マリとのコラボレーションで誕生したベルリン。
シンプルで洗練された雰囲気と柔らかい曲線、さらに実用性の高さが認められ、1998年に「iFデザイン賞」を受賞しました。
KPMベルリンを代表するシリーズの一つとして人気があります。
ベルリンの買取相場
比較的新しいシリーズではありますが、KPMベルリン自体がとても価値のあるブランドなので、古い品ではなくても買取価格は低くはありません。
状態の良いものであれば~数万円と、高い金額での買取となるケースもあります。
その他
買取市場でニーズが高いKPMベルリンには希少価値が高いものがあります。
100年以上前に作られたアンティークと呼ばれるものはとても貴重なので、美術品のように観賞用としてのニーズもあるため、高値で取引されています。
また、陶磁器で作られた人形のフィギュリンもアンティークが好きな方から人気があります。
ヨーロッパではマイセンが初めに作ったと言われる陶器人形ですが、KPMベルリンでも貴婦人や小さな子供、天使、馬車などさまざまなフィギュリンが制作されています。
このようなKPMベルリンは高価買取いたします
セットが揃っている
KPMベルリンの品は、カップ&ソーサー1セットでも買取ができます。
しかし、複数のカップ&ソーサーやティーポット、プレートなど同じシリーズでセットになっているものの方が買取価格が高くなる可能性があります。
食器はバラバラに売らずにセットで査定に出すことをおすすめします。
保存状態が良い物
陶磁器は古くなると小さな傷や汚れが目立つようになります。
KPMベルリンの製品で使われる白磁は色移りしにくいですが、食器同士で重ねた時や硬いものとぶつかった時に傷がつきやすいです。
保存する際には直接重ねないようにするなど、傷を防ぐことで買取価格を高くすることができます。
19世紀頃に製造されたアンティーク品
100年以上前に製造されたアンティークは価値が高く、中古市場でも貴重な品として人気があります。
古いものが綺麗な状態で残っていれば、通常のKPMベルリンの品よりもさらに買取価格が高くなるでしょう。
KPMベルリンを少しでも高く売るために
付属品は全てセットにする
食器など陶磁器を買取査定に出す際は、付いている付属品は全て一緒に出すことが高値買取にとって大切です。
特に、箱に入っている陶磁器は箱に入った状態で査定してもらうのがおすすめ。
傷つきやすい陶磁器を守ることもできるので、KPMベルリンの箱は捨てずに持っておくようにしましょう。
汚れやホコリは手入れしてから売る
陶磁器は汚れやホコリが付きやすいものです。
普段のお手入れは食器洗い用の洗剤で問題ないので、汚れが残っていないか日頃から表裏すみずみまで確認しておきましょう。
汚れやホコリ、手垢などが残っていないように丁寧に柔らかい布で磨くといった簡単なお手入れも、査定の際の印象を良くするための鍵となってくれます。
ブランド食器の種類別の買取実績
KPMベルリン買取に関する
よくあるご質問
ブランド食器買取コラム
2つの買取方法